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マーヴェリック      1994年 アメリカ コメディー・西部劇
<監督>リチャード・ドナー
<出演>メル・ギブソン , ジョディ・フォスター , ジェームズ・コバーン, ダン・ヘダヤ, コリー・フェルドマン, アルフレッド・モリナ , ジェームズ・ガーナー , ダニー・グローヴァー
<内容>賞金50万ドルのポーカー大会に参加するため、その会場に行く途中のマーヴェリック(メル・ギブソン)は、ある街で女性ギャンブラー、アナベラ(ジョディ・フォスター)と出会う。大会に参加する彼女と共に、参加費の足しにするため、昔、金を貸した友人を訪ねるのだが、思ったように回収できないばかりか、彼の行き先には、様々な困難が待っていた・・・。
*****

まあ、普通に楽しめる西部劇でした。というか、コメディーです。あまり西部劇の映画は、見ないのですが、縛り首、原住民、ケンカ、ポーカー、早撃ちなどなど、西部劇につきもののあれやこれやが全て網羅されていて、楽しめました。逆に、本格的な西部劇ファンには、つまらないのかもしれません。
私は、メル・ギヴソンは、好きじゃないけど、ジョディ・フォスターは好き。だからちょっと複雑に見たかった映画です。
相変わらず、メルの濃い顔には、少々辟易でしたが、その分、ジョディが、西部の街を女一人で生きている気の強さと、かわいらしさを存分に見せてくれてので、満足でした。
マーヴェリックの友達がそろいも揃って金に汚くて、笑わせてもらいました(^^)。
でも、ラストのドタバタどんでん返しは、意味ないような気もしましたが、あれも、観客へのサービスなんでしょうね(^^)。(2003,09,07)

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マーキュリー・ライジング      1998年 アメリカ アクション・サスペンス
<監督>ハロルド・ベッカー
<出演>ブルース・ウィリスアレック・ボールドウィン
<内容>自閉症のサイモンは、クイズ雑誌に載っていた、国家の極秘暗号を解読してしまう。それを知った国家安全保障局は、サイモンを抹殺しようとする。その子を命をかけて守ろうとするのは、かつてFBIのおとり捜査官で、おとり捜査中に犯人の子供を救えなかったことで、上司を批判し、冷や飯を食わされていた、アート(ブルース・ウィリス)だった。
*****

最近、食傷気味で、またかと思ったブルース・ウィリス主演のアクション物でしたが、これは、結構良かったです。アートが、子供の身の危険を感じて、守ろうとする気持ちも分かるし、自閉症との関わりも、都合良く描かれないで、自然な感じで、良かったです。ラストが、ちょっと安易に終わってしまって、彼の苦労が何だったのか?と、ちょっと疑問でしたが・・・(^^;。(2002.02)

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マーサ・ミーツ・ボーイズ      1998年 イギリス ロマンス・コメディー
<監督>ニック・ハム
<出演>モニカ・ポッター , ジョセフ・ファインズ , ルーファス・シーウェル , トム・ホランダー 
<内容>イギリスに住むローレンス(ジョセフ・ファインズ)は、友情と恋愛についての悩みを抱え、精神科医を訪れる。彼には、小学校の頃からの二人の親友がいて、ダニエル(トム・ホランダー)は音楽業界で大成功を収め、湯水のように金を使い、女性を口説きまくっていた。一方、もう一人の親友、フランク(ルーファス・シーウェル)は売れない俳優で、ダニエルとは最近うまくいっていない。そのダニエルが、フランクの一目惚れの女性に手を出したことを知ったローレンスは、ダニエルを捕まえようと空港に向かう。そして・・・。
*****

これは、掘り出し物の絶品でした。ロマコメなのですが、センスがとってもいいです。全員のキャラがたっていて、わかりやすく、かつまた、楽しいオチがたくさんあります。
まず、ダニエルが、飛行場で魅力的な女性マーサと出会って、飛行機のファーストクラスをプレゼントするのですが、これが、まあびっくり。エコノミーで、99ドルの所、ファーストクラスだと、5000ドル!!(^^;50倍の差はすごいです〜。私なんか、生涯経験できそうにないから、何かの間違いで、プレゼントされてみたい〜〜(^^)。
ちょっと濃すぎてこんなロマコメが似合いそうもないジョセフ・ファインズが、なかなか可愛いのも新発見です。わざとつれなくするところとか、真実を知ったときのうれしい表情とかいいですね〜(^^)。
思い出しても、顔がほころぶ大人のファンタジーロマコメでした。おすすめ!!(2003,04,25)

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マーサの幸せレシピ      2001年 ドイツ コメディー
<監督>サンドラ・ネットルベック 
<出演>マルティナ・ゲデック , セルジオ・カステリット , ウルリク・トムセン
<内容>仕事一筋のレストランのシェフ、マーサ(マルティナ・ゲデック)。彼女の姉が、娘のリナ(マクシメ・フェルステ)ひとりを残して交通事故死してしまい、彼女は慣れない子育てに翻弄される。その上、産休の同僚の代わりにオーナーが勝手に雇い入れたイタリア人シェフ、マリオ(セルジオ・カステリット)のことも気に入らないのだった・・・。
*****

題名から、アメリカのカリスマ主婦?マーサの映画かと思って、敬遠していました。でも、全然違います。だいたい、ドイツの映画ですし・・・(^^;。

気を取り直して見始めてみると、とても魅力的な映画でした。いかにもドイツ人らしいきっちりとした、隙のないマーサ。
彼女の料理は、完璧なのだが、ただ一つの欠点は、客とケンカすること。
彼女は、自分の料理に絶対の自信を持っているわけで、客の言うことに耳を貸さない。
彼女のタンカの切り方が、迫力あって楽しいです。あんなに自分の仕事に自信が持てたら、いいなぁと、私、思ってしまいました。

そこに現れたイタリア人マリオ。
どうも私も、この手の陽気すぎる人は苦手なので、マーサの気持ちがよく分かります。
自分の家の中に土足で入ってきて、散らかし放題散らかしてくれてる感じ(^^;。たまんないですねーーー。
でも、そんな彼の陽気さの中に、優しさと気配りを感じてしまったら・・・。
やっぱり、イタリア人って、得な人種かも(^^)。
楽しい映画ですが、チョロッと泣いてしまいました。(2003,11,20)

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マーシャルロー      1998年 アメリカ サスペンス
<監督>エドワード・ズウィック
<出演>デンゼル・ワシントンアネット・ベニング ブルース・ウィリス
<内容>ニューヨークで、バスが乗っ取られ、犯人の要求が分からぬままに、爆破されて、多数の死傷者が、発生した。FBIのテロ対策本部長のハバード(デンゼル・ワシントン)は、速やかに、犯人を逮捕して、事件は、収まったかに見えたが、別の犯人によって、テロが続発し、犠牲者は、増える一方だった。そこで、陸軍のデヴロー将軍(ブルース・ウィリス)は、ニューヨークに戒厳令(マーシャルロー)を敷き、犯人と目されるアラブ系の人々を次々に逮捕していく。
*****

(ちょっとネタばれ)どうしても、9月11日のアメリカ同時多発テロ事件を、重ね合わせて見てしまいました。あのとき受けた衝撃、被害は、この何倍もすごいものでしたが・・・。アラブの国々、イスラム宗派、FBI、CIA、陸軍と、なかなか複雑でしたが、それをだいたい理解できたのも、あの事件があったからで、ちょっとその点、複雑な心境です。デンゼル・ワシントンは、こういう役をやらせたら、ピカイチですね。引き込まれて見てしまいました。アネット・ベニング演じる、秘密工作員。アメリカの政策変更によって、自分のしてきた仕事が、自分たちに弓を引くこととなった(う〜ん、表現が古いかも(^^;)悲しみ、悔しさが、よく分かって、痛々しかったです。あと、これは、とっても個人的なことですが、この頃、ブルース・ウィリスの出る駄作を見る機会が多いので、彼が出てくると、すーっと、見る気がしなくなる・・・(^^;。(2002.03)

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マーズ・アタック      1996年 アメリカ コメディー・SF   
<監督>ティム・バートン
<出演>ジャック・ニコルソン , グレン・クローズ , アネット・ベニング , ピアース・ブロスナン , ダニー・デヴィート , サラ・ジェシカ・パーカー , マイケル・J・フォックス , ルーカス・ハース , ナタリー・ポートマン , イエジー・スコリモフスキ
<内容>火星人を乗せた空飛ぶ円盤を確認したアメリカ大統領(ジャック・ニコルソン)は、関係者を集めてその対策にあたるが、彼らが、友好的だという希望的観測のもと、ネバダの砂漠で彼らと対面する。しかし、火星人は、突然人間を攻撃し始めた!!! 
*****

はぁ、面白かった〜〜(^^)。この手のおばか映画は、好きデス〜(^^)。同じ年に公開された「インディペンデンス・デイ」とよく比較されるようですが、私は、もちろんこっちの方が好きです(^^)。
俳優陣の豪華さもすごい。しかも、惜しげもなくどんどん殺してしまうあたりが見事です。さて、最後に生き残るのは、誰でしょう?って感じですね。ありきたりな常識は、通用しません。ティム・バートン監督と言うことで、俳優さんも、楽しんで演技をしたんでしょう。アネット・ベニングが、可愛らしくてびっくりしました(^^)。
一番見事だったのは、火星から送り込まれた人間型偵察ロボット(?)。一目見れば、彼女の異常さに気が付きそうなものなのに、一生懸命ナンパに励む報道官が情けない・・・(^^;。そして何より、彼女の動きや表情が、本当に人間離れしていてお見事でした。(2003,04,14)

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まあだだよ      1993年 日本
<監督>黒澤明 
<出演>松村達雄 香川京子井川比佐志所ジョージ
<内容>先生=内田百聞(松村達雄)は、作家活動のために、学校をやめた。しかし、生徒達に慕われていた彼の元には、教え子達が絶えず、集まってくるのだった。そして、その中の数人が発起人となって、先生の誕生日に「摩阿陀会」を開くことにする・・・。
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主人公が随筆家、内田百けん(字が出ない(^^;=門の中身が月)の事だとは、映画の半ばまで知らず、また、映画の監督が黒澤明とは、評価をつけてから初めて知りました。いやはや、無知とは、恐ろしい・・・(^^;。 愛すべき先生を松村達雄が、見事に演じています。いい先生だぁ〜。ウィットの効いた会話と無邪気さ。内田百けんのことは、ほとんど知らないのですが、こんな先生だったら、ほんと、楽しいですよね。この微笑ましい師弟の関係は、今やドラマの中にしか存在しないのかな。猫好きとしては、「ノラや」のエピソードが胸をうちます。たかが猫、されど猫・・・。その気持ちは、痛いほど分かります。黒澤明最後の監督作品です。(2002,11,21)

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マイ・ビューティフル・ジョー      2000年 アメリカ ロマンス・コメディー
<監督>スティーヴン・メトカーフ 
<出演>シャロン・ストーン , ビリー・コノリー , ギル・ベローズ , イアン・ホルム 
<内容>脳腫瘍の宣告を受けた上、妻の浮気現場を目撃し、離婚したジョー(ビリー・コノリー)は、手術までの時間を、自分のために使おうと、車に乗って一人旅に出かける。そして、借金取りに追われる女、ハッシュ(シャロン・ストーン)と出会うのだった・・・。
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長髪のさえないおっちゃんが主人公ですが、見ていうるうちに引き込まれました。彼のちょっとした優しさや、子供たちへの心遣いを見ていると、だんだんに癒されるような気がしてきます。
ふふっと笑えるおもしろさも、そこかしこにちりばめられていて、ラストも、思わぬ展開で、すっきり見終えることができました。

また、シャロン・ストーンの七変化ぶりがおもしろいです。出演者を知らなかったので、最初は、彼女によく似た若い女優さんかと思っていました(^^;。もう40を超えているのに、さすがハリウッド女優、スタイルもいいし、かわいらしい格好でもよく似合っていました。
一番よかったのは、彼女の演じるハッシュが、カジノで、大当たりしているときの表情です。賭け事に、はまる人は、こんな顔をしているんだろうなと思いますねぇ。うまかったです、シャロン。

監督は、私の大好きな「最高のルームメイト」の脚本も手がけています。(2004,09,08)

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マイアミ・ラプソディー      1994年 コメディー
<監督>デヴィッド・フランケル
<出演>サラ・ジェシカ・パーカーアントニオ・バンデラスギル・ベロウズミア・ファロー
<内容>恋人にプロポーズされたグゥイン(サラ・ジェシカ・パーカー)は、幸せの絶頂だった。しかし、親兄弟の結婚生活をよく見てみると、ケンカ、不倫などのトラブルばかり。彼女は、結婚への不安が高まるのだった・・・。
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サラ・ジェシカ・パーカー(グゥイン)がカウンセラー(カメラ)に向かって独白するシーンから始まります。まあ、これだけ周りの結婚生活がトラブっていたら、結婚するのをためらう気持ちもよく分かります。特に彼女は、几帳面そうだし(^^)。離婚率50%なら、失敗してもいいやと言う気持ちで結婚しなければ、出来ないでしょうね。葬式好きなおばあちゃんが、「死ぬのは苦痛の終わり。結婚は、苦痛の始まり」と言う話、うなずけますね〜(^^)。サラ・ジェシカ・パーカーが美しいです。いいなぁブロンドの髪は・・・(^^)。アントニオ・バンデラスも、私の中でますますいい男になってます〜(^^)。95分と比較的短い映画ですが、もっと短くてもいいかも。途中で、ちょっと飽きました(^^;。(2002,11,13)

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マイガール 
<監督>ハワード・ジーフ 
<出演>アンナ・クラムスキー、ダン・エイクロイド、 マコーレー・カルキン
<内容>ベーダは、葬儀屋をしている父親と、祖母の3人暮らし。そこに、父親の仕事の手伝いをする女性が現れて、二人は、恋するようになるが、それ恋をベーダが、友達のトーマスと、邪魔をする。
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なにしろ、アンナ・クラムスキーと、マコーレ・カルキンが、かわいらしい!そして、あのラスト。私の一押しの映画です。(1999.01)

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マイケル   1996年 アメリカ  コメディー
<監督>ノーラ・エフロン
<出演>ジョン・トラボルタアンディ・マクダウェルウィリアム・ハート , テリー・ガー 
<内容>天使を探して、三人の記者が田舎町にゆくが、現れた天使は、太った大男だった。
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トラボルタが、天使?・・・この違和感から、敬遠してる人は、だまされたと思って、一回見てください。なかなか、ほのぼのとして、よかったです。(2000.04)

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マイ スウィート ガイズ      1999年 アメリカ ロマンス・コメディー  
<監督>ロン・シェルトン
<出演>アントニオ・バンデラスウディ・ハレルソンロリータ・ダヴィドヴィッチルーシー・リュー
<内容>同じジムでトレーニングをしているシーザー(アントニオ・バンデラス)とビンス(ウディ・ハレルソン)は、よきライバルで、親友だった。そんな二人に、マイク・タイソンの前座試合の話が転がり込んでくる。二人は、シーザーの恋人のグレースと3人で、車で試合の行われるラスベガスに向かう。
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ボクシングとか、プロレスとか、格闘技はあまり好きではないので、この手の映画はあまり見ないのですが、この頃アントニオ・バンデラスにちょっと凝っているので見てみました。前半は、ロードムービーです。ロスから、試合の行われるベガスに向かう数時間の、男二人と、その元彼女でもあり、今彼女でもある女性との3人の会話が続きます。これが、ちょっと長くて、途中退屈してしまいました。でも、この時に、3人の関係や、男二人の友情、彼らの挫折した理由、そして、その性癖?などいろいろ語られます。、いよいよ、ベガスに着いて、二人の試合。この試合の最中に、さっきの車の中での会話が、生きてきます。親友二人が、栄光を手に入れようと、必死で戦っている姿は、感動です。見ているこちらも、彼らの様々な道中での会話や、シーンが、思い出されて、力が入ります。愛すべき二人の男達よ〜!って感じです(^^)。(2002,10,14)

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マイティ・ジョー     1998年 アメリカ 
<監督>ロン・アンダーウッド 
<出演>シャーリーズ・セロン,ビル・パクストン, レジーナ・キング , ナヴィーン・アンドリュース  
<内容>密猟者によって、母親を殺されたジルは、同じく、母親を殺された、巨大ゴリラジョーと共に、アフリカのジャングルで、暮らしていたが、密猟者の脅威のために、ジョーをカリフォルニアの動物保護センターに、保護することになったが・・・
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ジョーが、まるで、本物みたいに見えるのです!!。それに、シャーリーズ・セロンの美しいこと!前半は、この二人?(^^;で、見せています。内容的には、ちょっと、退屈かな・・・。でも、後半は、なかなか面白くできていて、ラストは・・・ほろっ(T_T)。 終わりよければ、すべてよしって感じで、後味感は、よかったですね。それにしても、ジョーは、ホントにCGなの??すごい!! (2001.07)

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マイ・ドッグ・スキップ      2000年 アメリカ ファミリー     
<監督>ジェイ・ラッセル
<出演>フランキー・ムニッズ, ダイアン・レイン, ケヴィン・ベーコン
<内容>1942年、ミシシッピーの田舎町。9歳の誕生日を迎えたウィリーは内気ないじめられっこで、友達もいない。そんなウィリーを心配した母親は誕生日に子犬をプレゼントする。彼は、その子犬をスキップと名付けて、かわいがり、無二の親友となる。
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泣けました。子役と動物が出てくるのだから、泣けて当たり前のようなものだけど、この子役と、犬の演技が、また、すばらしいのです! 動物を飼ったことのある人なら、絶対泣けます。また、飼ったことのない人は、きっと飼いたくなるでしょう。お子さんと一緒に見たくなる、そんなファミリー映画です。(2002.05)

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マイ・フレンド・メモリー 1998年 アメリカ  ドラマ
<監督>ピーター・チェルソム
<出演>エルデン・ヘンソン、キーラン・カルキン、シャロン・ストーン, ハリー・ディーン・スタントン  
<内容>心に傷を持つ少年マックスと、彼の隣に引っ越してきた、モルキオ症候群という難病で足が不自由なケビンが、伝説の騎士となり、いじめっ子をやっつける。
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いい映画だった。特に、キーラン・カルキンの演技は、すばらしい。なのに観客は、10人ほど。結末は、分かっていたので、もう泣く準備OK。(1999.01)

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マイ・ネーム・イズ・ジョー      1998年 イギリス
<監督>ケン・ローチ
<出演>ピーター・ミュランルイーズ・グッドール 
<内容>アルコール依存症のジョーは、断酒会に入り、酒を断って1年。仕事は失業中だが、仲間とサッカーチームを作って、貧しいが、堅実な生活を送っている。ある日、彼は、保健婦のセーラと出会い、惹かれ合うようになる。
*****

イギリスの映画って言うと、失業手当問題が出てくるような気がする今日この頃。これは、いつ頃の時代設定なんでしょうか。こんな働き盛りの人々が、失業手当で暮らすなんて、大変なことですよね。・・・でも、今の日本も似たようなものかしら??
  ジョーが、サッカーチームの監督なので、サッカーのシーンが、何回か出てくるのですが、これが笑えます。日本で言う、草野球・・・草サッカーですね。ユニフォームをそろえる所なんか、日本にそっくり!(^^)
ストーリーは、やりきれなさを感じます。どうしようもない現実から逃げ道はないということ。その中で、最善を尽くすしかないということ。最善と信じたことをしても、最良の結果になるとは限らないこと・・・。
この主人公を演じているピーター・ミュランが、現アメリカ大統領のプッシュさんに、よく似てるのよね〜〜(^^)。(2002.08.17)

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マイ・ハート、マイ・ラブ      1999年 アメリカ  ロマンス
<監督>ウィラード・キャロル
<出演>ショーン・コネリーマデリーン・ストーアンジェリーナ・ジョリーライアン・フィリップ 、ジーナ・ローランズデニス・クエイドジリアン・アンダーソン 、アンソニー・エドワーズ 、ジョン・スチュワートエレン・バースティン 
<内容>結婚40年を迎えた老夫婦。次から次と夜の街で、即興劇を、披露する男。不倫の男女。恋愛に臆病になった女性。心を閉ざした男に恋する女。息子をエイズで、なくそうとしている母親。それぞれの群像劇。
*****

11人の男女の恋物語が、描かれているのですが、こういう群像劇は、誰が誰やら分からなくなってしまうのが、多い中、この作品は、はっきり区別できて、面白かったです。それぞれの話が、特徴的なのもありますが、それよりも何よりも、出演者が、豪華キャストで、皆、それぞれ、個性的だからなのでしょう。ほとんど、私が、知ってる、俳優さん達だったって言うのも、大きいでしょうね。そう言う意味で、昔見た、「ショート・カッツ」なんかも、当時、訳が分からなくて、つまらなかったけど、今見たら、面白いのかも。最後は、ほんわり、した気持ちになりました。(2001.10)

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マイ・ビッグ・ファット・ウェディング      2002年 アメリカ コメディー・ロマンス   
<監督>ジョエル・ズウィック
<出演>ニア・ヴァルダロス , ジョン・コーベット 
<内容>ギリシャ系アメリカ人のトゥーラ(ニア・ヴァルダロス)は、30歳でまだ独身。父親には、早くギリシャ人の男性と結婚して、子供を産めと毎日うるさく言われている。しかし、トゥーラは、何か新しいことがしたくて、父親にコンピューターの学校に行きたいと頼むのだが・・・。
*****

昨年、アメリカで低予算ながら驚異のロングヒットをした話題の映画です。主演のニア・ヴァルダロスが脚本を書いて、映画会社に売り込んだものの、映画化されるまでには、おおいなる苦労があったそうです。それが、こんなに大ヒットしてしまうのですから、ハリウッドは、ちょっと方針を考えた方がいいかもしれませんね。

アメリカに住むギリシャ系の人たちを描いた映画で、日本人の私にその笑いが理解できるかとちょっと心配でしたが、大丈夫でした。映画館のそこかしこからも笑い声があがっていました。
何しろ、ギリシャ系の人たちの賑やかなこと。そして、お節介なこと!(^^;
みんないい人で、心の底から人のことを思ってとる行動にもかかわらず、なんと迷惑なことか(^^;。それに、みんな強烈な個性の持ち主だし。もう、なにからなにまで全てが大変なんです(^^)。
やはり、よほどの覚悟と愛情がないと、イアンたちのようにはうまくいかないでしょう。文化の違い、宗教の違い、これらは、乗り越えることの難しい問題ですから。その点、イアンは、本当に偉い!
私だったら、とっても耐えられそうにないですねーー。だいたい、あんなに騒がしいと、頭が痛くなりそうで・・・(^^;

トゥーラのお父さんを見ていると「ぼくの国、パパの国」を思い出しました。こちらはイギリスに住むパキスタン人の話ですが、やっぱり、お父さんが、頑なにパキスタンの風習を守ろうとします。異国にいるから、なおさらそういう意識が強いんでしょうね。(2003,07,24)

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マイ・ラブリー・フィアンセ      2001年 フランス・アメリカ コメディー・ファンタジー
<監督>ジャン=マリー・ゴーベール
<出演>ジャン・レノ , クリスティナ・アップルゲイト , クリスチャン・クラヴィエ , マルコム・マクダウェル 
<内容>12世紀のイギリス。フランス貴族のティボールト(ジャン・レノ)は、イギリス国王の娘ロザリンド(クリスティナ・アップルゲイト)との挙式の最中に、敵対しているウォリック伯爵によって、魔法の薬を飲まされて、ロザリンドを刺し殺してしまう。逮捕されたティボールトは、魔術師に過去にさかのぼる薬を作ってもらうのだが・・・。
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ちょっとおバカすぎる気がして見る気がしなかったのですが、見てみると、これが抱腹絶倒、面白いことこの上なく、すっかり楽しませてもらいました(^^)。
92年に、同じ監督、主演二人でフランスで映画化された「おかしなおかしな訪問者」のハリウッドリメイクだそうです。よっぽどお気に入りの映画なんですね。
ハリウッドでの映画化ということで、お金も十分に使えたのか、12世紀の描写が、なかなか本格的です(^^)。貴族と、従者の関係って、あんな感じだったんですね〜。家来なんて、主人にとって「物」以外の何物でもなく、身分の違いって、こんな事なんだと改めてびっくりさせられました。

なんといっても、見所は、12世紀から、急に現代のアメリカに連れてこられたら、こんな感じなんだろうなと思わせる数々のエピソードです。
同じ地球とは思えないでしょうね、きっと。ここら辺の描写が、これでもかというほど続いて、これがまた出演者みんなが芸達者なもんで、笑える笑える!(^^)。電気を付けたり消したりなんて、ほんと最高です!(^^)。
後半は、少々パワーが落ちてきますが、十分面白い作品でした。元になった「おかしなおかしな訪問者」も、見てみたいですね〜。コメディー大好きの人、是非どうぞ(^^)。(2004,06,30)

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マイ・レフトフット      1989年 アイルランド
<監督>ジム・シェリダン
<出演>ダニエル・デイ=ルイスブレンダ・フリッカーフィオナ・ショウ
<賞>アカデミー主演男優賞(ダニエル・デイ=ルイス)、アカデミー助演女優賞(ブレンダ・フリッカー)
<内容>生まれつきの重度の脳性麻痺のクリスティン(ダニエル・デイ=ルイス)は、体を動かせないばかりか、知能も低いと思われていた。しかし、努力と家族の暖かい励ましによって、少しずつ自己表現が可能になり、終いには、体の中で唯一動かすことの出来る左足で、絵を描いたり、タイプを打ったり出来るようになるのだった。
*****

これは、クリスティ・ブラウンの自伝を映画化した物だそうです。
生まれながらにして障害を持ってしまった子供を育てる家族愛が感動的でした。母親の献身的な愛もそうですが、兄弟達の優しさにも感動します。箱にのせた彼を遊び場に連れ出して、一緒に遊ぶ様子がとても微笑ましい。そして、何より、彼の頑強な精神力がこの奇蹟を生み出したのでしょう。それは、不屈の精神。それが、後半、我の強すぎる弊害をも生むのですが、それほどの人でないと、このような結果を生むことは出来なかったでしょう。
身障者を演じるダニエル・デイ・ルイスがなんといってもすばらしいです。とても演技とは思えない迫真の演技。彼はクリスティンを演じている間、ずっと車いすを使い、左足だけで生活していたそうです。彼もまた、努力の人ですね。彼の子役を演じた子も、同じくすばらしかったです。
身体に障害や病気を持った人の映画は、印象に残りやすいですが、その中でも、印象深い作品になりました。他に印象的だった作品は、「ギルバート・グレイプ」,「ヴァージン・フライト」,「レナードの朝」です。
実話だと言うことで、実は(^^;、もっと驚いたことが。この夫婦、子供が22人いたそうです。そのうち、育ったのが13人だそうですが、すごい人ですね、このお母さん。(2003,01,07)

