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レイクサイド マーダーケース      


2004年 日本 ミステリー・サスペンス  

<監督>青山真治
<原作>東野圭吾
<キャスト>役所広司 , 薬師丸ひろ子 , 柄本明 , 鶴見辰吾 , 豊川悦司 

<ストーリー>
中学受験を控えた子どもを持つ三家族が、その一人である藤間(柄本明)の別荘で勉強合宿を開いていた。並木俊介(役所広司)も、そこに参加するが、突然、不倫相手の英里子(眞野裕子)が別荘にやってきて、うろたえてしまう。何とかその場を取り繕うが、その夜、外出から戻ると、英里子が妻、美菜子(薬師丸ひろ子)に殺されていた・・・。

<感想>
大好きな東野圭吾さん原作で、小説の方も、数年前に読んでいた・・・といっても、結末は覚えていたのに、その経緯を忘れていたので、かえって、楽しんで見ることが出来ました。(これ、私の得意技です(^^))
結末に、ひとひねりある彼の作品を上手く映像化していたと思います。

出演者も実力俳優が多かったせいか、まるで舞台劇のような感じに仕上がってました。
欲を言えば、3家族のうち、関谷夫婦(鶴見辰吾、杉田かおる)の存在理由がかなり薄くなっていたので、この夫婦にも、もっと出番を与えたほうが、バランス良かったと思います。
主演の役所広司、薬師丸ひろ子の会話は、息詰まるような緊迫感が感じられました。

子供に、お受験をさせるような親って、こんなふうに、すぐ前のことしか見えなくなるんだろうな〜と、ちょっと納得してしまうところが怖いですね〜。(2006,06,03)



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