シネマチェックトップページ50音別indexア行index 


アンナ・カレーニナ      


2012年 イギリス (ANNA KARENINA)
ロマンス   

<監督> ジョー・ライト
<キャスト>キーラ・ナイトレイ , ジュード・ロウ , アーロン・テイラー=ジョンソン , ケリー・マクドナルド , マシュー・マクファディン , オリヴィア・ウィリアムズ , エミリー・ワトソン , ドーナル・グリーソン , アリシア・ヴィカンダー

<ストーリー>
政府高官の妻アンナ・カレーニナ(キーラ・ナイトレイ)は、18才で結婚して、子供を産み、夫(ジュード・ロウ)とは愛情のない生活を送っていた。そんなある日、彼女は、青年将校ヴロンスキー(アーロン・テイラー=ジョンソン)と、運命の出会いをする・・・。

<感想>
ロシアの文豪、トルストイの作品の映画化です。
何回も映像化されているからなのか、今回のこの作品は、舞台上で演じられている演劇を彷彿とさせる、凝った作りになっていました。
全てが舞台上で演じられているような構成で、その舞台の中に演劇を見る観客がいたり、馬が走ったり、豪華な舞踏会が開催されたりという、ちょっと不思議な感覚の作品でした。

ストーリーは、知る人ぞ知る、アンナの切なく苦しい不倫恋愛ものです。
愚か・・・と言ってしまえば、それまでですが、あの時、あのタイミングで、あの人に出会ってしまったら、もう、とことん突き進むしか道はないように思います。
自分一人の思いならともかく、相手も、ぐいぐい押してくるわけだし、諦めて、全て忘れるなんて、出来ないことでしょうし、孤立すればするほど燃え上がるのは、必然なことでしょう。

主演は、コスチューム劇がよく似合うキーラ・ナイトレイです。
アンナの夫には、華やかさを消し、渋さを強調したジュード・ロウ。
そして、アンナが夢中になる美貌の青年将校ヴロンスキー役は、誰だろう?と思いつつ見ていたら、なんと、「キック・アス」で、へなちょこ主人公を演じたアーロン・テイラー=ジョンソンなのでした。これにはびっくり。全く意外な配役でした。イメージが違いすぎる!!(笑)。彼ってこんなにキラキラだったのね〜(笑)。

映像は、凝り過ぎで、私はもっと素直な感じの方が好きですが、それなりに面白く見ることが出来ました。(2015,05,03)



シネマチェックトップへ