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記憶の旅人      2000年 アメリカ
<監督>マーティン・ダフィ
<出演>イライジャ・ウッド , レイチェル・リー・クック , ジャニーン・ガロファロー , ジョー・ペリノ
<内容>マサチューセッツにあるホスピスに入院しているバーニー・スノー(イライジャ・ウッド)。彼は、自動車事故によって、記憶を失ったため、その病院で、記憶を取り戻す治療を受けていたのだが・・・。
*****

「ロード・オブ・ザ・リング」公開前のいわば、イライジャ・ウッド低迷期の映画で、それゆえなのか、劇場未公開です。
「パラサイト」と、「ロード〜」との間の時期の作品で、「ロード〜」ほどたくましくなっていない、まだ、幼さの少し残った青年の彼が、見られるのが、うれしい一作ですね〜(^^)。
ただ、ストーリーは、なんか、もう、めちゃくちゃ?!
彼の失われた記憶がなんだったのかに興味は引かれるのですが、肝心の彼の主治医の研究自体に、納得できず、うさんくさげ。原作が悪いのか、脚本が悪いのか、翻訳が悪いのかよく分かりませんが、この台詞をしゃべっている俳優は、それを納得してしゃべっているのかどうか、非常に疑問でしたねぇ。ガン細胞と、記憶との関係、どうなんでしょうか・・・?!

キャストは、バーニー担当の女医さんを「好きと言えなくて」のジャニーン・ガロファローが演じていたので、ちょっと得した気分になりました。あと、骨肉腫の男の子マッゾ役のジョー・ペリーノが熱演していてよかったです。彼の役どころは、元不良で、死を目前にした男の子。若くして死んでゆくことに納得することができない青年を見事に演じています。(2004,11,30)

危険がいっぱい      1964年 フランス 犯罪
<監督>ルネ・クレマン
<キャスト>アラン・ドロン , ジェーン・フォンダ 
<ストーリー>ギャングの妻と浮気をしたため、ギャングから命を狙われることになったマーク(アラン・ドロン)は、逃げ回っているうちに、ある金持ちの未亡人バーバラ(ローラ・オルブライト)に運転手として雇われることになった。謎の多い未亡人を探るうち、その家には、彼女と、いとこのメリンダ(ジェーン・フォンダ)の他に、隠し部屋に男が住んでいることに気がつく・・・。
*****

この題名、いかにも「太陽がいっぱい」の柳の下なので、ちょっと見る気がしなかったのですが、アラン・ドロンの魅力に取り込まれて、思わず見入ってしまいました。

彼の役どころは、ギャングのボスの女に手を出して、命を狙われる男。
彼の登場シーンは、テニスを女の子たちと楽しんだ後、ホテルに帰ってきたところを、ギャングに拉致されるんですよ。いかにも色男のアラン・ドロンにうってつけの登場の仕方ですね〜(^^)。
「太陽がいっぱい」のクールに策略を巡らす彼も良かったですが、こういう、ただの色男の彼も、またいいです〜〜(^^)。

ラストも、こう来るか!といった終わり方で、なかなか面白かったです。
共演は、ジェーン・フォンダ。え?アメリカ人なのに?と思いましたが、この映画が、彼女のフランス映画デビュー作らしいです。
また、この映画にも、この3年後に撮った「悪魔のようなあなた」にも、日本的な小道具が使われていました。この頃って、フランスは、日本ブームだったんでしょうかね。(2005,10,30)

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注!!!大昔の感想です。新しい(2012年)の感想は、こちら
危険な関係      1988年 アメリカ  ロマンス
<監督>スティーヴン・フリアーズ 
<出演>グレン・クローズジョン・マルコヴィッチ ミシェル・ファイファーユマ・サーマンキアヌ・リーブス
<内容>18世紀のフランス貴族たちの贅沢で、退廃した生活を描いた作品。
*****

配役がとっても豪華。面白かったです。特に、ジョン・マルコビッチの妖しい魅力に、釘付けです。これで私は、コスチュームプレイに、はまりました(^^)。あ、映画のことですよ(^^)。この映画へのコメントがあります。(1999.05)

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岸和田少年愚連隊      1996年 日本 コメディー・青春
<監督>井筒和幸
<出演>矢部浩之岡村隆史大河内奈々子宮迫博之
<賞>ブルーリボン作品賞
<内容>1975年、大阪・岸和田。中学3年のチュンバ(矢部浩之)と小鉄(岡村隆史)は、悪友達と、喧嘩の毎日を送っていた。何回も補導されても、懲りることなく喧嘩を続けるチュンバ達。彼らは、中学を卒業して、高校に進む者、やくざになる者、就職する者と、様々の道を進むのだった・・・。
*****

ナイナイの存在を知ったのは、この映画が賞を受賞してからかもしれません。
大阪の町、大阪のおばちゃん、大阪のおっちゃん、大阪の子供達が生き生きと描かれていて、面白かったです。他の地方の人が見たら、大阪って、こんな所なんだと、ちょっと偏見を持つかも(^^;。私も、今、大阪に住んでいなかったら、ちょっと引いていたでしょうね。もちろん、こんな悪ガキばっかりがいるわけではありません(^^)。そして、この二人の他にも出演者が豪華!それだけでも、大いに楽しめて、6年前の映画というギャップを感じさせません。それにしても、この二人を主役の中学生役に持ってきた監督は偉い! (2002.08.01)

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奇人たちの晩餐会      1998年 フランス コメディー
<監督>フランシス・ヴェベール
<出演>ジャック・ヴィユレ , ティエリー・レルミット , カトリーヌ・フロ 
<内容>出版社を経営するブロシャン(ティエリー・レルミット)は友人たちと毎週水曜日にバカを招いて晩餐会を催すという悪趣味な楽しみがあった。今週、プロシャンは、マッチ棒細工に精魂を傾ける男、ピニョン(ジャック・ヴィユレ)を連れて行く予定だったが、ぎっくり腰になってしまう・・・。
*****

これは、面白かったです。声を出して笑ってしまいました。フランスのコメディーって、いつもちょっとすべり気味なのですが、これは、大当たり!本国フランスでも、大ヒットしたそうです。
監督は、先日見たジャン・レノと、ジェラール・ドパルデューの「ルビー&カンタン」の監督さんで、出演者も、フランス映画の名優たち。だから、とても、こなれた作りになっています。

それにしても、バカを肴にして、楽しむなんて、本当に悪趣味!だと思ってましたが、このマッチ棒男ピニョンを見ていると、これは、最高だわ!と彼のバカさに思わず苦笑(^^;。
でも、見ているうちに、バカをバカだと笑っている人も結構バカな事はやっていて、結局、登場人物がそろって皆おバカ。そして、見ているこちらも、もちろんおバカなことはたくさんしているわけで、結局、高見から人を小馬鹿にするって事は、回り回って自分に返ってくるって事ですかね。完璧な人なんて、いるわけ無いんですから。

実は、この題名から、晩餐会にいつ出かけるのかと、結構楽しみにしていたんですが、結局行かなかったです。でも、もう、この人たちだけで、十分笑わせてもらったので、もう、満腹になってしまいました(^^)。言ってみれば、あのオムレツと、酸っぱいワインが、晩餐になるんでしょうか(^^;。

元々は舞台劇だそうで、そういえば、ほとんどがプロシャンの部屋だけで描かれています。舞台も、面白いでしょうね〜。(2005,03,11)

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傷だらけのランナー       1990年 アメリカ スポーツ
<監督>サンディ・タン
<出演>ブラッド・ピット, リッキー・シュローダー, キャリー・スノッドグレス
<内容>高校陸上部800mの選手、ジョー(ブラッド・ピット)は、大会で優勝して大学の奨学金をもらうことが夢だった。そんな時、車を盗んで少年院に入っていた弟のビリー(リッキー・シュローダー)が家に戻ってくる。ジョーとは違う高校に編入したビリーに、ジョーは、陸上部にはいることを勧め、一緒にランニングのトレーニングを始める。
*****

若いってすばらしい、若いって、素敵〜(^^)。13年前の若い若いブラッド・ピットです。当時まだブレイク前で、なんとこのお宝映画は未公開だったのですね〜。体もシェイプアップされていて、中距離選手としてもなかなか早そうに見えました。彼って、何でも出来るのね。でも、よく見ると、岡村隆史に似てるような・・・わ、わたしの気のせいでしょうね(^^;。
ストーリーは、青春物です(^^)。青春時代の葛藤と兄弟愛など色々です。そして、色々と中途半端なのですが(^^;、この映画は、なんといってもランニングなのだからいいんです。苦しいことが嫌いで、走るのが苦手な私ですが、単純な私でもありますので、ちょっとだけ走ってみたくなりました。ちょっとだけだけどね(^^)。(2003.01.20)

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キス・オブ・ザ・ドラゴン      2001年 フランス・アメリカ アクション   
<監督>クリス・ナオン
<出演>ジェット・リー , ブリジット・フォンダ , チェッキー・カリョ
<内容>麻薬捜査のためにフランスにやってきた中国捜査官リュウ(ジェット・リー)。フランス警察のリチャード警部(チェッキー・カリョ)とともに、中国マフィア、ソングを張っていたのだが、突然リチャードがリュウの拳銃を使ってソングを射殺した。罠にはめられたと悟ったリュウは、その場を逃げ出すのだが・・・。
*****

ジェット・リー主演作では、これが、一番いいですね〜。「ロミオ・マスト・ダイ」「ブラック・ダイヤモンド」と、見る順に評価が上がってゆく感じです。制作年は順序がバラバラなんですけどね(^^;。
私自身が、ジェット・リーにだんだん慣れてきたからというのもあるのかもしれませんが、この作品は、制作にジェット・リー自身が加わっているので、自分の見せ場をちゃんと分かって作った作品という気がします。 付け焼き刃でない、生身の彼の動きの魅力が分かります。本当は、もっと長回ししてもいいと思うんだけどな〜(^^)。

また、彼自身の魅力も、前2作よりも前面に出ていましたね。非情な捜査官というより、人間味ある人物を演じた方が良いんじゃないかな、彼は。

ブリジット・フォンダは、濃い化粧のせいか、すっかり顔が変わってました(^^;。でも、細さは、そのままで、あれで、よく生きていられるなぁと、感心してしまいます(^^)。
しかし、ジェット・リーとの身長差は、いかんともしがたく、銃創を負った彼女を抱いて病院に現れるジェット・リーにちょっと同情してしまいました(^^;。(2003,10,13)