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マイノリティー・リポート      2002年 アメリカ SF・アクション・サスペンス  
<監督>スティーヴン・スピルバーグ 
<出演>トム・クルーズ 、サマンサ・モートンコリン・ファレル, マイク・バインダー
<内容>西暦2054年、アメリカ政府は増え続ける殺人事件を根絶するため、殺人予防プロジェクトを開始した。それは、ジョン・アンダートン(トム・クルーズ)がチーフとなる犯罪予防局が、殺人事件を予知して、未然に犯人を逮捕するシステムだった。しかしある日、ジョンが36時間後に殺人を犯すとの予知が出されたため、身に覚えのない彼は必死に逃走するのだが・・・。
*****

まず、私は、SFがちょっと苦手です。好きなのもあるけれど、同じ作者の「ブレードランナー」も、苦手でした。それで、あまり期待せずに見たのですが・・・。
はじめは、近未来の映像に、魅せられました。スピルバーグ監督の描く近未来、やっぱりちょっと「A.I.」に、似ていましたね〜。そして、トム・クルーズがパネルを操作するシーン、最初は、大げさな身振り手振りで変だったけど、見慣れてくると、それなりに便利そうでよかったです。それに、3Dの映像を見るシーンも綺麗で、あんなのがあったら映画も臨場感があって面白そうですね〜。
でもでも、145分が、長かったです。輝ける未来社会の根底が、あんな非人道的な仕組みだなんて許せないし、ストーリー的に破綻しているところもあったように思います。後半は、もう終わるか、まだあるのかと、長くていらいらしました。(2002,12,08)

SFなんだから、多少の矛盾点は、あってもかまわないと思うけれど、殺人の予知をエコーとして見逃すというこのストーリーの根本的なところが納得出来なかったですね。いくら同じ格好で殺しても、その他の点で違いが見つからないのは、おかしいでしょう。そして司法省のウィットワー殺害のビジョンをプリコグ達が見ないのも、変。あの時点でアガサが連れ出されてプロジェクトが機能していないのは分かるけど、一番優秀なアガサさえ予知しないなんて信じられない。

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マイプライベートアイダホ   1991年 アメリカ  青春
<監督>ガス・ヴァン・サント
<出演>リバー・フェニックスキアヌ・リーブス
<内容>体を売って暮らしているマイクには、ところかまわず眠ってしまう持病があった。ある時、彼は、親友スコットとともに、アイダホへ母親を捜す旅に出る。
*****

これがリバー・フェニックスか…レオとはだいぶイメージ違うけど…(この映画で、
初めてリバー・フェニックスを見た(^^)。(1999.01)

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マイフレンドフォーエバー   1995年 アメリカ  ドラマ
<監督>ピーター・ホートン
<出演>ブラット・レンフロ、ジョセフ・マッゼロ
<内容>少年エリックの家の隣に引っ越してきた子供デクスターはHIV感染者だった。始めはどのように接していいか分からなかったエリックも、やがてデクスターと仲良くなり、友情が芽生えた。エリックは彼の病気の治療法を見つけるため、デクスターを連れて旅に出るが・・・。
*****

子供のやる事ながら、病気の子をつれて、冒険旅行は、ちょっとすごい。純粋に病気を治したいと一生懸命奮闘するブラッド・レンフロもよかったが、エイズ役の子も、なかなかかわいい。(1999.08)

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マイライフ   1993年 アメリカ  ドラマ
<監督>ブルース・ジョエル・ルービン
<出演>ニコール・キッドマンマイケル・キートン
<内容>ガンで、余命数ヶ月の男が、生まれてくる我が子のために、自分の姿や、考えをビデオレターに、残しておこうとする。
*****

ニコールは、綺麗すぎて、損をしているような気がする。それとも、大根なのか・・・? (2000.07)

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マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ   1985年 スウェーデン  ドラマ
<監督>ラッセ・ハルストレム
<出演>アントン・グランセリウス、メリンダ・キンナマン
<内容>自分の不幸を、いつも、他の不幸な事、例えば、スプートニクに乗せられたライカ犬などに、比べて、「それよりまし」と、慰めながら、生きていく少年の話。
*****

主役の少年の愛らしいこと!確かに、母親の病気や、犬のことは、不幸だったけれど、いい人たちに、囲まれて、生き生きとした、少年時代を過ごせて、よかったね。因みに、監督は、「ギルバート・グレープ」の監督。さすがに、映像が、暖かい。(2000.02)

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マウスハント      1997年 アメリカ コメディー・ファミリー
<監督>ゴア・ヴァービンスキー 
<出演>ネイサン・レインリー・エヴァンス 
<内容>古い製糸工場を頑なに守り続けた父親が死に、二人の息子は、その古い工場と、古い屋敷を相続した。その屋敷は、ただ古いだけではなく、有名な建築家が立てた、幻の作品だと言うことが分かり、兄弟は、屋敷を修理して、オークションにかけようとするが、そこには、住み着いているネズミが一匹いたのだった・・・。
*****

大の大人を相手に、非力なネズミ一匹が、あらゆる手段を使って、大人達の邪魔をする。ネズミ版「ホームアローン」という感じでした。ネズミさんが、なかなか愛嬌たっぷりに、いろんな事をやってくれます。ただ、ちょっと、そこまでしなくても・・・!(^^;という気がして、見てるのが、途中で、辛くなりました(^^;。だって、別に、この兄弟は、何にも悪いことをしたわけじゃないのだから・・・(^^;。ちょっと、やりすぎかなと思うけれど、最後で、救われるからいいかな。(2001.10)

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マグダレンの祈り      2002年 イギリス・アイルランド   
<監督>ピーター・ミュラン
<出演>ノラ=ジェーン・ヌーン , アンヌ=マリー・ダフ , ピーター・ミュラン
<内容>いとこにレイプされたマーガレット(アンヌ=マリー・ダフ)。結婚せずに子供を産んだローズ(ドロシー・ダフィ)。その美しさで周囲の男たちの関心の的だったバーナデット(ノラ=ジェーン・ヌーン)。彼女たち3人は、性的に堕落しているとされ、マグダレン修道院に強制的に収容された。そこは、全く自由のない世界だった・・・。
*****

マグダレンとは、新約聖書の中で、娼婦だったマグダラのマリアが改心して、キリストに罪を許されたことに由来する名前だそうです。それ故に、マグダレン修道院は、性にふしだらな女性を改心させるための施設だったのだそうです。
いったいいつの時代の話?と思わず思ってしまう内容でした。
実は、この映画は1964年以降の話で、しかも実話だということが最後に分かります。しかも、1996年までこのような修道院(厚生施設)は存在していたそうで、それまでの長い年月、アイルランド各地で3万人もの女性が、収容されていたというのですから驚きです。
彼女たちには、許されるということがなかったのでしょうか。これではまるで終身刑を言い渡されたと同じ事です。
そして、その女性たちの多くが未婚の母という罪!ということです。ということは、もちろん、相手があるわけで、その相手の男性の罪は、どうなったのでしょう。マーガレットのように、むしろ被害者である場合もあるのに・・・。
キリスト教でも、性に関して厳しい教えのカトリックの国アイルランド。私は、宗教関係には(にも?(^^;)無知なので、よくは分かりませんが、宗教とは、人を助けるものだと思っていましたが、それが、長い年月の間に違うものに変質してしまったような気がしてしまいました。
ラスト近くに、マーガレットが弟に「今まで何をしていたの?」と問いかけ、弟が、「成長していた」というところが、切なく、おかしかったですねぇ。(2004,10,28)

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マグノリア      1999年 アメリカ
<監督>ポール・トーマス・アンダーソン 
<出演>ジェレミー・ブラックマン , トム・クルーズ, メリンダ・ディロン, フィリップ・ベイカー・ホール , フィリップ・シーモア・ホフマン , ウィリアム・H・メイシー , ジュリアン・ムーア, ジョン・C・ライリー , メローラ・ウォルターズ , フェリシティ・ハフマン
<内容>死期を迎えた老人とその若き後妻と、看護人。カリスマsex教祖。長寿クイズ番組の司会者。天才クイズ少年。元天才クイズ少年。まじめな警官。など、複雑に絡まった人間関係を描く群像劇。
*****

おもしろかったです。いろいろな人がそれぞれの生活に苦しみながらも生きてゆく、その姿に感動しました。あり得そうもない偶然は、絶対ないわけではなく、それは、結果、悲劇になるか、救われるのか、分からないけれど、存在する。その象徴が、ラストのあの蛙なんでしょうか。そして、人は、いろいろな失敗をするけれど、それを経験として培いながら、生きてゆく、まさに、人生そのものです。バラバラな登場人物達の関係が徐々に分かってくる、群像劇としての出来もよかったと思います。私は、あの、まじめで、心優しい看護人(フィリップ・シーモア)に、災難が、降りかからないように、ひたすら祈ってました(^^)。 映画自体は、ちょっと長くて(187分!!)、前半は、かなり眠くて、何回もテープを巻き戻したり、苦労しましたが、見たかいはあったと思います。(2001.12)

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マグノリアの花たち   1989年 アメリカ  ドラマ
<監督>ハーバート・ロス 
<出演>サリー・フィールド、ドリー・パートン、シャーリー・マクレーン  、ジュリア・ロバーツ, トム・スケリット , サム・シェパード , オリンピア・デュカキス
<内容>アメリカの、四季折々の行事を背景に、女性の様々な生き方を描く。
*****

女性の友情、家族愛にあふれた作品。泣けます。(2000.02)

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マジェスティック      2001年 アメリカ
<監督>フランク・ダラボン 
<出演>ジム・キャリー , マーティン・ランドー ,
<内容>1951年、ハリウッドで脚本家としてデビューしたピーターは、当時吹き荒れていたハリウッドの赤狩りの標的となり、仕事を干されてしまう。自暴自棄になったピーターは、泥酔したまま車を走らせ、車ごと川に落ち、流されてしまう。流れ着いた海岸で気が付いた彼は、それまでの記憶を失っていた・・・。
*****

彼が、いつ記憶を取り戻すのか、ドキドキして見ていました。
いっそこのまま、ルークであり続けたら、どんなに全てが幸せに収まることでしょう。
作りが何となくファンタジーっぽいので、そんな期待もしてしまいました。

ジム・キャリーが三枚目ではなく、普通の男の役をしています。
でも、私としては、物足りない。全てが嘘くさい。「トゥルーマンショー」でも、そうでしたが、彼の演じる二枚目は、何故か好きになれません。
映画の背景となる町並みにしても、綺麗すぎて、現実感がありません。
そんなわけで、あまり感動も出来ずに淡々と見てしまいました。そうなると、この153分が結構長かったですねぇ。そして、長い割には、あまり記憶に残らない。よく出来すぎた(作りすぎた)映画って感じでした。
結局、私自身が、はちゃめちゃな役の彼の方が好きだということでしょう。そういう意味で、次の彼の新作「ブルース・オールマイティ」は、ちょっと期待してます。(2003,11,16)

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魔女の宅急便      1989年 日本 アニメ
<監督>宮崎駿
<声の出演>高山みなみ 、 戸田恵子
<内容>13歳の魔女キキは、黒猫のジジと共に一年間の修行の旅に出る。新しく住む町を見つけたキキは、そこで、宅急便の仕事を始めるのだが、初めての仕事で、大切な荷物をなくしてしまった!
*****

これで観るのは、3回目でしょうか。私の大好きな宮崎作品の一つです。
もう、14年も前の作品なんですね。観るたびに私を、時代や、国を超越した世界に連れて行ってくれます。
魔女を、ちょっと珍しいけれど、それなりに受け入れてくれる町の人たちは暖かく、ほのぼのしていて、心が安まりますね〜。そんな世界があったらいいのに。
112分の中には物語がぎっしり詰まっている感じです。
いつも、ラストのクライマックスには、手に汗握り、泣いてしまいます。
ジジの言葉が分からなくなってしまうところも、悲しいですねーー(T_T)
うちの猫も、ジジみたいだったらなぁ〜と思って、見てみると、めちゃ大きく見えました、うちの黒猫くうちゃん,太りすぎ・・・(^^;。(2003,07,26)

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マスカレード/仮面の愛   1990年  イギリス・フランス・イタリア
<監督>アクセル・コルティ
<出演>ティモシー・ダルトン, ヴァレリア・ゴリノ , ステファーヌ・フレス
<内容>17世紀イタリア。君主ヴィットリオの一途な愛と、その愛に翻弄される女性。
*****

最後のあの機械が、すごい!(^^;。(2000.03)

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マスク   1994年  アメリカ  コメディー
<監督>チャールズ・ラッセル 
<出演>ジム・キャリーキャメロン・ディアス 
<内容>銀行員のスタンリーは、不思議なマスクを手にする。その晩、そのマスクを、顔に付けると、たちまち変身して、いつもの、気弱なスタンリーは、影を潜め、大胆で、自信にあふれた、スーパースタンリーになったのだが・・・
*****

なんと言っても、ジム・キャリー、最高です!!(^^)。彼の持ち味を最大限に生かして、SFXも、すばらしいです。共演のキャメロン・ディアスも、この作品で、一躍有名になって、今では、売れっ子女優です。あと、あのワンちゃんの名優ぶりも、見逃せません(^^)。 私は、元々、吹き替えは嫌いで、字幕ばかりを見ているのですが、この作品は、吹き替えも、十分楽しめました。ジム・キャリーの声優さんが、とっても、お上手で、拍手!!(^^)。(2001.07)

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マスク      1984年 アメリカ  ドラマ
<監督>ピーター・ボグダノヴィッチ
<出演>シェールエリック・ストルツ 
<内容>骨の過形成による病気で、ライオンに似た顔を持つ少年と、母親の絆を描いた感動作。
*****

シェール演じる、この母親の強さと、愛情の深さに、敬服した。また、この親子の周りに集まり、温かく見守っている人々が、すばらしい。感動した。(1999.11)

マスク・オブ・ゾロ      1998年 アメリカ アクション ≪オフィシャルサイト≫
<監督>マーティン・キャンベル 
<出演>アントニオ・バンデラスアンソニー・ホプキンスキャサリン・ゼタ・ジョーンズ 
<内容>メキシコが、スペインの支配から独立する時に活躍したゾロ=ディエゴは、その時、モンテロに、愛妻を殺され、幼い娘をさらわれてしまう。20年後、再び現れたモンテロに復讐を誓うディエゴは、やはり彼の配下に兄を殺された若者、アレハンドロを新しいゾロとして仕込み、モンテロに戦いを挑む。
*****

「レジェンド・オブ・ゾロ」を見た後、TV放映があったので、こちらも見てみました。
5年前に見たので、ストーリーなどは、ほとんど忘れていましたが、元祖ゾロがアンソニー・ホプキンスだと言うことも、すっかり忘れていて、このキャスティングにびっくりしました。
あんなに、ずんぐりむっくりなゾロだったんですねーーー(^^)。
若い頃のゾロ役は、だいぶ無理があったような気がしますが、まあ、いいでしょう。
バンデラスは、さすがに若々しい!!ちょっと土臭い役も、颯爽としたゾロ役も、ピタリはまって素敵です。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズも、若いですが、今でも、あまり変わらないところが、さすが女優さん!(^^)。この時の彼女は、大抜擢を受けて、見事、その大役を果たしてますね〜。美しいし、凛々しいし、すばらしい〜〜(^^)。
この映画は、アクションも、1作目から、とても魅力あります。今見ても、十分満足の映画でした。(2006,02,19)


☆楽しい、絵に描いたような活劇でした。馬に乗って、夕日に向かうところとか、マントを翻して、去っていくところとか、拍手喝采という感じ(^^)。アントニオ・バンデラスも、最初は、ちょっと汚らしいのが、だんだんと、かっこよくなっていって、そして、お茶目なところもあり、ぴったりの役所でしょう。キャサリン・ゼダ・ジョーンズも、美しいばかりでなく、颯爽とした殺陣も華麗で、よかったです。(2001.10)

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マスター・アンド・コマンダー      2003年 アメリカ アドベンチャー・アクション   
<監督>ピーター・ウィアー
<出演>ラッセル・クロウ , ポール・ベタニー , マックス・パーキス 
<内容>ナポレオンがヨーロッパ征服を狙って強大な勢力を誇っていた1805年、イギリス軍は、海上でも苦戦を強いられていた。そんな中、伝説的なイギリスの名鑑長、ジャック・オーブリー(ラッセル・クロウ)は、速度、装備とも勝っているフランス軍のアケロン号のだ捕の命を受け、海上を航行していた・・・。
*****

とってもリアルで、迫力ある映画でした。と言っても、私が実際にこの当時の海の男達のことを知るわけもないので、想像上ですが、当時の船上とは、こんな感じなんだろうなと思いを馳せることができました。
たくましい海の男たちの世界ですねぇ。
統制され、船に精通した男達の活躍に胸躍ります。そして、彼らの敵は、フランス軍だけではなく、命を託した海でもあったのです。

原作は、全20巻あるそうで、この話は、その中の10番目の話だそうです。
ですから、映画の中で、「ラッキージャック」という言葉が出てきて、それまでにも色々な功績を立て、運命を味方にしてきた名艦長として部下に慕われているらしいことがわかります。でも、そこら辺の背景があまり描かれていないんですよね。
映画としてドラマ的な部分が少なかったので、彼のそういう功績を思い起こすような回想シーンも欲しいところでしたねぇ。

また、士官候補生の子供達が出てきますが、彼らの立場やその背景も、もっと知りたかったです。
特に、その中の一人、ブレイクニー役のマックス・パーキス(とっても可愛いい(^^))は、出てきてすぐに片腕を落としてしまうのですが、それまでに彼が船に乗ることになった経緯などの話を挿入してくれたら、もっとこの部分が盛り上がったと思うのですが・・・。
まあ、そういう人間模様をすっぱりと切り落として、海洋冒険映画として監督は描きたかったのかもしれませんけどね。

そういう意味で、私には、少々物足りなかったのですが、そこを救ったのがスティーヴン・マチュリン医師役のポール・ベタニーの存在です。彼の演じたドクターが人間としてたいそう魅力的です。失神しそうな箇所もありましたが・・・(^^;。彼の出演作の「ROCK YOU!〔ロック・ユー!〕」も、必見ですよ〜(^^)。(2004,03,14)

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マチルダ      1996年 アメリカ ファンタジー・コメディー・ファミリー
<監督>ダニー・デヴィート
<出演>マーラ・ウィルソン , ダニー・デヴィート , エンベス・デイヴィッツ 
<内容>中古車販売業の夫婦(ダニー・デヴィート,リー・パールマン)の二人目の子供として生まれた天才少女マチルダ(マーラ・ウィルソン)。しかし、両親は、自分たち以外のことには関心がなく、マチルダを邪魔者扱いしていた。マチルダは、仕方なく、一人で、図書館に通い詰め、様々な知識を吸収する。そして、ある時、念願かなって学校に通えることになったのだが、そこには、世にも怖ろしい女校長(パム・フェリス)がいた・・・・。
*****

女の子が、逆境にもめげずに、幸せをつかみ取るファンタジーコメディーです。 でも、あまり、のれませんでした。
彼女のまわりにいる人が、あまりにもひどい大人達で、ちょっと白々ーーー。
両親の無責任さや、校長のいじめは、ひどすぎますー!
それに、マーラ・ウィルソンが、あんまり可愛くない?!(^^;。彼女の仕返しも、ちょっとひどいのよね(^^;
一番良かったのは、マチルダが、超能力を習得して、部屋の中で遊ぶシーン。あれは、可愛かったな〜〜(^^)。
ハニー先生役のエンベス・デイヴィッツが、綺麗でした(^^)。(2003,08,11)

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抹殺者      2000年 アメリカ アクション・サスペンス・ミステリー   
<監督>ジョナス・マッコード 
<出演>アントニオ・バンデラス , オリヴィア・ウィリアムズ , ジェイソン・フレミング , マクラム・J・フーリ
<内容>考古学者のシャロン博士(オリヴィア・ウィリアムズ)が、エルサレムで発掘調査を行なっていたところ、遺跡の壁の奥から、磔刑で死んだと思われる古い遺骨を発見する。同じ場所にあったコインから推測するとその遺骨はキリストの時代と一致するのだった。その報告を受けたバチカンは、早々と元情報部員の神父マット(アントニオ・バンデラス)を現地に送り込む・・・。
*****

題名からスタローンのアクション物かと思って見始めたら、バンデラスの名前があったのでびっくりしたという、お粗末な映画鑑賞の始まりになりました(^^;。
しかも、内容も、イスラエル・パレスチナ紛争を背景としつつ、宗教の神髄に迫る話なので、私には、苦手な分野です。

でも、結構面白かったです。
バンデラスが神父というのも、意外性があって良かったです。最近では、ちょっと似合いそうにない神父役をホアキン・フェニックス(「クイルズ」)とか、ガエル・ガルシア・ベルナル(「アマロ神父の罪」)なども好演していますよね。
それに、相手役のオリヴィア・ウィリアムズも、勝ち気な考古学者がよく合っていました。

キリストの骨が、こんな所から出土してしまったら、キリスト教の根幹が崩れることで、教会にとっては大きすぎる発見です。敬虔な信者ほどその影響は大きく、自らの存在そのものが危機となる教会にとっては、何をも換えても、まさしく「抹殺」しなければならない事柄でしょう。
それにしても、こんな映画、よく横槍が入らずに公開できましたねぇ。それとも、歯牙にもかけられなかったということなのかな。

また、この邦題は、ダメすぎます。なんでしょう、本当にこれは!!原題は「THE BODY」で、この方がいいかと思うけど、これはこれで、バンデラス出演と言うことでエロティック路線と間違われるかもしれないですねぇ。(2004,02,13)

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マッチスティック・メン      2003年 アメリカ コメディー・犯罪・サスペンス   
<監督>リドリー・スコット
<出演>ニコラス・ケイジ , サム・ロックウェル, アリソン・ローマン, メローラ・ウォルターズ 
<内容>ロイ(ニコラス・ケイジ)は、ちょっとでも家の中が汚れていると納得出来ない極度の潔癖性。そんな彼の正体は、実は、相棒フランク(サム・ロックウェル)との二人組の詐欺師だった。そんなある時、ロイの離婚した妻との間に生まれた14歳の娘、アンジェラ(アリソン・ローマン)が現れた。彼女の出現は、彼を混乱の極地に陥らせる。
*****

潔癖性の詐欺師というだけの情報で、見てきました。結局それが、すごく良かったみたいです。最後まで楽しむことが出来ました。
未見の方には、何も情報を入れずに見ることをお薦めします。と、書いていること自体、自責の念に駆られます(^^;。

ニコラス・ケイジが演じる潔癖性の男がなかなか凄いんです。あんなに家を磨き上げるなんて!この映画を見た翌日(つまり今日ですが・・・)、私も、クリーナー片手に台所を磨いたのは言うまでもありません(^^)。
14歳のアンジェラ役のアリソン・ローマンは、実は1979年生まれの24歳。10歳も若返るなんて、さすが女優さんです(^^;。私は、アメリカの14歳にしてはちょっと幼いかなぁとか思ったりしてましたけど(^^;。


と、これだけではなんかすっきりしないので、ネタバレです。
まあ、見事でしたねぇ(^^)。
見ている私たちは、最初から、すっかり騙されていたわけで、あらかじめ情報がないと、途中で見破るのは無理ですよね。
あれもこれも嘘だったなんて、ロイが凄くかわいそうになりました(T_T)
でも、そのおかげで、彼の潔癖性も、改善したみたいで、チックも取れてましたね。だから、お金は盗まれ、信頼していた心は、ずたずたにされたけれど、人間的には、幸せになれたのかもしれません。
あのままでは、絶対結婚なんて、出来ないでしょうから。
それにしても、全員すごい演技派。お見事でした(^^)。 (2003,10,25)

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マッド・ドッグス   1996年     ≪オフィシャルサイト≫
<監督>ラリー・ビショップ 
<出演>リチャード・ドレイファスジェフ・ゴールドブラムガブリエル・バーンエレン・バーキン、ダイアン・レイン、ポール・アンカ 
<内容>精神病院に入院していた暗黒街のボスが退院してくることになった。しかし、留守中に、シマを任されていた手下たちは、好き勝手にやっていたため、ボスは、怒って、彼らを、始末し始める。

*****

驚くほどの豪華配役です。ボスの命令を受けて、部下たちは、次々に、始末され、始末した部下も、また、殺されてゆく。その中で、どうやって、生き残ってゆくのか・・?話が、淡々と進んでいて、私は、全然面白くなかったです(T_T)。だいたい、リチャード・ドレイファスが、そんなに恐ろしい、ギャングのボスに見えないのです(T_T)。そんな中、ガブリエル・バーンが、味のあるギャングの手下を演じていた(彼が、主役みたいだった。)のと、エレン・バーキンが、意外に、きれいだった(^^;のが、私の発見でしょうか・・・(^^;。(2001.02)

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マッドマックス      1973年 オーストラリア アクション・SF
<監督>ジョージ・ミラー
<出演>メル・ギブソン, ジョアンヌ・サミュエル , スティーヴ・ビズレー 
<内容>パトカーを乗っ取って逃走するナイトライダーを追跡用パトカーで追いかけるマックス(メル・ギブソン)。追いつめられたナイトライダーは、事故を起こして死んでしまう。彼の死によって仲間の「アウトライダー」たちが集結して、そこここで悪行をはたらき、ついには、マックスの警官仲間のグース(スティーヴ・ビズレー)も殺されてしまう・・・。
*****

噂には聞いていたこの作品。ここに出ているメル・ギブソンは、今とは全然別人のように初々しいです。よ〜く、気をつけてみると、今の面影がありますが、ひたすらイケメン、アイドルのような感じです。彼にこんな時があったなんて、知らなかったですね〜〜。この当時知っていたら、きっとファンになっていたことでしょう(^^)。上下の革ジャンに身を包んだ彼は、ほんと、かっこいいです(^^)。

ジャンルがアクション・SFとなっていたのには驚きました。年代の設定が近未来なんですよね。今観ると、どこが近未来なのかと思うのですが、その当時、21世紀なんて、近未来以外の何者でもなく、そんな時代に生きている不思議を感じてしまいました。

