シネマチェックトップページ50音別indexア行index 


アス      


2019年 アメリカ (US)
ホラー・ミステリー・スリラー   

<監督>ジョーダン・ピール
<キャスト>ルピタ・ニョンゴ, ウィンストン・デューク

<ストーリー>
子どもの頃、ミラーハウスで衝撃的な体験をしたアデレード(ルピタ・ニョンゴ)。今は二人の子供の母となり、安定した生活をしていたが、一家でバカンスに向かう時、強い不安を感じるのだった・・・。

<感想>
「ゲット・アウト」のジョーダン・ピール監督のサスペンス・スリラー作品です。

前半は、いったい何が起こっているのか分からない恐怖で、怖(こわ)面白かったです。
特に、冒頭の何も言わない侵入者たち。
こういうシーン、どこかで見たような気もしますが、不気味さは格別です。
そして、そこから始まる殺戮シーン。
ただ、この殺戮シーンが、少々長過ぎたような気もします。
友人一家の部分は、要らないかも。

そして、終盤の長々とした説明。
話としては、少々無理がある気がしました。

でも、ラストは、いったいどっち?的なモヤモヤ感が残ってよかったです。
人種差別や格差社会、そして、進歩し続ける生命科学への警鐘などが感じられました。
また、ホラーだけに、暗いシーンがほとんどなので、俳優さんたちの表情が分かりにくかったのが少々残念でした。(2022,02,13)



シネマチェックトップへ