瀬奈さん、みなさん、はじめまして。ＶＴのしっぽと申します。

立場がどうあれ、注意するというのは難しいですよね。
間違いはあってはならないものですが、悲しいかな人間は間違う動物です。
大切なことは、「再び同じ間違いをしない」ことだと思うのです。指摘すること・されることは再発防止の要でもあり、重要なことなのですが、人間関係もまた重要でフクザツです。

わたしは後輩には「私も間違うことがあるのだけれど」と前置きして伝えます。
獣医師には「こうなっていましたが（このままで）良いでしょうか」と聞くことにしています。

このままでよいと言われても納得がいかないこともあります。点滴のラインに気泡が入っていて良いわけがないし、分包が１つ多くて良いわけがないのですが、それが学校の勉強と臨床の現場との違いなのではないでしょうか。

今のあなたなら、そんな素朴な疑問にも先輩や先生たちは快く理由を説明してくれると思いますよ？　むしろ、疑問を明解にしようという態度や心がけに感心するかもしれません。

だから、内緒で院長にメールを送ろうなどと小賢しいことは考えず、堂々と「教えてください」と言うべきです。それが、今後の人間関係を育てることにも繋がると思います。