映画を見ている時は、アメリカ映画だと思っていたので、さすがにアメリカは広いんだなぁと思っていました。でも、これは、純粋なオーストラリア映画。オーストラリアでは、当時、この映画は、記録的なヒットをしたそうです。さもありなん。オーストラリアは、今でも、こんなひたすらまっすぐな道が続くそうですね。やっぱり、広いわ。

ストーリーは、あまりにも悲惨で、ちょっと見るのが耐え難かったです(^^;。あんな極悪非道な悪者、束にしてひっくくって抹殺したいです。
今の時代では、こんな悪役は、悪すぎて映画には出てこれないでしょうね。(2004,02,20)





シリーズ1作目「マッドマックス」(1973)
シリーズ2作目「マッドマックス2」(1981)
シリーズ3作目「マッドマックス サンダードーム」(1985)
シリーズ4作目「マッドマックス 怒りのデスロード」(2015)

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マッハ!      2003年 タイ アクション・アドベンチャー・格闘技   
<監督>プラッチャヤー・ピンゲーオ
<出演>トニー・ジャー , ペットターイ・ウォンカムラオ 
<内容>タイの村ノンプラドゥで、村を災いから守ってきた仏像オンバクの首が盗まれてしまう。村に災いが降りかかると怖れる長老は、孤児でムエタイの使い手、ティン(トニー・ジャー)にオンバクの奪還を託すのだった。
*****

まあ!!すごかったです〜〜。
久々に見ましたね、こんな凄いアクション。
しかも、これが全てCGや、ワイヤーを使わないというのだからすごすぎです。
今までたっぷりと、その手の映画を見てきた目には、とても新鮮で、感動的でさえありました(^^)。
スタントマン出身というトニー・ジャーの人間の身体能力をフル活用したアクションの数々、見応えたっぷりです。彼がオリンピックに出場したら、きっと金メダルでしょうね〜〜(^^)。

この手のアクション映画に、ストーリー性を求めるのは、野暮でしょう。アクションが始まるまでは、ちょっと眠気が差しましたが、バンコクでの追跡劇が始まると、次々と披露されるアクションの数々に眠気は吹っ飛びました。
見せ場のアクションは、多方向から撮った映像を披露してくれる親切さ。ありがたや〜〜(^^)。
そして、ラストまでの怒濤のアクション。
ジャッキー・チェンの再来という感じです。でも、彼とトニーが違うところは、トニーの方には、笑いがないことでしょう。
トニーの力になってくれるジョージ役のペットターイ・ウォンカムラオが、タイでは、有名なコメディアンということで、笑いは、彼が一手に引き受けていました。

108分という、比較的短い映画でしたが、内容が濃かったので、見終わった時には、どっと疲れてしまいましたーーー(^^;。ただ、帰り道は、映画の影響で、身軽に階段を駆け上がってみたりしました。おほほ。

ラストについているお約束のメイキング映像も、楽しかったです(^^)。ワンシーンずつ、丁寧に作られているのが分かります。
熱い映画です。オフィシャルHPも、熱いですから是非どうぞ!(^^)。(2004,07,26)

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摩天楼を夢みて       1992年 アメリカ 
<監督>ジェームズ・フォーリー
<出演>アル・パチーノジャック・レモン 、 アレック・ボールドウィンエド・ハリス 、 ケヴィン・スペイシー
<内容>不動産のセールスマン達の元に、ある夜、本社から派遣された、やり手の男がやってくる。そして、セールスマン達に売り上げの悪い者は、即、会社をクビにすると宣言される。焦った彼らは、それぞれ、売り上げを伸ばそうと奔走するのだが・・・。
*****

アル・パチーノ主演と言うだけで、見た映画です。でも、最初のクレジットで、まず、驚かされました。このキャスティングは、贅沢ですね。いったいどんな映画なんだ!と思いました。映画自体は、動きが少なく、ほとんどが、会社と、酒場。まるで、舞台のようでした。そして、動きのない分、役者達のセリフだけが勝負の、シビアな映画になっています。きっと、セリフの量は、膨大なものだったことでしょう。中でも一番印象的だったのは、ジャック・レモンです。生活を背負った彼の私用電話。そして、お客に向けたセールストーク。見事ですねぇ。こうしたものを背景にセールスマン達は、物を売りつけてゆくのだから、なかなか断れないわけですね。地味だけど、内容の濃い映画でした。(2002.08.28)

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マトリックス      1999年 アメリカ  SF
<監督>アンディ・ウォシャウスキーラリー・ウォシャウスキー 
<出演>キアヌ・リーブスローレンス・フィッシュバーンキャリー=アン・モス 
<内容>ニューヨークでコンピュータプログラマーとして働く男には、凄腕ハッカー「ネオ」というもうひとつの顔があった。ある日、「ネオ」はディスプレイに現れたメッセージに導かれて、謎の女トリニティと出会う。そして彼女の手引きによって、電脳世界では伝説化しているモーフィアスという男と会い、この世界は現実ではない、と告げられる。
*****

◎ちょっと気を抜くと、訳が分からなくなるストーリーながら、わくわくして、楽しめた。キアヌかっこいい!!現代技術を駆使した映像がすばらしい。電話線で、つながっていないと、移動できないって言うのが、ちょっと、この時代では、変だけど・・・(^^;。(1999.09)
◎「リローデット」公開前のTV放映でまた観てみました。
4年前に観ただけなので、だいぶ忘れているところもあって、「リローデット」を観る前に復習できてよかった〜(^^)。
この作品以降、この手の映画が増えたので、こちらが見慣れたせいか、少々アクションが重く感じられました。でも、それも、観ているうちに気にならなくなり、面白く観れました。
今回改めて感じたのは、美しさ。薬莢が散らばるところとか、壁の破片が飛び散るところをスローモーションで処理してあって、ほんと、美しいです。
ワイヤーアクションも今観てもとってもいいです。特に、キアヌが、片手で回転しながら銃を撃つシーンなんて、見事!!すばらしい〜〜(^^)。真似したい〜〜(^^;。
ただ、やはり釈然としないところもありましたねぇ。ヴァーチャルで死んだら、どうして、本人も本当に死んじゃうんだろう??(^^;。やっぱり、マトリックスの基本的なところを理解していないようです、私(^^;。(2003,06,06)

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マトリックス リローデッド      2003年 アメリカ SF・アクション・サスペンス   
<監督>アンディ・ウォシャウスキー , ラリー・ウォシャウスキー
<出演>キアヌ・リーブスローレンス・フィッシュバーンキャリー=アン・モス , ヒューゴ・ウィーヴィング , ジェイダ・ピンケット=スミス モニカ・ベルッチ , ハロルド・ペリノー・Jr 
<内容>人類の救世主として自覚したネオ(キアヌ・リーブス)は、モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)らと共にマトリックスから人類を解放するための戦いを続けていた。しかし、人類最後の拠点、ザイオスにも、マトリックスの手が伸びてきていた・・・。
*****

前作「マトリックス」の復習も終え、期待度120%で観に行きました(^^)。
そして冒頭の派手なアクション。いかにもマトリックスな美しいスローモーション。なんと、トリニティーがーー!!ということで、出だしは、凄くよかったです。
でもですねぇ、私、途中で、寝てしまったのです(^^;。マトリックスで寝るとは・・・!(T_T)。まあ、「スターウォーズ」でも寝る人ですから、この手のSF・アクション映画は、苦手なのかもしれません。ちなみに一緒に行った人も途中寝てしまい、ネオとトリニティーのベッドシーンを知りませんでした(^^;。
というわけで、予言者のところがすっぽり抜け落ちていますので、筋がいまいち分かりませんでした(^^)。まあ、ちゃんと起きていても、分からないそうですから、いいっか!(^^)。

続編は、1作目を超えなければならないので、色々なところでパワーアップしていました。
まず、ネオ。スーパーマンになりました(^^)。次に、エージェントスミス。分身の術です。
TVでもおなじみのこの100人のスミスとのアクションは、正直言って、飽きました。もう、TVで、何回も見てるし、闘っても闘っても、きりがないっていうのは、観ているのが辛いものがあります。さっさとスーパーマン化して、飛んで逃げればいいものを!!
新しいキャラでは、ザ・ツインズが、よかったですね〜。あの幽霊みたいな、つかみ所のなさは、お気に入りです(^^)。
モニカ・ベルッチは、ピッチリしたドレスで、男性を悩殺?私には、彼女のキャラは、もうひとつでしたねぇ。レヴォリューションズにも出るようですから、これからかな。
一番がっかりしたのは、前作で感動した美しさが少なくなったことです。次から次のアクションシーンは、凄かったですが、思わず、美しい〜とうなるところがなかったですねぇ。高速道路で、車に飛び降りて、ぺしゃんこにするところとか、好きですが・・・(^^)。(2003,06,08)

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マトリックス レボリューションズ      2003年 アメリカ SF・アクション・サスペンス    
<監督>アンディ・ウォシャウスキー , ラリー・ウォシャウスキー
<出演>キアヌ・リーブスローレンス・フィッシュバーンキャリー=アン・モス , ヒューゴ・ウィーヴィング , ジェイダ・ピンケット=スミス モニカ・ベルッチ , ハロルド・ペリノー・Jr , ブルース・スペンス

<内容>トリニティー(キャリー=アン・モス)を助けたネオ(キアヌ・リーヴス)は、マトリックスと現実世界との中間地点に取り残されてしまう。その間にも、現実世界に生きる人間達の砦、ザイオンは、人工知能によって、センティネルズの大群に攻撃され、全滅の危機にあった。そして、ネオの宿敵、エージェント・スミスは、膨大な力を持ち始めていた・・・
*****

何しろすごい迫力でした。「リローデット」ですっかり寝てしまった私も、さすがに眠れませんでした(^^)。
でもやはり前作寝てしまったのは失敗でしたねぇ(当たり前ーー(^^;)。あの人は誰?これはどうして?!状態で、ほんと、情けなかったです(^^)。
だから、マトリックスの世界とか、マトリックスの哲学とかは、DVDをゆっくり観て考えるとして、今回は、あまり考えないで観ました。
それでも、とっても楽しめましたよ〜。ザイオンとセンティネルズの闘いは、まるで、ゲームをしているような感覚です。闘っても闘っても襲ってくる膨大な数の敵!迫力満点です。
ただ、そのおかげで今回は、ネオやトリニティーのアクションが、前回に比べて少ないような気がしました。印象が薄いのかな。ネオとスミスの闘いも、意外とシンプルでした。それでも、十分満足出来たんだから、やっぱりマトリックスは凄いです。DVD早く出ないかなぁ〜〜(^^)。

ラストは、あれで、何となく納得。映画のコピー「始まりが あるものには すべて 終りがある」が、すべてという感じでしたね〜。
目が見えなくなったネオが観た世界も綺麗だったし、もう、大満足でした(^^)。

それにしても、モニカ・ベルッチ。レボリューションズで、何か大活躍するのかと思ったら、ぜんぜ〜〜ん、でしたね〜。彼女、いったい何だったんでしょう?!(2003,11,08)

●作品名インデックスへ
真夏の出来事   1996年 アメリカ  サスペンス
<監督>ジム・ウィルソン
<出演>キャメロン・ディアスハーベイ・カイテルビリー・ゼイン
<内容>新婚の妻ナタリー(キャメロン・ディアス)を中心に、次々おこる不幸な事件。
*****

みんないい人なのに、キャメロン・ディアスのために、とんでも無いことに・・・キャメロンは、レオナルド・ディカプリオの次作(ギャングオブニューヨーク)の共演者。(2000.05)

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真夏の夜の夢      1999年 アメリカ ファンタジー・コメディー
<監督>マイケル・ホフマン
<出演>ケヴィン・クライン, ミシェル・ファイファー, ルパート・エヴェレット, クリスチャン・ベイル , ソフィー・マルソー
<内容>シェイクスピア原作。ハーミアは、父が決めた婚約者以外の男と恋に落ちて、それが許されないことを知ると、二人で駆け落ちをしようと、森の中にはいってゆく。彼女を追って、その婚約者と、その婚約者が好きなヘレナも、森の中に入ってゆく。その様子を見ていた妖精の王は、妖精パックに婚約者の目に惚れ薬を差し、ヘレナを好きにさせるように命ずるが、パックが目薬を差す男を間違えたため、大騒動になる。
*****

豪華な配役でした。妖精の森や、妖精たちが、幻想的で美しかったです。大人の見るファンタジー物です。私としては、最後の結婚式の後の劇中劇は、不要に思ったのですが、シェイクスピアの原作だから、カットは出来ないんでしょうね(^^;。ヘレナ役の人は、どこかで見たと思ったら、「アリーmyラブ」のアリーでした。とってもキュート!!(^^) (2002.03)

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招かれざる客      1967年 アメリカ コメディー・ロマンス
<監督>スタンリー・クレイマー
<キャスト>スペンサー・トレイシー , キャサリン・ヘプバーン , シドニー・ポワチエ 
<賞>アカデミー主演女優賞(キャサリン・ヘップバーン)、アカデミー脚本賞
<ストーリー>ハワイで知り合ってすぐに結婚を決意したジョン(シドニー・ポワチエ)とジョーイ(キャサリン・ホートン)。すぐにジョーイの両親に報告するためにサンフランシスコに戻ってくるのだが、一つだけ気がかりなことがあった。それは、ジョーイの愛した男性は、黒人だったのだ・・・。
*****

もうすぐ、この映画のリメイク、「ゲス・フー/招かれざる恋人」が公開されるので、元の映画を見てみました。
40年近く前のアメリカ。その頃の人種差別は、今よりもずっとひどかったはずなので、暗い内容を想像していたのですが、全然そんなことはありませんでした。なんとジャンル分けは、コメディー・ロマンスです。さすがにガハハと笑える話ではないですが、シリアスな問題を少しでも、明るく描こうとしたのかもしれないですね〜。
この明るさは、彼女の家庭が、父親はリベラルな新聞王、母親も事業を営む進歩的な家庭を舞台にしているのと、ジョンの達観した姿勢にあるのでしょう。ジョンは、それまでの人生で、黒人であり、また、優秀であるが故に、受けてきた多くの差別によって、相手の反応も、おおよそは分かっていたはずです。故に、リベラルだと言われている彼女の両親の反応も大方の予想は付いた上で、明るい対応をしたのだと思います。もし、肌の色が同じだったら、しなくてもいい努力が、彼の人生には、大きな比重を占めていることでしょう。
予想通り、娘の結婚相手が黒人だと知ったときの両親の抵抗感や、ショックは、たいそう大きかったようです。
これが、ジョンの方に、何かの欠点でもあれば、それを理由に、大反対も出来たでしょうけれど、あいにく彼は、世界的にも有名なドクターで、しかも、人間的にもすばらしい男で、なんの文句も言えないだけになおさら、両親、特に父親の葛藤は、自分の理性や理念との闘いにもなって苦しかったろうと思いました。
黒人(同胞)同士の反発もだいぶ強かったですね。黒人は、こうあるべきと言う考えがすり込まれていると言うことなのでしょうか。無駄な波風を立てないでと言うこともあるのかもしれません。
一番の理解者は、牧師さんでした。彼の態度は、本当に立派でした。なんの違和感もなく、ジョンを受け入れる姿は、偏見を全く持っていない人にしかできない態度でしょう。すばらしかったです。

さて、これでますますリメイク版の方も楽しみになりました。ちなみに、リメイクの方は、黒人と白人が逆転して、娘の恋人役は、アシュトン・カッチャーが演じています。(2005,09,12)

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まぼろし      2001年 フランス ロマンス
<監督>フランソワ・オゾン 
<出演>シャーロット・ランプリング , ブリュノ・クレメール 
<内容>結婚して25年のマリー(シャーロット・ランプリング)とジャン(ブリュノ・クレメール)は、いつものように、夏の休暇を別荘で過ごしていた。ある日、海に出かけたジャンがいつまでも戻らないことに気付いたマリーは、警察に捜査を依頼する。しかし、彼は、戻らなかった・・・。
*****

せつなくて、泣きました(T_T)。
会話がなくても、お互いの気持ちが分かりあえるようになった夫婦。その夫が、急に彼女の前から姿を消してしまう。状況からいって、海で遭難したことは明らかなのに、受け入れられないマリー。まして、失踪したなんて事は、考えられない。
そんな彼女には、夫のまぼろしが心の拠り所となってしまう。それは、考えようによっては、幸せなことかもしれないですねぇ。彼女の描きだす幻の夫の優しさに胸がじ〜〜んとなりました(T_T)。
しかし、夫を生きてるがごとくに話す彼女には、危うい狂気が忍び寄っています。マリーが知的な女性で、感情をあまり表に出さないだけに、その姿が痛々しいです。

友人の計らいで知り合った、ヴァンサンとベットを共にした時に、「あなたには、重さがない」といって、去ってゆく彼女。この感覚は凄いです。リアルです。彼には何の落ち度もないわけで、お気の毒ですが、これは、長年親しんだ夫婦ならではの言葉でしょう。この言葉を書いた脚本はすごいなぁと思いました。

また、夫の、妻にも言わなかった秘密を知った彼女は、義母の所に赴きますが、そこでの母と妻とのぶつかり合いは見事です。母親って、いつまで経っても、息子は自分の一部と思っているんでしょうか。夫を中心としたふたりの女の戦い。どの国でも、この手の争いは、あるんですねぇ。

主演のシャーロット・ランプリング。この時55歳ですが、とっても若々しいです。スタイルもいいし、センスもいいし、背中もスベスベしてそう。こんなに美しく年を取りたいものですねぇ。

余計な説明をするような会話は一切なく、映像で全てを表現している見事な映画でした。 ラストシーンが、いつまでも心に残ります・・・。(2003,12,11)

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マネートレーダー/銀行崩壊       1998年 イギリス サスペンス・犯罪
<監督>ジェームズ・ディアデン 
<出演>ユアン・マクレガー , アンナ・フリエル 
<内容>世界で、もっとも古い歴史を持つイギリスの民間銀行ベアリングズ銀行に勤めるニック(ユアン・マクレガー)は、ジャカルタの債権処理を任され、その後、アジアでの先物取引の責任者に抜擢される。彼は、めきめきと実力を現し、名実共に、銀行にはなくてはならない人物になった。しかし、その陰で彼は、大きな損失も出していたのだった・・・。
*****

老舗銀行を倒産させたニック・リーソンが、獄中で書いた原作の映画化です。
チャンスをつかんだニックが、スタッフのミスで出した損失をなんとか取り戻そうと画策し、それが成功したことが、ニックにとって、そして、ベアリングズ銀行にとっても後々の災いの元でした。
銀行が行う先物取引の現状など、私が知るよしもないのですが、それなりに面白かったです。が、実際に、こういう事に詳しい人には、きっともっと面白いんでしょうね〜。しかも、実話ですし、なおさらです。
一瞬で、大金が動く世界。心身共に相当タフでなければ、やっていけないでしょう。
これは、ニック個人の勘と経験に頼った仕事です。会社の金を使ったギャンブルという気もしないでもないですねぇ(^^;。
結局、損を取り戻そうとして、大変なことになって行くのですが、数字ばかりを相手にしていると、いくつゼロが付いていても、大差ない感覚になってしまうのでしょうか。
これを観ていて思い出すのが、同じような時期にあった日本の大○銀行の、巨額損失事件です。この時は、1100億円の損失。それでも、銀行がつぶれなかったんだから、日本の銀行保護策は、徹底していてるってことかしら。ただ、その温情があだになって、いまの日本の現状があるとも言えるのかもしれませんが。目先のことばかりを考えてると、どのみち悲惨なことになるということでしょう。くわばらくわばら・・・・。(2003,05,26)

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マネキン      1987年 アメリカ コメディー・ファンタジー・ミステリー・ロマンス
<監督>マイケル・ゴットリーブ
<出演>アンドリュー・マッカーシー , ジェームズ・スペイダー
<内容>芸術家志望のジョナサン(アンドリュー・マッカーシー)は、仕事でも芸術性を追求しすぎて、すぐにクビになってしまう。そんなある晩、彼は、かつて働いていた工場で、愛情込めて作ったマネキンと再会する。そして、偶然が重なって、そのマネキンの置いてあるデパートで勤めることになるのだが・・・。
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ファンタジーです。ファンタジー過ぎて、正直、ばかばかしくて、見ているのが辛かったです(^^;。
ですので、この映画の見所としては、若きアンドリュー・マッカーシーを見れるということでしょう。
ちょうど今、彼主演のTVドラマ「キングダム・ホスピタル」を見ているところなので、感慨ひとしお。17年前の彼は、なんと若くて、可愛くて、おぼっちゃまみたいなんでしょう〜〜(^^)。

そして、もう一つの見所は、共演にジェームズ・スペイダーが出ているところです。彼が出ているとは、映画を見てから知ったので、びっくりしました。
しかも、なんと、あの美しい顔を隠すかのようなメガネと髪型(^^;。かつて「スピーキング・オブ・セックス」で、コメディアンに徹している彼を見て、少なからずショックを受けたのですが、こんな昔からこんな役をやってたんですねーー。あ〜、びっくり!(^^;。彼といい、ブラッド・ピットといい、今も昔も、美しい顔の男優さんは、その美しさの殻を破ろうと、もがき苦しむんですねーー。そんな事しなくてもいいのにな〜。(2004,08,18)

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真夜中のサバナ      1997年 アメリカ ミステリー・サスペンス   
<監督>クリント・イーストウッド
<出演>ジョン・キューザック , ケヴィン・スペイシー , ジュード・ロウ , アリソン・イーストウッド , イルマ・P・ホール 
<内容>アメリカ、ジョージア州サバナ。ライターのジョン(ジョン・キューザック)は、ウィリアムズ(ケヴィン・スペイシー)が主宰するクリスマスパーティーの取材をするために、この街にやってきた。パーティーの終わった夜遅く、ウィリアムズが殺人容疑で逮捕される。ジョンは、真相を突き止めるため、取材を続けることにする・・。
*****

題名と、ジュード・ロウにひかれて観てみました。でも始まってすぐに、監督が、クリント・イーストウッドということを知っていやな予感・・・(^^;。何を隠そう、私は、あまり彼が好きではないのです(^^;。

はじめは、いったい何の話か、さっぱり分かりませんでした。ウィリアムズの立場も不明。なんで、ジョンが、このパーティーの取材に、わざわざ来たのかも不明・・・(^^;。
何が起こるか分からない街(らしい)サバナ。そのサバナは、からっとした明るい、歴史ある街という風情。なかなか良さそうな街ですね〜。

パーティーには、町の名士が続々と集まってきます。そして、起こった殺人事件。でも、どういう状況で、その殺人が起こったのか、またしても、なかなか分かりません。
殺人事件が起こって、その犯人を捜すというサスペンス映画ではないわけです。
実際に一人の人間が死んでいるわけで、彼を殺した犯人も分かっている。争点は、それが正当防衛か、否かの一点です。

私の固定イメージでしょうか、ケヴィン・スペイシーが、怪しすぎるんです。何か、絶対にあるはずだと思ってしまう。家宝の剣や、銃にわざとジョンに触らせたりして、何か意図がありそう〜〜と、ワクワク(?)していた私。それなのに・・・(^^;。

確かに、隠された事実はあったわけですが、それが、全然生きてないんですねーー。 ジョンが、どうするのか興味があったけど、それも空振り。なーんだって、感じです。 ただひたすら長かった155分・・・・(^^;。

事実をもとにした話だから、勝手に話を変えるわけにもいかないし。実話の映画化は、だから難しいのかもしれません。
ただ、確かに、サバナの街の雰囲気は、堪能できたし、風変わりな住人も面白かったです。そこらへんをこの映画は欲張りすぎてしまったのかもしれませんね。

特異な存在感のレディー・シャブリ。彼女は、実際に事件に関わり合った実在の人物で、本人が演じているそうです。だからなのか、それとも、彼女にそういう才能があったのか、彼女が絡んだシーンだけが、やたらに目立つ(面白い)映画になっていました。
最後に、見ないではいられないような邦題をつけたライターさんに拍手!(^^)。(2003,08,23)

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真夜中の虹      1988年 フィンランド
<監督>アキ・カウリスマキ
<出演>トゥロ・パヤラ , スサンナ・ハーヴィスト , マッティ・ペロンパー 
<内容>フィンランドのある街で、炭坑が閉鎖された。行く当てのない父親は、拳銃自殺してしまい、残されたのは、息子のカスリネン(トゥロ・パヤラ)と、キャデラック一台。彼は、銀行で、全財産をおろし、南へと向かう。しかし、途中のドライブインで、二人組に襲われ、有り金を全て盗まれてしまう・・・。
*****

いかにもカンヌ映画祭向けの映画という感じ。ということは、私の苦手な映画と言うことですね(^^;。
このアキ・カウリスマキ監督は、有名な監督らしいのですが、私には、もひとつです。前に観た「浮き雲」という映画も、ちょっと変わってました。

この主人公、カスリネンは、ちょっとついていません。炭坑が閉鎖になって、父親が自殺して、一人で南に向かうのですが、自慢のキャデラックの幌が壊れてしまっています(^^;。雪の降る中、彼は、オープンカーで、ドライブすることになるのです。もうここからすでに、彼の暗雲漂う将来を暗示しているようです。
しかし、どんなことがあっても彼は、淡々と全てを受け入れます。そこが、彼の偉いところでもあり、ちょっと私のイライラするところでした。でもそれが、彼のこれまでの生き方、そして、これからの生き方そのものなのでしょう。
そして、やっと辿り着いたところに、いったい虹は出ているのでしょうか?(2003,09,02)

●作品名インデックスへ
真夜中のピアニスト      2005年 フランス 犯罪   
<監督>ジャック・オーディアール
<キャスト>ロマン・デュリス  , エマニュエル・ドゥヴォス 
<ストーリー>28歳のトム(ロマン・デュリス)は、不動産の裏ブローカーとして、薄汚れた世界で生きていたが、ふとしたきっかけから、母のようなピアニストになるという夢を持ち、オーディションを受けることにする。しかし、彼の生きる世界では、それは困難を極めるのだった・・・。
*****

いろいろな顔を私たちに見せてくれるロマン・デュリス。ある時は、気ままな留学生(「スパニッシュ・アパートメント」)、ある時は颯爽とした大泥棒(「ルパン」)。そして、今回の彼は、裏の世界に生きる薄汚れた、しかし、ある希望を胸に秘めた、一人の若者・・・。どの顔も、魅力たっぷりに魅せてくれます。
特に今回のこの映画は、一つの映画の中で彼は、両極の二面を見せてくれました。ひとつは、仕事のために暴力に走る若者。そして、もう一つは、純粋に生きたいと、もがくピアニスト志望の若者。
激しさと優しさの狭間で、悩み、葛藤する青年を好演しています。