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キスへのプレリュード   1992年 アメリカ  コメディー
<監督>ノーマン・ルネ 
<出演>メグ・ライアン アレック・ボールドウィン 、キャシー・ベイツ 
<内容>結婚式のパーティ、迷い込んできた、見知らぬ老人が、花嫁にキスしたとたん、二人の心が、入れ替わってしまう。それを知らない花婿は、そのまま、彼女(実は、心は老人)を連れて、ハネムーンに、出かけてしまう。
*****

メグ・ライアンのかわいいこと!!お話は、心と体が、入れ替わってしまった、花嫁と老人の、ラブコメで、なかなか面白いんだけれど、字幕を見るより、彼女の顔を、ずっと見ていたいと思うほど、かわいいです(^^)。(1999.12)

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奇跡の海   1996年 デンマーク  ドラマ
<監督>ラース・フォン・トリアー 
<出演>エミリー・ワトソンステラン・スカルスガルド 
<内容>精神的なもろさを抱えるベスは、油田工場で働くヤンと結婚して、幸せな日々を過ごしていた。しかし、ヤンが、仕事に戻り、会えない日が続くと、寂しさのあまり、夫を、自分の元に、返してくれるように、神に祈ってしまう。が、戻ってきたのは、事故で、重傷を負ったヤンだった。
*****

まず、この映画は、2時間半以上ある、長い作品です。でも、一気に見てしまいました。そして、これを、映画館で見なくて、良かったと、心底思います。自分の部屋で、思いっきり泣きながら見れたから・・・。監督は、あの「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の、監督です。カメラは、手持ちで、画面が、揺れるのは、この映画もそうでした。ただ違うのは、この題名通り、救いが、わずかにあったことです。彼女の行動は、常軌を逸したことなのでしょうか・・・? 確かに、そうかもしれないけれど、愛する人を助けるためには、私でも、同じことをするかもしれない・・・・。演じているエミリー・ワトソンは、この映画が、デビューとは、思えないほど、すばらしいです。(2001.02)

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奇蹟の輝き      1998年 ファンタジー・ロマンス
<監督>ビンセント・ウォード 
<出演>ロビン・ウィリアムズアナベラ・シオラ 
<内容>交通事故で死んでしまったクリスは、美しい天国へ旅だった。しかし、かつて、二人の子供を事故でなくし、また、今回最愛の夫も亡くしてしまった妻のアニーは、失意の中、自殺してしまう。それを聞いた、クリスは、天国で、アニーと会おうとするが、地獄に堕ちた自殺者には、決して会えないと言われ、妻を探しに行く。
*****

アカデミー視覚効果賞をとっただけあって、天国の美しいこと!。実際に、油絵の中にいるようでした。これは、大画面で見たかったな。内容的には、昔ありましたよね、丹波哲朗の映画!(^^;に似ていました。死んだら、美しい世界があって、昔死別した人にも、再会できて、そこで、幸せに暮らせる。私は、死後の世界とか、あまり考えないけれど、愛する人を失った人や、近くに死を感じる人には、勇気を与えてくれる映画だと思いましす。(2001.09)

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ギター弾きの恋      1999年 アメリカ ロマンス・コメディー 
<監督>ウディ・アレン
<出演>ショーン・ペン 、 サマンサ・モートンユマ・サーマンウディ・アレン
<内容>1930年代、シカゴ。ギタリストのエメット(ショーン・ペン)はギターを弾かせると天才的なのだが、金遣いが荒く、その上、仕事にも穴を開けることがしばしばあった。そんな彼は、ある日、口のきけないハッティという女性に出会い、一緒に暮らすようになる・・・。
*****

ギターの音色に酔いしれました。私は、ギターの弦のこすれる音が大好きなので、大いに堪能しました(^^)。
物語は、監督のウッディー・アレン他、エメットに詳しい人たちのコメントを挟みながら進行します。我が儘で、自分勝手なエメットの、彼がただ一人尊敬するギタリスト、ジャンゴに対するエピソードは、実際は、繊細な彼の姿が、垣間見れて、面白かったです。やっぱり、天才は、常人とは違うんですね(^^)。
この役が来るまでは、ギターの弾けなかったショーン・ペンですが、練習して、作中の曲は、全部弾けるようになったそうです。俳優魂ですね。とはいえ、実際に演奏しているのは、違う人らしいのですが、顔から、指先そして顔に戻るカメラワークでは、彼が、本当に演奏しているように見えるから、すごいです。
ハッティー役のサマンサ・モートンもステキでした。口のきけない、ちょっと頭の弱い女性を、生き生きと、可憐に演じていました。 一瞬ユマ・サーマンかと思った女性は本物の彼女だったんですね。でも、いつもとずいぶん、印象が違いました。(2002.07.29)

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キッチン・ストーリー      2003年 ノルウェー・スウェーデン コメディー  
<監督>ベント・ハーメル
<キャスト>ヨアキム・カルメイヤー , トーマス・ノールシュトローム 
<ストーリー>1950年代初頭「ノルウェーとフィンランドにおける独身男性の台所での行動パターン調査」が行われ、その調査に申し込んだイザック(ヨアキム・カルメイヤー)の家にも調査員のフォルケ(トーマス・ノールシュトローム)がやってきた。しかし、イザックは、フォルケを家にも入れようとしなかった・・・。
*****

なんだか最初は、漫画みたいな話なのですが、この「台所の行動パターン調査」というのは、実際に行われたという話ですから驚きです。あの監視イスや、家人と話してはいけないという規則も、そのままだったんでしょうか。ちょっと滑稽ですよね〜〜(^^)。
監視される方も、もちろんですが、調査員も、緊張してしまって、精神衛生上良くないことは確かですね(^^;。

物語は、はじめから非協力的な態度をとり続けるイザックと、真摯に調査を続けるフォルケが、あるきっかけから徐々にうち解けてゆく様子を、淡々と描いています。
最初の二人の様子が、とても漫画チックなのですよ。
特に、イザックなんて、いい年をしてまるで子供みたい(^^)。まあ、彼のあの拒否的態度の理由が分かるようなエピソードもちゃんとあるわけですが・・・。
それに、あの監視イスの珍妙さ。あのイスが人権無視的発想を象徴しているようなもんですね。

そんな、二人が、ちょっとおどおどと、ちょっと遠慮しつつ、お互いにコンタクトしてゆく姿がいいのです。そして、徐々に心を通わせてゆく、そのほのぼのさに目が離せなくなりました。
男同士の友情が、だんだん芽生えていく様子を見るのって、本当にいいですね。
寡黙な二人の何気ない一言一言に、暖かみと、優しさが感じられて、好きな作品です。(2005,07,30)

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キッド      2000年 アメリカ コメディー
<監督>ジョン・タートルトーブ 
<出演>ブルース・ウィリス スペンサー・ブレスリン エミリー・モーティマー
<内容>売れっ子のイメージコンサルタントのラスは、毎日を忙しく飛び回っていた。ある日、セキュリティー完備の自宅で、ラスは、見知らぬ男の子を見つけ、問いただすうちに、彼が、自分の少年の頃の自分自身であることを知る。
*****

コメディーというか、ファンタジーですね。大人になって忘れてしまったことを、子供が思い出させてくれる。その思い出には、いい思い出もあるけれど、忘れてしまいたいこともあって、それが、知らず知らずのうちにトラウマとなってしまっている。定番・・・でしょうか(^^;。見てから言うのも何ですが、ブルース・ウィリスはもうちょっと飽きてるんです、私は! あの子役ちゃんのプクプクのほっぺをプチュッと指で押してみたい。(^^) (2002.03)

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狐怪談      2003年 韓国 ホラー   
<監督>ユン・ジェヨン
<出演>ソン・ジヒョ , パク・ハンビョル
<内容>ジンソン(ソン・ジヒョ)が住む女子校の寮には、28段の階段があって、その階段には、29段目の階段が現れた時、願いが叶うという伝説があった。ジンソンには、同じバレエ部の親友ソヒ(パク・ハンビョル)がいて、いつも二人は一緒だったが、バレエコンクールの出場者を学校から一人だけ選出することを知った時、ジンソンは、狐階段に願をかけるのだった・・・。
*****

いかにも女子高生らしい愛情と嫉妬と伝説が描かれたホラーです。
私自身女子校だったので、彼女たちの心情がよく分かり、時には、目を潤ませ、時には、鳥肌を立てながら結構面白く見ました。
ベタベタの親友でも、どこかで相手と自分とを常に比較し、競争してしまう、そして、時には、顔も見たくないと思うこともあるんですよね〜。いろんな場面で、あるよねこうゆう事、と思いつつ見ていました。女って、怖いのよ〜〜(^^)。
主演の女の子二人もかわいく、特に、ソヒ役のパク・ハンジョルは、「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンに何もかもそっくりで、驚きました〜。今彼女は、韓国では、人気最高のアイドルらしいですよ。
ただ、上映時間が100分と短めの割には、長く感じました(^^;。というのも、後半部分の怖がらせシーンが、非常にしつこい(^^;。もういいんじゃない?と、つい苦笑いが出てしまいました(^^;。前半、彼女たちの心理を的確に描いていただけに、このしつこさは、残念でしたね〜。まるで「リング」、まるで「呪怨」なんていうのもあるんですからねーーー。まあ、いいけど・・・(^^)。(2004,10,03)

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きのうの夜は・・・      1986年 アメリカ コメディー・ロマンス
<監督>エドワード・ズウィック
<キャスト>ロブ・ロウ , デミ・ムーア , エリザベス・パーキンス , ジェームズ・ベルーシ
<ストーリー>バーで一目惚れしたダニー(ロブ・ロウ)とデビー(デミ・ムーア)は、その夜、ベッドイン。その日以降、2人の仲は深まるばかりで、とうとう、デビーの荷物をダニーの部屋に持ち込んで、同棲生活が始まった。しかし、一緒に暮らしてみると、様々な問題が起こり始め・・・。
*****

オープニングのつかみが、すごいんです(^^)。
昨夜起こったすばらしい一夜の出来事を、ダニーの友だちのバーニーが嬉々としてしゃべり続ける。えぇっ?!それでそれで?!と、こちらまで聞き耳を立ててしまいます。

主演は、美形同士のロブ・ロウと、デミ・ムーア。特にこの頃のデミのかわいらしさは、筆舌に尽くし難しですね。今回も、黙っていると、デミだとは、気がつきませんでした。しゃべると、あのだみ声?で分かるんですけど(^^)。

