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悪魔のくちづけ      


1997年 イギリス・フランス・ドイツ (THE SERPENT'S KISS)


<監督>フィリップ・ルースロ
<キャスト> ユアン・マクレガー, ピート・ポスルスウェイト, カルメン・チャップリン

<ストーリー>
17世紀末のイギリス。裕福な領主トーマス(ピート・ポスルスウェイト)は、富の象徴として、その頃流行していた、庭園造りを本格的に始めるために、有名な庭師、メナー(ユアン・マクレガー)を雇い入れる。メナーは、精力的に、庭の設計に取りかかるのだが・・・。

<感想>
またまた、題名のイメージで、ユアン・マクレガー主演のホラー?!と思って見始めましたが、違ってましたーーー(^^;。
じゃあ、なんで「悪魔のくちづけ」なのよ?!と思ったのですが、原題が「THE SERPENT'S KISS」(悪魔のキス)なんだから、しょうがないですねーーー(^^)。

物語は、庭園ブーム?の17世紀末のイギリス。
広大な土地を持つ領主が競って美しい庭園を造ったらしいです。
確かに、大きな土地に広がる綺麗な庭園、素敵ですよね〜。
でも、この綺麗な庭園というのが”くせ者”で、
結局、自然を人工的に作り替えるということ・・・なんですけどね。
しかも、莫大な資金をかけて・・・。

そんな、大金の絡むところには、必ず、悪いことを考える人間がいて、
それでもって、ドラマや、サスペンスが生まれるわけです。

庭園ブームに便乗して一旗揚げようとする男や、
妻の愛を得ようと、庭園造りに、のめり込む男、
そして、不思議な力を持つ少女。
ひと癖もふた癖もありそうな人物が登場します。
でも、悪魔・・・という感じでもなかったですけどねーーー。

ストーリー的には、ちょっとゾクゾクすることはあっても、それほど、衝撃的なことが起こるわけでもなかったので、想像したよりも、少々退屈でした(^^;。

でも、ユアンは、ロングヘアのカツラも、よく似合うし、カツラを取った時もまた素敵で、そんな彼を見るだけでも、価値があったかも(^^)。(2011,05,01)



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