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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア      


1994年 アメリカ (INTERVIEW WITH THE VAMPIRE)
ファンタジー

<監督>ニール・ジョーダン
<キャスト> トム・クルーズ, ブラッド・ピット, スティーヴン・レイ, アントニオ・バンデラス, クリスチャン・スレイター, キルステン・ダンスト, タンディ・ニュートン

<ストーリー>
サンフランシスコのあるビルの一室で、ジャーナリストのマロイ(クリスチャン・スレイター)は、美しい青年ルイ(ブラッド・ピット)に、インタビューを始めた。ルイは、自分が吸血鬼だと告白し、これまでの彼の人生を語り始める・・・。

<感想>
だいぶ前に見た記憶がありますが、久しぶりに再見しました。
そうしたら、やっぱり忘れていることも多かったです。
主演の3人は、もちろん覚えていましたが、
他にも、クリスチャン・スレーターとか、アントニオ・バンデラスとか、本当に、豪華な映画だったんですね〜。

それに、なんといっても、この退廃的で、魅惑的なヴァンパイアの世界がすばらしい。
美しくて、悲しくて、エロティックで、そして、破滅的。
200年昔から、現代までが描かれていますが、
やはり、背景としては、200年前の方が、しっくりします。
クラシカルなドレスや、長髪が、ヴァンパイアには、よく似合います。

映画の中でも、触れられていましたが、
何百年も生きている内に、人間社会は、大きく変化してゆき、
夜なお明るい現代は、ヴァンパイアにとって、生きにくい時代でしょう。
いくら体に害がない明かりとはいえ、電気の下のヴァンパイアは、ちょっと安っぽく見えてしまいます。

18年前のブラピは、もちろん美しいですが、驚くのは、トム・クルーズ演じるレスタトの美しさ。
あのごついトムが、こんなに繊細な美しさを醸し出すとは、本当に、すばらしいです。
このキャスティングについて、多くの反対がある中、この役のために、11キロの減量をしたとか。
”俳優魂”ですね〜(^^)。

そして、キルステン・ダンスト。かわいい〜!
そして、怖ろしい〜〜。
やっぱり、名子役でした。

だいぶ前の作品になるのだけれど、今見ても、全然古くさくなくて、耽美な世界に浸りきりました。
これは、DVDを買う価値があるわね〜。(2011,12,26)




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