モンスターズ・ユニバーシティ　　　　　 ２０１３年　アメリカ　（MONSTERS UNIVERSITY） アニメ　３D　　　 ＜監督＞ダン・スカンロン ＜キャスト＞ビリー・クリスタル , ジョン・グッドマン , スティーヴ・ブシェミ , ヘレン・ミレン , アルフレッド・モリナ , デイヴ・フォーリー , ジョン・クラシンスキー , ボニー・ハント 声の出演（日本語吹替版）： 田中裕二 , 石塚英彦 ＜ストーリー＞ 少年マイクは、大きくなったら、怖がらせ屋になることが夢で、人一倍努力をして、モンスターズ・ユニバーシティに入学した。しかし、体が小さく、かわいらしい彼は、適正が無いと、学部から追放されてしまう・・・。 ＜感想＞ 大ヒットしたアニメ「モンスターズ・インク」のシリーズ第二弾で、今回は、マイクとサリーの大学時代のエピソードが描かれます。 体の小さいマイクが、どうやって、最強のモンスターになったのか。そして、相棒のサリーとの出会いは？？ 前作は、子どもの怖がるモンスターが、実は、一番人間を怖がっていた・・・という、逆転の発想で、とても面白かったので、今回も期待して、３Ｄで見てきました。 体が小さくて、いじめられながらも、努力で、自分の夢に突き進むマイク。 その努力する姿は、「ハリー・ポッター」のハーマイオニーに通じる、ガリ勉タイプです。 一方、恵まれた素質を与えられたサリーは、努力もせずに、自信満々。 そんな彼らは、無事、”怖がらせ屋”になれるのでしょうか・・・？？ 学生時代につきものの、失敗談や、友達との友情などを絡めながら、話は進み、 よくまとまった話で、ちょっとした笑いあり、ハラハラあり、ハートウォーミングありなのですが、なんだか私には、お説教臭く感じたし、あまり新鮮味も感じませんでした。 私が一番面白かったのは、終盤、ホラーテイストたっぷりの、人間の大人達との攻防でした。 ホラーの基本がたっぷり入っていて、楽しかったです(^▽^)。 見に行ったのは、夏休みが始まって初めての週末で、前も後ろも隣も、お子ちゃま達に囲まれての鑑賞でした。 でも、非常に、いいお子達で、保護者もいない(お母さんは、ショッピング？）のに、みんな、静かに鑑賞。日本の子ども達は、すばらしいですねぇ(^▽^)。 でも、ちょっとおとなしすぎて、笑い声があまり聞こえなかったのは残念。 劇場内が一番の盛り上がったのは、最初と最後にちょっとだけ登場する、あの生き物のエピソード！ 私も一番ウケました(^▽^)。(2013,07,20)