美男美女のロマンス映画なんて!と、ちょっと否定的な私ですが、いつの間にか夢中になって見てしまいました。
同棲を始めると、それまで見えなかった様々な問題が出てくるのは、しょうがないですねぇ。それなら、いつまでも、別に暮らしてデートしてた方が、ずっといいかなと思ってしまいました。

後半のダニーの言葉には、デビーばかりか、私までも傷つきました。あんなひどいこと言うなんて!(T_T)。もう絶対許さないんだから!と思いつつ、ロブ・ロウの憔悴した佇まいを見ると、かわいそうになってしまって、心が、揺すぶられました。
すっかり映画の中にはまってしまって、一喜一憂。やっぱりこの監督は、映画の作り方がうまいよね。(2005,03,28)

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ギフト   2000年 アメリカ  サスペンス、スリラー
<監督>サム・ライミ 
<出演>ケイト・ブランシェットジョヴァンニ・リビシキアヌ・リーヴス, J・K・シモンズ  
<内容>ジョージア州のある片田舎。去年、夫を事故で失ったアニーは、3人の息子達と、この町で、人々の占いをしながら、生活していた。ある時、町の有力者の娘が失踪する事件が起こり、捜査に行き詰まった警察から、捜査への協力を依頼される。
*****

面白かったです。事前に、何の情報も、入れずに見に行ったのですが、犯人探しと、彼女の霊感の謎解きとで、映画の中に、引き込まれていくようなおもしろさでした。それと、なんと言っても、主演のケイト・ブランシェットのすばらしさ!彼女は、飛び抜けた美人というわけではないのだけれど、見ているうちに、彼女の世界に連れて行ってくれる。あの目が、多くのことを語っているって言う感じです。期待した、キアヌ・リーブスはもうちょっと、異常性を感じさせて欲しかった。それには、彼は、端正すぎるのかしら・・?ギフトとは、「才能」という意味です。(2001.07)

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きみに読む物語      2004年 アメリカ ロマンス   
<監督>ニック・カサヴェテス 
<出演>ライアン・ゴズリング , レイチェル・マクアダムス , ジーナ・ローランズ , ジョーン・アレン , ジェームズ・マースデン , ジェームズ・ガーナー , サム・シェパード
<内容>老人介護施設に暮らす、ある初老の女性(ジーナ・ローランズ)は、痴呆症を発症して、昔の思い出を失っていた。そんな彼女の元に初老の男性(ジェームズ・ガーナー)が、定期的に物語の読み聞かせにやってくる。彼が読む物語は、ある若い男女(ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス)の恋物語だった・・・。
*****

恋愛ものは、苦手で、この映画も、見るつもりはなかったのですが、見たら、すっかりはまってしまって、なんと、大泣きしてしまったのでした(^^;。
一目惚れした彼女へのノアの思いが、画面からあふれ出てくるようで、切なくて、苦しくて、息も絶え絶えになってしまいました(^^;。
ストーリーは、思い描いたとおりにすすみ、何かどんでん返しがあるのかなと、うっすら期待したのですが、なにもなく、それはそれで、すっきりと、正統派ロマンス映画になっていました。
最近、韓国映画、ドラマのおかげか、どんでん返しが当たり前になってしまっていたのかもしれません(^^)。たまには、こんなストレートな映画もいいですよね〜。

実は、主役のライアン・ゴズリングが、あまり好きではないのです。彼が出演した「完全犯罪クラブ」での嫌なやつのイメージが強い上、私の嫌いな長い顔だし(^^;。映画を見ている最中も、ずっと彼の顔は気になってしまいましたが、それ以上に、ストーリーに虜になってしまったのです。
若い時に、絶望を味わっても、年老いてから、それを綺麗に思い出すことが出来る。そんな人生を歩んでゆけたら、それ以上の幸せは、ないでしょうねぇ。

映画が終わって、エンドロールが流れている最中も、涙が止まらず、ケミストリーが出てきて、一瞬我に返ったにもかかわらず、また映像が流れて、胸がいっぱいになってしまいました。
すぐ前のカップルが、いちゃついているのも、許せるぐらいの感動でしたね〜(^^)。
あぁ、でも、映画館で泣くのって、苦しいから、やっぱりもう恋愛映画は見たくないかもーーー(^^;。(2005,02,10)

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君を忘れない FLY BOYS, FLY! 1995年 日本  ドラマ
<監督>渡邊孝好 
<出演>唐沢寿明 ,木村拓哉 ,松村邦洋,袴田吉彦, 反町隆史 ,水野真紀, 長塚京三
<内容>大戦中、前線基地で、出撃を待つ特攻隊員たちの心と友情を描く。
*****

これは、確か、戦後50年の記念として、作られた映画で、「君を忘れない制作委員会」とかが、作った作品。トレンディー俳優たちを使った、明るい戦争物・・・なんだけれど、ちょっと、怒ってしまった。だいたい、髪型が、人気スターを使ったためか、今風で、キムタクに至っては、長髪を後ろで、くくっている(^^;。上官に、平気で、口答えするし、お酒も、飲み放題。若い子たちに、戦争を知ってもらいたいために作った映画だとしたら、もっと、ちゃんとした情報を、与えてあげるべきでは、無いのか・・。特に、最後のシーンで、皆で、笑って、特攻に、出撃するのは、許せない。(2000.12)

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義務と演技      1997年 日本
<監督>一倉治雄
<出演>舘ひろし清水美砂杉本哲太高島礼子
<原作>内館牧子
<内容>謙二(舘ひろし)とみさき(高島礼子)は端から見ると仲のいい理想の夫婦だった。しかし内情は、1年以上のセックスレス夫婦。そんな夫に、みさきは苛立っていた。一方謙二は、仕事で出会った照明デザイナーの祥子(清水美砂)に、妻にはない魅力を感じて、ときめいていた・・・。
*****

原作は読んでいないのですが、映画は肩すかしでした。前半は、セックスレス夫婦のすれ違いがコメディー風に軽快に進みます。男の人って、気になる女性の香水を妻に贈ったりするのね〜、ほんとう?(^^)。ただ、夫が浮気をしてからの話が、めちゃくちゃで、考えられない展開。原作を無理矢理短くしたから、こうなってしまったのでしょうか?みさきの行動も不可解です。そんなんで、いいの?! まあ、本人がいいならいいんだけど・・・(^^;。それとも、これが、女の怖さなのかな。TVドラマもあったようですね。そっちの方の評判は、どうだったんでしょうか?(2002,12,05)

●作品名インデックスへ
ギャザリング      2002年 イギリス スリラー・ホラー
<監督>ブライアン・ギルバート
<キャスト>クリスティナ・リッチ , ヨアン・グリフィズ , ケリー・フォックス , スティーヴン・ディレイン 
<ストーリー>イギリス郊外のある村で、旅行者のアメリカ人女性キャシー(クリスティナ・リッチ)が交通事故に遭い、記憶を失ってしまう。加害者のマリオン(ケリー・フォックス)は、彼女の記憶が戻るまで、自宅に泊めることにする。怪我が回復して、村を散策するようになったキャシーは、不思議な幻覚を見るようになる・・・。
*****

ほほぉ〜、こうきましたか。この映画の元になるような話は、元からキリスト教にあったのでしょうか。宗教に疎い私には、分からないのですが、結構興味をそそられる話でした。
映画の途中では、なんでそうなるの?!という所もありましたが、終わってみると、納得できます。
題名の「gathering」は「群衆」という意味で、「悲劇の傍観者」を指しているんですね。たまたまその場に居合わせただけの人々が、未来永劫、その運命に苦しめられてしまうのは、かわいそうでした(T_T)。

主演のクリスティナ・リッチは、少し見ないうちに、とってもスリムになって、彼女は、太っている人だというイメージだった私は、はじめ、彼女だと分かりませんでした。でも、あのおでこと、大きな目と、大きな胸は健在で、存在感を、十分に発揮しています。(2005,07,10)

●作品名インデックスへ
キャスト・アウェイ      2000年 アメリカ  ドラマ
<監督>ロバート・ゼメキス 
<出演>トム・ハンクス、ヘレン・ハント 
<内容>宅配会社に勤めるチャックは、仕事のために、恋人を残して、飛行機に乗るが、その飛行機が、墜落して、一人無人島にたどり着いた。そこで、様々な苦労をして、生き抜く努力をする彼の姿を描く。
*****

長い作品ながら、その長さを感じさせない映画でした。しかも、その多くを、トム・ハンクス一人の演技なのだから、やっぱり、彼の演技力と、脚本の良さでしょうか。飛行機事故のシーンも、迫力です。いろんな要因が、重なって、彼だけが助かったことを、納得させてくれます。そして、無人島での孤独な生活が始まるのですが、人が、一人生きてゆくことが、いかに大変なことなのか、よく分かります。ちなみに私なら、漂着したところが無人島で、自分しか、助からなかったことが、わかり、あの高い波を見た時点で、生きる気力がなくなりそうです(T_T)。(2001.03)

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キャスパー      1995年 アメリカ ファミリー・ファンタジー
<監督>ブラッド・シルバーリング 
<出演>クリスティナ・リッチ ビル・プルマン
<内容>妻を亡くし、娘キャット(クリスティナ・リッチ)とともに幽霊のカウンセリングをしながら、各地を旅している精神科医(ビル・プルマン)が、最後にやってきた古い屋敷には、正真正銘の幽霊が住み着いていた。そのうちの一人は、キャスパーというまだ子供の幽霊で、キャットと仲良しになり、忘れていた昔のことも徐々に思い出すのだった。
*****

大して期待もせずに見始めたのですが、これが結構面白かったです。キャスパーのちょっと光沢のあるような存在感もよかったし、なんと言っても、この頃のクリスティナ・リッチは、ちょっとおませな子供の感じで、かわいかったです。豪華なゲストにも楽しませてもらいました。古い屋敷も、ディズニーランドのホーンテッドマンションを彷彿とさせるようにクラシックで、まるで、遊園地にいるようでした。(2002,10,25)

●作品名インデックスへ
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン      2002年 アメリカ コメディー・犯罪   
<監督>スティーヴン・スピルバーグ
<出演>レオナルド・ディカプリオ , トム・ハンクス , クリストファー・ウォーケン , マーティン・シーン , エリザベス・バンクス , ジェニファー・ガーナー , エイミー・アダムス , ナタリー・バイ , ジェームズ・ブローリン
<内容>幸せな家庭に育った高校生のフランク・W・アバグネイル(レオナルド・ディカプリオ)は、父親の事業のつまずきから、両親の離婚という結果になったことにショックを受けて、父親からもらった小切手帳を手に家出をしてしまう。しかし、何もない彼は、生活してゆくことさえも出来ない。そこで、彼は、パイロットになりすますことを思いつく・・・。 
*****

