獣医師広報板ニュース

ネコ掲示板過去発言No.1200-200603-43

ひつじさんへ
投稿日 2006年3月23日(木)20時03分 投稿者 yoshiko

ひつじさんの猫ちゃん本当に残念でしたね。悔いの残るお気持ち良く判ります。私の猫も今年の2月に虹の橋へ旅立ちました。約4ヶ月の闘病中に、獣医さんへ自分の気持ちや諸々の疑問・心配事・治療方法の希望などを、自分が納得できるようにコミュニケートすることの難しさを痛感しましたので、ひつじさんが直面された事態の困難さが本当に良く理解できます。どうかあまり後悔されませんように。
私は動物(犬)を飼い初めた4年前から直ぐに動物病院との頻繁な付き合いが始まりましたが、自分の言いたい・聞きたいことの10分の1も聞けない雰囲気と各種の出来事に思うところがあり、約1年たって「かかりつけの獣医さん」を変えた経験があります。つまり、今の病院は設備や診療スタイルに加えて、先生の人柄も十分気に入った上で、これまで3年間ずっと(何にもなくとも2−3か月に1度ペースで)通っている病院です。それでも、いざ・・・・という時には、やっぱり理想どおりのコミュニケーショはン出来ませんでした。今落ち着いて考えると、先生は患蓄に対しての治療という側面だけでなく、飼い主の状況(看護に使える時間、経済的余裕、精神力や理解力)などを考慮した上で話をされていたようなのに、私はただただ愛猫に対する治療での「効果」のみを求める心境であって、先生の意図までは理解できていなかったようです。また逆に、私がどんな風に考える人でありどんな説明をして欲しい人なのかを理解してもらえるようには、先生に対してきちんと自分をさらけ出していなかったのだと思います。それでも私が救われたのは、先生自身は誠実に対応してくれているのは実感していたことと、先生とのコミュニケーションで自分が物足りなく思っている部分を補足してくれるようなベテランの動物看護師さんがいたことでした。
ひつじさん場合のように飼い主が希望する検査もしてくれないのは確かにひどい状況だと思います。飼い主がしっかりと病院を見極めなくてはいけない・・・のかもしれません。でも新たに転院し希望を託した病院だったら尚のこと、飼い主が希望するような検査や治療方針でなかったからと言って、直ぐにその病院を見限ることなど簡単に出来るものではないと、実体験から容易に想像できます。私も「もう少し信じてみよう、もう少し・・もう少し・・」と思って通いつづけてしまうと思うのです。そうならない、そうしない自分でいる為に・・・獣医さんとの付き合い・動物病院との係わりは難しいですが、どうか今回の経験を残った猫ちゃん達のために役立ててください。先生の人柄ももちろんですが、先生を支えるスタッフの人柄も、結構大きな要素かもしれません。
確かにひどい病院だったと思いますが、ギリギリの時点で退院させてくれたこと、最後だけは猫ちゃんのために良かったと思えませんか?たった一人で寂しく旅立つのでなく、ひつじさんの腕に抱かれて安心して旅立ったのだと。きっとその猫ちゃんはひつじさんに「そんなに後悔しないで」と言っていると思います。

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