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プロヴァンスの贈りもの      


2006年 アメリカ コメディー・ロマンス   

<監督>リドリー・スコット
<キャスト>ラッセル・クロウ , マリオン・コティヤール , フレディ・ハイモア , アルバート・フィニー , トム・ホランダー , ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ , アビー・コーニッシュ

<ストーリー>
少年だった頃、マックス(ラッセル・クロウ)は、南仏プロヴァンスにあるヘンリーおじさん(アルバート・フィニー)のぶどう園を訪れ、一夏を過ごしていた。そんな叔父とも、長年疎遠になっていたある日、マックスの元に、叔父の死を知らせる手紙が届き、同時に、遺産相続人となったことが知らされる。トレーダーとして忙しい日々を過ごしていたマックスは、叔父の残した屋敷とぶどう畑を売りに出すために、久しぶりにプロヴァンスを訪れる・・・。

<感想>
主演がラッセル・クロウで苦手だし、ストーリーの結末も、ありきたりになるような気がして、映画館では、見る気になれなかった作品です。でも、意外と良かったです。ちょっと気持がリッチになるような、そして、のんびりおいしいワインが飲みたくなるような、そんな映画でした。

汚いことでも平気でする、生き馬の目を抜くようなトレーダーの世界。そんな世界にどっぷり浸かったマックスが、時間に追われながら、遺産相続した家屋敷を売るために10年ぶりにプロヴァンスを訪れる。
そこで、次々と甦る少年の頃の貴重な思い出・・・。

大人になって、すっかり忘れてしまった子供の頃のことを思い出すこと自体、とても贅沢なことだな〜と思いつつ見ました。
しかも、おじさんの家・・・というか、お屋敷ですね、あれは・・・の素敵なこと!
プールや、テニスコート、そして、ぶどう園まであって、きちんとぶどうを管理してくれる人までいるなんて、最高じゃないですか〜〜〜。
その上、あんな素敵な出会いも・・・(^^)。

「ワールド・オブ・ライズ」で、20kgも太ったと言われるラッセル・クロウですが、この映画を見ると、なるほど、あの映画の彼は、デブデブでしたねぇ(^^)。
この映画では、トレーダーという神経をすり減らす仕事をしている男らしく、スラッとしていて、スーツ姿がよく似合って、魅力的でした(^^)。
共演のマリオン・コティヤールも、とても素敵。

気軽にゆったり楽しみたいときの映画に最適です(^^)。(2009,01,18)



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