60年代の明るいアメリカ、家庭、ファッション、音楽が心を浮き立たせてくれました。こんな幸せな時代があったんだなぁと、思わずしみじみ。家の中で父親と母親がワインを飲みながらダンスするなんて、まさに、絵に書いたようなアメリカの幸せな家庭です。
それにしても、この映画、実話で、本人が実在すると言われなかったら、信じられない話です。 高校生が、パイロットや、医者や、弁護士になる??しかも、弁護士の娘の婚約者になるなんて!!まだまだ人生経験が短い彼、ちょっと専門家と会話をしたら、すぐにボロが出そうなものなのに、相手を信じ込ませてしまうとは、よっぽど天才的な頭脳の持ち主だったのでしょう。司法試験の話は、もしかすると、本当だったのかしら・・・?
主演のレオには、改めてその演技力に驚かされました。28歳の彼が、高校生役!!声のトーンも、少し高めにしたり、彼自身、相当役作りにも工夫を重ねているようでした。FBI役のトム・ハンクス共々、楽しんで演じているのが分かります。
また、この映画、スピルバーグの遊び心にもニヤリとさせられました。レオの「仮面の男」「ロミオとジュリエット」、トムの「フォレスト・ガンプ」のワンシーンを彷彿とさせるシーン、ありましたよね〜(^^)。(2003,03,21)

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キャッツアイ   1985年 アメリカ  ホラー
<監督>ルイス・ティーグ 
<出演>ドリュー・バリモア、ジェームズ・ウッズ、アラン・キング 
<内容>スティーブンキング原作の、オムニバス3編。
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ドリュー・バリモアの子役時代の物を含む短編映画。(1999.10)

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キャッツ&ドッグス      2001年 アメリカ ファミリー・コメディー
<監督>ローレンス・ガターマン 
<出演>ジェフ・ゴールドブラムエリザベス・パーキンス
<内容>ブロディー教授は、人の犬アレルギーを治す薬を開発中だった。その薬を完成させて、犬と人間との関係を更に深くしたい犬と、薬の完成を妨害して、古代エジプト時代のように、ネコが人間を支配する世界を復活させたいネコとの熱い戦い。
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とーーっても期待して見に行きました。出だしは、好調!ネコも、犬もかわいい!!(^^)。でも、その後は、ちょっと期待はずれ。ネコが、かわいくないのです。ネコは、敵役だから、しょうがないのかもしれないけれど、ネコ好きの人には、がっかりなのではないかしら・・・? 予告編で、クスッと笑うぐらいで、十分かな(^^)。やっぱり、動物は、本物が一番かわいい!!。(2001.11)

キャットウーマン      2004年 アメリカ アクション・犯罪・ファンタジー   
<監督>ピトフ 
<キャスト>ハリー・ベリー , シャロン・ストーン , ベンジャミン・ブラット 
<ストーリー>化粧品会社のヘデア社でデザイナーとして働くペイシェンス・フィリップス(ハリー・ベリー)は、ある夜、たまたま、会社の怖ろしい秘密を知ってしまう。慌ててその場から逃げ出すのだが、追いつめられて排水溝に流され、殺されてしまう。しかし、どこからともなく数日前に命を助けた猫が現れて、彼女を生き返らしてくれる・・・。
*****

映画公開中は、ものすごい不評。更に、この年のラジー賞も大量に獲得してしまった作品です。こわごわ見ましたが、まあ、普通に楽しめました(^^)。

この映画の見所は、ハリー・ベリーです。
キャットウーマンになってからのしなやかで、猫っぽい彼女も、素敵ですが、それ以前の、ちょっとダサ目の彼女も、とても可愛かったです。
結局、どこからどう見ても、彼女は、とっても美人だなぁと、改めて感動してしまいました(^^)。・・・とはいえ、ショートカットにしてからは、研ナオコに、見えました・・・(^^;。あの猫マスクも、イマイチかな。

ストーリーは、とても分かりやすいです。そんな怖ろしい化粧品を売り出して、いったいどうするんだろう??という基本的な疑問は考えず、ただただ流れに身を任せて見ましょう(^^)。
元々、バットマンのキャットウーマン自体が、漫画チックなわけで、これでいいんです(^^)。

相手役のベンジャミン・ブラット。彼がスクリーンに出てくると、なんだかB級臭くなるのは、どうしてでしょうねぇ。
シャロン・ストーンは、完璧な美しさで、驚きました〜。整○したのかなぁ、ちょっと顔が、変わってて、最初、誰だか分かりませんでした(^^;。

ちょっと違和感があったのが、CG。お金があまりかかっていないのでしょうか、ちょっと安っぽいCGでしたねーー。そこら辺が不評の原因かしら。(2006,02,27)

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ギャラクシー・クエスト      1999年 アメリカ SF・コメディー オフィシャルサイト
<監督>ディーン・パリソット 
<出演>ティム・アレン 、シガーニー・ウィーヴァーアラン・リックマン
<内容>放送終了から20年がたった人気SFTV番組「ギャラクシー・クエスト」は、いまだに、たくさんのファンを持ち、ファンの集いや、スーパーの開店などのイベントに、招待されていた。そんなある日、本物の、宇宙人が、彼らを、実際の宇宙の英雄と勘違いして、自分たちの星の窮地を助けてもらおうとやってきた。
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うふふ、おもしろかったです。落ちぶれた、元人気番組のスターたちって言う設定もおもしろいし、彼らを本物の、宇宙に連れて行っちゃうって言うのも、最高!(^^)。配役も、絶妙で、アラン・リックマンも、シガニー・ウィーバーもこの役を、楽しんで演じたのでは、ないでしょうか・・・?(^^)。特に、シガニー・ウィーバーは、ブロンドに染めた髪と、胸を強調したコスチュームで、お色気たっぷり。こんな彼女は、珍しいのでは?? それに、彼女ならではの、「エイリアン」のパロディーなんかもあって、本当におもしろかったです。これは、スタートレックのパロディなんだそうですが、私は、あの番組をほとんど知らないのだけど、知ってる人が見たら、もっと楽しい・・・・か、それとも、怒るのか・・・?(^^)。(2001.11)

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キャラクター 孤独な人の肖像      1996年 オランダ
<監督>マイケ・ファン・ディム
<出演>ヤン・デクレイル , フェジャ・ファン・フェット 
<内容>オランダ・ロッテルダムに住む若き弁護士ヤコブ(フェジャ・ファン・フェット)は、執政官、ドレイブルハーブン(ヤン・デクレイル)殺しの疑いで逮捕された。彼は、取調官の前でこれまでの一生を振り返り、ドレイブルハーブンとのいきさつを語り出した・・・。
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1997年のアカデミー外国語映画賞を獲得した映画です。
それにしても、何ともまあ、暗く、重苦しい映画でしょう。
オランダというと、チューリップ!という明るいイメージがあるのですが、この映画のオランダは、暗く、寒々しい映像が続きます。これは、どこかイギリス映画の雰囲気に似ていますが、それもそのはず、海を挟んだお隣が、イギリスですから、気候も、きっと似ているのでしょうね。

そして、映画の登場人物も、皆、一筋縄ではいかない暗さを醸し出しています。
それは、私の理解を超えた人々・・・。
まず母親、ヨバ。この人のことは、ほんとに何を考えているのか分からなかったです。寡黙で、厳格。何故あれほどに、ドレイブルハーブンの求愛を断り続けたのか・・・?これは、きっと憎しみとか、蔑みのレベルで嫌っていたとしか思えませんねぇ。悲劇はここから始まるのですから。
そして、あの人間離れしたドレイブルハーブン。彼の場合は、逆に、どうしてそこまでヨバに執着したのかが不明です。でも、あそこまで、ある意味しつこく求愛しているのですから、実は、心底彼女を愛していたのかもしれません。でも、それならそれで、何か、別の方法もあったと思うのですがねぇ。彼の息子への対峙の仕方から見て、この人の愛情表現は、普通の人とは、大きく違っていたのかもしれません。でも、そんなこと、普通の人には、理解できないですよ。それは、周りにとって、そして、彼自身にとって、とても不幸なことだと思いました。

鬱々と落ち込み沈んでゆくような映画の中で、ただ一人の救いは、ヤコブの恩人のハンクラー弁護士です。なんだか変な顔の人なのですが、彼の登場によって、ヤコブも私も救われました。本当に、救世主のような人でしたね〜〜。

ラストは、ああゆう事になったけど、ドレイブルハーブンの仕打ちは、ヤコブの心に大きな傷を残すだろうし、救われない映画だと思いました。(2005,02,19)

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キャリー   1976年 アメリカ  ホラー
<監督>ブライアン・デ・パルマ 
<出演>シシー・スペイセク パイパー・ローリー ジョン・トラボルタ 
<内容>高校のパーティーの夜、キャリーは、クラスメートの悪質ないたずらで、クィーンに、選ばれた。しかし、豚の血をかけられた彼女は、超能力を使って、恐ろしい惨劇ををひき起こした。
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主役の子が、とってもかわいいし、怖い。ホラーといっても、彼女の悲しさや、悔しさが、痛々しい。彼女の母親も、また、怖いのです(^^;。最後のシーンは、分かっているのに、びっくりする。(1999.09)

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キャリー2      1999年 アメリカ ホラー
<監督>カット・シア
<出演>エイミー・アーヴィングエミリー・バーグル, ジェイソン・ロンドン
<内容>ある日、レイチェルの親友が、飛び降り自殺をした。その理由は、同じ高校の男子生徒に弄ばれたからだった。学校のカウンセラーは、落ち込むレイチェルと面談し、彼女が、特殊な能力を持つことを見抜く。実は、かつて、同じような能力を持つ少女がその力によって、惨劇を起こしたことがあるのだった。
*****

これは、あの名作「キャリー」の続編と言うことで、予告編を観ただけで、私は、がっかりし、案の定、評判もあまり良くなかったと記憶しています。だから、今まで、ほっておいたのですが、今回、夏休みホラー特集と勝手に決めたので、観てみました。
でも、これが、意外や意外、割といけていました。「キャリー」の続編と期待してしまうと、腹も立つかも知れないけれど、ただのホラーとしてみると、普通に面白かったです。何せ、本家「キャリー」は監督デ・パルマ、原作スティーブン・キング、出演シシー・スペイセクに、トラボルタなんですもん、比べたら、かわいそうというものです。
今回の事件と、あの「キャリー」の惨劇とは、出演者が一人同じなので、少しだけ、「キャリー」の映像が流れるのが、懐かしくてうれしかったです(^^)。
私が嫌いな予告編のシーンは、刺青が、ひょろひょろと、全身を覆うところです。あれはない方がいいと思うけど・・・。
あとは、普通の学園ドラマに、超能力少女の復讐という、「キャリー」の流れそのままでした。
「富江」シリーズを観た後に観たもんだから、点数甘いかなぁ(^^;。(2002.08.05)

