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あの胸にもういちど      


1968年 イギリス・フランス
ロマンス

<監督>ジャック・カーディフ
<キャスト> マリアンヌ・フェイスフル , アラン・ドロン

<ストーリー>
教師のレイモン(ロジャー・マットン)と、婚約、結婚したレベッカ(マリアンヌ・フェイスフル)だったが、ある日の夜明け前、家を抜け出し、オートバイにまたがり、恋人の大学教授のダニエル(アラン・ドロン)の元へと向かう。

<感想>
あらまあ!!という映画でした(^^)。

40年以上前の映画ですが、
映像は、斬新。
斬新すぎて、見にくいかも・・・(^^;。

でも、いいんです。
これは、マリアンヌ・フェイスフルと、アラン・ドロンを見るための映画。

ストーリーは、単純至極。
新妻が、不倫相手の男の元へ、オートバイで向かう・・・というだけの映画です。

・・・と言ったら、見もふたもないのですが、
その男の役は、アラン・ドロン。
この頃の彼は、1年に3本とか4本とか映画を撮っているような超売れっ子。
この映画では、そんなに出番はないですが、いかにもアラン・ドロンです。
こんなキザで、イヤミな役をやっても、やっぱり素敵(^^)。
ただ、大学教授には、見えないんですけどね(^^;。

そして、なんといっても、主演のマリアンヌ・フェイスフルのかわいらしいこと!
この映画の魅力は、彼女に尽きますね。
エロティックな役なんだけど、
ただひたすら愛する男の元に行くんだ!という、喜びに、全身が輝いています。

その彼女、初めて見る女優さんだわ〜と思ったら、なんと、「やわらかい手」の、あのおばさんが、彼女の41年後の姿なのですと!
あらま、びっくり!!
そういう事実を突きつけられても、同一人物とは、認めがたい・・・(^^;。
でも、61歳になっても、映画の主役がはれるって事は、すばらしいですね。(2011,02,25)






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