ただ、彼の仕事がどういうものなのか、最初よく分からなくて、それを理解するのが、ちょっと大変でしたねーー。追い立て屋とでもいうのでしょうか。家賃を滞納している低所得者の住む住宅を、他に売れるように、きれいにして(追い出して)不動産として、引き渡すような仕事です。
そんな仕事を生業としている彼が、繊細な神経を必要とするピアニストを夢見るのですから、これは大変。仕事仲間の理解を得ることも出来ず、夜中に、体を張った仕事をするのですから。ピアニストとして何よりも大事な手には、いつも生傷が絶えないのでした・・・。しかし、こんな矛盾した生活を送る彼には、そうなるべき過去をもっていたんですね〜。
暴力的だし、暗いので、少々お薦めしずらいのですが、どっしりと見応えのある映画でした。
すさんだ顔つきのデュリスを見るのは辛かったですが、時折見せる、彼の優しい目がたまらなく素敵でした(^^)。
とはいっても、やっぱり私は、「スパニッシュ・アパートメント」の様な彼が好きなので、その続編となる「ロシアン・ドールズ」という作品が来年公開になるらしいので、今は、それがとっても楽しみです。(2005,11,27)

●作品名インデックスへ
真夜中の弥次さん喜多さん      2005年 日本 コメディー・時代劇   
<監督>宮藤官九郎
<キャスト> 長瀬智也 , 中村七之助 , 生瀬勝久 , 大森南朋 , ARATA , 麻生久美子 , 妻夫木聡 , 松尾スズキ , 柄本佑 , 松本まりか , 阿部サダヲ , 古田新太 , 荒川良々 , 岩松了, 板尾創路 , 小池栄子 , 中村勘三郎
<ストーリー>深く愛し合う弥次さん(長瀬智也)喜多さん(中村七之助)の二人。しかし、喜多さんは、重度のドラッグ中毒だった。そんな喜多さんを心配した弥次さんは、喜多さんのドラッグ中毒を治そうと、伊勢参りへと旅立つことにする・・・。
*****

TVの予告を見てから、面白そうで、是非見たいと思っていました。でも、なかなか時間が取れず、やっと時間を空けて、息も絶え絶え映画館にたどり着いたのですが・・・。このところの忙しさがたたって、この騒がしい映画の最中に、不覚にも、寝てしまいましたーーー(T_T)。起きていたのは、おそらく半分ぐらい。コーヒー飲んでも、全くダメ。ひたすら心地よくて〜〜(^^)。
だから、感想も、トンチンカンになるかもしれませんが、また、何かの機会に見直して、書き直しますので、ご容赦を・・・(^^;。

寝てしまった映画を、なかなか面白かったというのも、なんですが、本当に、なかなか面白かったです。
なにしろ、主演の二人が、役になりきってて、ぴったり!見事!(^^)。
長瀬智也はもちろん知っていましたが、中村七之助の方は、「酔っぱらって・・・」のスキャンダルしか知らなかったのですが、彼も、なかなか良いのですよ。歌も踊りも、軽快で、さすがに歌舞伎役者、見事だなぁと思いました。
そして、脇に出てくる人たちの多彩なこと!お笑い系や、若い役者さんに混じって、七之助のお父さん、中村勘三郎さんまで出てきて、しかも、あんな格好をーーー!(^^;。さすが、歌舞伎役者、かぶいてますね〜〜(^^)。

内容も、ナンセンスのオンパレード。これは、駄目な人は、とことん駄目だったでしょうが、私は、面白かったです。だけど、寝てしまっては、説得力ないですよね〜〜(^^)。もう1回見に行っちゃおうかしら〜〜(^^)。(2005,05,13)

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マラソンマン      1976年 アメリカ サスペンス
<監督>ジョン・シュレシンジャー
<出演>ダスティン・ホフマン , ローレンス・オリヴィエ , ロイ・シャイダー 
<内容>マラソンに熱中する大学院生のベイブ()は、図書館で知り合ったエルザとのデートを楽しんでいた。一方、何者かにつけねらわれていたベイブの兄ドク()は、刺されて瀕死の重傷を負い、彼のアパートで絶命してしまう。その後、ベイブはナチスの残党に捕らわれて、兄から何かを聞いていないかと、拷問を受けるのだった・・・。
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最初の頑固じいさん二人の交通事故から、謎めいたスパイ映画のように流れてゆくストーリー。いったいどんな秘密があるのだろうと期待した割には、あんがい肩すかしでした。
もちろん、ダイヤの密輸も、莫大なお金の絡んだ事件ではありますが、もっと政治的な事件だとばかり思ってました。
それにあの拷問シーン。あんなにまでして「安全か?」と聞く必要があったのか?本人以外が、貸金庫に行くなんて事は出来ないんでしょうかねぇ。

でも、印象深い箇所も何カ所かありました。最初の頑固じいさん二人の言い合いとか、例の拷問シーン(^^;。そして、ナチス残党のゼルが、街を歩いていて、「白い天使だ!」と叫ばれる所などです。

それにしても、お兄さんが彼のアパートで死にさえしなければ、彼もあんな目に遭わなくて済んだかもしれないのに、お兄さん、まずかったですねー。(2004,02,21)

●作品名インデックスへ
マリー・アントワネットの首飾り      2001年 アメリカ サスペンス・歴史
<監督>チャールズ・シャイア
<出演>ヒラリー・スワンク , サイモン・ベイカー , エイドリアン・ブロディ , ジョナサン・プライス ,  ジョエリー・リチャードソン , クリストファー・ウォーケン 
<内容>王位にもついたことのある名門ヴァロア家は、ジャンヌ(ヒラリー・スワンク)の父の代で、断絶してしまった。ただ一人生き残ったジャンヌは、家の復興を願い、王妃マリー・アントワネット(ジョエリー・リチャードソン)に近づこうとするのだが・・・。
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「ボーイズ・ドント・クライ」のヒラリー・スワンクの宮廷ものと言うことで、どうかと思いましたが、これが、結構彼女に合っていました。もちろん、綺麗なドレスを着ただけの社交界ものではありません。彼女の強い目が活かされたストーリーです。これは、この時代に実際に起こった有名な事件らしいのですが、歴史に疎い私が知るよしもありません(^^;。
この時代の映画を見ると、いつも不思議に思うのは、○○公爵夫人とか、△△伯爵夫人が、愛人を作ったりすることです。夫人と言うからには、結婚して、旦那様もいるはずなのに、愛人とは・・・(^^;。この時代の性の乱れは、相当だったみたいですね。
この映画の主人公ジャンヌも、伯爵夫人であるにもかかわらず、若く、綺麗な彼女に男が言い寄ってきます。しかも、彼女も、それを利用して力を持とうとするのです。ある意味、この時代は、自分の知恵と才覚で成り上がれる時代で、生きることにスリルがあって面白かったかもしれませんね。ルイ16世時代の宮廷の様子は「リディキュール」にもよく描かれていて面白いです。
映画は、断絶した生家の復興を願うジャンヌが、家名の復活が無理ならば、生まれた家だけでも取り戻したいという一心で、王妃や枢機卿相手に詐欺をはたらく話です。まさか、こんな事が出来るとはと、現代では考えられないような話ですが、この事件などが元で、実際にフランス革命が起こったのですからすごい話です。
ヒラリー・スワンクは、ナタリー・ポートマン風で、意外と綺麗。「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディの、女優にうつつを抜かすおばか伯爵も見物です。そして、クリストファー・ウォーケンもインチキ占い師を怪演しています。サスペンスになっていて面白いのと、丁寧な説明で、わかりやすい映画でした。(2003,02,25)

●作品名インデックスへ
マルコビッチの穴      1999年 アメリカ コメディー オフィシャルサイト 
<監督>スパイク・ジョーンズ
<出演>ジョン・キューザック,キャメロン・ディアス,キャサリン・キーナー,チャーリー・シーン,ジョン・マルコヴィッチ
<内容>人形遣いのシュワルツは、生活難から、会社勤めを始めるが、その会社は、7階と、8階の間にある、天井が異常に低い、奇妙な会社だった。ある日、彼は、その会社に小さな扉があるのを見つけ、そこに入っていくと、なんとそこは、俳優のジョン・マルコビッチの頭の中だった。
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あはは、なかなか面白かったです。この発想は、すごいですね。あの、奇妙な会社といい、人の頭に繋がる穴といい、こんな事を考えつく人は、すごいです!(^^)。出てくる人たちも、皆、常軌を逸しているし、一番まともなのが、ジョン・マルコビッチでした。その彼も、人格を乗っ取られてしまうのだから・・・(^^;。俳優仲間役のチャーリー・シーンにも、笑わせてもらいました(^^)。マルコビッチファンには、たまらない一作でしょう(^^)。もう一つ、驚いたのが、操り人形のすばらしさ! あれだけの感情を表現できるものなんですね。すばらしい!! (2001.10)

●作品名インデックスへ
マルコビッチの新生人 Mr.アンドロイド      1987年 アメリカ コメディー・SF
<監督>スーザン・シーデルマン
<出演>ジョン・マルコヴィッチアン・マグナソン, グレン・ヘドリー
<内容>深宇宙探査用アンドロイドとして開発されたユリシーズ(ジョン・マルコヴィッチ)は、その生みの親の博士ジェフ(ジョン・マルコヴィッチの二役)そっくりに作られていた。ユリシーズは、まだ未完成で、礼儀作法を教え込むために、フランキー(アン・マグナソン)が、その教育係として、任命されたのだがいつしか、彼は、彼女に恋をしてしまう。
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最初から最後までつまらなかったです。題名の「マルコビッチ〜」に惹かれて見たのですが、「マルコビッチの穴」のような、斬新さは、元よりなく、ただただ、退屈でした。アメリカのドタバタTVドラマを見ているような感じ。最後まで見た自分を褒めてあげたい!(^^;。15年前の映画なので、マルコビッチが、若々しいのが、うれしいというか、楽しいというか・・・、それだけでした(^^;。でも、彼って、どんな映画でも手を抜かないで、一生懸命ですね〜〜。アンドロイドを演じる彼は、役になりきってました。やっぱり彼ってすごいかも(^^)。(2002.08.27)

●作品名インデックスへ
マルコムX   1992年 アメリカ  ドラマ
<監督>スパイク・リー
<出演>デンゼル・ワシントンアンジェラ・バセット , クレイグ・ワッソン
<内容>黒人解放運動のリーダー、マルコムXの伝記。若いマルコムは、窃盗で服役した時に、刑務所の中で諭されて黒人解放運動に、目覚めてゆく。出獄後、イライジャ・ムハマットの下で黒人解放運動の、過激な煽動家となるが、内部紛争により、新しい組織を作るが、公演中に、狙撃されて、死亡する。
*****

3時間を越える大作。でも、彼の生き様が、鮮烈で、話の流れもうまく、飽きさせない。デンゼル・ワシントンが、まだ、若い、ちんぴらのマルコムと、刑務所の中で解放運動に目覚め、リーダーとなって、人々に支持されてゆくマルコムとを、きっぱりと演じ分けていて、すばらしい。(2000.12)

●作品名インデックスへ
マルチニックの少年      1983年 フランス
<監督>ユーザン・パルシー
<出演>ギャリー・カドナ , ダーリン・レジティム 
<内容>1930年代、フランス領の島マルチニック。祖母と二人暮らしのジョゼは、貧しい暮らしにもかからわず、他の子供達のようにサトウキビ畑で働かず、祖母の強い望みで、学校に行くことになった。そして、彼は、そこで文学の才能を発揮しはじめるのだが・・・。
*****

マルチニック出身の作家、ジョゼフ・ゾベルの少年時代の回想を綴った「黒人街通り」の映画化です。
しかし、それは、見終わってから調べたことで、実は、なんの予備知識もなく、見始めたのでした。

フランス領のマルチニック島に住むアフリカ系黒人の生活が描かれています。子供達は親がサトウキビ畑に働きに行くのを待ちかねたように、親がいるときには出来ない遊びをはじめます。これは、どこの国の子供でも一緒ですね。全く子供って、何をしでかしてくれる事やら・・・(^^;。でも、無邪気なのは、この時ぐらいまでで、黒人街に住む子供達は、すぐに生活のために大人に混じって働きだします。
そんな中で、ジョゼは、その貧しい生活から抜け出せるようにと、祖母によって学校に通わせてもらいます。祖母の貰うほんの少しの賃金の中から学校に通わせるのは、凄く大変だったろうと思います。でも、それをやってしまうこのおばあちゃん、偉いですね〜。
そんな祖母の思いと、隣に住む老人が教えてくれる色々なことを胸に、少年は、成長してゆきます。このキラキラした目を持つ少年に幸あれと、思わず願ってしまう映画でした。(2003,07,30)

●作品名インデックスへ
マルホランド・ドライブ      2001年 アメリカ ミステリー     
<監督>デヴィッド・リンチ
<出演>ナオミ・ワッツ,ローラ・ハリング,ジャスティン・セローロバート・フォスター , メリッサ・ジョージ
<内容>マルホランド・ドライブで、深夜、起きた交通事故。車から、自力で這い出して、ある家に入り込んで寝込んだ女は、記憶を喪失していた。彼女を見つけたのは、スターを夢見てハリウッドの叔母の家に間借りすることになったベティーだった。二人は、彼女の気憶を取り戻そうとして、荷物を調べると、大金と、青い鍵が入っていた・・・。
*****

映画を見る前に、食事をしたのが悪かったのでしょうか、難解すぎて、前半ウトウトと寝てしまいました(^^;。それもあってか、ほとんど意味不明(^^;。デビッド・リンチ監督は、「ストレイトストーリー」のイメージの強かったので、驚きでもありました。でも、この路線が、彼の映画らしいです。話題になった「ツインピークス」も、同じような感じらしいです。見た直後は、?マークが、頭の中を飛び交っていましたが、だんだんと、自分の中で謎が解けてきて、今では、もう一度見てみたかったりするのです(^^)。この映画で、全米批評家協会主演女優賞を受賞した、ナオミ・ワッツは、なるほど熱演でした(^^)。ラストにパスワードがあって、オフィシャルHPにインプットすると、解説が、見れます。
(ここよりネタバレあり)映画を見終わった後、周りの人たちがしゃべっているのを聞いて、何となく、分かりかけました。青い箱を開ける前は、ベティーの夢の世界。開けてからは、現実。これが分かったら、謎がどんどん解けてきます。そうなると、もう一回見たくなりますね〜(^^)。それでも、カウボーイハットの男性とか、レストランの裏にいた男の正体とか、袋(箱?)から出てきた小人とか、訳の分からないことが、多いですが・・・(^^;。ちなみにパスワードは「bettey」と「rita」でした。(2002.03)

●作品名インデックスへ
マレーナ      2000年 イタリア・アメリカ ロマンス   
<監督>ジュゼッペ・トルナトーレ 
<出演>モニカ・ベルッチ , ジュゼッペ・スルファーロ 
<内容>1940年、シチリア島。12歳のレナートの頭の中は、美しいマレーナのことだけだった。彼女は、結婚2週間後に夫を戦地に送り出し、一人で夫の帰りを待っていた。しかし、彼女の元に、夫戦死の知らせが届く・・・。
*****

美しいマレーナをストーカーのごとく追いかける少年の話だけだと思っていたら、違っていました。結構悲しい話だったのですね。
でも、話の大部分は、少年のマレーナへの思いです。大人になりたくて、背伸びをしている少年の姿に、思わず笑ってしまいます。長ズボンをはいたり、床屋でちゃんとした席に座ったりするのが、この頃には、重大事項なんでしょうね〜。
そんな少年しかマレーナの本当の姿を知らなかったのが、そもそもの悲劇。
イタリアの片田舎の人達の、無責任で閉鎖的な姿勢が彼女を追いつめてゆきます。夫を失い、収入をたたれたマレーナ、仕事も見つからず、どうやって生活をしたらいいんでしょう。彼女の美しさに鼻の下を伸ばす男達も、女房や母親には頭が上がらず、女の敵は、女という構図です。
まあ、これは、彼女自身が、村に溶け込む努力を少し怠っていたのも原因なのでしょう。閉鎖的な集団も、その中に入り込んでしまえば、心地よいのも事実ですから。
そんな彼女が生きてゆくには、選択肢はなく、あのような悲劇が・・・。可哀想でした。でも、やはり、彼女が愛した人が、彼女を一番理解していた。という、終わり方がとても心強かったです。
モニカ・ベルッチ以外にこの役は、考えられません。とても美しく、エロティックで、私までほれぼれ。あれなら、村の女達の反感をかってもおかしくないですね〜。(2003,03,29)

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マン・イン・ザ・ムーン/あこがれの人   1992年 アメリカ  ドラマ
<監督>ロバート・マリガン 
<出演> リース・ウィザースプーン 、エミリー・ウォーフィールド, ジェイソン・ロンドン
<内容>1957年のルイジアナ州の農村を舞台に、一人の青年を、姉妹が、愛してしまう話。
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リーズ・ウィザースプーンが、溌剌としていて、とってもかわいい。彼女の映画デビュー作でもあります。リーズファンの人は、必見! (2000.03)

●作品名インデックスへ
マンハッタン花物語   1995年  アメリカ  ロマンス
<監督>マイケル・ゴールデンバーグ 
<出演>クリスチャン・スレイター メアリー・スチュアート・マスターソン 
<内容>リサは副社長になったばかりのやり手のキャリアウーマン。仕事一本槍の彼女に、ある日、差出人不明の花束が、届く。その送り主を捜している彼女の前に、意外な送り主が・・・・。
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私は、どうも、クリスチャン・スレーターアレルギーのようです。彼の出ている作品は、ことごとく、好きに、なれない。この作品も、どうも、不自然で、面白くなかったです。だいたい、ラブストーリーは、苦手なせいもあるけれど、前半の彼は、ストーカーにしか見えないし、後半の、プロポーズの所も、相手の気持ちを全然考えない仕打ちに、いらだちました。ただ、このメアリー・スチュアート・マスターソンは、「フライド・グリーン・トマト」に、出ていた人で、とっても好きです(^^)。(2001.02)

●作品名インデックスへ
ミー・ウィズアウト・ユー      2001年 イギリス   
<監督>サンドラ・ゴールドバッハー
<キャスト>ミシェル・ウィリアムズ , アンナ・フリエル , カイル・マクラクラン , アナ・ポップルウェル
<ストーリー>家が隣同士のホリー(ミシェル・ウィリアムズ)とマリーナ(アンナ・フリエル)は仲良しで、何をするにも一緒だった。しかし、家庭環境は、対照的で、ホリーは、保守的なユダヤ系。マリーナは、奔放な母を持つ女の子だった。そんな二人は、成長するにつれて、性格の違いがはっきりとしてきたが、それでも、いつも一緒で仲良しだった。しかし・・・。
*****

仲良しで、何をやるにも一緒の友だちというのは、女の子にとって、必要不可欠な存在です。トイレに一緒に行く友だちがいないなんて、もうサイテーって感じですよね(^^)。
だから、前半は、二人の行動のあれやこれやが、すごく理解できて共感できます。大人になりかけの、ちょっと危険な体験も、二人で一緒なら、がんばれる!?っていうのも、よく分かりますね〜〜。

でも、成長するにつれて、何でもかんでも、一緒だと思っていたその子に対して、ちょっとした違和感を感じ始めるのが普通です。そして、他の子とも仲良くなって、視野も広がり、そのうち、恋人が出来て、決定的に、幼なじみとの距離も開いてゆくのです(^^)。
でも、この映画の彼女たちには、それがなかったですね。
大人になっても、いつまでも一緒で、一方的な力関係になってしまうのは、やっぱり歪んでいるように思いました。ちょっとした意地悪や、迷惑も、お互いに掛け合ってこその友だちで、片方だけが堪え忍ぶのは、もう普通じゃありません。
ただ、モリーの場合、マリーナがただの意地悪なだけではなく、モリーを失う事をとても恐れているのが分かるから離れられなかったのかもしれません。
ラスト近くには、もう、二人ともどうしようもなくなってしまうのですが、それも、時が味方となって解決してくれることもあるのです。

モリー役のミシェル・ウィリアムズ、どっかで見たことあるような気がしましたが、この作品が初めてでした。でも、とっても気になる女優さんですね〜(^^)。(2005,08,25)

●作品名インデックスへ
ミート・ザ・ペアレンツ       2000年 アメリカ  コメディー  <オフィシャルサイト>
<監督>ジェイ・ローチ 
<出演>ロバート・デ・ニーロベン・スティラー, トーマス・マッカーシー 
<コピー>ようやく夢の恋人にめぐり逢えたのに彼女の父親はまるで悪夢のようだ…
<内容>看護士のグレッグ(ベン・スティラー)は、恋人の両親に会うために、彼女の実家を訪れた。しかし、待ち受けていたのは、娘と、ペットのネコを溺愛する元CIAの父親(ロバート・デ・ニーロ)だった。グレッグは、精一杯、家族に溶け込もうとするが、彼のやることなす事すべてが、父親には、気に入らない。
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面白かったです(^^)。はじめから、グレッグを受け入れようとしない父親と、何をやっても、何を言っても、すべてが、裏目に出てしまうグレッグ。グレッグ役のベン・スティラーは、いかにも、コメディーといった大げさな演技ではなく、あくまで、普通の人のまま、笑わせてくれました。そこのところが、とってもよかった(^^)。また、端役の、空港関係者までもが、面白かったです(^^)。コメディーを映画館で見たのは、初めてかも・・・、でも、こういう映画も、他の観客と、一体になって、笑えるので、なかなかいいものですね!(^^)。(2001.04)

●作品名インデックスへ
ミザリー   1990年 アメリカ  サスペンス
<監督>ロブ・ライナー
<出演>ジェームズ・カーン ,キャシー・ベイツ, ローレン・バコール
<賞>アカデミー主演女優賞 <内容>雪道で交通事故を起こした瀕死の人気作家を助け出した女性は、彼の大ファンだった。はじめは、看護の経験のある彼女に、感謝していた作家は、次第に、彼女の、常軌をはずれた行動に、気づき、逃げだそうとするが・・・
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なんといっても、キャシー・ベイツの演技が、すごい。かわいらしい笑顔のかなに、狂気を漂わせ、メチャ怖い。ジェームズ・カーンも、痛そうで、見ているこっちが、辛い(T_T)。(1999.09)

●作品名インデックスへ
ミシェル      2001年 フランス コメディ・ロマンス
<監督>パスカル・バイイ
<出演>オドレイ・トトゥ , ジュリー・ドパルデュー
<内容>モデルのミシェル(オドレイ・トトゥ)は恋人と別れて傷心の日々。そんなある日、彼女はフランソワ(アドゥアルド・ベア)と出会い、恋に落ちる。しかし、フランソワは、ユダヤ人で、彼を理解するには、ユダヤ教に入信するしかないと思った彼女は、ユダヤ教講習会に通うが・・・。
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「アメリ」のオドレイ・トトゥのロマンティックコメディーです。
何しろ、オドレイがキュート!!
「アメリ」では、ちょっと変わった女の子だったので、オドレイのかわいらしさも、その変人ぶりに圧倒されてしまった感がありましたが、この映画の彼女は、もう、本当にかわいい!!
職業がモデルという設定なので、仕事以外の私服も、奇抜な格好をしている事の多いミシェルなのですが、それらのファッションも、彼女が着ると、とってもキュートなんですね〜。ヘアスタイルも、すごく変な時もあるのですが、それでも、ほんとにかわいい!!こんなに彼女って、かわいかったのか〜と、気が付いた人も多いのではないでしょうか。と言っても、この映画は日本未公開だったんですね。 「アメリ」が大ヒットする前の作品だったのかな。
ミシェルになりきって見ていたら、恋人フランソワ役のアドゥアルド・ベアが後半、とってもステキに見えてきました。特に、二人が別れた後の彼って、とっても素敵です!!(^^)。
という感じで、感情移入して見ると、とてもおしゃれでかわいいロマコメなのですが、結構前半は、とりとめがなくて、退屈かもしれませんねぇ。
かくいう私も、2回見たのですが、1回目は、前半、よく寝てしまったのでした(^^;。オドレイのファンの方にはお薦めの映画です。(2004,11,16)

●作品名インデックスへ
ミシシッピー・バーニング      1988年 アメリカ サスペンス・犯罪
<監督>アラン・パーカー
<出演>ジーン・ハックマン , ウィレム・デフォー , ブラッド・ドゥーリフ , フランシス・マクドーマンド , R・リー・アーメイ , マイケル・ルーカー, トビン・ベル
<内容>公民権運動が盛んだった1964年の夏、ミシシッピーで3人の公民権運動家が地元警察での取り調べの後、行方不明となった。捜査のために現地に送り込まれた二人のFBI捜査官ウォード(ウィレム・デフォー)とアンダーソン(ジーン・ハックマン)は、地元の人種差別の厚い壁に、聞き込みもままならなかった・・・。
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見応えありました。
当時のアメリカ南部の根深い人種差別には心がふさがれます。
警察をも信じることが出来ない彼らには、いったい何が残されているというのでしょう。ただただ息を潜めて生きていくしかないですよね。
こんなに激しい差別に対抗するには、あれほどの規模の捜査と人手が必要なんですね。この捜査を一任されていたウォードは、捜査官としての経験はアンダーソンに比べて未熟でしたが、その決断力はやっぱりたいしたものでした。この二人のコンビなくしては、事件の解決は無理だったでしょう。
ラスト近くに犯人を追いつめていく所は、胸がスカッとしました(^^)。

16年前の映画なので俳優さん達も若いです。なんと言ってもびっくりはウィレム・デフォー。最近は、すごく癖のある役ばかりの彼ですが、当時は、こんな髪型で、こんなエリート役もしてたんですね〜。それでも、ただのエリートではなく、しっかり個性的に演じているところが、凄いところです。
ジーン・ハックマンは、まったくのはまり役です。熟練の捜査官はさもありなんという感じ。ハンサムでもないのに、すごくかっこよく見えてしまいますねぇ(^^)。
フランシス・マクドーマンドも、いいですね〜。はじめて彼女を見たのが「ファーゴ」なので、「おばさん」というイメージが強い彼女ですが、この時は、まだ若々しく、とても綺麗です。(2004,03,30)

