獣医師広報板トップページ獣医師広報板管理人の独り言メニューSFTS井戸端会議
獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃんSFTS井戸端会議
2025年6月10日:ムクムク(川村幸治)
◆「獣医師広報板管理人の独り言」利用についての注意事項
★本文記事は獣医師広報板管理人ムクムク(川村幸治)の今日の気分を文字にした物です。
★あくまでもfacebookに書いた独り言なので、どなたかとディスカッションする気持ちはありません。何らかの形でメッセージを送られても返事はいたしません。
★記載されている記事は自己責任でご利用ください。
◆こどもあんぜんサイト宣言◆
こどもあんぜんサイト宣言

元発言(facebook) いいね:48人,コメント:8件,シェア:1件(クリック)
SFTS井戸端会議を開きます。
一つ目のテーマは感染地区における猫の飼育法。
農村部などは開放的な飼育法が多い。
こんな感染例が起こる。
ーーーーーーーーー
ペットの猫がマダニ媒介感染症で死ぬ 発熱や食欲が低下、黄疸も まれに犬や猫から人へ感染する事例が報告 鳥取県
ーーーーーーーーー
感染地区では猫の完全室内飼育を薦めたい。
ただ、無理な場合はマダニ対策駆除剤を使用を薦める。
今は一ヶ月程度効果がある製品がある。
飼い主さんと獣医師を守るために、
1.感染地区では完全室内飼育
2.完全室内飼育が不可の場合はマダニ駆除剤を使用する。
こんな対策でいかがでしょうね。

元発言(facebook) いいね:40人,コメント:7件,シェア:0件(クリック)
SFTS井戸端会議の二話です。
テーマは道路に弱った猫がいた場合です。
私はポスターでは行政に相談しましょうとしました。
瀕死状態の野外猫保護に注意
これについて新聞記者さんから町の獣医さんでいいのでは無いかと言われました。
私は町の獣医さんは辛い立場になるのです。
診ないとか連れてくるなとは言いにくい。
なによりもSFTS感染地区で弱っている猫の場合、陽性の可能性もあるわけで、保護に当たる人の健康にも配慮しなければならない。
ーーーーーーーーー
マダニ感染症、猫から感染 女性死亡 「ネコからヒト」初確認
ーーーーーーーーー
まずは行政に連絡して、相談していただくのが一番ではないかと私は考えました。
これについてはいろんな考え方があると思いますが、正直町の獣医さんには手に負えない病気という印象を持っています。
皆さんいかがでしょうね。

元発言(facebook) いいね:48人,コメント:17件,シェア:0件(クリック)
SFTS井戸端会議の三話です。
テーマはTNRです。
ーーーーーーーーー
TNRとは、野良猫の繁殖を抑制し、数を減らすための活動で、Trap(捕獲)、Neuter(避妊・去勢手術)、Return(元の場所に戻す)の3つのステップで構成されます。野良猫の不妊手術により、繁殖を抑え、地域環境を改善する効果が期待できます。
ーーーーーーーーー
開業獣医師が亡くなられたと聞いているのですが、詳細は全く不明です。
その段階で話題にすべきかどうか迷うのですが、井戸端会議ということでお許しください。
TNRは通常複数の野外猫が手術室に運び込まれます。
順番で手術を受けるわけですが、野外猫の場合マダニ付着やSFTS陽性のケースも想定され、施術する獣医師の安全確保をどうすればいいか考えます。
SFTSの発生時期でググってみました。
ーーーーーーーーー
一般的に春から秋にかけてのマダニの活動が活発な時期です。特に、4月〜10月頃が多く、9月、10月に多く発生する傾向があります。?
ーーーーーーーーー
であるのなら感染地区のTNRは11月から3月に限定するのもいいのでは無いか。
いやそんな必要はないという意見もあると思います。
皆さん、いかがお考えになりますか。

元発言(facebook) いいね:74人,コメント:1件,シェア:0件(クリック)
SFTS井戸端会議第四話は少し脱線します。
私の学生時代、犬のパルボは習いませんでした。
エイズも人・猫共に習いませんでした。
獣医師になってから確認され、流行しました。
パルボは大変な病気で、セミナーに出席して予防法や消毒法を勉強しました。
最初は猫のワクチンを接種しましたよ、セミナーの講師に言われて。
そんな感じで新しい感染症は勉強しました。
SFTS井戸端会議を開いて、検討すること自体の是非も私の所には来ています。
でもねと思う。
SFTSは〇〇大学の〇〇教授を呼べば解決するとは思えない。
非常に難しい問題を含んでいる。
それだけに既存の獣医師の大組織は動きにくいのではないか。
そんな風に想像しています。
幸いネットは身軽い。
間違った認識を私が書いても皆さんが補正してくれる。
だから井戸端会議なのです。
皆さんのお知恵拝借で何か検討できればと考えています。
ことは獣医師の命がかかっていますので。

元発言(facebook) いいね:42人,コメント:0件,シェア:2件(クリック)
SFTS井戸端会議第五話です。
ポスターに瀕死の野外猫を見かけたら触らずに行政に連絡しましょうとしているが、行政は何をしてくれるのか質問が来ました。
獣医師の三大分野は小動物臨床、経済動物臨床、公衆衛生です。
つまり、公衆衛生は獣医師の重要な仕事です。
実はSFTSを私が取り上げるようになって、行政の公衆衛生獣医師から接触が続いています。
彼らも重要な問題と考えているようです。
さてこの問題、行政に期待することを書きます。
このような事件がありました。
ーーーーーーーーー
マダニ感染症、猫から感染 女性死亡 「ネコからヒト」初確認
ーーーーーーーーー
ですので、行政には野外猫が弱っていたら触らないように指導して欲しい。
感染地区では弱っている猫に触れれば生命に関わることがあると言うことを前提として。
その後ですが、行政には猫を網などで非接触で猫を保護して欲しい。
飼い主さんが現れないか一定期間管理するとして、期間が過ぎ殺処分するとしたら方法は非接触方式で行うべきだと思う。
非観血で(注射針は使わない)。
方法としては二酸化炭素ガス注入などになると思います。
つまり、猫を見つけた人だけでなく、行政の動物管理者も万全の安全確保して管理すべしです。
猫から人の感染例も国内で発生しているわけですから、行政にはそのことを前提に対応してもらう、それが私の希望です。

