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Bridget ブリジット      


2002年 フランス・アメリカ    

<監督>アモス・コレック
<キャスト>アンナ・トムソン , ラス・ルッソ

<ストーリー>
10年前、ある事件に関わって、愛する夫を殺されてしまったブリジット(アンナ・トムソン)。子供も取り上げられて、それからは、酒浸りの日々を送ることになる。しかし、どうしても子供を取り戻したいブリジットは、そのためのお金を作ろうと、スーパーのレジで、細々と仕事を続けるのだった。そんなある日、彼女は、ある男(アーサー・ストーチ)に、奇妙な話を持ちかけられる・・・。

<感想>
波瀾万丈な人生を生きる、ある女性の物語です。
実際、波瀾万丈すぎて、よく分からないところもあるストーリーでしたが、なんといっても主演のアンナ・トムソンの不思議な魅力で、最後まで見きる事が出来ました。

現在の彼女は、生きることに疲れ、酒浸りの生活。ある日参加したパーティーでは、拉致され、ひどい目にあったりしてしまう。でも、そんなことが、変に似合う女性でもあるんですねーー。
でも、心の中には、いつも、別れて暮らす息子がいて、どんな状況でも、彼の声を聞かずにはいられない。

そんな彼女を見かねたある男が、同居男性を紹介してくれたり、ある条件で、自分の息子との結婚を懇願する男がいたり、お金のために、コカインの運び屋をやったり・・・・。
どん底に落ちた彼女だけれど、ある意味、運が見方をしてくれて、いつもどうにかなってしまうのでした。
でも、ある程度の幸せを得たとたんに、また、それを失わなければならなくなったり・・・。本当に、大変な人生です、彼女・・・(^^;。

そんな彼女を演じるのが、「ファストフード・ファウストウーマン」のアンナ・トムソン。
あの映画の時も思ったけれど、彼女の年齢不詳さはすごいです。おばあさんに見えたり、まだまだ若く見えたり・・・。実年齢は、1955年生まれなので、もう・・・なのですがね。
体は、痩せすぎで、胸ばかり大きくて、アンバランス。でも、そんな彼女が、衣装をまとうと、凄くかっこいいんです。金髪のカツラにサングラスとか、何気ないチェックのコーディネイトとか、とってもステキ。
彼女を見るためだけにこの映画を見ても、きっと損はしないはずです(^^)。(2008,08,29)



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