●作品名インデックスへ
ミス・ファイヤークラッカー      1989年 アメリカ コメディー
<監督>トーマス・シュラム
<キャスト>ホリー・ハンター , メアリー・スティーンバージェン , ティム・ロビンス  , スコット・グレン 
<ストーリー>魚工場に勤めるカーネル(ホリー・ハンター)は、髪を赤く染めて、ミス・ファイヤークラッカーコンテストに応募するのだが、そんな彼女を町の人々は、陰で笑いものにしていた。彼女のいとこのエレイン(メアリー・スティーンバージェン)もかつて、そのコンテストで優勝したことがあり、カーネルは、その時の彼女の赤いドレスを着るつもりだったのだが・・・。
*****

ホリー・ハンターが「ピアノ・レッスン」でアカデミー主演女優賞を受賞する4年前の作品です。

カーネルが全身全霊を懸けて挑んだミス・ファイヤークラッカーコンテスト。ですが、そんなに切実に欲しがっているミスの座を決めるコンテストの風景は、町内会の催しの規模ぐらいにしか見えませんでした。
そんなコンテストに臨んだ彼女が、あまりにも一途、あまりにも一生懸命なので、見ていると、逆に痛々しかったです。でも、彼女が、そんなに頑張るわけは、ミスに選ばれて、みんなを見返して、背筋を伸ばして、町を出て行きたいという強い思いがあったからなのでしょう。
自分だって、頑張ったら、このぐらい出来るという自信。それが、きっと欲しかったんでしょうね。

その背景には、彼女のいとこ、エレインの姿があったのでしょう。
エレインのように、みんなに認められて、幸せになりたい。
しかし、そのエレイン自身にだって、問題がある訳なんですが・・・。

ホリー・ハンターは、いったい何歳の役を演じたのでしょう。ミスコンに出場するギリギリの年齢という設定なので、24歳ぐらいでしょうか。それとも、30歳まではOKなのでしょうか。
舞台での彼女は、おそらく、吹き替え無しの大活躍。しかし、カーネルになりきるその姿は、なおさら痛々しさが増しました。

それと、この映画には、若いティム・ロビンスが出ています。彼には、気の弱いおじさんというイメージを持っているのですが、この頃の彼は、野性味溢れていて、今とは、全然別人、素敵でした。
若い頃の彼って、こんな感じだったんですね〜。道理で、たまに、変な役も、やったりするんですね〜〜。

私は、あまりにも、元気で、一生懸命すぎるカーネルを見ているのが、辛かったですが、元気になりたい人が見たら、元気になれるかも。でも、結局元気になれないかなーーー(^^;。ラストのパレードは、やっぱり女の子のあこがれかもしれません。

また、エレインの行為は、意地悪なようですが、彼女の気持ちも、とてもよく理解できました。自分が光り輝いていた頃の自分だけの宝物を、そっととっておきたいと思うのは、我が儘でしょうか・・・。(2005,11,10)

●作品名インデックスへ
ミスティック・リバー      2003年 アメリカ   
<監督>クリント・イーストウッド 
<出演>ショーン・ペン , ティム・ロビンス , ケヴィン・ベーコン , ローレンス・フィッシュバーン , マーシャ・ゲイ・ハーデン , エミー・ロッサム 
<内容>幼い頃、ジミー(ショーン・ペン)、ショーン(ケヴィン・ベーコン)、デイブ(ティム・ロビンス)の3人がいつもの通り路上で遊んでいると、警察だと名乗る男が現れて、デイブを連れ去ってしまう。デイブは、数日後、無事に保護されるが、心に深い傷を負っていた・・・。それから25年が経ち、3人は、それぞれの人生を歩んでいたが、ある日、ジミーの娘ケイティ(エミー・ロッサム)が何者かに殺されてしまう・・・。
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映画のストーリーといい、TVCMといい、すごく期待して見に行ったのですが、ちょっと期待はずれ。
なるほど、映画のキャッチコピー(もうひとつの「スタンド・バイ・ミー」を見るために、あなたは大人になった。)のとおり「スタンド・バイ・ミー」の雰囲気漂う映画のイメージではありました。
内容は渋くて、いいのはいいのですが、淡々と進みすぎて、中盤は、睡魔との戦いなのでした(^^;。今年初めての劇場鑑賞だというのにねぇ(T_T)。

この映画の中核をなす前半は、さすがにグッと惹きつけられました。
たぶん泣くだろうと思って、ハンカチを握りしめての鑑賞です。(使用しませんでしたが・・・。)
デイブの事件で、子供心に深く刻まれた傷が悲しいですね。
子役と大人になってからの俳優の雰囲気が、よくあっていて、その点は分かりやすかったです。

25年の歳月が過ぎても、デイブの心の傷が、癒されていないのは分かります。でも、ジミーは、どうして、あんな大人になってしまったのでしょう。そこら辺の説明が、足りないせいで、大人になってからのジミーにすごく違和感を感じてしまいました。
そういうわけで、25年目の悲惨な事件とのつながりが、見えずらかったです。
だから、「もしあの時、デイブでなくて、自分が連れ去られていたら・・・」と、登場人物がつぶやくのが、唐突に思われました
結末も、あっさりしすぎていて、ちょっと納得がゆきません。題名のミスティック・リバーにも、惑わされた気がします。原作を読んだら、納得出来るのかな。

スクリーンの中のジミーは、実際のショーン・ペンとシンクロします。私の抱いているショーン・ペンのイメージは、この通りの人なので、とりたてて素晴らしい演技という気もしませんでした。
一番演技が光っていたのは、デイブの妻セレステ役のマーシャ・ゲイ・ハーデンでした。(2004,01,10)

●作品名インデックスへ
ミセス・ダウト      1993年 アメリカ コメディー
<監督>クリス・コロンバス
<出演>ロビン・ウィリアムズ , サリー・フィールド , ピアース・ブロスナン
<内容>妻と波長が合わずに離婚したダニエル(ロビン・ウィリアムズ)だったが、3人の子供たちと会えなくなるのが何より辛い。そこで、彼は、中年のベテラン家政婦ミセスダウトとして、家に入り込むのだが・・・。
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昔見たことがあるのですが、何回見ても笑えます(^^)。ほんとに、芸達者な、ロビン・ウィリアムズ!! それにしても、あの変身ぶりは、見事ですね。顔も、お化粧だけでなく、ちゃんとマスクまで作る念の入りよう。そして、あの肉布団(^^;。早変わりは、ちょっと無理があると思うけれど、楽しめました。そして、恋敵?のハンサムさんが、ピアース・ブロスナンだったのですね。若くて、華奢で、なるほどちょっとハンサムすぎて、嫌みな感じ。今の彼のほうが、ステキです。(2002.02)

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魅せられて      1996年 アメリカ・イギリス・イタリア・フランス
<監督>ベルナルド・ベルトルッチ
<出演>リヴ・タイラー シニード・キューザック 、 ジェレミー・アイアンズ 、 レイチェル・ワイズ 、 ジョセフ・ファインズ
<内容>イタリアのトスカーナを5年ぶりに訪問したルーシーは、そこで、彫刻のモデルをしながら、様々な人と巡り会う。初恋の相手のニコロとも再会するのだが、彼には、新しい恋人がいた・・・。
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美しい田園風景を眺めながら、時間がゆったりと過ぎていく感じです。こんな贅沢な時を過ごすことは、私にはないかもしれないと、羨望の思いで見ました。題名の「魅せられて」は、監督が、主演のリブ・タイラーに魅せられたのでは、ないかと思うほど、彼女の様々な表情を追っていきます。でも、私は、残念ながら魅せられませんでした。原題は「STEALING BEAUTY」(2002.05)

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未知との遭遇   1977年 アメリカ  SF
<監督>スティーヴン・スピルバーグ
<出演>リチャード・ドレイファス、フランソワ・トリュフォー ,カール・ウェザース , テリー・ガー , フランソワ・トリュフォー
<内容>UFOを目撃した人々は、何かに導かれるように、一カ所に集まってきた。そして、感動の、UFOとの遭遇をする。
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一回目に見たときは、あの山を見たときとか、UFOと、美しい音楽での交信ができたときとか鳥肌が立つほど感動したのに、二回目は、前回見たときの感動は、戻ってこなかった。(1999.11)

●作品名インデックスへ
注!!!大昔の感想です。新しい(2011年)の感想は、こちら
ミッション:インポッシブル   1996年 アメリカ  サスペンス
<監督>ブライアン・デ・パルマ
<出演>トム・クルーズジョン・ボイトジャン・レノ, エマニュエル・ベアール , ヴィング・レイムス
<内容>イーサン・ハントたちに、課せられた、使命は、失敗に終わり、多くの仲間を失ってしまう。さらに、裏切り者の烙印を押された彼は、真実を暴くために、CIA本部への侵入を試みる。
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3回見たけれど、2回は寝てしまった(^^;。「スパイ大作戦」のスリルとスピード感を望むのは、無理なのかしら? 話が、わかりにくいし、途中に、妙なたるみがあって、つまらない。このテーマ曲が流れる時だけ、何故やらワクワクしました。でも、ラストに、流れるだけなんだもんね(^^;。(1999.01)

●作品名インデックスへ
ミッション・トゥ・マーズ   2000年 アメリカ  SF
<監督>ブライアン・デ・パルマ
<出演>ゲーリー・シニーズティム・ロビンス, コニー・ニールセン , ジェリー・オコンネル 
<内容>2020年、NASAは人類初の火星への有人飛行を成功させたが、突如、交信が、とぎれてしまい、再び、調査隊が、送り込まれる。
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超わかりやすい宇宙物。火星人が泣いたときは、アレマと思ったけど、人間の祖先なら、まあいいか。でも、子孫たちに、そんな意地悪をしなくても、良いのにね。(2000.06)

ミッシング      2003年 アメリカ ウェスタン・スリラー・アドベンチャー   
<監督>ロン・ハワード
<キャスト>トミー・リー・ジョーンズ , ケイト・ブランシェット , アーロン・エッカート , ヴァル・キルマー , エヴァン・レイチェル・ウッド 
<ストーリー>1885年。アメリカ、ニューメキシコ州。町から離れた農場で、マギー(ケイト・ブランシェット)は、二人の子供と暮らしていた。ある日、農場を手伝うブレイク(アーロン・エッカート)が連れてきた男(トミー・リー・ジョーンズ)を見て、マギーは驚く。彼は、20年前に家族を捨てた父親だったのだ。翌朝、ブレイクと子供たちは町に向かうが、途中で何者かに襲われ、姉娘のリリー(エヴァン・レイチェル・ウッド)がさらわれてしまう・・・。
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アメリカ公開時は、週末ベスト10にも入っていたこの映画。でも、日本での公開は、密やかだったようで、知らないうちに公開が始まって、そして終わったようですね。
このキャストで、この監督の、しかも大作なのに、何故なのでしょう??内容も、悪くなかったのに・・・。

1880年代のアメリカは、原住インディアンと、白人が混在する時代だったようです。
ヒロイン、マギーの父親は、インディアンの中に安住の地を見つけ、一方、騎兵隊に身を置くインディアンも、白人に協力するインディアンもいれば、白人の娘を誘拐して、メキシコに売り飛ばそうと企むインディアンもいる・・・。
そんな混沌とした時代に、マギーは、女一人で子供をを育てている自立した気丈な女性だったのです。

西部劇だけあって、この映画には馬に乗るシーンがふんだんにあるのですが、馬で疾走する姿の美しいこと!
この時代の交通手段は、馬だけなので、馬で走るのは、必然のことなのですが、こういうシーンは、爽快で、とても好きです。
トミー・リー・ジョーンズもケイト・ブランシェットも、とても姿よく乗馬しています。しかも、一頭を携えながらですよ。もう、かっこいい〜〜(^^)。
末娘ドットも、上手に乗りこなしていました。このドット役のジェナ・ボイドちゃんが、また、とてもいい顔つきのしっかり者で、可愛かったです(^^)。

原作もきっと面白いのでしょうね〜。断絶した父親と力を合わせて、さらわれた娘を助けに行く力強い母の物語ですもの。
途中で、医者であるヒロインが、娘をさらった魔術師のインディアンに髪の毛を使った呪いをかけられてしまうシーンがあるのですが、それを父と仲のいいインディアンにまじないで助けられるところは、科学全盛の中で、未知の力をも否定しない、いいシーンだと思いました。

母親の生き方に反抗的だった姉娘リリーも、さらわれて、万事休すと思ったところに、母親が颯爽と助けに来てくれた時、どんなにかうれしかったでしょう。その気持ちを考えると、思わず涙ぐんでしまいました。

一方、マギーの父親が何故家族を捨てたのかは、よく分かりませんでした。現代で言うところの”蒸発”なのでしょうか。でも、その父親に、インディアンが付けた名前が「ツイてない野郎」というのが、彼の全てを表しているように思えて、ちょっと笑えましたね。(2005,11,11)

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ミッドナイトラン   1988年 アメリカ  コメディー
<監督>マーティン・ブレスト
<出演>ロバート・デ・ニーロ、チャールズ・グローディン
<内容>賞金目当ての元警官が、ギャングとFBIを、かわしながら、犯人をロスまで連れて帰ろうとする、珍道中。
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面白いんだけど、長いからか、眠くて、眠くて・・・(ごめんなさい(^^;)。ロバート・デ・ニーロは、こういう役が、好きで、楽しみながらやってる感じ。(2000.05)

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みなさん、さようなら      2003年 カナダ・フランス コメディー   
<監督>ドゥニ・アルカン
<キャスト>レミー・ジラール , ステファン・ルソー , マリナ・ハンズ
<賞>アカデミー外国語映画賞
<ストーリー>病院に入院しているレミ(レミー・ジラール)は、余命幾ばくもないと医者に宣告される。付き添っていた妻は、慌てて、ロンドンで働いている息子セバスチャン(ステファン・ルソー)に連絡を取る。実は、セバスチャンとレミは仲が悪かったのだが、父の急を聞いて、彼は、恋人を伴って父の元に駆けつける・・・。
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見終わって思うのは、この映画は、この監督の理想の死なんだろうなぁと言うことですね。脚本も、監督が書いているので、この映画の主旨は、この監督の思っていることそのまんまなのでしょう。
病院で、親しい人に囲まれ、子供たちや、教え子たちに惜しまれながら、また、昔の女たちにも囲まれて、楽しい時を過ごし、そして、死んでゆく。
そのためには、疎遠になっていた息子も、ちゃんと帰ってきてくれて、しかも、大金持ち!この大金持ちってところが重要ですね。
こんなに恵まれた死を迎えるには、やっぱり、何はともあれお金です。ってことを言っているようで、宝くじしか寄る辺のない身の私にとっては、なによ、それ!(怒)って気もします。
静かで穏やかな死を迎えられたレミには祝福を送りたいですが、ここまでお金にこだわらなくてもいいのになと、なんだか不愉快感が残りました。結局は、人の終焉の善し悪しも、金次第ってことを言いたかったのかしら。
この映画は、この年のアカデミー外国語映画賞を受賞しました。私としては、同じくノミネートされていた「たそがれ清兵衛」の方が、ずっと好きですねぇ。

また、カナダの話なのに、フランス語なのでびっくり!(^^;。調べてみると、カナダの母語って、フランス語と英語なんですね〜。特に、この映画の監督ドゥニ・アルカンの出身地ケベックでは、80%の家庭で、フランス語が使われているそうです。フランス語と英語が出来るなんて、なんてうらやましいんでしょう!!(^^)。(2005,03,31)

●作品名インデックスへ
ミニミニ大作戦      2003年 アメリカ アドベンチャー・アクション・犯罪・スリラー   
<監督>F・ゲイリー・グレイ
<出演>マーク・ウォールバーグ , エドワード・ノートン , シャーリーズ・セロン , ジェイソン・ステイサム , ドナルド・サザーランド , モス・デフ , セス・グリーン
<内容>イタリア、ベニス。窃盗団を率いるチャーリー(マーク・ウォールバーグ)は、50億円の金塊の入った金庫の強奪を計画。まんまと計画通りに金塊を奪うことに成功した。しかし、その喜びもつかの間、思わぬアクシデントが彼を襲うのだった・・・。
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実は、この映画、劇場公開時は、題名だけ見て、てっきり「ミニモニ。」の映画かと思っていて、ノーマークでした。その後、結構面白い犯罪映画だと知って、驚いたのは、言うまでもありません(^^;。もうちょっと邦題に工夫が欲しかったところですが、これは、昔の映画のリメイクだそうで、題名も、そのまま使ったんですね。そこまで律儀にしないで、もっとかっこいい題名の方が、良かったのにと思いました。原題はTHE ITALIAN JOBです。

うわさ通り、なかなかスピード感あふれる手際の良い仕事(強奪)で、その方法も、奇想天外。面白かったです。先日見た「オーシャンズ12」も、このぐらいのかっこよさを見せて欲しかったですねぇ。
あの計画をうまく実行するには、それぞれが相当のテクニックを持っていないとダメだろうと言うことは、素人の私が見ても、一目瞭然。その点で、映画のオープニングとしては、全く見事な仕事っぷりでした。

後半は、お互いに手の内を知り尽くした者同士の知恵比べ。という感じで、これまた、面白かったです。
こうなると、守る方と、攻める方とどちらが有利なのでしょう?やっぱり守る方が圧倒的に有利じゃないかと思うけれど、その割には、エド・ノートン、ちょっとお粗末でした。
一方、ミニミニ窃盗団の方は、あざやか。信号での誘導なんて、ああうまくはいかないだろうなぁとは思いつつ、楽しく見れました。ただ、ラストの手口、これは、よりいっそう規模が大きくて、タイミングも絶妙でお見事!・・・なんだけど、どうしても二番煎じの感をぬぐえませんねぇ。出来たら、もっと違った手口を見せて、あっと言わせて欲しかったと思うのは、欲張りでしょうか〜〜(^^)。
でも、メンバーも豪華だったし、すごく楽しめた映画だったことに変わりはありません。一瞬、スパイダーマンもいましたね〜(^^)。(2005,01,29)

●作品名インデックスへ
身代金    1996年 アメリカ  サスペンス
<監督>ロン・ハワード
<出演>メル・ギブソンレネ・ルッソゲイリー・シニーズ , リリ・テイラー, リーヴ・シュレイバー , ドニー・ウォールバーグ, ダン・ヘダヤ
<内容>航空会社のオーナー、トムは一代で富を築き、妻と息子とともに、幸せに暮らしていたが、ある時その一人息子が、誘拐されてしまう。トムは、自分で、息子を取り戻そうと、するが・・・
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◎あのぼんくらなFBIは、いったい何なんでしょう。隠密行動のはずなのに、ヘリコプターは飛んでるし、身代金を奪いに来た犯人の一味は殺してしまうし・・・(^^;。あれでは、父親メルが見限るのも分かりますねぇ。でも、お金があるからこそ出来るあの行動。ちょっと複雑ですねぇ。
ストーリーはよくできていて、小気味よい逆転劇に引き込まれていきます。それに、前見た時と同様、この作品のメルは、自信満々のビジネスマンから、息子の安否を心配してうろたえる父親まで、幅広い演技を披露してくれていて、うまいです。(2003,11,29)

◎父親の賭。それはそうなんだけれど、私だったら出来ないなあ。このメル・ギブソンは、くせのある父親を、うまく演じていると思う。(1999.06)

●作品名インデックスへ
壬生義士伝      2002年 日本 時代劇
<監督>滝田洋二郎
<出演>中井貴一 , 夏川結衣 , 中谷美紀 , 村田雄浩 , 佐藤浩市 , 塩見三省 , 伊藤英明 , 伊藤淳史 , 加瀬亮 , 堺雅人 , 堀部圭亮
<内容>池田屋事件で一躍名を馳せた新撰組に、一人の男が入隊してきた。その男、盛岡出身の吉村貫一郎(中井貴一)は、貧相な身なりをしていたが、腕は一流だった。しかし、何かというと、田舎自慢をし、金に固執するその姿は、斉藤一(佐藤浩市)の嫌悪感をそそるのだった・・・。
*****

どうしても、邦画を見るのは先延ばしになってしまうのですが、NHKで「新撰組!」をやっているうちにこちらも見ようと、頑張りました(^^)。
今まで、新撰組のことは、近藤勇、土方歳三、沖田総司ぐらいしか知らなかったのに、NHKのおかげで、だいぶ義士の名前を覚えられたところです。

この映画は、そのNHKの出演者と、ダブる人もいて、それぞれの役作りを比べたりして個人的になかなか面白かったですね〜。
映画での斉藤一役の佐藤浩市は、NHKでは、芹沢鴨役でした。また、NHKの斉藤一役は、オダギリジョーがしていて、佐藤浩市との役作りの差が面白かったです。
佐藤浩市の演技は、私の見るところ、この斉藤一と、芹沢鴨の役作りが、ほとんどいっしょのようにみえました。たまたま、同じような人物を演じることになったのか、それも、彼の演技がワンパターンなのか・・・?ちょっと悩むところですねぇ(^^;。
NHKの山南敬助役で、出ている堺雅人が、映画では、なんと沖田総司。NHKでの沖田は、藤原竜也なんですから、この対比も面白かったです。

殺陣は、圧倒的に、この映画の方に軍配が上がります。
刀さばきを主としている映画ではなく、リアリティーを感じさせます。常日頃、刀で切ったぐらいで、人は死なないんじゃないかなと思っていましたが、この映画の殺陣は、重く、力の入ったもので、このぐらい力の入った切り方ならば、相手を殺すことが出来ただろうなと納得できました。ワンパターン演技の佐藤浩市も、殺陣は見事でしたね〜(^^)。

主演の中井貴一は、殺陣もうまかったですし、演技も最高でした。いかにも木訥とした田舎侍なのに、いざとなると、目付きが変わって、一流の剣士になるのがすごい。親子の別れの彼にも、涙をそそられました(T_T)。
TVでも、同じ「壬生義士伝」をドラマ化したそうで、その時は貫一郎役は、渡辺謙がやったそうです。私は、TVの方も見てなかったですけど、二人のイメージが余りにも違うので、どうなるかと思っていましたが、見事に私の中で、中井貴一=吉村貫一郎になりました。
昔の下級武士の生活の厳しさは、「たそがれ清兵衛」で、見てましたが、この貫一郎も同じぐらい大変だったんですね。
他にもたくさんいたであろう下級武士は、いったいどうやって生活してたんでしょうか・・・。
妻子のためとはいえ、脱藩したら、もう二度と会うことは出来ないでしょうに、それを分かってもなお、その決断をしなければならないなんて、本当に辛い話です(T_T)。
妻子を連れて出て行くって言う、選択肢はないんでしょうかねーー。

後半は泣かされましたが、ラスト近くの貫一郎には、ちょっと迷いがあったのか、その行動は、理解しにくかったです。脱藩した藩に戻れるとでも思っていたのでしょうか・・・?
泣かせどころであるのに、それまでの彼の言動と、ちょっと違っていたので、驚きました。
長男も亡くした、彼の妻は、その後、いったいどれほどの苦労をしたことでしょう(T_T)。夏川結衣が好きなので、とっても気になりました。

映画を見終わった後しばらく、南部訛りが抜けませんでした。強烈ですねぇ、あの方言は・・・(^^;。(2004,07,30)

●作品名インデックスへ
耳に残るは君の歌声      2000年 音楽 イギリス・フランス  
<監督>サリー・ポッター
<出演>クリスティナ・リッチ, ジョニー・デップ,ケイト・ブランシェット, ハリー・ディーン・スタントン 
<内容>1927年、ロシアで暮らすユダヤ人少女フィゲレは、出稼ぎに行った父と別れて祖母と暮らしていたが、村を暴徒が襲い、その祖母とも生き別れになってしまう。一人イギリスにたどり着いた彼女は言葉も通じずに孤独に過ごすのだが、ジプシーの一団を見かけたことで、昔父が歌ってくれた歌が口をついて出てくる。
*****

ユダヤの娘フィゲレが第2次世界大戦の始まろうと騒然とする中、苦労しながら父のいるアメリカに向かおうとする物語です。 物語の背景が、はじめは、全然分からずに、苦労しました。出だしは、このように、背景が分からない映画も多いのですが、この映画は、特に分からないことが多く、映画のオフィシャルサイトの解説を見て、やっとそうだったのかと分かったこともありました。 はじめの、幸せそうな父と子供の様子が目に焼き付きます。そして、イギリスでの、孤独な子供時代に、突然歌い出したあの歌声にもしびれました。この歌声が、大人になると、そうでもなく感じたのは、オペラ歌手の歌唱が、あまりにもすばらしかったからでしょうか。 クリスティーナ・リッチと、ジョニー・デップは、言葉少なく、表情で演技します。その対極に、ケイト・ブランシェット演じるローラがいて、彼女は、女にとって厳しい時代の処世術をフィゲルに、一生懸命伝授します。ケイト・ブランシェット、すごくほっそりしてますね。化粧も痛々しいほど濃いので、はじめは、オ○マさんかと思いました(^^;。 クリスティーナ・リッチは、すっきり痩せて綺麗になってました。大人になったって事でしょうね。あのまま太り続けたら、大変でしたもん(^^)。 残念なのは、最後のアメリカのシーンが短くて、せっかくのラストが、少々盛り上がりに欠けたことです。それでも、彼女の苦労を思うと、泣かされましたけど。(2002,11,14)

●作品名インデックスへ
耳をすませば      1995年 日本 アニメ
<監督>近藤喜文
<声の出演>本名陽子 , 室井滋
<内容>中学3年生の雫(声=本名陽子)は、受験を控えながらも、本が好きで、夏休みも図書館通いを続けていた。そんな彼女は、図書館で借りる本の図書カードに、記名してある天沢聖司という名前が気になっていた。そして、ある日、とうとうその本人に出会うのだが・・・。
*****

10代の女の子が読む甘酸っぱい青春ロマンス小説のようでした。少々トウの立っている私は、別段感動もしませんでした(それはそれで悲しい・・・(T_T))。
でも、猫のムーンが出てくるところは別です。あのかわいさに目が釘付け!(^^)。電車に猫が乗っていたら、と、想像するだけで、楽しいです。
あとは、幻想的なシーンの美しさが目をひきました。
う〜ん、それしか、感想ありません(^^;。(2004,03,12)

