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2019年3月14日:ムクムク(川村幸治)
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年金をもらうようになって、よく人生を考えるようになった。
で、結論であるが、自分の人生は10代20代の頑張りのおつりだったなーと思う。
その年代に一生の職業資格を得て、そして自己流でコンピューターの勉強をした。
結局、その後の人生はそれら基礎になって仕事を楽しくやり、家族を養えた。
高校時代、農業高校だったが、職業高校だったので先生のいうことはこれからの人生いかに食っていくかが印象に残っている。
18までに一生の職業を決めろ、成功している人は大抵18までに職業を決めている。
そんな言葉を覚えている。
結果、そんな人生を送ったように思う。
最近、女性アイドルグループを排出している企画運営会社がアイドル達にキャリア形成も行うと発表していた。
今まで、他の同世代の子達が高校や大学で勉強している期間に、歌って踊っていたわけで、タレントを辞めた後困る子がでているようである。
で、アイドルも普通に学校に通わせようというわけである。
10代20代に勉強してキャリア形成するのはいいことだと思う。
しかし、では何の勉強をしたら今いいのかというのが大問題になる。
私自身は、獣医師以外にも人工授精師、雛の雌雄鑑別師なども検討した。
雌雄鑑別師は日本の技術は当時高く評価されていて、世界で通用するといわれていた。
でも、最近のニュースではタマゴのうちに検査して雌雄鑑別する技術が開発されているようである。
そうなると、それまで一生ものの技術だと思っていた雌雄鑑別師の有資格者が要らなくなるかもしれない。
そんな技術革新により、人に頼っていた作業が、機械や検査に代わって行くことはざらとなるだろう。
若い人には、将来何がITに取って代わられないかが進路を決めるに当たって大事になるように思う。

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