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獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃんイヌの足について
文章:りんママ
初出:2005/04/03
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足の仕組み
肢(あし)がアシかやオットセイのような肢が鰭(ひれ)のように変わっている仲間は、鰭 脚亜目(ききゃくあもく)といい、イヌやネコなどのように裂肉歯をもち肢が鰭(ひれ)のように変わっていない仲間を裂脚亜目(れつきゃくあもく)といいます。
イヌは、指だけを地面に付けて歩きます。
前足(指)も後足(趾)も、第3肢(中指)と第4肢(薬指)が同じ大きさです。

狼爪(指)と多指症
狼爪の定義ですが、2通りあるようです。
1.前肢と後肢の地面と接していない指や爪。
2.後肢にある地面と接していない指や爪。
前肢で狼爪と呼ばれるのは、人で言う親指(画像のマルで囲んだもの)です。
1.2.3.4は、人の指に例えると人差し指(1番)から小指(4番)までになります。
画像の後肢には、生まれつきありません。

日本犬保存会や警察犬協会などの犬種定義では、前肢を含めて狼爪と呼んでいます。

猟犬の場合は、怪我の防止の為に切除されることもありますし、犬種のスタンダードでは、ショーでの規定で前・後肢も切除が好まれる場合やそのままでも構わないとされる場合も、あります。
家庭犬の場合は残しても問題は無いと思いますが、爪切りなどのケアは必要です。
地面を踏みしめる事がないので、爪切りをしなければ爪が巻爪となって皮膚に食い込むからです。

後肢のことを狼爪と呼ぶのは、多くの場合、犬の前肢には指5本(退化途中の親指あり)、後肢には指4本(親指は退化してなし)が多い為であると考えます。
ただ、大型犬では狼爪が2本以上生えている子もいます。
グレート・ピレネーズやバーニーズ・マウンテング・ドックなどのスタンダード(基準)では切除されません。

地面に接する指が多い子もいます、指が多い場合は多指症と言います。
画像の後足に指が6本あります。
両親のいずれかが多指症の場合は、その子供も多指症になります。
6本指の犬種ルンデフンド(Lundehund/Norwegian Puffin Dog)がいます。
ルンデフンドの場合は、退化した指ではなく作業犬として進化して多くなった指ともいわれているようです。
当然肉球も他の犬種とは違って、足指の働きは人に近いと言われているようです。
文豪ヘミングウェイの可愛がった猫たちも多指症で器用な子が多いとか。

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