元発言(facebook) いいね:0人,コメント:0件,シェア:0件(クリック)
SFTS井戸端会議第六話です。
今回の井戸端会議は開業獣医師がSFTSで亡くなったことを受けて始めておりますが、あまりにもそのことについての情報がない。
だんだん、これは都市伝説のような噂だったのかなと思い始めていましたが、今日貴重な情報を入手しました。
亡くなられた獣医師が所属していた獣医師会のSFTS感染事例についての報告書です。
今までは主に2017年の野外猫保護時の死亡事例を前提に話をしてきましたが、今後は開業獣医師の死亡事例についても前提とします。
亡くなられた開業獣医さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。合掌

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。


pinoさんちの双子ちゃん
画像募集中!!(無料)
画像集

◆ポスターを自由にご利用ください
New!瀕死状態の野外猫保護に注意!!
SFTS(マダニを介して感染するウイルスによる感染症、重症熱性血小板減少症候群)に注意(pdfファイル)
New!動物病院での飼い主さんによる暴力・暴言・迷惑行為は診療を継続することが出来ません。
動物病院での暴力・暴言・迷惑行為禁止ポスター(pdfファイル)
★猫は飼っても産ませるな。
猫の多頭飼い崩壊予防啓蒙ポスター(pdfファイル)
★ペットを一生責任持って飼えるか、飼う前によく考えましょう。
終生飼育啓蒙ポスター(pdfファイル)

◆獣医師広報板管理人の独り言
利用上の注意事項&メニュー
2025年4月のBest
  1. 大阪万博ペット同伴絶対反対(77)
  2. SNSへのペットの亡骸写真のアップは是か非か(57)
  3. 「愛誤」という単語(36)
  4. 医師や獣医師は診療を拒否することが出来るか(35)
  5. 小熊に吹き矢麻酔例、成獣のクマには同じようにはいかない(33)
  6. 動物愛護団体を名乗る闇(31)

◆獣医師広報板よくある質問(FAQ)

◆獣医師広報板からのお願い
獣医師広報板をご利用、本当にありがとうございます。
獣医師広報板は個人サイトですが、その運営はボランティアスタッフが担い、運営資金はサポーターの応援に頼っています。
獣医師広報板は多額の累積赤字を計上しております。
サポーターは企業でも個人でも結構です。
ぜひ、獣医師広報板をサポーターとして応援ください。

◆PC版コンテンツ利用数Best(2025年4月期)
  1. 管理人の独り言(3,131)
  2. 猫のカロリー計算(2,570)
  3. 動物よくある相談(1,936)
  4. 犬のカロリー計算(955)
  5. 迷子動物、保護動物掲示板(635)
  6. 広報板カフェ(610 )
コンテンツ別アクセス数

◆電子図書
電子図書「"犬と麻薬のはなし−麻薬探知犬の活躍」は、2022年2月23日より第四版になっております。
新しいエピソードも追加され、データーも更新されています。
第一版、第二版、第三版を読まれた方も、是非第四版をお読みください。
犬と麻薬のはなし−麻薬探知犬の活躍−第四版2022/02/23公開

◆一般市民向けの動物に関するセミナー・イベント
★毎週土曜日午後1時〜4時
ペットロスホットライン
ペットロスホットラインは、今のお気持ちをお聴きする電話です。
★WEB講座
★6月13日-15日:大阪府大阪市
★6月14日:愛媛県伊予郡
★6月14日:新潟県長岡市,6月15日:新潟県新潟市
★6月14日-29日:静岡県静岡市
★6月15日:東京都品川区
★6月16日-30日:オンライン
★6月22日:東京都渋谷区
★6月22日,7月13日,8月3日:オンライン
★6月24日:オンライン
★6月28日,7月5日,12日,19日,26日:東京都品川区
★6月29日:オンライン
★7月2日:長野県駒ケ根市,7月7日:長野市,7月14日:松本市
★7月4日-7月21日:東京都台東区
★7月5日-7月21日:愛知県名古屋市
★7月6日:兵庫県神戸市
★7月12日:東京都武蔵野市
★7月13日,8月3日,9月14日,10月12日,11月9日,12月14日:東京都豊島区
★7月19日:福岡県福岡市
★7月19日-21日:愛知県名古屋市
★7月20日:神奈川県横浜市
★7月26日-8月17日:愛知県名古屋市
★8月3日:オンライン
★8月23日-24日:福岡県福岡市
★8月30日-31日:山口県周南市
★9月12日-9月15日:北海道札幌市
★9月21日:オンライン&東京都調布市
★10月5日:神奈川県藤沢市
★10月19日:東京都台東区
★11月1日-3日:大阪府大阪市
★11月22日-24日:東京都武蔵野市

セミナー・イベント情報はメールにて広報内容を送ってください。(掲載無料)

◆ペット動物獣医師&動物看護師向けの動物に関するセミナー・イベント
利用上の注意事項&メニュー

◆経済動物獣医師向けのセミナー・イベント

◆公衆衛生獣医師獣医師向けのセミナー・イベント

◆実験動物獣医師獣医師向けのセミナー・イベント

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2025 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。