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| おしん     |  | 
 2013年 日本
 
  
 <監督>冨樫森
 <キャスト>濱田ここね ,   上戸彩 ,   岸本加世子  ,   稲垣吾郎  ,  満島真之介
 
 <ストーリー>
 貧しい小作農家の娘、おしん(濱田ここね)は、口減らしのために、7歳で、奉公に出される。奉公先では、女中頭にいじめられるが、それにも耐えて、仕事に励むが、盗みの疑いをかけられて、とうとう逃げ出してしまう。
 
 <感想>
 1983年にNHKで放送された朝の連続テレビ小説「おしん」の劇場版です。
 見る気は無かったのですが、タダ券をいただいたので、見に行ってきました。
 そうしたら、なんとプレミアムシートのスクリーンで、とっても、ゆったりと、贅沢気分で鑑賞できました。ラッキー!!(^▽^)。
 
 年端もいかぬ子が、家族と離れて、辛い奉公に行く話です。
 雪の降る山形県最上川上流の寒村の、極貧の小作一家。
 着る物も、家も、寒々として、それはそれは、見ているだけでも、寒くて辛い話です。
 その後も、奉公先でいじめられたり、あらぬ疑いをかけたれたり、兄と慕っていた人との悲しい別れありと、こちらの涙腺を刺激してきます(^_^;。
 劇場でも、すすり泣きが、あちこちから聞こえました。
 
 そんなかわいそうながら気丈なおしんを演じたのは、オーディションで2500人の中から選ばれたという、濱田ここねちゃん9歳。
 彼女が、かわいくて、けなげで、とてもよかったです。
 やっぱり、この物語の成否を決めるのは、おしんを演じる子役ちゃんにかかってますね〜。
 その点、この映画は、大成功でした。
 
 そんなここねちゃんを支えるのは、上戸彩、稲垣吾郎等の他に、NHK版のおしんに出演した人たちなど。
 おしんの幼少期をコンパクトにうまくまとめた映画だと思いましたが、奉公先で、母親と遭遇するシーンだけは、状況がよく分からず、不自然に感じました(^_^;。(2013,10,19)
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