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ギャング・オブ・ニューヨーク      2001年 アメリカ 犯罪・ロマンス
<監督>マーティン・スコセッシ
<出演>レオナルド・ディカプリオキャメロン・ディアスダニエル・デイ=ルイス 、 ジム・ブロードベント 、 リーアム・ニーソン ヘンリー・トーマスブレンダン・グリーソンジョン・C・ライリー , ロジャー・アシュトン=グリフィス
<内容>1846年ニューヨーク。自由と希望を夢見てアイルランドからやって来た移民達と、ネイティブアメリカと呼ばれるアメリカ生まれの住人達との抗争が激化していた。アイルランド移民の父を持つアムステルダム(レオナルド・ディカプリオ)は、その抗争で父を失い、16年間少年院に入れられていた。父の復習を胸に、かつて父と住んでいた町ニューヨークに戻ってきたアムステルダムは、町がすっかり父の仇、ビル(ダニエル・デイ=ルイス)に牛耳られていることを知る。
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待ちに待ったというより、長いこと待たされた作品でした。
ギャングというと「ゴッドファーザー」や「アンタッチャブル」が思い浮かぶのですが、この作品の時代背景はその時代よりもさらに100年ばかりさかのぼった、南北戦争さなかの時代です。父の復讐を誓うアムステルダムと、権力を持ったネイティブアメリカのボス、ビル、それに反抗するアイルランド移民勢力。そして、人種差別と南北戦争。この様々な背景の上に成り立ったこの作品は、非常にわかりにくいです。
アムステルダムが町に戻ってきてからのエピソードは説明的であまり面白くなく、もっと編集した方がよかったかもしれません。逆に、後半の、彼らの抗争と同時期に起きた暴動を、もっと詳しく説明して欲しかったです。唐突に、この暴動が起きたように感じてちょっとラストに違和感がありました(アメリカ人には、周知の事実で、説明の必要がなかったのかもしれませんが・・・)。何しろ日本人には、ちょっと勉強が必要な映画だったことは、事実です。
しかし、CGをいっさい使わなかったこの映画は、重厚で、見応えがあります。人々の生活臭や、埃っぽさが見ている側に伝わってきて、長い上映時間も気になりませんでした。女スリ師ジェニーとアムステルダムの恋も、ドラマに色を添えて、重苦しいストーリーにちょっとした息抜きを与えています。主演のレオナルド・ディカプリオは、今までの彼のイメージを覆す、男臭さ漂う若者を好演しています。
思うに、スコセッシ監督は、非常に長い映画を無理矢理2時間40分に押し込めたのでしょう。ちょっと、苦しい・・(^^;。数年後、完全版が出るのではないかしら・・・? (2002,12,21)

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キャンディマン      1992年 アメリカ ファンタジー・ホラー・ミステリー・スリラー
<監督>バーナード・ローズ
<キャスト>ヴァージニア・マドセン , トニー・トッド , ザンダー・バークレイ 
<ストーリー>都市伝説についての論文を書いている大学院生のヘレン(ヴァージニア・マドセン)は、鏡の前で名前を5回唱えると現れる「キャンディマン」の話の取材に、彼がリンチを受けた場所だと言われるカブリーニの団地に向かうが・・・。
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「リング」のように、人から人へと伝わる都市伝説を元にしたホラーです。都市伝説は、必ず、身近な人の知り合いから聞いたという形で広まるのが、面白いですね〜。
これは、結局、誰も、直接見た事がないのだから、嘘っぽい話なのですが、その噂があちらこちらから聞こえてきたら・・・やっぱり怖いです。
そして、この映画の怖さは、その伝説の真偽を疑うときに、初めて始まるのでしたーーー(^^)。
その上、ひとたび本当の怖さ=”彼”が現れてしまうと、とんでもないことが彼女の身の回りに起こり始め、さらに、自分自身の正気まで疑う所まで追いつめられてしまうのですから、結構恐かったです。
また、私生活でも、トラブルが起こるんですから、もう、さんざんですねーー、彼女。

キャンディマンの登場シーンは、ダークで、謎めいていて、なかなかいいです。これによって怖さが倍加されました。キャンディマン役のトニー・トッドは、適役でしたね〜〜(^^)。
ヒロイン役ヘレンのヴァージニア・マドセンも、美しくて、勇気のある女性を好演していました。どっかで見たと思ったら、「サイドウェイ」に出てる人でした(^^)。

あまり有名なホラーではないようですが、3作品まで作られているので、ファンも多いのかもしれません。
実は私も子供の頃、幽霊はいないと思うけど、そう言ってしまうと、本物の幽霊が出てきて、実は、幽霊はいるのよ〜〜〜と、脅しに来るかもしれないと思っていて、実際にはいないけど、いるということにしておこうなどと、考えていました(^^)。
その怖さですね、この映画は。なんだか人ごとじゃなかったです(^^)。(2005,10,08)

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キャンパス・クレージー(トム・グリーンのマネー・クレイジー スットコ大作戦)      2002年 アメリカ コメディー・犯罪   
<監督>ブルース・マックロック
<出演>ジェイソン・リー , トム・グリーン , デニス・ファリナ , クリス・ペン , タミー・ブランチャード , リチャード・ジェンキンス , シーモア・カッセル
<内容>恋人エレイン(レスリー・マン)との結婚に必要な新居費用3万ドルがようやく貯まり、大喜びのジョン(ジェイソン・リー)。そんなある日、姉の家に招待され、姪、ノリーン(タミー・ブランチャード)が、ハーバード大に合格したことを知る。しかし、彼女の学費をジョンが全額払うと約束している昔のビデオを見せられ、金策にかけずり回ることになる・・・。
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主役は、まごうかたなく、ジェイソン・リーなのに、DVDのタイトルは、なんと「トム・グリーンのマネー・クレイジー スットコ大作戦」(^^;。日本では、ジェイソン・リーより、トム・グリーンの方が、知名度があるのかな。しかも、「スットコ大作戦」だもんなぁ・・・(^^;。
まあ、でも内容は、スットコと言われても仕方がない内容でした(^^;。全米で公開された時は、結構ベスト10なんかにも入っていて、ヒットして、私も、ジェイソン・リー主演なので、期待したのですが、ほんと、スットコでしたね〜〜(^^)。

内容云々は、コメディーなんだから、言ってもしょうがないけど、ジェイソン・リーは、こんなドタバタよりも、もうちょっと知的なコメディーの方が、いいと思うんだけどなぁ。

面白かったのは、映画の最後にあるNG集でした。トム・グリーンって、セリフ覚え悪そうーーー(^^;。(2005,01,24)

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キューティ・ブロンド    2001年 アメリカ ロマンス・コメディー  
<監督>ロバート・ルケティック
<出演>リース・ウィザースプーン , ルーク・ウィルソン , アリ・ラーター , マシュー・デイヴィス , チェイニー・クレイ 
<内容>大学でファッションを専攻するエル・ウッズ(リース・ウィザースプーン)は、大学一の人気者。そんな彼女は、政治家志望の恋人ワーナー(マシュー・デイヴィス)のプロポーズを待っていた。しかし、彼の口から出たのは、別れの言葉だった。ブロンド娘は、政治家の妻には、ふさわしくないと言うのだ・・・。
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ブロンドのキャピキャピギャル(?)が、恋人にふさわしい女性になろうと、ロウスクールで頑張る姿を、私の大好きなリース・ウィザースプーンが可愛らしく、元気に演じています。
女性の憧れのブロンドですが、それはそれなりに、セックスシンボルとして不当な扱いを受けるらしいのです。あのウィノナ・ライダーが、それを嫌って髪を黒く染めているのは、周知の事実ですもんね。でも、ウェーブしたブロンドは、とっても綺麗で、私にはうらやましいのですが・・・。
そんな偏見を持ち前の明るさで、克服しようとするエルが可愛いです。明るさと元気と努力で入学したロウスクールでも、彼女の持ち物全てが、ピンクやフリフリのいかにもおばかなお嬢様が持っていそうなものばかり。お堅い学校での彼女の浮き加減に思わず笑ってしまいます。でも、それも、一つの個性なんですよね。弁護士だからって、ロウスクールの学生だからって、黒っぽい服や、シンプルな持ち物でなくたっていいんです。自分らしい物を堂々と着たり持ったりする彼女は、偉いです。
そんなこんなで意地悪されたり、目の敵にされても、弱気にならず、常に前向きな彼女。うーん、見習いたいですね〜。 また、彼女のした努力がすべて報われるという爽快感もいいですね〜。現実社会では、空回りする努力って、本当に多くて、いやになりますが、これを見たら、ちょっと元気になれます。
ただ、気になる男性が食事に絶対誘ってくれるというあの物を拾う一連の動作。あれは、?(ハテナ)ですねぇ。ちっともいいと思わないんだけど・・・?(^^;。(2003,07,19)

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キューティ・ブロンド ハッピーMAX      2003年 アメリカ  コメディー   
<監督>チャールズ・ハーマン=ワームフェルド
<キャスト>リース・ウィザースプーン , サリー・フィールド , ルーク・ウィルソン , レジーナ・キング 
<ストーリー>ハーバード・ロー・スクールを卒業したエル(リース・ウィザースプーン)は、法律事務所に勤めながら、3ヶ月後のエメット(ルーク・ウィルソン)との結婚式の準備に大忙し。式に、エルの愛犬ブルーザーの母親も招待することを思い立ったエルは、さっそく、母犬探しに奔走するが、やっと見つけてみると、なんと、母犬は化粧品会社の実験犬になっていた・・・。
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リース、ますます綺麗になってましたね〜〜。しかも、細い〜〜(^^)。ほんとに、歩くバービー人形のようでした。
でも、映画の内容は、全くダメです。
見ていて、イライラし通しでした。
彼女のキャラは、大人になって、社会に出ちゃダメですよ。社会で、これが通用したら、もう世も末です(^^;。

