スパイダーマン３  |
２００７年 アメリカ アクション・アドベンチャー・SF・スリラー 
＜監督＞サム・ライミ
＜キャスト＞トビー・マグワイア , キルステン・ダンスト , ジェームズ・フランコ , トーマス・ヘイデン・チャーチ , ブライス・ダラス・ハワード , ジェームズ・クロムウェル , エリザベス・バンクス , ブルース・キャンベル , トファー・グレイス , Ｊ・Ｋ・シモンズ
＜ストーリー＞
人々のために活躍するスパイダーマン（トビー・マグワイア）は、いまやニューヨーク市民のスーパーヒーローとなり、ピーターは、恋人ＭＪ（キルステン・ダンスト）へのプロポーズも決意していた。しかし、ある日、彼に黒い物体が忍び寄り、彼を黒いスパイダーマンにしてしまう。黒くなったスパイダーマンは、戦闘能力は上がるが、彼の心にある変化ももたらすのだった・・・。
＜感想＞
いやぁ、面白かったですね〜〜。最初から最後まで、ずっと映画に見入ってしまいました。
今回はスパイダーマンの敵が３人、自分自身との戦いを入れれば、４人と戦うことになり、そのうえ、恋人MJとの間にも亀裂が入りと、内容がてんこ盛り。息つく暇もありません。
こんな風に、たくさんの事柄が絡み合っているので、分かりにくいかというと、そうではありません。きちんと話が組み立てられていて、分かりやすく、娯楽映画の王道を行く映画となっていました。
当然見所もたくさんあるのですが、私が一番うれしかったのは、ピーターの親友であったハリーが、一瞬だけ昔の仲の良かったハリーに戻ったことです。彼との確執は、ピーターの心の中で、黒い大きなしこりとなっていたので、彼の戸惑いつつもうれしそうな顔を見て、こちらまでうれしくなってしまいました(^^)。
今回の新しい敵、サンドマンとヴェノムも、ヒーローの敵としては、なかなか味わい深く、その戦いには、ほどよく楽しませて貰いました(^^)。
後で考えると、まるで、マンガの世界そのものなのですが、映画を見ているときは、それなりに、夢中になってしまって、そんな自分がまた可愛かったりして(^^)。
でも、私としては、ラストに、○○○が、あんな事になってしまって、もう続編はないの？あっても、もう彼は出てこないの？と、ちょっと悲しかったです(T_T)。
こんな感じで、とっても面白くて、大満足しながら見終わったのですが、後で、よくよく考えると、あの黒い物質は、いったい何だったのか。宇宙から来た生物？特に、スパイダーマンを狙ってきたわけではないのか？！とか、サンドマンが誕生したあの研究所のセキュリティーは、あんなので、いいの？！！とか、疑問噴出でしたが、まあ、元が、アメコミですし、スパイダーマン好きだから、そんなことは、あまり気にしませんよ、私は・・・(^^)。(2007,05,11)
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