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いけちゃんとぼく      


2009年 日本


<監督>大岡俊彦
<キャスト> 深澤嵐 , ともさかりえ , 萩原聖人 , 池松壮亮 , 岡村隆史 , 蒼井優 (声の出演), 吉行和子

<ストーリー>
小学生のヨシオ(深澤嵐)のそばには、いつも“いけちゃん”が一緒にいた。いけちゃんは、ヨシオにしか見えないけれど、ヨシオがいじめられたり、悩んだりする時、必ず、近くで、見守って、相談に乗ってくれた。そして、ヨシオは、少しずつ、成長してゆく・・・。

<感想>
なんで私が、こんな子ども向け映画を?!
と思いつつ、見始めました(^^)。

だって、主人公は、小学生の男の子で、彼のそばには、ぷよぷよした得体の知れない(漫画チックな)生き物がいる・・・ような映画なんですからーーー(^^;。

原作は、映画「毎日かあさん」などで、今ちょっとしたブームになっている、西原理恵子さんの絵本だそうです。
西原さんについて、あまり知らなかったので、wikiで調べてみたら、なかなか興味深い方ですね〜。
一気に映画「毎日かあさん」の方も、見たくなってしまいました〜(^^)。

さて、本編ですが、冒頭で書いたように、最初は、ちょっと後悔しつつ見始めたのですが、
これがなかなか感動作で・・・(^^)。

いじめっ子に対して、ただ一人、逃げずに向き合って、でも、やっぱりいじめられて、ボコボコにされてしまうヨシオ君。
お父さんは頼りにならず、お母さんも忙しくて、いわば、ほったらかし気味の彼。
でも、ヨシオ君の隣には、いつもいけちゃんがいて、支えになってくれていた・・・。

あれやこれやと、いろいろなことがあって、子ども時代も、なかなか大変なのよね〜と、しみじみしたりして、そして、最後には、ちょっと涙腺が緩んでしまいました〜。

子役ちゃんたちも良かったけれど、いけちゃんの声、蒼井優がこれまた良かったですね〜。
性別を感じさせない声質なんですね〜、彼女の声って。

原作を知っている方には、不満の声も上がっているようですが、
これはこれで、私は、いい作品だと思いました(^^)。(2011,02,02)



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