一番見るに堪えなかったのが、実験動物に反対する彼女。愛犬の母親が実験犬にされていたら、それは、もうショックでしょうけれど、それまで実験犬の存在を知らなかったんでしょうかねぇ。
もちろん、かわいそうなことなのですが、それもこれも、私たち人間が使う化粧品の安全性を高めるための犠牲なのです。犬ならいやで、モルモットならいい?どこで、そんな線引きをするのでしょうか・・・?
実験動物自体が許せないなら、化粧をやめるしかないでしょう。それか、自分が、率先して、実験台になるか・・。
それなのに、彼女ときたら、動物実験で、安全性を確かめられた化粧品で、ピッカピカのお化粧をして、デモ行進なんですから、もう、呆れてしまいます。

まあ、コメディーなんだから、そんなに目くじらたてることもないんでしょうが、基本的なところに違和感を感じてしまうと、見ていてもちっとも楽しくありません。
法案設立を通すにしても、セクシーダンスで、票を獲得するなんて、ほんとにもう、情けないです。

と言うわけで、この映画の見るべき点は、完璧にバービー化したリース・ウィザースプーンと、犬たちの演技だけでしたね。(2005,06,11)

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キューリー夫妻/その愛と情熱      1996年 フランス  ドラマ
<監督>クロード・ピノトー 
<出演>イザベル・ユベール、シャルル・ベルリング 
<内容>大学の研究室で、研究費を削減されながらも、苦労して、ラジウムを発見したキューリー夫妻の話。
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科学者というのは、極貧の生活をしても、研究さえしていれば、幸せなんだなあと、思う。しかも、愛し合っている二人が、いれば・・・(^^)。この映画では、ラジウム発見までしか、描かれていないが、その後、夫の死後、夫人は、新たな発見で、ノーベル賞を受賞する。(2000.06)

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宮廷料理人ヴァテール      2000年 フランス・イギリス   
<監督>ローランド・ジョフィ
<出演>ジェラール・ドパルデュー , ユマ・サーマン , ティム・ロス , ジュリアン・サンズ , ティモシー・スポール 
<内容>1671年フランス。コンデ大公は、失ってしまったルイ14世(ジュリアン・サンズ)の信頼を取り戻そうと、3日間の饗宴を開くことにする。その全責任は料理長ヴァテール(ジェラール・ドパルデュー)に委ねられ、彼は、自分の全精力を傾けて準備を進める・・・。
*****

いやあ、すばらしい舞台そして、衣装の映画でした。コンデ大公が、ルイ14世の信頼回復のために、金を湯水のように使った3日3晩の話ですから、それは、もう、きらびやかで、豪華で、すばらしいの一言です。
国王のためのこの3日間で、今のお金に換算すると、3兆5714億円もの莫大な費用がかかったというのですから、桁外れな贅沢、というより、きちがいじみた催しですねぇ。
映画は、見事に当時を再現してくれています。1日目の庭園での見事な舞台装置。
二日目のあの花火の使い方もすごいです。ちょっと凄すぎて危ないよね、あれは・・・(^^;。

題名は、「宮廷料理人ヴァテール」ですが、ヴァテールは、料理だけではなく、この饗宴の全責任者となっているわけで、これはもうまさに命がけの大仕事。それだけに、とてつもなく忙しいわけですが、その割には、女王の女官アンヌに見とれたりしています。そこが、ちょっと違和感がありました。そんな時間、あるはずなさそうなのに・・・。そして、あんな事まで・・・(^^)。
それから、彼の豪華な料理を想像してどんな料理を見て楽しめるのかと思っていたのに、あまり料理そのものは、出てきませんでしたねぇ。それが、ちょっと残念です。
ストーリーは、料理の準備に追われるヴァテール、国王とコンデ大公の関係、そして、アンヌを巡る男達の軋轢など、盛りだくさんすぎて散漫でした。だから、ラストはびっくりしました。それまでの彼の様子から、そこまでとは思ってませんでしたから・・・。
この映画は、ストーリーよりも、贅沢さを堪能する映画になってしまってます。ちょっとストーリー的には物足りないですが、アンヌ役のユマ・サーマンが、すばらしく美しいので、それだけでも、見てよかったと思いました(^^)。(2003,12,04)

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救命士      1999年 アメリカ
<監督>マーティン・スコセッシ
<出演>ニコラス・ケイジ パトリシア・アークエットジョン・グッドマン, ヴィング・レイムス
<内容>救急救命士として、救急車で町を走り回るフランクは、人の命をゆだねられる仕事のストレスから、救えなかった人々の亡霊に悩まされていた。
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どうも、マーティン・スコセッシ監督とは、相性が悪いみたいで、どの映画も、あまり好きでないのです。この映画もしかり。ストレスの固まりとなったニコラス・ケイジの鬼気迫る演技にも、徐々に反応出来なくなって、自分が、無感覚の人間になったような気さえしました(^^;。町中病人だらけで、病院も病人で溢れかえっている・・・。集中治療室にはいるにも、何時間も待たないと入れない。これが、現実なのかもしれないけれど、救いがなくて、見ていて、辛い映画でした。(2002.05)

きょうのできごと a day on the planet      2003年 日本 青春・コメディー
<監督>行定勲
<キャスト>田中麗奈 , 妻夫木聡 , 伊藤歩 , 池脇千鶴 , 山本太郎 , 北村一輝 , 津田寛治 , 柏原収史 , 派谷恵美 , 椎名英姫
<ストーリー>大学院に進学が決まった正道(柏原収史)の家に友人が集まって引越祝いが始まった。その頃、ある街のビルの間に挟まって、救助を待つ男がいた。また、海岸では、クジラが打ち上げられていた。そんなある夜の様々な出来事・・・。
*****

まあ、なんと豪華なキャストなんでしょう。さすがに行定勲監督ですね。
そんな彼らが、ある夜に出会った様々な出来事が描かれています。
メインは、正道の引越祝いに集まった若者たちの絡みです。いつも噂になっている恋人を連れて行ったり、イケメンの男の子を口説こうとしたり、長髪の子の髪の毛を散髪して失敗したり、酔っぱらって、絡んだり・・・(^^)。
そして、それと同時進行で、壁に挟まれた男や、クジラの座礁のエピソードが挿入されます。それぞれが、いかにもこんな事ありそうな、そして、なさそうな日常の風景です。
でも、こんな何でもないような事の積み重ねが、人生そのものなんですよね〜。
そんな彼らを淡々とちょっぴりユーモラスに撮しているのですが、本当にこれが淡々としているんですよ。なんだか映画というより、大学生のドキュメンタリーみたいでした。
で、そんな彼らの繊細でユーモラスな日常を見ていて楽しいかといわれると、私は、そうでもなかったのです。
やっぱり映画を見るなら、ドラマティックな何かを期待してしまいます。
まあ、若手俳優がたくさん出ているので、それはそれで楽しかったですが・・・。(2005,12,18)

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虚栄のかがり火      1990年 アメリカ 
<監督>ブライアン・デ・パルマ
<出演>トム・ハンクス , ブルース・ウィリス , メラニー・グリフィス , モーガン・フリーマン , F・マーレイ・エイブラハム , キルステン・ダンスト
<内容>マッコイ(トム・ハンクス)は、瞬時に億単位の金を動かすウォール街のエリート証券マン。大きなマンションに住み、優雅な生活をしている。ある日、不倫相手のマリア(メラニー・グリフィス)とのドライブ中にブロンクスに紛れ込み、因縁をつける相手をはねてしまう。新聞がこの事件を取り上げたため、マッコイは、窮地に陥る・・・。
*****

豪華キャストで、内容もなかなか面白かったです。ただ、アメリカ公開時には、ベストセラーの原作とギャップがあったせいか、評判は、芳しくなかったようです。その年のラジー賞にも、たくさんノミネートされていました(^^;。
宇宙をも自分の物にしたような、飛ぶ鳥を落とす勢いの証券マン、マッコイが、ある事件をきっかけに、天国から地獄へと転落する姿は哀れでした。マッコイ自身は、何の悪気もなく、とても善良な人のように見えるからなおさらです。
人生、どこに落とし穴が開いているか分かりませんねぇ。この善良な被告、マッコイ役は、トム・ハンクスにぴったりでした。
それにしても、13年前のトム、びっくりしました!すごく痩せてて、若い!こうしてみると、今は、貫禄つきすぎですねぇ。
メラニー・グリフィスの不倫マダム役は、この人以外、考えられないでしょう。こんな役どころの彼女、大好きです(^^)。
モーガン・フリーマンも、皆を恫喝するような怖い役は、珍しいですけど、すごく迫力あって、よかったです。
ブルース・ウィリスはいかにもって感じ。キルステン・ダンストの可愛い笑顔も見られます(^^)。
だから、わたし的には、満足する映画だったんだけどなぁ・・・。(2003,05,19)

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キリコの風景     1998年 日本  ドラマ
<監督>明石知幸
<出演>杉本哲太小林聡美 , 田口トモロヲ
<内容>函館にきた男(杉本哲太)はタクシーに乗って、マンションを見て歩き、見ず知らずの住人に、警告して歩く。
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う〜ん、なんとも、わからない映画だった。だいたい、この杉本哲太演じる男は、なんなんでしょう?? それにしても、小林聡美って、いう女優さんは、いいなあ。(1999.02)

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霧の子午線      1996年 日本
<監督>出目昌伸
<原作>高樹のぶ子
<出演>岩下志麻吉永小百合 玉置浩二, 風間杜夫
<内容>新聞記者の希代子の住む函館の町に学生時代からの親友、八重が、引っ越してきた。八重は、クローン病という難病を抱えながらも、ちぎり絵家としてカルチャーセンターの講師をしていた。そんなある時、八重のちぎり絵の本が出版されることになり、希代子の恋人の新聞記者が、取材に来るのだが、二人は恋に落ちてしまう・・・。
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二大女優競演です。題名を見て、松本清張の推理物だと思っていた私は、びっくり!(^^;。はからずも、二作続けて岩下志麻主演作を見てしまいました。この女優さんのしゃべり方は、現代物を普通に演じるには、ちょっと大げさすぎて、あまり合わない気がするのですが・・・。吉永小百合は、相変わらずおきれいで(と言っても六年前の映画ですが)、しかもかわいらしいですね〜。二人の熟女女優とラブシーンを演じるのは、玉置浩二。さすがにラプシーンは、ちょっと堅かったけれど、役にあったいい味出てました。ストーリーは、私の苦手とする部類の話で、私には、理解出来ないー!!(2002,11,04)

