SEOBOK ソボク　　　　　　 ２０２１年　韓国　（SEOBOK） ＳＦ・サスペンス・アクション　　　　 ＜監督＞イ・ヨンジュ ＜キャスト＞コン・ユ, パク・ボゴム , ヨン・ジェウク, チョ・ウジン ＜ストーリー＞ 不治の病気にかかり、余命宣告を受けた元情報局エージェントのギホン（コン・ユ）は、組織に呼び出され、再び任務を命令される。それは、クローン人間ソボク（パク・ボゴム）の護衛だった・・・。 ＜感想＞ クローン人間の悲哀を描いた韓国映画です。 ＳＦなので、何でもありな話なのですが、ツッコミどころが多すぎてイマイチ乗り切れませんでした。 色々な要素を詰め込みすぎだからでしょうか。 余命宣告を受けたエージェント、不死をもたらすクローン人間、しかも彼は、超絶なパワーを秘めていて・・・。 ラストは、まるで「キャリー」か「魔性の子」か・・・みたいな感じでした。 そもそも、人間を病から救うクローンなら、人間の形をしていなくても、その臓器だけを作ったらいいのにとずっと感じていました。 人間と同じ形にするから、感情が湧いて同情したり、共感したりと、こちらの感情が揺すぶられてしまうのです。 そういう意味では、結局、母である博士が自分の子供の再生をしたかったという所に落ち着いてしまうのでしょうか。 主演のコン・ユはいい俳優さんですが、今回は劇中で言われたように怒ってばかりで、何故？という感じでした。しかも、前髪がうざい(^_^;。(2022,05,16)