国家代表！？　　　　　　 ２００９年　韓国 スポーツ　　　 ＜監督＞キム・ヨンファ ＜キャスト＞ハ・ジョンウ , ソン・ドンイル ＜ストーリー＞ １９９６年、韓国。冬季オリンピックの誘致活動のため、急遽、スキージャンプチームが結成された。しかし、そのメンバーは、ボブ＝チャ・ホンテ（ハ・ジョンウ）をはじめとして、素人ばかり。その時から、長野冬季オリンピックを目指して、必死の特訓が始まった・・・。 ＜感想＞ この映画は、”ほぼ実話”だそうなので、驚くことが色々ありました。 長野冬季オリンピックの時に、韓国では、こんな事があったんですか〜〜？！ まず、韓国のスキージャンプの歴史が、この時から始まったということが驚きのひとつ。 日本では、原田らの”日の丸飛行隊”？が大活躍していた時代ですよ〜。 そして、彼らが、その後すぐにオリンピック出場を果たしたことも驚きです。 これは、いろいろな事情があったようですが・・・。 まあ、”ほぼ実話”ということで、どこまでが本当のことか分からないのですが、 とってもドラマチックにまとまっていました。 韓国では、８６０万人動員の大ヒットだったそうですが、それもよく分かります。 まるで、ジャマイカのボブスレーチームを描いた「クール・ランニング」の韓国版のようでした(^^)。 ちょっと都合が良すぎるのが、鼻につきましたが、 それでも、練習のシーンには、いろいろな工夫をしながらの特訓に、クスクス笑いながらも応援したくなり、 そして、競技のシーンでは、手に汗握るような緊迫感を味わえました。 また、奇しくも、昨日見た「冬の小鳥」と同じように、実の親がいながら、海外に養子に出されてしまった子供の話も絡み、韓国の苦しい時代の悲しい歴史に思いをはせることとなりました。 韓国の俳優さんには、詳しくないのですが、主演のハ・ジョンウは、どこかで見たなぁ〜と思っていたら、 なんと、「チェイサー」の犯人役の人でした。イメージが全く違うので、びっくり！(^^)。(2010,10,24)