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キリング・フィールド         1984年 イギリス  戦争
<監督>ローランド・ジョフィ 
<出演>サム・ウォーターストン、ハイン・S・ニョール、 ジョン・マルコヴィッチ, クレイグ・T・ネルソン  
<賞>アカデミー助演男優賞 <内容>内戦のカンボジア。アメリカ人の記者は、現地人の助手とともに、取材をしていたが、外国人は、国外退去を命じられ、残された、助手のサバイバルが、始まる。
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ある程度の下知識がないと、わかりにくいかも。先日読んだ篠田節子の「弥勒」を思い出しながら観た。助演男優賞を受賞した彼がほとんど主役。(1999.03)

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キリング・ミー・ソフトリー       2001年 アメリカ サスペンス・ロマンス
<監督>チェン・カイコー
<出演>ヘザー・グレアム 、  ジョセフ・ファインズ , ナターシャ・マケルホーン , イアン・ハート , キカ・マーカム
<内容>ウェブデザイナーのアリス(ヘザー・グレアム)は、恋人と同棲中で、充実した毎日を送っていた。しかしある朝、道で出会った男アダム(ジョセフ・ファインズ)と目が合い、彼の虜になってしまう。彼に溺れる彼女は、恋人とも別れ、アダムと結婚するのだが、彼の過去に疑問を持ち始める・・・。
*****

会ってすぐなのねーー(^^;。というのが、第一印象。
この映画は、過激なセックス描写と、評判の悪さが耳に入っていましたが、私は、そんなに悪く思いませんでした。
確かに、途中で真犯人は、分かってしまいましたが、それは、サスペンス映画ではよくあることで、むしろ、アリスのアダムに対する疑惑が膨らんでくる過程がドキドキで面白かったです。タクシーに乗り込む二人を不安げに見送る書店員。アダムの異常とも言える行動。家にかかってくる無言電話や脅迫状。カフェに残された煙草の煙・・・。いったい彼は何者で、過去に何をしてきた人なのか。
過去にこだわらずに情熱のまま結ばれた二人。結婚してから独りよがりにその過去を暴こうとするのは、アダムが可哀想。ひたすら彼女を愛していたのにねぇ。
今まであまり綺麗だとは思っていなかったへザー・グラハムでしたが、この映画の彼女は、綺麗です。脱ぎっぷりもいいし、小顔に似合わないグラマーさにはびっくり。無邪気で可愛くて、よかったです。
ジョセフ・ファインズも、細い顔にも関わらず、身体は、すごく立派で、驚きました〜(^^;。有名な登山家の役だから、身体作りをしたのでしょうか。彼って、顔も濃いし、身体もすごいし、見る人が見ると、すごくセクシーかもね〜。(2003,03,26)

●作品名インデックスへ
キル・ビル      2003年 アメリカ アクション・犯罪・サスペンス   
<監督>クエンティン・タランティーノ 
<出演>ユマ・サーマン , ダリル・ハンナ , ルーシー・リュー , デヴィッド・キャラダイン , マイケル・マドセン , 栗山千明
<内容>ひとりの女(ユマ・サーマン)が4年間の昏睡状態から奇跡的に目を覚ました。彼女は結婚式の最中に、昔のボス、ビルに襲われ、頭を打ち抜かれて、眠り続けていたのだった。目覚めた彼女には、復讐しか残されていなかった・・・。
*****

見ている最中に、思わずニヤニヤ笑ってしまいました。タランティーノ監督は、本当に、日本が好きで、また、日本映画をよ〜く研究しているなぁと思うと、自ずと顔がほころんでしまうのでした。

映画は、凄惨です。前もって、ばっさばっさと腕や足や頭が切り落とされると聞いて、少々びびっていたのですが、聞いていたおかげで、耐えられました。

この映画は、監督が、昔から好きで好きで、やりたくてしょうがなかったことを詰め込んだおもちゃ箱のような感じです。
オープニングも、なにやら昔の日本映画風だし、オーレンの過去は、アニメで表現。階段落としもあれば、一騎打ちの場面では、障子を開けると、雪景色・・・!(^^)
もう、なんて事でしょう!(^^)

また、それ以上に感心したのが、ユマ・サーマンの殺陣。なかなか腰が決まって、見事でしたね〜。
栗山千明も殺陣、表情とも、よかったです。
ワイヤーアクションと、刀って、意外と相性が良いみたいです。

少々違和感があったのは、日本語です。
CMで披露されるルーシー・リュウの「やっちまいな!」で、多少危惧していましたが、やっぱりねぇ・・・(^^;。
日本語の発音は、殺陣よりも、難しいみたいですね。
でも、日本人の日本語もすごく聞き取りにくくて、字幕が欲しかったですが・・・。

映像は、前述の通り凄惨ですので、観る人を選ぶ映画ですが、私は、最高に楽しめました(^^)。(2003,10,26)

●作品名インデックスへ
キル・ビル Vol.2      2004年 アメリカ アクション・スリラー   
<監督>クエンティン・タランティーノ
<出演>ユマ・サーマン , デヴィッド・キャラダイン , ダリル・ハンナ , マイケル・パークス , サミュエル・L・ジャクソン , ルーシー・リュー , マイケル・マドセン 
<内容>結婚式のリハーサル中にビルや仲間に襲われ、瀕死の重傷を負ったブライド(ユマ・サーマン)は、自分を襲った5人全員への復讐を誓い、残るはあと3人となった。そして、今彼女は、ビル(デヴィッド・キャラダイン)の弟バド(マイケル・マドセン)の元へと向かっていた・・・。
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前作は良かったですね〜。私、大好きでした。どのぐらい好きだったかというと、サントラを買って、お風呂の中でずっと聞いているぐらい好きでした(^^)。
Vol.2は、1のノリとはだいぶ違うと噂に聞いていたので、心して見に行ったのですが、本当に随分違ってました。
だいたい、セリフが多い。前作で、分からなかったところを、この作品で、全部解明させなけらばならないので、どうしても説明調になってしまい、冒頭部分から、ちょっと眠気がーー(^^;。
また、今回のブライドは、やたらに痛いです。最初っからやられっぱなし。中国での修行シーンも、痛かったですね(T_T)。
1に比べて、登場人物も少なく、際だつ個性もありませんでした。
しかし、前回でも圧倒されましたが、今回の各シーンのユマ・サーマンも、すごかったです。刀さばきもカンフーアクションも見事でした。ほんと、頑張り屋さんですね、彼女。

これからのタランティーノの課題としては、「編集」でしょうね。丹精込めた各シーンを残したいのは分かるけど、思い切った編集してこその映画監督でしょう。

サミュエル・L・ジャクソンは、どこに出てたか分かりましたか?教会のオルガン奏者だったそうです。私は分かりませんでしたーーー(^^;。
また、ラストのラストにちょっとだけオマケ映像ありましたよ。(2004,05,02)

●作品名インデックスへ
キルトにつづる愛      1995年 アメリカ  ドラマ
<監督>ジョスリン・ムーアハウス 
<出演>ウィノナ・ライダークレア・ディーンズ, ケイト・ネリガン , リチャード・ジェンキンス
<内容>大学院生のフィンは、夏休みに、卒論を書くために、祖母が暮らす田舎の家にやって来た。そこで、キルトを作るために集まった女たちの、それぞれの昔の恋物語を、聞いてゆく。
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今はもう、歳を取ってしまった彼女たちにも、輝くような、恋愛時代が、あったことを思い出させてくれる。(1999.12)

●作品名インデックスへ
ギルバートグレイプ   1993年 アメリカ  ドラマ
<監督>ラッセ・ハルストレム 
<出演>レオナルド・ディカプリオジョニー・デップ ジュリエット・ルイス
<内容>アメリカの田舎町で、家族にしばられているような生活を送っているが、キャンピングカーで旅をする少女に、出会って、自分らしく生きる道を見つける。
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何回見ても、心温まる作品。出演者全員すばらしいが、特に、障害を持つ弟アーニーを演じるレオナルド・ディカプリオの演技は、これを見て、アーニーを愛おしく思わない人はいないだろうと、思うほど。(2000.06)

●作品名インデックスへ
キルミー・レイター      2001年 アメリカ ロマンス・スリラー・犯罪
<監督>ダナ・ラスティグ
<出演>セルマ・ブレア , マックス・ビースレイ 
<内容>人生に行き詰まり、自殺を決意した銀行員、ショーン(セルマ・ブレア)。しかし、なかなか飛び降りることが出来ずにビルの屋上にたたずんでいると、たまたま押し入ってきた銀行強盗、チャーリー(マックス・ビースレイ)の人質になってしまう。しかし、自殺志願のショーンがすぐに死のうとするので、チャーリーは、逆に、彼女の命を守らなくてはならなくなって・・・。
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私が今一番注目しているセルマ・ブレア主演です。いつも、脇役で、強烈な個性を発揮している彼女を、この作品では、たっぷり堪能できました(^^)。
彼女は、笑っているときよりも、落ち込んだり、ふてくされたりしているときの顔がやっぱり一番いいですね〜(^^)。
ストーリーも、面白かったです。自殺願望者を人質にしても、かえって面倒なだけって分かる気がします。死のう死のうとしている彼女を逆に助ける羽目になるチャーリーが、とてもかっこよく素敵にみえてきました(^^)。
でもこのチャーリー役の俳優さん、マックス・ビースレイは、同じ年に制作された「グリッター きらめきの向こうに」で、マライア・キャリーの相手役をしてワースト助演男優賞にノミネートされちゃってますねぇ、可哀想に。映画は選ばなくっちゃダメよね。

また、この映画、急に画面の明度が変化したり、背景が入れ替わったりと映像が、斬新です。でも、斬新すぎて、遊びすぎ。それがちょっとうっとうしかったですねぇ。彼女の個性が強い分、映像のお遊びはもっと控えて欲しかったです。(2004,04,15)

●作品名インデックスへ
疑惑の幻影        1998年 アメリカ サスペンス
<監督>ランダル・クレイザー
<出演>メラニー・グリフィス トム・ベレンジャー
<内容>大富豪の娘が殺された。犯人として逮捕されたのは、直前まで一緒にいたラップ歌手。彼は、有名な敏腕女性弁護士キット(メラニー・グリフィス)に弁護を頼み、司法取引にも応じずに、無実を主張するのだが・・・。
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久しぶりに○曜サスペンス劇場を見たような感じでした(^^;。あまりにも、作りが、安易すぎて・・・(^^;。いろいろな要素があったのに、うまく使い切ってないって感じでした。だいたい、メラニー・グリフィスが、敏腕弁護士って・・・(^^;。あのしゃべり方と、あのスカートでは、違和感がありすぎです。昔弁護した変な男とか、ラッパーとか、アドバイザーのような男性とか、すべてが、うすっぺらで、人物の書き込みが足りないです。良かったのは、彼女のドーベルマンぐらいでしょうか・・・(^^)。サスペンス劇場好きな人向き。(2002.02)

