獣医師広報板ニュース

動物看護師掲示板過去発言No.7000-200510-27

獣医師とAHTそれぞれの役割
投稿日 2005年7月20日(水)19時50分 投稿者 みなみ

現在獣医学科生です。同じく、獣医学科落ちでAHTになって欲しくないと思っている人の1人です。

私の中では獣医師は「治療と診療」に専念すべきで、「看護とケア」はAHTが信頼して任せられるようにならければならないと思っています。そうすることで、獣医師の心理的な不安も軽減されるし、なにより、チームで診療に当たることができるのがメリットではないでしょうか。現状では獣医師が一人でやって、AHTがお手伝いをしている感じの病院が多いのではないか、という気がします。

獣医師志望の受験生がAHTに流れても、よほど割り切らない限り就職しても「獣医の下」みたいな劣等感を持つことになりそうな気がしてなりません。(実際は下だとは思っていませんが、現状では世間ではこんな風に認識されている気がします。)それほどにAHTは獣医師の近くて診療をサポート(手伝いではない)をする立場にあると考えています。欧米諸国ではここがきちんと世間に認識されていると思います。それに、実際にAHT志望で来ている人の中にホントは獣医になりたかったという人が増えてきたら、AHTになりたくてきた人にはやりにくいと思いますし…。現にそれを考慮してか、今年からできた日本獣医畜産大学の動物看護学科(4年制)は獣医学科と同じ日に試験があったので、これは滑り止めにできないようにしてあったのかな…と思ったりしました。

まあ、私はまだまだ学生の身分ですが、将来一緒に働くなら「できるAHTになりたいAHTさん」と一緒にチームで診療に当たれたらなあ、と密かに思っています。早く世間の意識といろいろな体制が改善されますように♪

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