●作品名インデックスへ
ミュージック・オブ・ハート      1999年 アメリカ 音楽 
<監督>ウェス・クレイヴン
<出演>メリル・ストリープ 、 アンジェラ・バセット 、 グロリア・エステファン, マイケル・アンガラノ
<内容>夫を親友に奪われたロベルタ(メリル・ストリープ)は、子供を連れて、実家に戻ってきた。そして、生活のために、ハーレムにある学校で、バイオリンを教える臨時教員になった。なかなか言うことを聞かない生徒達も、彼女の熱心な指導に、だんだんとバイオリンの腕を上げてゆく。
*****

実話です。何回かウルウル来ました。ロベルタの役は、はじめは、シャロン・ストーンがやるはずだった(間違ってるかも(^^;)のが、結局、メリル・ストリープにまわってきたらしいのです。彼女のはまり役の役所ですよね。アカデミー主演女優賞にもノミネートされました。映画は、とてもいい話なのですが、ちょっと不満も・・・。山場が、前半と、後半に二つ来るので、その点が、ちょっと、欲張りすぎてる感じがします。私は、前半の話を、もっとじっくりと見てみたかったな。ハーレム地区の子供達が、徐々に、ロベルタに心を開いて、今まで触れたこともないようなバイオリンに、次第に夢中になってゆく過程とかね。でも、バイオリン、いいですね〜。前に、「レッド・バイオリン」という映画を見た時にも、バイオリンっていいなぁと思ったのですが、今回は、わたしも、習ってみたい〜!と思いました。私にも、あんなに早くあんなにいい音が出せるかしら? 監督さんを調べてびっくり、この監督さん、スクリームとか、ホラー系の映画をたくさん撮ってる人なんですね〜。(2002.09.16)

●作品名インデックスへ
ミュージック・フロム・アナザー・ルーム      1999年 アメリカ ロマンス
<監督>チャーリー・ピーターズ
<出演>ジュード・ロウ 、 グレッチェン・モル 、 ジェニファー・ティリー 、 マーサ・プリンプトン
<内容>5歳の時ダニーは、医師の父親とともに、スワン家に遊びに行き、グレースの出産に手を貸し、その時生まれたアンナと結婚すると、宣言した。25年後、彼は、偶然、また、スワン家に立ち寄り、アンナと再会する。運命を感じたダニーは、アンナに求愛するが、彼女には、すでに婚約者がいた。
*****

恋愛すると、周りが見えなくなり、突っ走ってしまうダニーをジュード・ロウがかわいく演じています。設定からゆくと、30歳のはずなのに、少年っぽくて、かわいくて思わず見とれてしまいました(^^)。でも、この映画は、ジュードだけの映画ではなく、周りの スワン家の人々、特に、盲目のニーナ(ジェニファー・ティリー)のエピソードも、なかなかよくて、心温まります。見終わって、ホッと優しくなれる映画でした。(2002.04)

ミュンヘン      2005年 アメリカ 犯罪・歴史・スリラー   
<監督>スティーヴン・スピルバーグ
<キャスト>エリック・バナ , ダニエル・クレイグ , マチュー・カソヴィッツ , ジェフリー・ラッシュ , イヴァン・アタル , モーリッツ・ブライブトロイ , ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ , マチュー・アマルリック , アイェレット・ゾラー , ヒアム・アッバス , マクラム・J・フーリ , キアラン・ハインズ
<ストーリー>1972年、ミュンヘンオリンピック開催中に、パレスチナのテロリストによって、イスラエル選手村が襲撃された。結果、人質となった選手11人は全て殺害されてしまう。イスラエル政府はその報復として、パレスチナ幹部の暗殺を決定し、そのリーダーに、アヴナー(エリック・バナ)が任命される・・・。
*****

見る前にあまり情報を入れずに見に行ったので、ミュンヘンオリンピックで起こったテロ事件を描いた映画かと誤解していましたが、この事件に対する報復を実行するという映画でした。

殺された11人の選手と、同じ数のパレスチナ幹部の暗殺を命令されたアヴナー。彼は、世界一暇な?仕事から、危険な暗殺メンバーのリーダーになってしまったのでした。
彼らの仕事=暗殺は、次々とそして淡々と行われてゆきます。
それぞれの分野のプロが、周到に用意した計画が、確実にターゲットを抹殺してゆきます。それでも、ちょっとした手違いが常に彼ら自身を危険にさらしてしまい、その緊迫感は、痛いほど感じられました。

しかし、やはり見ていて徐々に空しさが沸いてきます。
アヴナー達の使命感は、よく分かりますが、私自身が、イスラエル・パレスチナ問題に疎いせいか、殺す側の論理だけがまかり通って、殺される側の姿が見えてきません。
この問題の深さが、それを妨げているのでしょうが、見ているうちにまさに、「彼らは正しいのか?」と思ってしまいました。
報復には報復を。それは、終わることのない地獄です。これをどうしたら終わらせることが出来るのでしょうか。また、終わらせることが出来たとしても、愛する家族や、恋人を失った人たちの憤りは、どうしたら静めることが出来るのでしょう。

アヴナー達は、ただ命令を実行しているだけなのですが、そんな彼ら自身にも、危険が迫っていることが分かり、浮き足立ってしまう所で、本来の人間としての姿が浮き彫りになります。狙う側が、狙われる側に立って初めて知る恐怖。これは、恐怖の連鎖でもあるのかもしれません。

映画は、164分という長さです。映画の舞台は、あちこち移動し、過去の話も挿入されます。出てくるグループや国も、モサドをはじめとして、パレスチナ、ソ連、オランダ、果てはCIAまで。
背景を分かった上で、しっかり見ていないと、置いていかれそうでした。私は、事件の背景からしてよく理解していなかったので、なかなか辛いものがあり、見た後は、ぐったりとしてしまいました。
娯楽作品として見る映画ではないですね。しっかりと見る準備をして、万全の体勢で、鑑賞したい映画です。(2006,02,06)

●作品名インデックスへ
ミラーズ・クロッシング      1990年 アメリカ 
<監督>ジョエル・コーエン
<キャスト>ガブリエル・バーン , マーシャ・ゲイ・ハーデン , アルバート・フィニー , ジョン・タートゥーロ  , スティーヴ・ブシェミ , フランシス・マクドーマンド
<ストーリー>1929年、アメリカ。暗黒街のボスであるレオ(アルバート・フィニー)の元に、もう一つの勢力のボス、キャスター(ジョン・ポリト)がやってくる。レオの部下バーニー(ジョン・タートゥーロ)が、八百長の情報をよそに流しているので、始末するようにと言うのだ。しかし、バーニーは、レオの愛人ヴァーナ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)の弟なので、レオは、首を縦に振らない・・・。
*****

一触即発のギャングの世界。その世界で生き延びるには、腕か、度胸か、頭が必要なようです。
この映画の主人公トムは、ギャングのボスのブレーンとして、最大限の信頼を得ています。しかし、一方で、賭には弱く、多額の借金を重ねてしまい、借金の取り立てで汲々として、しまいには、取り立て屋にボコボコにされてしまうという一面も持ち合わせていて、なんとも、アンバランスで、人間味のある人物でもありました。
しかし、彼の頭の中は、最後までうかがい知れません。あのクールな顔をして、いったい何を考えているのか・・・?それは、ラストのお楽しみですね。
ギャング映画にしては、主人公が、知的な分、少々地味な映画になっていました。しかし、そこは演技派のガブリエル・バーン。ちょっとした表情で、その時の感情を魅せてくれます。
ボスの女、マーシャ・ゲイ・ハーデンも、いい味出てますね〜〜。わたし的に、最近注目度がとても高い女優さんです。
監督製作は、なんと、コーエン兄弟でした。なるほどね〜〜。言われてみると、そうかな〜〜。
例によって、奥様のフランシス・マクドーマンドが出ていたらしいけど、はて?どこだったのかな??(2005,09,28)

●作品名インデックスへ
未来は今      1994年 アメリカ コメディー・ロマンス・ファンタジー
<監督>ジョエル・コーエン
<キャスト>ティム・ロビンス , ジェニファー・ジェイソン・リー , ポール・ニューマン , スティーヴ・ブシェミ , ピーター・ギャラガー , ジョン・グッドマン  , ブルース・キャンベル
<ストーリー>社長が急死したハッドサッカー商会では、役員が、会社を乗っ取ろうと計画していた。そこで、とりあえず、無能な男を社長に任命しようと、郵便係の新人、ノーヴィル・バーンズ(ティム・ロビンス)に目をつけるが・・・。
*****

これはもう、ティム・ロビンスに脱帽です。
最初に出てきたときから、彼は、ぽっと出の20そこそこの希望あふれる若者に見えます。あの明るい笑顔のなんと初々しいこと!(^^)。彼、この時36歳ですからね、びっくりです。

監督は、ジョエル・コーエン。ちょっと癖があって、作品によっては苦手な監督さんではあるのですが、これは軽めの、でもやっぱりちょっと癖のあるファンタジーでした。
それに、コメディーでもあるので、気楽に笑えて楽しめる作品です。
舞台になるハッドサッカービルのデザインも、面白かったし、あれやこれや、楽しめる要素がちりばめられています。

ですが、ちょっといやだったのは、エイミー女史のおしゃべり。切れ目のない機関銃のようなおしゃべりは、聞いているだけでも疲れる上、字幕を読むのも大変で、神経に障りました。
他は、ポール・ニューマンの起用も面白く、特に、ラスト近くの、笑い顔の静止画には、笑ってしまいましたねーー(^^)。

ジュネ監督の「ロスト・チルドレン」のように、大人のメルヘンって感じでしょうか。なにげに、スティーヴ・ブシェミも出てました(^^)。(2005,03,27)

ミリオンダラー・ベイビー      2004年 アメリカ 
<監督>クリント・イーストウッド
<キャスト>クリント・イーストウッド , ヒラリー・スワンク , モーガン・フリーマン , マイケル・ペーニャ , アンソニー・マッキー , ジェイ・バルシェル
<ストーリー>ロサンゼルスのダウンタウンにある小さなボクシング・ジムを営む老トレーナー、フランキー。彼の元に、ボクサーになるには、決して若くはない、ひとりの女性、マギーが入門してきた。女性ボクサーの育成はしない主義のフランクだったが、マギーの熱意に負け、彼女の指導を開始する・・・。
*****

あぁ、号泣してしまいましたーーー(T_T)。ただのスポ根ものじゃないとは聞いていましたが、後半、あんなことになるとは・・・(T_T)。
この感情の高ぶりも、前半がきっちりと描かれていたからこそなのでしょうね。マギーと、フランキーのバックボーンが描かれ(フランキーの場合は、こちらに想像させるだけにとどめていましたが)、そして、頂点を上り詰めようと、ふたりで戦い、そして・・・。
その時、私は、運命を呪いました。なんてことなの?!
この映画の、本当の主題は、ここからだったのですね〜。あんなに予告編を見せられたのに、分かりませんでした。これは、映画の宣伝としては、非常に見事ですね〜。

もちろん、すばらしいのは、宣伝だけではありません。主要三名の俳優、とくに、身体作りから、ボクサーとしての技術、そして、マギーの内面まで完璧に演じきったヒラリー・スワンク。この役は、彼女以外に考えらないと断言できます。
そして、クリント・イーストウッド。彼の出演作は、食べず嫌いで、あまり見ていないのですが、この作品の抑えた演技は、本当に、すばらしかったです。こんな人が本当にいそうに思える、そんなフランキーを演じていました。今回のアカデミー主演男優賞は、ジェイミー・フォックスが受賞して、レオは、タイミングが悪かっただけだと思っていましたが、クリントの演技を見てしまうと、ジェイミーが持って行かなくても、レオは、獲れなかったかもしれないなぁと、素直に思えるのでした。それほど、厚みのある、クリントの演技でしたね〜〜。

問題の、ラストのフランキーの行動ですが、もうこれしか選択の余地はないとも思えますが、やっぱり違うなというのが、私の感じたところです。とても、微妙な問題で、多くの人が、表向きと、心の中とでは、違う感覚を持つような気がします。当事者にならないと、とやかく言う資格がない、杓子定規には、考えられないことだと思いました。

最後に、ボクシングの映画だと分かっていながら見に行き、そして、こう言うのも何ですが、マギーが鼻を折られた試合は、見るのが、辛かったです(^^;。あのいかにも痛そうなシーンを見ると、じっとしていられなくて、ひとり、もそもそ動いてしまいました。しかも、ラストは、号泣したし、周りの方々、いろいろと、うるさくて、すみませんでしたーーー(^^;。(2005,06,01)


●作品名インデックスへ
ミリオンダラー・ホテル      2000年 ドイツ・アメリカ ロマンス
<監督>ヴィム・ヴェンダース 
<出演>ジェレミー・デイヴィス 、ミラ・ジョヴォヴィッチ 、 メル・ギブソン, アマンダ・プラマー 
<内容>ロサンゼルスにあるミリオンダラー・ホテルからイジーが飛び降りた。彼の死は、自殺か、他殺か? 社会的地位のあるイジーの父親が、FBIに捜査を依頼して、スキナー特別捜査官(メル・ギブソン)が、ホテルに捜査にやって来た・・・。
*****

すっかりこの作品の世界にはまってしまいました。ミリオンダラー・ホテルの住人達の個性的なこと!ほとんど精神病院内の会話のような様相を呈しているのですが、それを皆が受け入れているところが、いいですね。ホテル内には、優しさがあふれています。でも、一度その世界に浸かりこむと、もう、外の(現実の)世界では生きられない。20年も、ホテルから出たことがない・・・ということになるのです。ジェレミー・デイヴィスの演技がすごかったです。演技とは思わせないほど自然。彼のおかげで、映画の世界にどっぷり浸かれました。また、唯一、ホテル以外の人物の、スキナー特別捜査官。彼も、また、変わった人物なのですが、彼の背景にも、また、一つのドラマがあるようです。トムトムと、エロイーズが親しくなって行く過程も、良かったです。この関係が、悲劇をもたらすのですが・・・。(2002.07.25)

みんな誰かの愛しい人      2004年 フランス コメディー・ロマンス   
<監督>アニエス・ジャウィ
<キャスト>マリルー・ベリ , ジャン=ピエール・バクリ , アニエス・ジャウィ 
<ストーリー>有名作家エチエンヌ(ジャン=ピエール・バクリ)を父親に持つロリータ(マリルー・ベリ)は、そのことが重荷になって、なかなか素直になれない。その上、継母や、恋人とも上手く行かず、自分の太めの体型にもコンプレックスを持っていた・・・。
*****

有名作家の娘、ロリータを中心とした群像劇です。
登場人物全てが、何かに不満や不安を持っていて、事あるごとに、近くの人間と衝突しています。
まあ、人生なんて、自分の思い通りに行かないことばかりで、気にくわない人ばかりなんだけれど、映画でそれを見せられると、なんだか、そんなちっぽけなことで、くよくよ、イライラしている人々が、すごく滑稽に見えてしまいます。
もっとも、私自身は割と楽天的で、ポジティブな人間なので、なんで、こんなに周りと軋轢を起こし、且つまた、マイナス思考になっちゃうのかと、不思議に思えましたが・・・。

フランス語は読めませんが、英語の題名が「LOOK AT ME」。この方が、邦題よりも分かりやすいですね。
みんなちょっとずつ、心を開いて、相手のことを思いやったらいいんです。そうしたら、必ず自分を愛していくれている人がいるって事に気がつきますから。

この映画は、監督のアニエス・ジャウィの経験した人間関係に基づいて書かれた話だそうで、彼女は、監督・脚本・出演(音楽教師シルヴィア役)の3役をこなしています。歌も上手いし、才能に恵まれた人ですね〜〜。

群像劇なので、たくさんの人が出てきて、顔と、人間関係を覚えるのが、少々大変でした。
しかも、私が好きな、最後で、みんなの繋がりが分かるタイプの群像劇ではないので、あまりカタルシスが得られなかったのが残念!(2006,01,26)

みんなのいえ      2001年 日本 コメディー
<監督>三谷幸喜
<キャスト> 唐沢寿明 , 田中邦衛 , 田中直樹 , 八木亜希子 , 野際陽子 , 山寺宏一 , 中井貴一 , 戸田恵子 , 小日向文世
<ストーリー>家を建てることにした飯島夫婦(田中直樹、八木亜希子)は、おしゃれな家にしようと、家の設計を知り合いのデザイナー、柳沢(唐沢寿明)に頼み、施工は、民子の父親で大工の長一郎(田中邦衛)にしてもらうことにした。しかし、柳沢と、長一郎は、ことごとく反発し合い、間に挟まれた飯島夫婦は困り果てるのだった・・・。
*****

やっぱり自分の家を作るならば、家の設計に、慣れた人にやってもらいたいです。あんまり斬新なデザインでは、住みにくくて、しょうがないし・・・(^^;。
とは言っても、あまりに広い和室は、使いようがない・・・(^^;。

この映画は、飯島夫婦を我が身に置き換えながら、楽しく見ることが出来ました。
まあ、自分には、家を建てる予定はないので、全然お気楽なのですが、実際、家を建てることは、一生にそう何回もあるわけではなく、建てるとなったら、その家に、それからの自分の人生の大半をかけることになる言っても過言ではない、今の日本の住宅事情です。
それぞれの主張があって当然。でも、この家の場合、主役であるべき夫婦が、脇に回って、おたおたするところが、面白いのでした。

ストーリーも、面白かったですが、三谷作品のもう一つの楽しみは、出演者の多彩さ。
今回、三谷監督作品を続けて3本見たのですが、常連俳優と、その他の芸達者な俳優さんが入り交じってのドタバタさが、なかなか楽しかったです。
前回の「ラヂオの時間」の出演者が、そのまんま出てきたのも、ウケました(^^)。
その中で、重要な位置を占める若夫婦に、ほとんど演技素人の田中直樹と、八木亜希子を持ってきたのは、話題作りのためなんでしょうか。二人とも、思ったよりは、演技していましたけどね(^^)。

面白いのは面白いけれど、TV放映の時に見るだけでも十分という映画ではありました(^^)。(2006,02,16)

●作品名インデックスへ
 
ムーラン・ルージュ      2001年 アメリカ ミュージカル ロマンス  オフィシャルサイト
<監督>バズ・ラーマン
<出演>ニコール・キッドマンユアン・マクレガージョン・レグイザモ , デヴィッド・ウェンハム , デヴィッド・ボウイ , リチャード・ロクスバーグ
<内容>1899年、パリのナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」で、一番の人気者は、美しい、サティーンだった。クラブのオーナーと彼女は、ショーの資金を引き出すために、お金持ちの公爵に取り入ろうとしていた。そのどさくさにまぎれて、一人の作家志望の若者(ユアン・マクレガー)が、サティーンの部屋に忍び込み、二人は、恋に落ちる。
*****

おもしろかったです。何しろ、豪華!ムーランルージュのショーのシーンの、なんときらびやかなこと!字幕を見る暇も惜しいぐらいです。ミュージカルと言うことで、同じ歌詞の繰り返し(これがミュージカルの嫌いなところ!)があったりするといやだなと思っていたけれど、そんな心配も全然なしです。ひたすら、楽しませてもらいました。笑いあり、涙ありで、お奨めです。そして、ニコール・キッドマンの美しさ!!彼女は、美しすぎて、あまり好きではないのですが、彼女の出演作では、「誘う女」と同様好きな作品になりました。公爵役のリチャード・ロクスバーグも適役!!ユアン・マクレガーのあの青い瞳も、捨てがたい・・・(^^)。監督は、あの、レオナルド・ディカプリオの名作「ロミオとジュリエット」を撮った人で、カメラワークなど、あの映画を彷彿とさせます。(2001.11)

●作品名インデックスへ
ムーンライト・マイル      2002年 アメリカ ロマンス
<監督>ブラッド・シルバーリング
<出演>ジェイク・ギレンホール , ダスティン・ホフマン , スーザン・サランドン, ホリー・ハンター 
<内容>1973年、マサチューセッツ州ケープ・アンで、ある葬儀が行われた。埋葬されたのは、結婚直前だったジョー(ジェイク・ギレンホール)の婚約者ダイアナ。彼女は、発砲事件の流れ弾に当たって殺されてしまったのだ。彼女の両親(ダスティン・ホフマン・スーザン・サランドン)の家に泊まるジョーは、彼らとともに、悲しみを乗り越えようとしていた・・・。
*****

癒しと再生の物語です。
娘であり、婚約者であったダイアナの突然の死から数日後。激しい驚きと、悲しみからは、少し落ち着いた頃でしょうか。両親と、婚約者は、それぞれの悲しみを胸に押さえ込もうとしながらも、それがうまくいかないもどかしさを感じているようでした。その感情の揺れをベテランのダスティン・ホフマンや、スーザン・サランドンはもちろんのこと、ジェイク・ギレンホールも、抑え気味の演技で、しっとりと演じています。

予告編を見た時は、亡くなった婚約者の家に泊まり込むなんて、こんな設定、あり得ない。と、少々違和感を感じていたのですが、見ていると、そんな事は、あまり気にならなくなりました。
3人が3人とも、ダイアナの死で、深く傷つき、その悲しみをそれぞれ違う形で表現しています。
父親のベンは、新しい仕事をすることで、そして、母親のジョージョーは、弔問客の悪口を言うことで・・・。
愛する人を突然、奪われる理不尽さは、とうてい受け入れることは出来ないでしょう。出来るのは、ただ、時が癒してくれるのを待つだけ。どんな悲しみも、時とともに、薄れていってくれるのは、確かなことです。それまでの時間をどう過ごすのか。
そして、再生となるきっかけとは・・・?

これは、監督の実体験に基づく話だそうで、カメラを通した、普通の街の情景まで、悲しげに映し出されています。どんな不幸が、どこに転がっているのか、分かったものではありませんねぇ。

私は、この映画、地味だけど、両親の心情がよく描かれていて、結構好きです。ただ、結婚式の招待状の件は、ちょっと考えられませんよね。それに、婚約者の家から新しい彼女の元に抜け出てゆくのは、非常識でしょう(^^;。この二点が、納得ゆきませんでした。(2005,01,13)

●作品名インデックスへ
息子の部屋      2001年 イタリア  
<監督>ナンニ・モレッティ
<出演>ナンニ・モレッティラウラ・モランテ 、 ジャスミン・トリンカジュゼッペ・サンフェリーチェ
<賞>カンヌ映画祭パルムドール賞
<内容>自宅で精神分析医を開業しているジョバンニ(ナンニ・モレッティ)は、妻パオラ(ラウラ・モランテ)、娘イレーネ(ジャスミン・トリンカ)、息子アンドレア(ジュゼッペ・サンフェリーチェ)と幸せに暮らしていたのが、ある日、アンドレアが友達と出かけた海で事故にあい死んでしまう。悲しみに暮れる家族の元に、ある日、一通の手紙が届く。
*****

こんなに映画で泣いたのは「奇跡の海」以来です。なんて悲しい物語でしょう(T_T)。仲のいい、どこにでもあるような普通の家族に突然襲ってきた息子の死。あまりの悲しみのために、その感情を抑え込むことの出来ない家族は、次第にぎくしゃくした関係になってしまう。前半の理想的な家族の様子が印象的なだけに、悲しみに耐えられない家族の心情が痛いほど分かりました。そして、その悲しみのために、父は自分を責め、人を責め、家族崩壊の危機を迎えるところまでいってしまうのです。父親の仕事も、この場合不幸ですね。人の心を癒すゆとりなんてどこからも生まれてこないでしょうから。私も息子アンドレアが死んでからは、ずっと泣き続け、二目と見られぬ顔になってしまいました(もちろん誇張です)。映画館で見なくてよかった・・・悲しすぎる・・・(T_T)。
それにしても、この映画のコピーは、ちょっと違うのではないかしら(「生きているときは、開けてはいけないドアでした。」)。TVCMも、あまりにも、暗すぎる。とてもギャップを感じました。
実は、この映画、とても色彩が美しいのです。さすがイタリアだと思わせる色使い。風景も美しいし、部屋のインテリアや、小物の綺麗なこと。悲しいストーリーなのですが、この色彩が心を慰めてくれます。(2002,12,04)

●作品名インデックスへ
息子のまなざし      2002年 ベルキー・フランス   
<監督>ジャン=ピエール・ダルデンヌ , リュック・ダルデンヌ 
<出演>オリヴィエ・グルメ , モルガン・マリンヌ 
<内容>職業訓練所で大工仕事を教えているオリヴィエ(オリヴィエ・グルメ)の元に一人の青年フランシス(モルガン・マリンヌ)が新しく入所してきた。はじめは生徒が多いという理由で、溶接の仕事に彼を回したオリヴィエだったが、翌日、彼を迎え入れることにする・・・。
*****

はじめの30分は、ただただ眠く、実際、随分寝てしまいました(^^;。作品についての前知識を全然入れずに見たので、ひたすら、挙動不審男のドキュメンタリーを見せられているように感じました。
しかし、真相が分かった時、彼のあの行動、あの言葉、あの決断、そのすべてが突然理解できたのでした。これは、すごい衝撃で、一気に目が覚めたのは言うまでもありません。
そんな彼の行動は、理解できないこともないです。そのすべてが知りたい、知っておきたいという心理。
でも、やっぱり心情的には、彼女の感覚に近いですね。どうして?そして、これからどうするつもりなのか?