●作品名インデックスへ
金色の嘘      2000年 イギリス・アメリカ・フランス
<監督>ジェームズ・アイヴォリー
<出演>ユマ・サーマン , ケイト・ベッキンセイル , ジェレミー・ノーサム , ニック・ノルティ , アンジェリカ・ヒューストン
<内容>20世紀はじめ、シャーロット(ユマ・サーマン)は、恋人のアメリーゴ侯爵(ジェレミー・ノーサム)に、貧しさ故に大富豪の娘、マギー(ケイト・ベッキンセイル)と婚約したことを告げられる。マギーは、シャーロットの幼なじみだったが、侯爵との仲は、隠されたままだった。しばしばマギーに会っていたシャーロットは、そのうち、マギーの父、アダム(ニック・ノルティ)に求婚され、二人の義母となるのだった・・・。
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この題名、この豪華配役、美しいチラシ・・・すごく観たい映画でした。でも、残念ながら、期待したほどではなかったです。
話にちっとも新鮮味がなかったからでしょうか。私が、男女間のドロドロ物が、苦手だからでしょうか(^^;。
とはいっても、さすがに映像は重厚で、女性の衣装も美しく、男達もダンディーで、いい感じです。この時代の映画の醍醐味ですね〜。
映画の原題「THE GOLDEN BOWL」の、金の盃の話もよかったです。美しい金箔に隠されたひび。それを思い切って割ってしまうか、それとも、そのまま隠しておくか・・・。この時代の貧しい貴族ほど惨めな者はなかったそうですから、彼らの選択は、ごくごく当たり前のことだったのでしょう。
それにしても、傷物なのに、堂々と半額の代金の支払いを請求する道具屋、彼は、なかなかのつわものですなぁ(^^)。
この時代を端的に表すためか、照明が暗いです。電気もあるのに、何故かロウソクだけで夜を過ごそうとする彼ら・・・(^^;。TVを録画したせいもあるのかもしれませんが、暗すぎです(T_T)。せっかくの美しいユマ・サーマンをもっと明るいところで堪能したかったです。
この間、「48時間」を観たところなので、ニック・ノルティーも、もうこんな役がぴったりする年になったんだと、ちょっと感慨無量。 ケイト・ベッキンセールは、いつ見ても、ちょっと華がないような気がする女優さんです(^^;。(2003,04,29)

●作品名インデックスへ
キング・アーサー      2004年 アメリカ アクション・アドベンチャー・戦争   
<監督>アントワーン・フークア
<出演>クライヴ・オーウェン , キーラ・ナイトレイ , ステラン・スカルスガルド , スティーヴン・ディレイン , レイ・ウィンストン , ティル・シュヴァイガー , マッツ・ミケルセン , ジョエル・エドガートン , ヒュー・ダンシー
<内容>415年、ブリテンはローマ帝国の支配下にあったが、ローマ帝国からの独立を望むウォードと、侵略しようと狙うサクソンの三つどもえの戦いが続いていた。ローマ軍に15年間徴兵されていた、ブリテンの血を引くアーサー(クライヴ・オーウェン)率いる円卓の騎士達は、、最後の仕事として、サクソン人に包囲されたローマ人一家を救出するように命令される・・・。
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アーサー王のことは、全然知らなかったので、ちょっと勉強してから見るはずが、その準備も出来ないまま、映画鑑賞となりました。
でも、全然知らなくても、映画だけで、何とか、話の流れは、分かりました(^^)。
ただ、おそらく壮大な物語であろうアーサー王伝説を知ってから見るに越したことはないでしょうね。エクスカリバーとか、魔術師マリーンとか、面白そうな話がたくさん出てきます。

ところで、アーサー王は、歴史上の人物ではなく、伝説上の人物だということを、無知な私は、映画を見て始めて知ったのですが、映画の後、解説を読むと、イギリスには、多くのアーサー王由来の遺跡などがあるそうです。実在の人物と思いこんでいても、しょうがなかったかも(^^)。

さて、映画ですが、ストーリーは、とてもわかりやすくできてました。その分、なんだかちょっと物足りなさもありました。エクスカリバーのすごさが描かれてないし、魔術師マリーンもちょっとしか出てこない。円卓の騎士の話も、インパクトがない・・・。ここからが、キング・アーサーの話になっていくんでしょうか?
映画を見た後に、アーサー王物語の概容をちょっと読んだのですが、死んではいけない人が死んでしまったような・・・?!(^^;。私の勘違いかしら・・・?

最初のシーンで家族と別れたのは、途中までアーサーとばかり思ってました。あれは、ランスロットだったんですね。騎士達は、おそらく、15才ぐらいで徴兵。そして、15年間のお務め。ということは、みんな30才ぐらい?それにしては、ちょっと老けてましたねーー(^^;。
アーサー役のクライヴ・オーウェンは、今まで何回も目にしてきた俳優さんのはずなのに、ちっとも印象に残ってなかったのが、私としては衝撃でしたーー(^^;。

この映画で一番良かったのは、氷原での戦闘シーンです。氷上での駆け引きが、迫力あって面白かったです。ここのシーンは、思わず身を乗り出して見てしまいました。ただ、もっとアーサー達が、安全な場所に位置したらいいのにとは思いましたが・・・(^^)。

ラストの戦いは、最初、何でアーサーだけが城壁に残ったのか、さっぱり分からず、頭が?マークで一杯になりました(^^;。ここら辺の伏線は、やっぱりちょっと短すぎたんじゃないかしら。途中から、ああ、そうだったのかと、分かって納得できたのですが、あの手の戦闘シーンは、ちょっと見飽きた感がありますねぇ。最近、こんなのばっかり見てるような気がします・・・(^^;。(2004,07,25)

キング・コング       2005年 ニュージーランド・アメリカ アクション・アドベンチャー・ファンタジー・SF・スリラー   
<監督>ピーター・ジャクソン
<キャスト>ナオミ・ワッツ , ジャック・ブラック , エイドリアン・ブロディ , ジェイミー・ベル, アンディ・サーキス, トーマス・クレッチマン  
<ストーリー>1933年、アメリカ。女優のアン(ナオミ・ワッツ)は、出演していた舞台の興行主が突然失踪してしまい、給料未払いのまま失職してしまう。そんなアンを助けたのが、映画監督のカール(ジャック・ブラック)だった。彼は、映画の撮影のために、海図にもない島、髑髏島を目指す。その島に、やっとの事でたどり着いた一行だったが、アンが、何ものかにさらわれてしまう・・・。
*****

制作費がかかりすぎて、監督までがお金を出したと言われる超大作です。
それだけのことはある、見応えたっぷりの映画でした。
もちろん映画は、1933年と1976年に作られた「キング・コング」のリメイクです。
両作ともまともに見たことはないですが、今度のピーター・ジャクソン版「キング・コング」は、見事に今の技術を駆使しつくした、スペシャル「キング・コング」に出来上がっていました。この映画を製作するのが長年の夢だったといわれる監督も、これで、満足したのではないかしら?

まあ、それにしても、髑髏島での話は、やりたいことを全部やったって感じでしたね〜。
何しろ、恐竜までが、ぞろぞろ出てきたのでびっくりです。予告編でも、出てきましたが、あそこまですごいと、もう笑うしかないです。あの状況で、たくさんの人が助かるとは、とても思えないのですが・・・(^^)。
それから沼地に生息する巨大虫たち。あぁーー、思い出しただけでもゾッとしますねーーー(T_T)。あそこら辺は、別の映画(「巨大生物の島」とかね)を見ているような気もしないではなかったです。

アンと、コングとの触れあいのシーンは、とっても良かったです。最初は、アンの必死なコミカルさが面白かったですが、徐々に、二人?の親密さが増してくると、言葉がなくても愛は通じる、って感じのアイコンタクトが素敵です。・・・と思って、油断してると、突然すごい勢いで攻撃されたりするし(^^;。触れあいシーンとアクションシーンとの波状攻撃!って感じでしたね〜〜。その効果なのか、ラストには、涙ぐんでしまいました。

主演のナオミ・ワッツは、絶叫マシーンと化していて、壮絶というか、面白いというか、ほとんどあれじゃあ生きてないでしょう状態。もう、極限ですね、極限(^^)。あ〜、面白かった(^^)。
本当にこの映画は、お正月映画には、もってこいの娯楽大作でした。今年は、ゴジラ映画がなかったですが、これを見たらお正月気分に浸れるのではないでしょうか。規模は、全然違いますが・・・(^^)。

ただ、初日に見に行った割には、7割ほどの入りだったのが、意外でした。この映画も字幕版よりも、吹き替えの方が人気があるのでしょうか。
それから、予告編でよく流れていた映像が、なかったように思ったのですが、私の思い違いでしょうか。寝た覚えはないんだけど、ひょっとして、私、寝てたの?!(^^;。(2005,12,17)

●作品名インデックスへ
金融腐食列島〔呪縛〕      1999年 日本 サスペンス
<監督>原田眞人
<出演>役所広司 , 椎名桔平 , 黒木瞳 , 丹波哲郎 , 仲代達矢 , もたいまさこ , 石橋蓮司
<内容>総会屋への多額の利益供与が発覚した朝日中央銀行に、東京地検特捜部の捜査が入った。その後も特捜部は捜査の手をゆるめず、銀行幹部の逮捕が相次ぐ。そんな中、銀行の中堅層に位置する北野(役所広司)や片岡(椎名桔平)が、銀行のそれまでの呪縛を断ち切ろうと立ち上がった・・・。
*****

ポンポンポンと、息つぐ暇もなく話が進んで、小気味よかったです。ただ、スピード感がありすぎて、何がなにやら誰が誰やら分からなくて、ちょっとしんどい時も・・・(^^;。2回ぐらい見ないと分からないかも。
よくニュースでやっている、特捜の捜査が入ったときの会社の内部って、こんな感じなんだろうなぁと想像しながら見ていました。

でも、逮捕者まで出て、しかも、総会屋との手を切ろうという時の株主総会のシーンは、ちょっと手ぬるいかとも思いました。実際の株主総会を見たことがないので、想像ですが、もっと荒れるのかと漠然と思ってました。
でも、イエローカードとか、レッドカードのアイデアは、なかなか良かったです(^^)。

それにしても、サラリーマンって、やっぱり大変だわね〜(^^;。(2003,10,16)



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