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アンダー・プレッシャー      


1999年 アメリカ アクション・スリラー

<監督>ジーン・ペレリン
<キャスト>ロブ・ロウ , クレイグ・ワッソン

<ストーリー>
ダム建設の仕事をしているジョン(ロブ・ロウ)は、忙しさのあまり、大学の講師の妻との間に溝が出来てしまう。一人であこがれの地に向かった妻のあとをジョンは追うが、二人が乗ったフェリーが、テロリストにジャックされてしまう。


<感想>
ストーリーを読んで、面白そうだなぁと思って見たのですが、日本未公開作品でした。
しかも、結構壮大なすごい話なのに、予算が少なかったようで、最初に出てくる時代劇があまりにも、チープで、その段階で、なんだかがっかりしてしまいました。
壮大な映画を作りたいなら、それ相応の予算を組んでから作って欲しいですねーーー(^^;。

主演は、ロブ・ロウ。彼は、青春映画に出ていた頃は、端正なマスクで、アラン・ドロンみたいでステキ!と思っていたのですが、結局なんだかパッとせず、今では、彼が出ていると、B級映画って、感じがしてしまいます。

今回の映画は、それはそれなりに頑張っているところもあります。最初の見所は、ダムの滑降シーン。もちろん、吹き替えのスタントマンなのでしょうが、これが、なかなかすごいんですよ〜〜。このシーンを見せるために、彼の仕事をダム関係にしたのかと思うほどで、本編のストーリーには、まったく関係がないところが、ちょっと悲しいですねーーー(^^;。

あとは、シージャックされた上、「タイタニック」風の船の沈没、そして、潜水艇での決死の脱出等々、すごい見せ場が、続きます。
ただ、やっぱり残念なのが、チープな作りと、あまりにも安易な脚本。派手にしたいのは分かるけど、彼ら以外の事を全然考えていないストーリー展開は、ちょっとどうなのよ?!と思ってしまいました。
期待せずに見るのが、ちょうどいいかもしれませんねーーー。(2006,10,20)



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