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保護イヌ>迷い込み、4日後近所の聞き込み情報で飼い主判明
編集−りんママ
初出:2006/11/09・改訂:2009/02/18
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◆こどもあんぜんサイト宣言◆
こどもあんぜんサイト宣言

■保護した日 2006/04/24
■帰宅した日 2006/04/28
■届出先機関  警察・保健所・収容施設
■発見の決め手 友人知人の口コミ情報
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<プロフィール> パピヨン(♂) 特徴は、お尻に腫瘍あり。
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今回は保護した時の犬の状態がとてもきれいであまり汚れてもいなかったので、逃げだしたばかりで放浪していないなと思ったので、近辺で飼い主さんを捜していました。
手入れもされているし、去勢もしてあるので、絶対すぐに飼い主さんは警察に届けて一件落着だと思っていたのに、4日たっても連絡がなく、これは、お尻の腫瘍が原因で捨てられたのではないかなと嫌な気もしたりしていました…が…パピ君があまりにもお利口で無駄吠えも粗相もしない世話のかからないワンちゃんだったので、飼い主さんは絶対探しているはずだとあきらめずに毎日散歩させて犬の嗅覚を頼りに歩いていました。 (でも実際は反対ばかり歩いてて、全然あてにはならなかったんですけど…)道行く犬連れの人に犬を見てもらって聞いたり、私の知り合いに写メール等で犬の情報を流したりしていました…

そして、私の友人の勤め先の奥さんが、犬の散歩中に、知り合いのお孫さんが、「パピちゃんがいなくなった…(TεT)」と悲しそうに話すのを聞いて…パピヨンと言えば…と、友人へ、友人から私へ、連絡が来たと言うわけです!タウン紙やチラシ貼紙をする前に見つかったわけですが、実際は保護したところのすぐ近くのお宅だったのに、保護した場所の前の広い道路を挟んで反対の方から無謀に横断したのを見た為、絶対保護した反対側に飼い主さんがいるんだと私が勝手に思い込んで捜査していたので(※前回がそうだったので)、飼い主さん宅の周辺には散歩には行ってなかったのです…
保護地点を中心に円単位で考えて散歩させて探したらもしかすると、早期解決したかな〜とちょっと悔いが残りました。
あと、真っ先に近所のペット美容室と獣医さんにパピヨンを見てもらったのですが、わからないと言われたのです…が…結局、パピヨン君はそこを両方利用していて、その点もちょっと残念に思いました…顔だけではわからなかったみたいで、カルテを見て探してくれるわけでもなく、問い合わせがきたら答えます…みたいな協力では飼い主さんが動かない限り、進展は見られないですよね…個人情報保護法の関係からかもしれませんが、お尻の腫瘍という特徴もあったので、臨機応変に対応して欲しかったです。

名張市は迷子保護情報にとても遅れているらしくホームページの迷い犬情報も市役所で預かっている犬しか掲載出来ないという事で、今回も掲載はしてもらえませんでした。
やっぱり飼い主さんが探すという事をしない限り事は運ばないんですね…。見つかった飼い主さんは、『世間には親切な方もいるのですね…』と、涙ぐんで引き取って行かれました…。飼い主さんは年配の方でしたが、年配の方ほど探さずに帰って来るのを待つか、あきらめる方が多いと保健所の方に聞きました。

まず警察、保健所、市役所へ連絡を徹底して欲しいと、その思いは伝えておきました。
私は犬は小さい頃しか飼った事がなかったので、犬の潤んだ瞳で見つめられるとどうしていいのか、わからなくなりずっと犬の相手をしてしまいとても疲れた数日間でした…が、散歩は楽しく、道行く人にも可愛いわんちゃんですね!と声をかけられ、どこまでも歩いて行けて楽しかったです!でもやっぱりずっと猫を飼っていたので猫の方が好きかな(^^;)…

※前回の迷い犬は、とても遠くから2匹仲良く迷い込んでいて、その方も警察には連絡せずに自力で探し出そうとしていました。私は貼紙を作り近所の中学校へ貼りだしのお願いをしに行った時にたまたま通り掛かかった子がチラシを目にして、その子の家庭教師の近所の人が探していた…という情報を入手して連絡が取れたというわけです。その飼い主さんは近所中に聞いて捜しまわったみたいですが、1`以上離れた場所へまさか行ってるとは思わないので捜査も近所に限られてしまったのでしょうね…案外、子供のネットワークは強いような気がします。
だらだらと書き込みしてしまいましたが、本当によかったです…今回の事は偶然我が家に来たのではなく、必然であったような気がします…パピヨン君の本当の名前もパピ君で保護していた時もずっとそう呼んでいたので、やっぱり通じるものがあったのだと考えたいです。

全国の迷い犬が一刻も早く飼い主さんの元へ帰れる様に願ってます!一刻も早く見つかって欲しいのにはわんちゃんや飼い主さんの為でもあるのですが、預かっていた私達もわんちゃんに情が移ってしまい、今回のパピヨンとの別れも子供は号泣で慰めるのが大変でした(^^;)飼い主さんも割と近所なのでいつでも遊びに来て下さいと、おっしゃってくれていて、希薄な近所付き合いが多い中、世代を越えたお付き合いが始まりそうで大切にしていきたいと思います。

それと、年配の方々はインターネットの情報はなかなか見る機会がないと思うので、動物病院やドッグサロンやペットショプに活字にして目に触れやすいようリーフレットにすると参考にしていただけるような気がします。実際に私自身もこんなにたくさんサイトがあるとは思いませんでした。
又のご縁って言うのはおかしいですが、これから迷い犬や猫が来たら活用させて頂きたいと思うし、友人知人にも教えてあげたいと思います。ありがとうございましたm(__)m ちなみに、サイトを見て下さった市内の愛護ボランティアの方も連絡を下さっていろんな相談ものってもらってとても心強かったです。

〔保護主さんの了解の上頂いたメールを公開しています。〕

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