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シャイニング      


1980年 イギリス ホラー・スリラー

<監督>スタンリー・キューブリック
<キャスト>ジャック・ニコルソン , シェリー・デュヴァル

<ストーリー>
冬の間、閉鎖される、コロラドの山中のホテルに、冬の間の管理人として雇われた作家のジャック(ジャック・ニコルソン)が、妻ウェンディ(シェリー・デュヴァル)、一人息子のダニー(ダニー・ロイド )を連れてやってきた。ジャックは、ホテルの支配人から、昔、管理人が孤独に耐えきれず、家族を惨殺する事件があった事を聞かされていたのだが・・・。

<感想>
「2007年は名作を見よう!」の第6弾です。

もう何回目でしょうか、この映画を見るのは・・・(^^)。ストーリーの進み方も、結末も分かっているのに、それでも、面白く見れるホラーなんて、そう無いですよね〜〜(^^)。

改めて今回見てみると、いかにもキューブリックの映画だなぁと思わせるシーンが印象的でした。ジャックが幻覚を見るシーンなど、「2001年宇宙の旅」的ですよね〜〜。
そして、やっぱり凄いのが、主演のジャック・ニコルソンです。彼無しには、この映画は、考えられないと思わせる迫力で、迫ってきます。
この当時、彼は43歳ぐらい。今よりも、だいぶ細身ですが、狂気を窺わせるあの山形眉毛が怖ろしい・・・(^^;。

そして、彼の怖い演技を引き立てているのが、妻役のシェリー・デュヴァル。彼女の怖がり方は、ある意味、本当に怖いです(^^;。ここに、美人女優なんかを持ってきたら、台無しですよね〜〜。彼女の怖がる顔だけでも、十分に怖いのですから(^^)。

メイキングを見てみると、監督は、わざと俳優を怒らせて、より一層緊迫したシーンを作り上げています。こういうのを見ると、監督と俳優って、本当に、真剣勝負の戦いなんだなと、改めて、ひとつの映画を作り上げる大変さを感じてしまいました。

原作は、スティーブン・キングですが、キング原作と、少々違っているのが、このキューブリック版の「シャイニング」です。これがキングには、気に入らなかったらしく、キング自身が1997年に製作総指揮した「シャイニング」のTVMもあります。これも昔見ましたが、これはこれで、面白かったです。原作に忠実な「シャイニング」を見たい方は、こちらも是非どうぞ。(2007,03,04)


★2007年は名作を見よう★
第1弾「風と共に去りぬ」
第2弾「ウエスト・サイド・ストーリー」
第3弾「大脱走」
第4弾「ネバーエンディング・ストーリー」
第5弾「チャンプ」



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