愛なんていらない：シネマチェック：

愛なんていらない　　　

２００６年　韓国　ロマンス

＜監督＞イ・チョルハ
＜キャスト＞ムン・グニョン , キム・ジュヒョク

＜ストーリー＞
愛を信じないホスト、ジュリアン(キム･ジュヒョク)は、彼に貢いだ女性客が、会社の金を横領して自殺未遂を図ったことで逮捕される。出所した彼には巨額の借金が待ち受けていた。そんなとき、父の死で莫大な遺産を相続することになった娘ミン(ムン･グニョン)のことを知ったジュリアンは、16年前に行方不明になった兄になりすましてミンの屋敷に入り込む・・・・。

＜感想＞
ムン・。グニョンちゃんファンと一緒に見ました(^^)。
彼女は、知る人ぞ知る、韓国の「国民の妹」と言われる女優さんです。彼女も、そろそろ２０歳となりました。

この作品は、広末涼子と渡部篤郎が出演した日本のドラマ、「愛なんていらねえよ、夏」のリメイク映画です。元のドラマは知らないのですが、評判はどうだったのかしら？？広末涼子にお似合いの役柄のような気がしますが。

大金が必要なホストと、誰も信じることが出来ない少女。ふたりに共通するのは、本当の愛を知らないこと・・・。

少々無理矢理・・・と思う設定なのですが、ミンの目が見えないというところが、この物語の核となるところです。
大人の思惑のまっただ中に、ただひとり、何も見えないで捨て置かれているような彼女。彼女が、勝ち気で、そして、聡明なだけに、かわいそうでした。
そして、彼女の心が、ジュリアンと出会ったことで、少しずつ変化してゆき・・・。

ムン・グニョンちゃんは、丸くて、ぺしゃっとした顔で、美人というよりも可愛い感じの女の子。でも、演技は、なかなか魅せてくれました。やっぱり彼女は、演技派ですね～～。
冷酷なホスト役のキム・ジュヒョクも、好演してましたが、やはりもっとイケメンが良かったかな～～。彼が人気No1ホストとは、どうしても見えませんでした(^^;。

盲目のお嬢様役を熱演するムン・グニョンちゃん。ファンには、外せない映画かも(^^)。(2008,09,22)