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容疑者Xの献身      


2008年 日本 ミステリー   

<監督>西谷弘
<原作>東野圭吾 「容疑者Xの献身」
<キャスト> 福山雅治 , 柴咲コウ , 北村一輝 , 松雪泰子 , 堤真一 , ダンカン , 長塚圭史 , 渡辺いっけい , 鈴木卓爾 , 八木亜希子 , リリー・フランキー

<ストーリー>
貝塚北警察署管轄内で男性の死体が発見された。顔が潰され、指紋も消されていたが、すぐに身元が判明した。貝塚北署の刑事・内海薫(柴咲コウ)は、容疑者である、被害者の別れた妻・花岡靖子(松雪泰子)に聞き込みに行き、彼女の当日のアリバイを確認した。暗礁に乗り上げた捜査の突破口として、彼女は、湯川教授(福山雅治)に相談を持ちかける・・・。

<感想>
原作は、直木賞を受賞した東野圭吾さんの同名小説です。
原作を読んだとき、涙涙だったので、あえて映画館には行きませんでした。宣伝が多くて鼻についたのと、映画になってがっかりするのがいやでしたから・・・。
でも、映画も、よかったです。とても切なかったです(TT)。

キャストでは、なんと言っても堤真一がすばらしい。
”天才的な数学者であるにもかかわらず、生活のために教師をしている、人生に疲れた男”になりきっていました。顔つきからして、いつもとは全然違ってましたねーー。
そして、薄幸な女性を演じた松雪泰子も、良かったです。線が細くて、日本的な顔立ちが、男たちを狂わせてしまうかのように思えました。でも、彼女は、「デトロイト・メタル・シティ」で見せたような、激しい役も出来ちゃうんですよね。同一人物とは思えません〜(^^)。

映画なので、他のキャストも豪華で、楽しめました。

それにしても、どうしてこんな事を考えついてしまうのでしょう。やっぱり東野圭吾さんは、すごい!! (2009,08,23)



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