まるで意味不明の感想になってます(^^;が、この映画は、私のように、なんの知識もなく、見た方が絶対いいと思います。その方が彼の謎の行動の意味に、深く共感できるからです。ただ、最初の30分を乗り越えるのが、ちょっと大変。私もこの映画を見たのは失敗だったかなと思った30分でしたから。これから見る方は、どうか、頑張って見続けてください・・・(^^;。(2004,11,25)

●作品名インデックスへ
ムッシュ・カステラの恋      1999年 フランス コメディー・ロマンス
<監督>アニエス・ジャウィ
<出演>アンヌ・アルヴァロ , ジャン=ピエール・バクリ , ジェラール・ランヴァン , アニエス・ジャウィ
<内容>中堅会社社長のムッシュ・カステラ氏(ジャン=ピエール・バクリ)は、ある国の企業との契約を終えるまで保険会社からボディガードをつけるように要請される。そんな日の続く、うっとうしいある日、姪の出演する舞台を嫌々ながら観劇に行くと、その主演女優クララ(アンヌ・アルヴァロ)に目がとまった。彼女は、彼に英語を教えるはずの女性だったのだ・・・。
*****

家でも、会社でも、いつでもなにかに微かな憤りを感じているムッシュ・カステラ。そんな彼が、何故か突然、恋をしてしまう。そんな話です。
それも、若い時のように、直線的な恋ではなく、むしろ若者よりも傷つきやすく、ナイーブで、相手の周りから恐る恐る近づいてゆく感じの恋。なんか、一生懸命過ぎて、ちょっと痛々しい気もします。また、それが周りには、滑稽に映るところが、なんとも切なく、ついついつい優しい気持ちになってしまいます。

英語教師としてやってきた時には、わずらさしいだけのクララだったのに、舞台の上で演技をしている彼女は、全く別のオーラを放っていたんでしょうねぇ。一目惚れとはちょっと違うけれど、恋のキューピットは、突然舞い降りてくるのです(^^)・・・じゃなくって、矢が当たるのかな?
途中、彼女の一挙手一投足や、ちょっとした言葉に敏感に反応するカステラ氏がとてもかわいらしい。人間、何かにときめいてる時が一番幸せなのよね〜。
この映画で、彼がかわいらしいと思えなかったら、”つまらない映画”という感想を持つかもしれません。

この映画は、フランス映画なので、いちいち登場人物の説明なんかしてくれません。だから、一緒にいる二人の男性が、いったいどういう人なのか、なかなか分からなかったですねぇ(^^;。それでも、いつのまにかに、みんなの関係も理解でき、それぞれのストーリーもあったりして、深みも十分ありました。
ラストは、何となくうれしくなって、ちょっぴり幸福な気持ちになれた映画でした。(2004,12,08)

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ムッソリーニとお茶を      1998年 イタリア・アメリカ コメディー・戦争
<監督>フランコ・ゼフィレッリ
<出演>シェール , ジュディ・デンチ , マギー・スミス , ジョーン・プロウライト
<内容>第二次世界大戦直前のイタリア、フィレンツェ。在伊英国婦人たちは協力し合って、イタリア人私生児ルカを育てることになった。在伊アメリカ人のエルザ(シェール)もまた、彼の教育資金を提供していた。しかし、戦争が始まり、英国婦人達は屋敷を追われ、粗末な小屋に監禁されてしまう・・・。
*****

好きですね〜、老婦人たちの元気な映画。出てくるおばさま方、一人一人皆すばらしいのですが、特に、元イタリア大使夫人役のマギー・スミスが、サソリ族と呼ばれたうるさ型の婦人のリーダーを、毅然と、そして世間知らずに、とっても可愛いらしく演じています。
何しろ彼女は、取り巻きを引き連れて、なんとムッソリーニに会いに行ってしまうのですから(^^)。

彼女ら在伊英国婦人達に軽蔑されるアメリカ人エルザ役のシェールも、派手好きで、騒々しくて、いかにもそれらしくて、おかしかったです。でも後半は、彼女に泣かされてしまいましたけどね。

そして、なんと言っても、そのおばさま方の中にいて光っていたのが、ルカ少年。子役のルカも可愛いですし、オーストリア留学から帰ってきた青年ルカの笑顔のなんと可愛いこと!(^^)。途中、悲しいこともあるのですが、彼の笑顔で、すごく救われました。

そして、映画が終わった後のテロップを見て、またまた心にジ〜ンときました。なんと、この婦人達は、実在の人物、そして、ルカもまた、そうなのでした。彼女たち、そして、ルカが、その後、どうなったのかは、そのテロップを見てのお楽しみですよ〜(^^)。(2004,07,17)

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ムトゥ踊るマハラジャ      1995年 インド  コメディー
<監督>K・S・ラヴィクマール
<出演>ラジニカーント、ミーナ
<内容>タミルナードゥ州の大地主ラージャーに使えるムトゥを主人公に、痛快勧善懲悪娯楽映画です。
*****

何かというと踊るインド人。ダンスが、決まってて、かっこいい。でも、ちょっと、踊り過ぎか?最後の方は、ちょっと飽きてしまったかも・・・(^^;。でも、笑える。(2000.06)

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メイキング・オブ・ドッグヴィル 告白      2003年 デンマーク
<監督>サミ・マーティン・サイフ  
<出演>ラース・フォン・トリアー , ニコール・キッドマン , ポール・ベタニー , ステラン・スカルスガルド , クロエ・セヴィニー 
<内容>ラース・フォン・トリアー監督の「ドッグヴィル」撮影時のメイキング映像。
*****

普通の形態の映画とは、まるで異なる「ドッグヴィル」。私たち観客は、その異様な映画に驚かされました。でも、もっと驚いたのは、出演する俳優たちだったようです。何もないところを耕せと言われたり、窓はあるのか?カーテンは、どうなのか?ドアのノブの位置はどこにするのか?全てがとまどいの原因のようでした。
俳優さんたちは、シナリオを読み、自分の頭の中でその物語を構築し、衣装を着て、映画にふさわしいセットの中で、初めて、その役になりきれるのかもしれませんね〜。
未経験のセットにとまどい、監督に反発する俳優。そんな俳優たちの扱いに苦悩する監督・・・。
両者の緊迫する関係に、ただ見ているだけの私まで、心底疲れてしまいました(^^;。
そんな環境の中で、役に感情移入して、消耗してゆくニコール・キッドマンが、痛々しかったです。俳優業って、ほんと肉体労働なんですねぇ。
でも、そんな究極の状況下で、どんな表情でさえ、彼女の美しさは際だっているんですよね〜。う〜ん、すごいな〜。(2005,02,08)

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メイド・イン・マンハッタン      2002年 アメリカ コメディー・ロマンス   
<監督>ウェイン・ワン
<出演>ジェニファー・ロペス , レイフ・ファインズ , スタンリー・トゥッチ , ボブ・ホスキンス , ナターシャ・リチャードソン
<内容>五つ星ホテル、ベレスフォードの客室係のマリサ(ジェニファー・ロペス)は、小学生の一人息子タイ(タイラー・ガルシア・ポジー)を育てるシングルマザー。ある日、同僚とスイートルームの清掃をしている時、その部屋の客から返却するように頼まれた高級ブランド服をこっそり試着してしまう。しかし、そのとき、同じホテルに泊まる上院議員クリス(レイフ・ファインズ)が、その部屋にやってくる・・・。
*****

今までたくさんの映画で踏襲されたシンデレラストーリーです。でも、これは、ちょっとやりすぎではないでしょうか?!
五つ星ホテルの客室係、それも、ベテランの彼女が、宿泊客のドレスを試着しちゃあだめでしょう。ホテルの客室係は、いつもこんなことしてるのよと、いわんがばかり。ちょっといやでしたねーー。
しかも、あんな話題の人と、純白のスーツで、犬の散歩!(^^;。もう、全然考えられない展開です。白いドレスというだけで、汚れが気になるのに、ましてや犬の散歩だなんて!!

その後の展開も都合のいいことばかりで、あきれるばかり。
そんなこんなで、いつもは、好きなジェニファー・ロペスですが、あの軽薄な行動で、今までの役柄の中で一番気に入りませんでした。
逆によかったのは、先日見た「サイドウォーク・オブ・ニューヨーク」のスタンリー・トゥッチ。こんな役をさせたら彼ほど適役な人はいませんね〜(^^)。
そして、個人的に「オネーギンの恋文」での悪印象をいつまでも引きずっているレイフ・ファインズですが、さすがに演技派、尋常でない役が多い彼が、この映画では、確かに名門出のハンサムな上院議員になっていました。といって、別に好きにはなれなかったけど・・・。

いろいろ文句は書きましたが、それでもシンデレラストーリー。2点を付けるところが3点になってしまう女心の複雑さ。まあ、気楽に見られる映画ということで、いいんじゃないでしょうか。・・・なにがよ?!(^^;(2004,09,21)

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メイフィールドの怪人たち   1989年 アメリカ  コメディー
<監督>ジョー・ダンテ 
<出演>トム・ハンクスキャリー・フィッシャー, ブルース・ダーン
<内容>隣に越してきた変人一家の実体を暴くために、隣近所の人々が協力して、奮闘する。
*****

越してきた隣人も変だが、それを暴こうとする人たちも、結局、変な人たちばかり・・・(^^;。(2000.02)

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女神たちの季節      1990年 アメリカ コメディー
<監督>ジョン・ブアマン 
<出演>ダブニー・コールマンユマ・サーマン 
<内容>ビルの解体会社を経営する父親は、いつまでも、自由気ままな生活をしている3人の子供達のことを憂い、あえて取り壊し寸前の建物に3人を追い出した。子供達は、そんな仕打ちをする父親を恨みながらも、何とか、生活の道を切り開こうとし始める。その後、父親の会社が、株の買い占めにあい、破産してしまう。
*****

父親の会社が、ビルの解体の会社なだけあって、ビルの爆破シーンがたくさん出てきます。形ある物は、皆、無に帰るってことの象徴でしょうか?。話は、そんなに堅苦しくありません。むしろ、とりとめがありませんでした。ただ、この頃のユマ・サーマンは、お人形のように、美しいです。そして、彼女の姉が描く、人と融合した絵画が、なかなかよくできていて、面白かったです。(2001.09)

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女神が家(ウチ)にやってきた      2003年 アメリカ コメディー   
<監督>アダム・シャンクマン 
<キャスト>スティーヴ・マーティン , クイーン・ラティファ , ユージン・レヴィ , ジョーン・プロウライト
<ストーリー>仕事中心の生活を送る弁護士のピーター(スティーヴ・マーティン)は、2年前、妻が愛想を尽かして出て行ってからは、ずっとひとり暮らしを続けていた。そんな彼が、チャットで知り合った美女と、デートをすることになり、ソワソワワクワクしていたのだが、現れた女性(クイーン・ラティファ)は、写真とは全くの別人の脱走犯だった・・・。
*****

期待通り面白かったですよ〜。
さすがに、笑わすことにかけては一流のスティーヴ・マーティンです。彼の見事な演技のおかげで、気楽に、楽しく見ることが出来ました。と、言っても、私が彼の出演作を見たのは、「バックマン家の人々」以来2作目。しかも、この時の彼を全然覚えてないんですよ(^^;。それなのに、この親近感は・・・と言うと、やっぱり、アカデミー賞の司会をやっていたからなんでしょうね。

そして、今回の相手役のクイーン・ラティファ。アカデミー賞を受賞した「シカゴ」での看守役の、すばらしい迫力が記憶に新しい彼女ですが、この映画でも、頑張ってます。
あの見事な体躯を生かしたアクション?は、ほんとに、迫力満点。 彼女とトイレで派手なケンカをしたミッシー・パイルも、特徴ある顔と、ラティファに負けない迫力のアクション、すごかったですよね〜(^^)。
もちろん、スティーブとラティファの絡みも、最高でした。

ただ、白人社会と、黒人との関わりとか、彼らの言葉の違いなど、日本人には分からないところがだいぶあって、ほんとの面白さが伝わってこなかったかも。
アメリカ人の方が、倍楽しめるコメディーかなと思いました。(2005,05,30)

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めぐりあう時間たち      2002年 アメリカ 文芸    
<監督>スティーヴン・ダルドリー
<出演>ニコール・キッドマン , ジュリアン・ムーア , メリル・ストリープ , スティーヴン・ディレイン , ジョン・C・ライリー , トニー・コレット , エド・ハリス , クレア・デインズ 
<内容>1923年、精神を病んでいる作家のヴァージニア・ウルフ(ニコール・キッドマン)は、夫と共に、ロンドンを離れ、リッチモンドに移り住んでいた。午後には、姉一家がお茶に来る予定だった。1951年、ロサンジェルス、妊娠中のローラ(ジュリアン・ムーア)は、誕生日の夫のためにケーキを焼く。2001年、ニューヨーク、クラリッサ(メリル・ストリープ)は、詩人でエイズ患者の友人、リチャードの受賞式後のパーティーの準備で忙しい・・・。時を隔てた3人の女性達が過ごす、ある一日。
*****

重い映画でした。
特に、BGMが、追いつめられるような音楽で、私は、それだけで、最初から息が詰まりそうで、胸苦しくなってしまいました。
違う時代に生きた3人の女性の1日を描いているので、分かりにくいかと心配したのですが、そんなことは全くなく、ごく自然に理解できます。
ただ、この女性達の運命の1日とも言える日を描いているので、重苦しいのです。
自分の感情を押し殺して生きる事に疲れた彼女たち。彼女たちの取った行動は、正しいのか、幸せになれるのか・・・?では、いったい、幸せとはなんなのか・・・?どうしたら、自分らしく生きられるのか・・・?
アメリカでは、ヴァージニア・ウルフの「ダロウェイ夫人」は、一般に広く読まれているのでしょうか。
この本を読んでいないと、ちょっとわかりにくい映画なのかもしれないですね。クラリッサが、どうしてリチャードに「ダロウェイ夫人」と呼ばれるようになったか不明ですし、だいたい、どういうストーリーの中で、ヴァージニアが、登場人物を殺すことを考えたのかが、分かりません。
映画のあと、さっそく、本屋さんに行って、「ダロウェイ夫人」を探しました(置いてなかったけど(T_T))。(2003,05,22)

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めぐりあえたら      1993年 アメリカ  ロマンス
<監督>ノーラ・エフロン 
<出演>トム・ハンクスメグ・ライアン
<内容>妻を亡くした男が、クリスマスの夜にラジオで心情を語っているのを聞いた、OLが、婚約者がいるにも関わらず、彼に、惹かれてしまう。
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1回目に見たときは、つまらなかったと、思ったのに、2回目は、メグ・ライアンに、目覚めたせいか、面白かった。やっぱり、メグがかわいい。(1999.12)

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メッセージ・イン・ア・ボトル     1999年  アメリカ  ロマンス
<監督>ルイス・マンドーキ 
<出演>ケビン・コスナーロビン・ライト=ペンポール・ニューマン  
<内容>シカゴの新聞社で働くテリーサ(ロビン・ライト=ペン)は、休暇中に海岸でビン入りの手紙を拾う。それは、夫から妻に宛てて書かれた愛のメッセージだった。その手紙に感動したテリーサは、あらゆる手段を使って、これを書いた男を捜し、ついに、彼の居場所を突き止めて、会いに行く。そして、二人は、恋に落ちてしまった・・・。
*****

この手の映画は、苦手なので、自分からは、ほとんど見に行かないのですが、今回は、ちょっと思い入れがあって、ビデオに録って見てみました。お話し自体は、感動もあまりなく、淡々と見ました。でも、泣くところでは、きっちり泣きましたが・・・(^^;。最後のエピソードが、ちょっと唐突で、とってつけたような感じだったのですが、どうなんでしょうか・・・?。ポール・ニューマンは、随分年をとってましたが、やっぱり、色気のある人ですねぇ〜(^^)。(2001.05)

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メトロポリス       2001年 日本 アニメ
<監督>りんたろう
<声の出演>井元由香
<内容>近未来。人間とロボットが共存する巨大都市国家メトロポリスで、世界征服をたくらむレッド公(声:石田太郎)が、ロートン博士(声:滝口順平)の力を借りて、着々とその準備を進めていた。一方、日本からは、ロートン博士を追って、私立探偵判俊作(声:富田耕生)と、その甥、ケンイチ(声:小林桂)がメトロポリスにやってきていた。
*****

CGを多用しているらしいのですが、あまりCGを感じさせません。逆に、昔のアニメの懐かしさを感じます。その点、とても新鮮に映りました。なんだか、見ていて、ほっとするような映像でした。ですが、手塚治虫原作なので、いわば、時代物。ケンイチの顔とか、髪型が、あまりに昔風で、ちょっと笑ってしまいましたねぇ(^^;。

ストーリー的には、いまいちでしょうか。近未来における人間とロボットとの確執なんて、ちょっともう飽き飽きしたテーマです。ロボットが感情を持ったら・・・っていうのは、手塚さんの永遠のテーマなんでしょうね。
でも、今からでも、人間の仕事をロボットがやることによる失業率の高さは、容易に想像出来ます。だから、こんなにロボットなんて、必要ないんですよ。
ましてや、ロボットを中心に据えた世界征服なんて、意味がない。
そんなわけで、あまり真剣に見る気がしませんでした。(2005,01,05)

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メビウス       1998年 アメリカ ホラー
<監督>マイケル・アルメレイダ
<出演>アリソン・エリオットクリストファー・ウォーケン
<内容>夫と、息子とともに、自由な生活を楽しんでいたノーラは、家族と共に、10年前、逃げるように後にした、祖母の住む故郷アイルランドに向かう。10年ぶりの故郷の屋敷では、叔父と、その養女アリスが、出迎えてくれたが、ノーラは、叔父の様子がおかしいことに、気づく・・・。
*****

久しぶりに見ました、この手のホラー。前半は、なにやら意味ありげな映像が、挿入されて、好奇心をかき立てられました。映像も、暗いタッチで、いかにも、何か大きな秘密がありそう。何の予備知識もなく見たので、これから先、ホラーになるのか、ミステリーなのか、それとも文芸作品なのかも分からなかったので、なおさらでした。・・・まあ、後半は、こんなもんでしょうか・・・(^^;。あらあらあら!(^^;とか、なんであなた達、急に出てきたの?!っていう箇所もあるのですが、ホラーだから少々のことはいいでしょう。アリソン・エリオットが綺麗だったから、そこら辺を中心に見ましょう!? (2002.06)

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メフィストの誘い      1995年 フランス・ポルトガル
<監督>マノエル・デ・オリヴェイラ 
<出演>カトリーヌ・ドヌーヴジョン・マルコヴィッチ 
<内容>学者のマイケルは、シェークスピアについての文献を探すために、妻を伴って、古い修道院を訪れた。そこでは、管理人と、二人の使用人、そして、若く、美しい研究員の女性がいて、二人を待ち受けていたが・・・。
*****

ゲーテです。ファウストです(^^;。そして、フランス映画です。ファウストの世界を知っていないと、ちょっと辛いのかも。この修道院の管理人が、すべての鍵を持っているようなんだけれど、思わせぶりな映像で、しかも、暗い画面が多くて、ビデオで見た私は、光が反射して、見にくかったです(^^;。でも、結末は、ちゃんと字幕で、流してくれたので、ありがたかった。結末さえ何なのかよく分からない映画っていうのも、よくあるので・・・(^^;。私がこの映画を見る気になったのは、ジョン・マルコビッチの出演作だからです。でも、よく見れば、あのゴージャスな、妻役は、カトリーヌ・ドヌーブだったんですね。あと、挿入されている音楽が、すごいのです(^^;。いったい何が起こるのだろう〜〜と、ちょっとすくんでしまうような音楽でした。(2001.08)

●作品名インデックスへ
めまい       1958年 アメリカ サスペンス
<監督>アルフレッド・ヒッチコック
<出演>ジェームズ・スチュワート , キム・ノヴァク 
<内容>高所恐怖症が原因で警察を辞めたスコッティは、友人に頼まれて、その妻マデリンを尾行することになった。その後、自殺未遂を図った彼女を助けたスコッティと、彼女との間に恋が芽生えるのだったが・・・。
*****

映画に、はまる前に知っていた映画監督と言えば、ヒッチコックぐらいなものでした。でも、あまりに昔の映画なので、なかなか観る機会がなく、今まで見たのは「レベッカ」ぐらいなものです。今回は、私でも題名だけは知っていた、この有名作を見てみました。

途中で、ネタばらしをされた時は、びっくりしました。しかも、あっさりと・・・。普通、こういうサスペンスものって、最後にネタバレがあるものですもんね。
でも、この映画は、ネタバレしてからがすごかったです。
凄かったのは、この女優さんの演技。観客と、スコッティにはさまれて、本当の顔と、偽物の顔とを完璧に演じ分けています。その上、そんな自分に悩む姿まで演じているのだから、本当に凄い!もちろん、お化粧によって、随分印象が変わっていたのは事実ですけど、それにしてもすばらしかったです。女性って、お化粧や、表情によってあんなにも変わるものなんですねぇ。

あの教会の高い塔の階段は、怖かったですねぇ。私も自律神経失調症気味なので、思わずクラッとしてしまいました(^^;。

マデリンがスコッティの家を探す所などで、ちょっと退屈しました。今ならば、もっとスピーディーな展開の映画にするところかな。

ヒッチコックの映画には、必ずヒッチコック本人が出演すると思っていたのですが、この映画、何処かに出てましたかね?楽しみにしていたのに、分かりませんでしたーーー(T_T)。(2004,01,24)

●作品名インデックスへ
メメント      2000年 アメリカ ミステリー・サスペンス   
<監督>クリストファー・ノーラン 
<出演>ガイ・ピアースキャリー=アン・モス
<内容>妻の殺人事件に巻き込まれて、怪我を負い、10分前の記憶を忘れてしまうという記憶障害になってしまったレナードは、妻を殺害した犯人を追うために、ポラロイドカメラで写真を撮り、体中に入れ墨をしながら妻を殺害した犯人を追いつめてゆくのだが・・・。
*****

噂に違わず、面白く、かつまた難解でした。記憶障害を持つレナードは、自分の記憶の代わりに、メモをとり、写真を撮り、また、重要な情報は、入れ墨をして、犯人を割り出そうとするのですが、何しろ、10分たつと、記憶がなくなるので、それも難航を極め、他人を信用できず、また、他人も、彼の記憶障害を利用しようとするのです。いったい、誰を信用していいのか・・・? 映画自体も、数分ずつのカットで、彼の記憶をさかのぼってゆく作りになっていて、見ているこちらの記憶能力を試されているようでした。私も、途中までは、頑張ったのですが、最後近くになると、もう頭がこんがらがってきて、ギブアップ。後で、もう一度見直してみます(^^;。DVDには、別バージョンに編集されたものもついていて、そちらの方が、わかりやすいかもしれません。ひ弱そうな顔に似合わず、元ボディービルダーのガイ・ピアーズ、立派な身体に入れ墨を施した彼は、なかなかステキです。つい先日見た「タイムマシン」では、ちょっと不細工だったのに、この映画の彼は、面目躍如という感じでした。
*この記憶障害については、昔ドキュメンタリーを見たことがあって、その深刻な症状が記憶に残っています。その方の場合は、手術の後遺症だったと思いますが、周りの人に助けられながら生活されていました。実際の病気は、自分が記憶障害だと言うことさえも忘れてしまうので、そのことからまた、説明し、そして、そういう障害を持った自分を理解して、悲しみに暮れることの繰り返しの日々のようでした。そのサイクルが、10分という短い時間の場合、この映画のレナードのような活躍は、実際には不可能でしょうね。(2002,10,09)

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メラニーは行く!      2002年 アメリカ コメディー・ロマンス   
<監督>アンディ・テナント
<出演>リース・ウィザースプーン , ジョシュ・ルーカス , メアリー・ケイ・プレイス , ダコタ・ファニング , ローナ・ミトラ , キャンディス・バーゲン , パトリック・デンプシー
<内容>若手ファッション・デザイナーのメラニー(リース・ウィザースプーン)には、ニューヨーク市長の息子アンドリュー(パトリック・デンプシー)という完璧な恋人がいる。ある夜、彼から情熱的なプロポーズを受けた彼女は、有頂天になっていた。しかし、実は、彼女には、故郷のアラバマに7年間会っていない夫ジェイク(ジョシュ・ルーカス)がいるのだった!
*****

アメリカの南部と北部って、未だにお互いに毛嫌いしたりしてるんですね〜。まあ、一部の人だけなのでしょうけど・・・。大阪も、ミナミとキタで、ちょっと温度差がありますもんね。戦争はしなかったけどね(^^)。

好きなリーズのコメディーだから、そこそこ面白かったですけど、まあ、普通でした。話題になったティファニーを借り切ってのプロポーズも、そんなにうらやましくなかったですねぇ。だって、いかにもお金持ちが得意がってやりそうじゃないですかーー。
夜駆り出された店員がかわいそうでした(にこやかだったけどね)。

新進デザイナーが故郷であんなにゆっくりした時間をもてるのかとか、7年もほっといた夫が、ずっと彼女のことを思い続けている?とか、あれでは市長の息子に対してひどすぎるとか、いろいろ疑問や文句はありますが、リースの可愛さと、キュートなファッションを見られたことで、免除しましょう。小さなバッグを脇に挟むのなんか、いいなぁと思いました。
それにしても、リースは、やっぱりやせすぎですね。もっとふっくらしていた方が、絶対いいのに。きっと毎日10Lの水を飲んだりして、ダイエットしているんだろうなぁ。(2004,09,26)

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メリーに首ったけ    1988年 アメリカ  コメディー
<監督>ボビー・ファレリー 
<出演>キャメロン・ディアスマット・ディロンベン・スティラー 
<内容>高校卒業間際のパーティーに、学校の人気者メリーと行くことになったテッドだったが、思わぬ事故で、救急車で運ばれてしまう。それ以来13年、彼女に会うこともなく、また、忘れることも出来なかった彼は、思い切って、探偵に、彼女を捜してもらうことにしたのだが・・・・
*****

ちょっと、お下品な(^^;ネタもある、コメディーです。私は、ちょっと、はまりそこなったかな。面白いところもあったけど、途中、ちょっと退屈なところも・・・。でも、この作品で、一躍注目を浴びたキャメロン・ディアスは、さすがにかわいい。やっぱり、彼女のファンなら、必見ですね。ただ、整形外科医には、どうしても、見えなかったので、他の職業に設定してもよかったような気がします。最初の、彼の「事故」は、痛そうで、ちょっと辛いけど、笑えるし、あの有名な、キャメロン・ディアスの前髪の秘密も・・・(^^;。知りたい人は、見てね。(2001.05)

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メン・イン・ブラック      1997年 アメリカ SF・アクション・コメディー     
<監督>バリー・ソネンフェルド
<出演>トミー・リー・ジョーンズウィル・スミス 、 リンダ・フィオレンティーノ, ヴィンセント・ドノフリオ 
<内容> ニューヨーク市警の警官ジェームズ(ウィル・スミス)はその働きをK(トミー・リー・ジョーンズ)に認められ、MIBという、組織のメンバーに抜擢される。MIBは、密かに地球に進入してきているエイリアン達を監視する組織だった。そんな折り、攻撃的な昆虫型エイリアンが、地球に乗り込んでくる。
*****

久しぶりに見ましたが、やっぱり面白かったです。前、映画館で見たときよりも、面白く見れたかも。どの場面も、ほんとよく出来てるし、俳優さん達も、熱演! 特に、あの、昆虫型エイリアンに体を乗っ取られた人(ヴィンセント・ドノフリオ)、あの人、すごいです〜!!その他、犬型エイリアン?や、エイリアンの出産シーンなども秀逸ですね。続編が楽しみです。(2002.06)

