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イノセント・ガーデン      


2013年 アメリカ (STOKER)
ミステリー・スリラー   

<監督>パク・チャヌク
<キャスト> ミア・ワシコウスカ , ニコール・キッドマン , ダーモット・マローニー

<ストーリー>
18歳の誕生日を迎えたインディア(ミア・ワシコウスカ)の元に、父親(ダーモット・マローニー)の事故死の知らせが届く。不仲の母親(ニコール・キッドマン)との二人だけの生活が始まるが、長年、外国に行っていた叔父のチャーリー(マシュー・グード)が現れ、屋敷に一緒に住むようになる・・・。

<感想>
とても映像が美しく印象的、そして恐ろしい作品でした。

大きな屋敷に住む少女のまわりに起こる出来事を淡々と描いています。
母との不仲、叔父の出現、不良グループとのいざこざなどなど。
そして、彼女の周囲には、不可解な出来事が、度重なってゆく・・・。

いったいどういう映画なのか、よく知らずに見始めたのですが、
美しい映像の裏には、恐ろしい話が隠されていました。
はじめは、風変わりな少女インディアの妄想なのかと思っていたのですが、徐々に、恐ろしい真実が分かってきます。
なんてことでしょう!!(^_^;。

監督は、韓国映画「オールド・ボーイ」「親切なクムジャさん」で有名なパク・チャヌク。
これを書くまで、そのことをすっかり失念していたのですが、成る程〜と、納得出来ました。
それにしても、パク監督、大物ハリウッドスターを起用して、すごいですね〜。

主演のミア・ワシコウスカは、髪を黒くしただけでなく、演技も今までの彼女の印象とは、大きく違っていました。
大きなガラスのような瞳が、他の少女達とは違う何かを感じさせます。

彼女の母役のニコール・キッドマンは、硬質な美しさが、冴え渡っていて、すごいです。

原題は、「STOKER」。
これは、彼女たち一族の名前ですが、幼い頃からインディアに執着していた、叔父のストーカー行為にも通じているような・・・。ただし、綴りは、違いますが(^_^;。
邦題の「イノセント・ガーデン」は、あの丸い石のイメージなのでしょうか。(2014,08,16)



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