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「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」上下    
J・K・ローリング   03.07.15





    
クィディッチ・ワールドカップの決勝戦のあと、事件がおきた。
そして、三大魔法学校対抗試合にヴォルデモートが仕掛けた怖ろしい罠は・・・。
親友・ロンの異変、ハリーの初々しい恋・・・。
はたしてハリーは、無事に試合を乗り切ることが出来るのか?
ハリー・ポッター、シリーズ第4弾。




上下2巻で、なかなか読み応えがありました。そして、面白かったです。

最初は、1年半ぶりのハリー・ポッターだったので、たくさん出てくる登場人物の名前を把握するのが大変でしたが、それも、徐々に思い出し、また、一部の人は、忘れたまま(^^;、読み進んでゆきました。

今回は、大きなイベントが二つありました。クィディッチ・ワールドカップと、三大魔法学校対抗試合です。
私は、実は、クィディッチの試合をあまり面白く感じられないので、これが、メインとなっていないので、ちょっとうれしかったかな(^^)。

そして、ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が、少しずつ大人になっていく様子が、微笑ましくもあり、又、ハラハラもし・・・
彼らが、ただの優等生のいい子ではなく、色々な葛藤とか、恥じらいとか、ジェラシーとかを感じるところが、人間的で、いいですね〜(魔法使いだけど・・・(^^;)。

内容も、たくさんの謎がちりばめられていて、それが、解き明かされてゆくのも、面白かったです。
登場人物達も、しっかりとさらに、肉付けされたって感じ。ダンブルドア校長、ハグリット、ドビー、そして、スネイプ・・・。

なんと、ラストは、涙がとましませんでした(T_T)。児童書で、こんなに泣くのは、「マッチ売りの少女」以来でしょうか・・・(^^;

早く次の作品も読みたいですね〜〜。





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