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メン・イン・ブラック2      2002年 アメリカ SF・コメディー・アクション     
<監督>バリー・ソネンフェルド
<出演>トミー・リー・ジョーンズウィル・スミス, パトリック・ウォーバートン , ジョニー・ノックスヴィル , ロザリオ・ドーソン
<内容>MIBの捜査官Jは、「ザルタの光」を求めて地球にやってきたエイリアン、サーリーナと対決するために、その秘密を知る、かつての同僚Kを仕事に復職させようとする。しかし、記憶を消されたKに、記憶の再生をしようとしている時、サーリーナが、本部に侵入してきた。
*****

面白かったです。相変わらずの、のりの良さで、一気に見せてくれました。新種のエイリアンもいろいろで、楽しかったし、パグのフランクも、前回よりもたっぷり見せ場があって、彼のファンの多さを物語ってますね。ちょっと、アレ?と思うところもあったけれど、あんまり細かいところにこだわらずに、楽しく見ましょう。途中で、アラッ!と言う人もご出演なさっていました(^^)。最後のキャストにもちゃんと名前が乗ってましたから、あれは、本物のようですね。Kも帰ってきたことだし、これは、今後もシリーズ化でしょうか。(2002.07)

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メンフィス・ベル      1990年 アメリカ アクション・戦争
<監督>マイケル・ケイトン=ジョーンズ
<出演>マシュー・モディーン , エリック・ストルツ , ジョン・リスゴー , D・B・スウィーニー , ハリー・コニック・Jr , ビリー・ゼイン , ショーン・アスティン , デヴィッド・ストラザーン , ジェーン・ホロックス 
<内容>第2次世界大戦において、アメリカの無敗の戦闘機、メンフィス・ベルに乗って戦った若者たちの最後の任務を描く戦争映画。
*****

14年前の映画の楽しみは、今は、有名になった俳優達の若かりし頃の姿を見れることですね〜。
この映画も、そんな映画でした。

そして、戦闘機の中で、若き兵士達が、どのように戦っていたのかを知る機会でもありました。
一台の戦闘機に、10人もの兵士が乗り込んで、戦ったりしていたんですね〜。
地上からの攻撃に晒されたときの、機体の下に潜り込んでいる兵士は、どれほど怖ろしかったことでしょう。
それに、敵の銃弾に当たる可能性は、どの機にもあったわけで、死は、それが、たまたま自分の機でなく、友軍の機であるだけの違いで、すぐそばにあるという恐怖。
本当に戦争は、悲惨です。
この映画は、そんな戦争の悲劇を交えながら、また、戦う若き兵士を描く青春映画となっています。
あまり悲惨な映像もないし、普通に見ることの出来る戦争映画でした。(2004,05,20)

モーターサイクル・ダイアリーズ      2003年 イギリス・アメリカ 青春   
<監督>ウォルター・サレス
<キャスト>ガエル・ガルシア・ベルナル , ロドリゴ・デ・ラ・セルナ , メルセデス・モラーン
<ストーリー>医学生エルネスト(ガエル・ガルシア・ベルナル)は、友人のアルベルト(ロドリゴ・デ・ラ・セルナ)と共にバイクに乗って、南米大陸縦断の旅に出る。金もない無謀な旅だったが、それは彼らにとって貴重な体験であり、また、その後の彼らの人生を変えてしまう旅となるのだった・・・。
*****

革命家、チェ・ゲバラの若き日を描くロードムービーです。ゲバラについての知識がほとんど無い私は、ゲバラの起こした革命や、その人となりを知りたかったのですが、この映画には、革命の頃の話は、全く出てきませんでした。それは少々残念でしたが、それとは別にして、青春ロードムービーとして、楽しめました。
でも、やはりこの映画は、ゲバラの事を知っている人が、ゲバラの若い頃、彼が何に感動し、何に触発されたのかを知るために見るのが、面白い見方なのだと思います。

まあ、それにしても無謀な旅です。所持金は、限りなく0に近く、エルネストの彼女に、土産の水着を買うためにと渡されたわずかな金が、しばしば二人の争いの元になってました。
でも、若い男の人って、こんな事を、平気で、しちゃうんでしょうね。それが若さというものなのかな。
エルネストは、更に、ぜんそくの持病があるのですから、その発作がいつ起こるかと、見ている方は、ハラハラしてしまいました。
そんなハンディを抱えながらも、この旅で彼が見聞きし、体験した多くのことが、彼の糧となったことは間違いがないでしょう。
ちょっとゲバラのことを勉強しなくっちゃね。

主演のガエル・ガルシア・ベルナルの瞳は、相変わらず美しく、理想に燃えるゲバラの若き日を見事に表現しているように思いました。やんちゃだった笑顔が、だんだん大人びてきたのが、少々残念な気もしますが・・・。(2006,01,04)

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モール・ラッツ      1995年 アメリカ 青春
<監督>ケヴィン・スミス
<出演>シャノン・ドハティ, ジェレミー・ロンドン, ジェイソン・リー, クレア・フォーラニ, ベン・アフレックジョーイ・ローレン・アダムス, マイケル・ルーカー 
<内容>親友のブローディーとTSは、同じ日に、彼女に振られてしまった。二人とも未練たっぷりな上、することもないので、うさを晴らすためにモールに出かけ、同じような若者とたわいもないことをしながら時間をつぶすのだった。
*****

一部に熱狂的なファンのいるケヴィン・スミス監督作品ですが、日本未公開です。
モールに行くと人気者?のしょうもない若者プローディーが、彼女に振られた腹立ちのせいか、のべつ幕なしに怒鳴り散らしていました。ちょっと、テンション上がりすぎではないかなぁ。
もう一人のTSの方が、よほどまともで、彼女が他の男のものになるのを必死で阻止しようと頑張ります。このTS役のジェレミー・ロンドンがなかなかキュートです(^^)。でも、今は、あまり映画に出ていないようで、今人気上昇中なのは、ジェイソン・リーの方ですね。私も何を隠そう、かなりお気に入りです。でも、この時は、大学生の割におっさん顔。今の方が、ずっといい顔になってますね。
ストーリーは、何ともたわいのないものなのですが、出演者が、ケヴィン・スミス組というか、彼の作品の常連が出ているので、そこも見所の一つですね。とくに、サイレントボブ!(^^)。
でも、この監督の作品は、「チェイシング・エイミー」の方が、ずっと好きです。又、ブレイク前のベン・アフレックや、クレア・フォーラニが出てるのも楽しい。おまけにスパイダーマンの原作者スタン・リーは、本物が出てました。しかも、たくさん喋ってるし(^^)。(2003,01,16)

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萌の朱雀      1997年 日本 
<監督>河瀬直美
<出演>國村隼 , 尾野真千子
<賞>カンヌ映画祭カメラ・ドール賞(新人監督賞)=河瀬直美
<内容>小さな過疎の山村に住む一家。父親は村に鉄道を通す計画に夢中になっていたが、15年後、その計画も中止になり、生活の気力をなくしてしまう。長女は高校生になり、同居するいとこは料理屋で働き、母親もそこで、働くことになるのだが・・・。
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一度見ただけでは、何が起こったのか、それとも、何も起こらなかったのか、さっぱり分かりませんでした。これは、2度見ないとダメですね。2度目に、やっとストーリー、人間関係、そして起こったことが分かりました。 昔の日本の田舎の風景です。朝早くからかまどに火を入れて、女達がご飯を炊き、みそ汁を作る。そして、子供達が起きてきて、おはようの挨拶をして、井戸で顔を洗う。そんな、懐かしい日本の日常が続きます。でも、日常とは、実は、毎日同じ事の繰り返しではなく、日々、色々なことが起こるその積み重ねなのです。 2度見ると心が安らぎました。見た後に、映画の中の風景が目に浮かんだりしました。木訥な、しゃべり方がとても印象的な映画です。 この映画は、カンヌで、新人監督賞を取りましたが、審査員達が、はたして、一回で理解できたのか、非常に疑問なのですが・・・。(2003,01)

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目撃者      1981年 アメリカ  サスペンス
<監督>ピーター・イエーツ
<出演>ウイリアム・ハートシガニー・ウィーバーモーガン・フリーマン
<内容>殺人を発見したビル管理人(ウィリアム・ハート)が、犯人や、警察や、ベトナム人に、ねらわれる。
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(1999.10)
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黙秘      1995年 アメリカ サスペンス
<監督>テイラー・ハックフォード
<出演>キャシー・ベイツ , ジェニファー・ジェイソン・リー
<内容>スティーヴン・キング原作。アメリカ・メイン州の富豪の家で、メイドをしているドロレス(キャシー・ベイツ)は、女主人を殺した容疑で拘束される。書留を届けに来た郵便配達人が、階段の下に倒れた女主人に、のし棒を振り上げる彼女を目撃していたのだ。ニューヨークから娘が駆けつけてきて、次第に解明される真実とは・・・?
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これは、面白かったです。原作も、きっと面白いんでしょうね、読んでみたいです(^^)。正統派サスペンスって感じで満足できました。ストーリーの進め方が何とも、憎らしいほどうまいのです。女主人や、娘、夫との関係などなど、真実が徐々に明らかになって行くので、身を乗り出して見てました。そして、過去と、現在が、交差して現れてくるのもなかなか斬新で面白かったです。さらに、なんと言っても、キャシー・ベイツが、うまいです。彼女の作品は、どれも好きなのですが、これは、「ミザリー」と同じぐらいよかったです。でもね、この題名は、ちょっと合ってないよね。ちなみに、現代は、DOLORES CLAIBORNE。ドロレス・クライボーン=メイドの名前です。(2002.04)

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木曜組曲      2001年 日本 ミステリー    
<監督>篠原哲雄
<原作>恩田陸
<出演>鈴木京香 , 原田美枝子 , 富田靖子 , 西田尚美 , 竹中直人 , 加藤登紀子 , 浅丘ルリ子
<内容>女流作家、重松時子(浅丘ルリ子)が謎の死を遂げてから4年。時子に特別な思いを寄せる絵里子(鈴木京香)たち女性5人は、毎年、時子の屋敷に集まって、時子を偲ぶ会を開いていた。しかし今年は、会の始まる前に送り主不明の花束がメッセージ付きで届けられ、それぞれが、再び時子の死の謎を考えるようになる・・・。
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登場人物も舞台も、極、限られているこの原作をうまく映画化してると思いました。
出演女優さんが、皆、うまいので、動きの少ない映画でも、飽きさせません。
配役も、うまいですね〜。女優同士の演技の闘いという気もしました。 その中で、加藤登紀子の低音のトーンがなかなか魅力的です。
そして、緊迫したやりとりの合間に出てくる色々な料理。これがちょっとした息抜きタイムとして生きています。映画を観ながらこちらまで、ワインを飲みたくなりました。
ストーリーも、いったい誰が、どうしてと、スリリングに運ばれてゆく上質のミステリーです。
原作を読んでから映画を観ても、映画を観てから原作を読んでも、どちらも面白いと思います。(2003,11,21)

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モナリザ・スマイル      2003年 アメリカ コメディー・ロマンス   
<監督>マイク・ニューウェル 
<キャスト>ジュリア・ロバーツ , キルステン・ダンスト , ジュリア・スタイルズ , ドミニク・ウェスト , マーシャ・ゲイ・ハーデン , マギー・ギレンホール , トファー・グレイス , ジニファー・グッドウィン
<ストーリー>1953年、女性教師キャサリン(ジュリア・ロバーツ)は、希望が叶って名門女子大、ウェルズリー大学に赴任した。生徒たちは、彼女が思っていた以上に優秀だったが、考え方は、保守的で、女性の幸せは、結婚して家庭を持つことと考えていた・・・。
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ちょっと好みじゃないなと思いながら見ましたが、結構面白く見ることが出来ました。女優さんも豪華です。

ほんの50年前のアメリカ。おそらく、この頃、世界の最先端の技術と考え方を備えていたであろうアメリカでさえ、まだ、女性の幸せは、結婚して、家庭を持つことだった・・・。
いくら新しいファッションや、家庭用品が入ってきても、考え方が変わらなければ、それは、女性を家庭に縛るだけのもの。
最高水準の女子大でも、如何にいい家庭を築くか、如何に夫を出世させるかを最重要課題としているというのは、そういう時代だからしょうがないんでしょうね。
それにしても、在学中に、半数の生徒が結婚してしまうのにも、驚きました。そして、残りの生徒は、付き合っている彼からの指輪をひたすら待っているなんて!こんな時代に生まれなくて良かった〜〜。

新しい時代を作るには、女性の独立という新しい考え方を持つキャサリンのような教師が、それまでの壁を打ち破って、新しい風を入れることが必要不可欠であり、彼女たちの努力によって、だんだんと、新しい時代になっていくものなんですね。
しかし、映画の中でも言っていたように、あんなにお堅い大学が、何故彼女を採用したのかは謎ですね〜。校風を守ろうと思っているのなら、彼女みたいな教師は、最初から絶対採用しないでしょうに。

ただ、新しい風を吹き込んだキャサリンが、あまりにも、自分の考えを押しつけるのは、抵抗がありました。
頭がいいんだから、進学しろって言うのも、ちょっと違うかな、と思うけど、それも、こんな時代だったからこそ、優秀な人が、社会に出る必要が今以上にあったのかもしれないですね。(2005,09,30)

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もののけ姫      1997年 日本 アニメ
<監督>宮崎駿
<声の出演>松田洋治(アシタカ) , 石田ゆり子 (サン),  田中裕子
<内容>東の隠里に住むアシタカは、突然森の中から出現したタタリ神から村を守ろうとして、呪いをかけられてしまう。その呪いを解くために、彼は、西の国を目指す旅に出る。そして、鉄を作るタタラの国に辿り着くのだが、そこでは、村を守ろうとするエボシ御前が、森の勢力と闘っていた。
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自然と人間との闘い、そして共存。これは、永遠のテーマです。というより、人間の負った宿命でしょうか。この大きなテーマを謳うこの映画は、135分という長さを感じさせない壮大な映画になっていました。でも、「千と千尋の神隠し」を見た後で見ると、硬いですねぇ。主人公のアシタカをはじめ、エボシ御前も、もののけ姫もみんな真面目すぎるかな。それに登場人物が多すぎて頭が混乱しました。おかげで、もののけ姫の存在感も、ちょっと薄めです。人間なのに自分を人間と思っていない彼女。彼女のこの存在は、この闘いの中で、どんな意味があったのでしょうか。
唯一和ませてくれるのが、「こだま」たちです。あの仕草、かわいかったですね〜。(実際に、奥深い森の中で出会ったら、恐ろしいでしょうけれど(^^;)(2003,02,14)

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モブスターズ/青春の群像      1991年 アメリカ  ドラマ
<監督>マイケル・カーベルニコフ
<出演>クリスチャン・スレーターパトリック・デンプシー , マイケル・ガンボン, クリス・ペン , アンソニー・クイン  
<内容>実在の4人の大物ギャング、ルチアーノ、シーゲル、ランスキー、コステロの若き日の姿。
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セピア色で、雰囲気は、出ているものの、主人公に、入れ込めなくて、つまらなかった。(2000.04)


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模倣犯      2002年 日本 サスペンス・犯罪   
<監督>森田芳光
<出演>中居正広 , 藤井隆 , 津田寛治, 木村佳乃, 山崎努, 藤田陽子 , 伊東美咲 , 佐藤江梨子 , 佐藤二朗
<内容>有馬義男(山崎努)の孫娘、鞠子が行方不明になった。数ヶ月後、公園で、切断された女性の片腕とバッグが発見され、犯人の声明から、そのバッグが鞠子のものであることが分かる。有馬は、鞠子を助けようと、犯人の言いなりになるのだが・・・。宮部みゆき原作。
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あの分厚い原作を映画にまとめるのは、大変だったでしょう。果たして、原作を読んでいない人に、話が、人の繋がりが、分かったのかどうか?? かく言う私も、だいぶ内容を忘れていて、映画を見て思い出したところが、多々ありました(^^;。そうやって、原作を思い出しながら補って見ていくには、よかったと思います(本来の映画の見方では、ないですねー(^^;)。中居正広、山崎努、木村佳乃も、少々イメージが違うところもありましたが、それなりによかったと思いました。ストーリーも途中まではよかったんです。そう、途中までは! やっぱりラストが、私には、ちょっと・・・。実際的な疑問はともかくとして、森田監督が言いたかったことの集約が、あの映像なんでしょうね。その他は、ネットの掲示板への書き込みが映像と被さってくるような所は、ちょっとわかりづらかったし、被害者達の姿が、映し出されるのは、映像になると、やはり辛かったですね。
(やはり、この映画を見て思いました。原作を読んでから映画を見ることの弊害を。映画として、純粋に楽しめません・・・(T_T) ) (2002.06)

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モル・フランダース       1996年 アメリカ ロマンス
<監督>ペン・デンシャム
<出演>ロビン・ライト , モーガン・フリーマン , ストッカード・チャニング , ジョン・リンチ
<内容>孤児院に住む一人の少女を男がもらい受けていった。男は、少女にその母親の日記を読み聞かせる。母親の名はモル。モルは、盗みの罪で牢獄に入れられた母親から生まれ、孤児院で育ち、娼婦として生き、そして死んだとされていたのだが・・・。
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ダニエル・デフォーの古典小説を映画化したのもで、当然私の好きなコスプレです。しかも、運命に翻弄されるしっかり者の美人とくれば、私の大好きなジャンルです〜(^^)。手放さなければならなかった娘フローラに、自分の生涯を綴った日記を、読み聞かせる形式で話は進みます。まさに波瀾万丈の物語で、エピソードが多すぎて、映画にまとめるのがちょっと大変だったようで、少しずつ不消化なのですが、それでも、話に引き込まれてゆきました。そして、時々、モルの娘フローラに視点が戻るのですが、この子役が、また、いいんです。こまっしゃくれていて、言うことを聞かず、それでいて、とっても可愛いのです。
このような、貧富の差や男女の力の差が歴然とした時代に、毅然として生きた女性の話は、とっても好きです。(2003,02,23)

モンスター      2003年 アメリカ・ドイツ 伝記・犯罪・ロマンス
<監督>パティ・ジェンキンス
<キャスト>シャーリーズ・セロン , クリスティナ・リッチ, スコット・ウィルソン , ブルース・ダーン  
<賞>アカデミー主演女優賞
<ストーリー>1986年、フロリダ。幼い頃から虐待されて育ったアイリーン(シャーリーズ・セロン)は、売春して生きることに疲れ果て、自殺を決意する。最後の5ドルで酒を飲もうと、バーに入った彼女は、そこで、知り合ったセルビー(クリスティナ・リッチ)と意気投合し、二人で暮らすために、再び、売春をはじめるのだが・・・。
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13キロの増量をし、自分の美貌を醜く変えてまでアイリーン役に挑んだシャーリーズ・セロンは、この演技で、見事アカデミー主演女優賞を獲得しました。
実は私は、美人女優が美しい身体や顔を醜くく変えてまで、こういう役を演じるのが、理解できませんでした。美人は美人の役を、そうじゃない人は、そうじゃない役を、それぞれ役割分担して演じるのが自然で、特殊メイクをしてまでして演じる意味があるのかどうか疑問だったのです。
ですが、この映画を見て、シャーリーズがそこまでしてこの役をやりたかった意味が分かった気がします。
きっと彼女は、自分の生い立ちにも思いを馳せて、このアイリーンを演じたいと思ったに違いありません。
それには、今までの美しいシャーリーズ・セロンでは演じることができない。だからこその肉体改造だったのでしょう。
普通は、美へと変身するものですが、彼女は、役のために、その逆をしたんですね。アイリーン役の彼女は、その体つきも、態度も、動きも、表情も、見事に、まるで別の女性となっていました。

両親に虐待され、十分な教育も与えられずに育ったアイリーンは、生きるために売春するしか生きる道はなかった。そんな生活にも疲れ果てた彼女の前に、初めて心を安らげる事が出来る女性セルビーが現れる。彼女のためにだったら、何でも出来る。そして、再び、売春をし、殺人を犯す彼女。しかし、たった一人愛したセルビーも、他の人同様に、アイリーンを蔑み、便利な金づるとして扱おうとし、そしてさらに彼女を裏切るのです。12年間の刑務所生活で、アイリーンは、いったい何を考えていたのでしょうか。生きてきた価値を見いだすことが出来たでしょうか。

愛する対象を見つけたアイリーンが、まともな仕事に就こうと張り切るにもかかわらず、ちゃんとした教育を受けられなかった無知をさらけ出してしまい、自分には、結局売春しかできないんだと悟るシーンは、胸が痛みました。
もちろん彼女の取った行動=殺人は、許せることではありませんが、そこに到った彼女の境遇にやりきれなさを感じました。

見て面白いとか楽しい映画ではありませんが、このシャーリーズ・セロンの演技は、一見するに値すると思います。(2005,12,03)

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モンスターズ・インク      2001年 アメリカ アニメ   
<監督>ピート・ドクター
<出演>ジョン・グッドマン , ビリー・クリスタル , ジェームズ・コバーン , スティーヴ・ブシェミ , ジェニファー・ティリー , ボニー・ハント , 田中裕二 , 石塚英彦
<内容>子ども部屋のクローゼットの向こうに広がるモンスターシティー。その世界最大の会社、モンスターズ・インクは、子供達の悲鳴を集めて、モンスターシティーのエネルギーとしていた。しかし、ある日、モンスター達がもっとも恐れる子供がひとり、モンスターシティーに紛れ込んでしまった・・・。
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「ファインディング・ニモ」で大ヒットを飛ばしたPIXARの作品です。
ユニークな発想、個性的なキャラクター、子供を飽きさせない構成、そして、大人もほろりとさせるすぐれた作品でした。
子供が恐れるモンスターたちは、実は、子供が何より怖ろしいなんて、すごい発想ですよね〜(^^)。
そして、エネルギー源となる子供の悲鳴を集めるために、シミュレーションを重ねて研究してるなんて、本当に面白い!(^^)
この映画を観た子供達は、夜寝る時に、もうクローゼットの扉の隙間を怖がることなく、夜もぐっすり眠れることでしょう。
その点、「となりのトトロ」も、そうでしたね。あの映画を観た時、これで、小さな子供も、暗闇を怖がることがなくなると、制作者の親心のようなものを感じたものでした(^^)。
そして、この映画の映像ですぐれているところは、制作者がもっとも力を入れたという、モンスターの毛並みでしょう。ふわふわと揺れる毛は、すごく自然で、美しかったです。(2003,12,30)

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モンタナの風に抱かれて      1998年 アメリカ 
<監督>ロバート・レッドフォード
<出演>ロバート・レッドフォード , クリスティン・スコット=トーマス , サム・ニール , ダイアン・ウィースト , スカーレット・ヨハンソン , クリス・クーパー , ケイト・ボスワース 
<内容>乗馬中に事故に遭い、親友を失い、自分も片足切断という悲劇に見舞われた少女グレース(スカーレット・ヨハンソン)。何とか立ち直らせようと両親は必死なのだが、彼女の心は固く閉ざされてしまっていた。事故の時に乗っていたグレースの愛馬もまた深い傷を負い、人間不信になっていた。そんな時、馬を癒すことの出来る男(ロバート・レッドフォード)がいることを知り、母親(クリスティン・スコット=トーマス)は、娘と共に彼の元へと愛馬を連れて旅立つのだった・・・。
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全編優しさにあふれています。そして、美しい風景。感動しました。
馬との感動的な触れ合い。思わず乗馬スクールに通いたくなりました〜(またかい・・(^^;。
あの馬の瞳が、愛情、安らぎ、不信、恐怖そんな表情をよく表していて(もちろんカメラワークによってそう見えることもあるのでしょうが)、馬の気持ちがよく分かるようでした。馬の首筋をなでてみたい!(^^)。 ロバート・レッド・フォードの馬への愛情がよく分かる映画ですね。
それと共に、あの広い草原。いいですね〜。でも、トムに愛を囁かれても、私は、「都会の女だから」と、断るのです(と、妄想の世界の入り込むのでした)。

ただ、ラストがあれでは、心の整理が付かず、いつまでも引っ張りそうで、うまい解決とは思えません。時間はあるのだから、もっと時間をかけて答えを出した方がよかったかなと思います。
それにしても、トムは、馬のセラピーだけではなく、人のセラピーまでしてしまうんだから、凄い人です(^^)。彼に惚れない女性は、いないでしょう(^^)。
俳優もそれぞれいいです。クリスティン・スコット=トーマス、 ダイアン・ウィースト、そして、グレース役のスカーレット・ヨハンソンも、とってもよかったです(^^)。(2003,06,21)

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モンテ・クリスト伯      2002年 イギリス・アイルランド アクション・アドベンチャー・スリラー
<監督>ケヴィン・レイノルズ
<出演>ジム・カヴィーゼル , ガイ・ピアース , リチャード・ハリス , マイケル・ウィンコット , ヘンリー・カヴィル
<内容>1814年、航海士のエドモン(ジム・カヴィーゼル)は、ナポレオンの手紙を秘かに持ち帰った罪でイフ島に幽閉されてしまう。しかし、彼は、獄中で出会ったファリア司祭(リチャード・ハリス)の教えを受け、ついには脱獄に成功する。そして、マルセイユに戻って、自分を罪に陥れた人々への復讐を誓うのだった。
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アレクサンドル・デュマ原作の「厳窟王」ですね。数年前NHKでやっていたフランスのTVドラマも見ました。ちなみにこの時の主役は、ジェラール・ドパルデュー。逮捕される前のエドモン・ダンテスを息子のギョーム・ドパルデューが演じていて、素敵!だったのですが、その後、ジェラールにバトンタッチされたときは、13年後とはいえ、その変貌ぶりに少なからず、驚きましたーー(^^;。でも、さすが、フランスを代表する役者ジェラール・ドパルデュー。十分、物語を堪能できました。

一方映画の主役はジム・カヴィーセルですが、彼の方が年齢的にはぴったり合っていますねぇ。モンテ・クリスト伯として最初に登場するシーンは、サーカスのように大げさで驚きましたが、彼自身は、気品があって、とっても素敵でした。

上映時間が、2時間11分と大作の割に短いので、ドラマティックな前半に比べて、後半はあっさりしていて、復讐シーンがが希釈されています。本当は、もっとドロドロなんですよ〜(^^)。でも、そのあっさりしているところが、ジム・カヴィーセルには合っているような気がしました。あの悲しみをたたえた瞳が、心と体に付けられた傷を物語って、冷酷非情な復讐鬼という感じじゃなかったですからねぇ。でも、全体にコンパクトにうまくまとめられていたと思います。
もっと詳しくモンテ・クリスト伯を知りたい方は、原作を読むか、TVドラマを見てみましょう。(2004,05,25)