獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200709-149

Re:死にかけてるウサギ
投稿日 2007年9月21日(金)14時24分 投稿者 チーママ

ただのウサ飼いですが。
6歳という若さで、何故切歯(前歯。臼歯はありますよね?)が1本しかないのか、何故糞の処理が出来ないのか、根本的原因に疑問が残るのですが、それは置いておいて。

おつらいですね。何とか少しでも良くしてあげたいと、思いますよね。
今回の原因は何だと、獣医さんはおっしゃっていますか?
(例えば不正咬合とか、毛球が詰まっているとか、腸が炎症をおこしているとか)
現在の病状のほかに、基礎的病気(内臓の腫瘍等)がありませんか?
レントゲンや血液検査などはしましたか?
(状態がひどく悪ければ、出来ませんが)
それにしても良くもってくれていると思います。
飼い主さんが一生懸命看病していることを、知っているのでしょうね。

初期の食滞(胃腸の動きが悪くなり、食べなくなる)の場合は、消化器官を動かす誘い水として、何でも良いから食べさせるという手もありますが、今回のように長期になった場合には、いくら補液(点滴)に栄養剤を足したところで、それだけでは不足してきます。
体の維持も考えての強制給餌なら、クリティカルケアという強制給餌用のものを使うか、普段食べているペレットをふやかして使うかしないと、体力が落ちてくると思います。
ただ、強制給餌だけでは、現状水分不足で脱水症状を起こすかもしれません。
出来れば、毎日でも皮下補液(ビタミンなども加えていただいて)した方が良いかもしれません。

また、普段から何故お尻に糞がつくのかが分かりませんが、お尻の汚れはまめに洗ってあげれば、傷が出来て化膿することは防げたかもしれません。
ウサギの糞は水分を含めば、容易に取り除くことが出来ます。
また糞がつくのであれば、尿でお尻がいつもぬれていることでしょう。
ウサギの皮膚は、湿気に大変弱いのです。
そのためにも、動かせるうちは抱いて洗い、体力的に難しくなれば、ぬれたタオルでふやかしてぬぐってあげる方法もあります。
ただしその後、弱いドライヤーで皮膚を良く乾燥させなくてはなりませんが。
また、皮膚の保護を目的として、皮膚保護剤を塗ったりすると、糞汚れもより落ちやすくなります。

また切歯が1本敷かないという事ですが、それなら当然臼歯も不正咬合を起こしている可能性もあります。また、口内炎などが出来ていれば、やはり食べられません。
その点はチェック済みでしょうか。
発熱しているのでなければ、体力が落ちてくると、体が冷えてきます。
風が当たらないようにして、保温に気をつけているでしょうか。

今の状態では、いきなり強制給餌の内容を変えるのも、危険かもしれません。
また、あれこれ処置をして、急性ショック症状を起こす事も多いのが、ウサギさんです。
どうか獣医さんと相談しながら、より良い道を探ってくださいね。

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