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ロボジー      


2011年 日本 
   

<監督>矢口史靖
<キャスト>五十嵐信次郎 , 吉高由里子 , 濱田岳 , 和久井映見 , 竹中直人 , 田辺誠一

<ストーリー>
家電メーカー・木村電器の、ロボット開発部では、ロボット博を1週間後に控え、追い込み態勢だったが、そんな時、肝心のロボットが壊れてしまう。困った部員たちは、ロボットを着ぐるみにして、なんとかごまかそうとするが・・・。

<感想>
あ〜、面白かった!

画期的な人型ロボットが、実は、着ぐるみだった・・・。という、ありそうで、絶対あり得ない設定のコメディーです。

まずは、ロボット開発部の、気合いの無さに、思わず笑ってしまいます。
でも、案外、いいところまで開発が進んでいたところをみると、彼らって、意外と優秀なのかな?!

しかし、あるハプニングで、あっさり壊れてしまったロボット”潮風”・・・トホホ(^_^;。
そこから、着ぐるみへと思考が飛躍するのは、なんだかすごい発想力なのですが(^▽^)、その時点から、開発部員達の、新たな、涙ぐましい努力と活躍?!が始まるのでした。

途中から、女子大生役で、吉高由里子が、登場しますが、彼女がまた、秀逸!
根っからのロボットオタクで、人型実は着ぐるみロボット”潮風”に、夢中になるのです。
その様子が、彼女らしさ全開で、可愛くも、おかしい(^▽^)。
特に、終盤の、いっちゃってる雰囲気は、最高でした。

開発部の冴えない研究員役の、濱田岳も、根がまじめで、でも、こんな困った状況に置かれた自分に戸惑い感全開で面白いです。

ロボジー役の五十嵐さん(ミッキー・カーチス)も、こんな爺さん、いるいる!っていう雰囲気をうまく醸し出していて、名演技でした。
細身の体を、最大限に活用して、あのロボットの中に収まってしまうこと自体すごい!

ちょっとした気の迷いが、引くに引けなくなって、どんどん大事(おおごと)になってしまう面白さ。
結末はどうなるのかと、最後まで、ぐいぐい引き込まれました。
ラストのオチも、なかなかよかったです(^▽^)。(2014,07)



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