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獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃん命とは
2017年10月10日:ムクムク(川村幸治)
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元発言(facebook) いいね:283人,コメント:91件,シェア:0件(クリック)
私の世代、大阪で「肉」と言うと「牛肉」でした。
ですので551蓬莱の肉まんは、牛肉が入っていると思われないように豚まんと称したと聞いています。
ネットでやたらと「命」を強調する人がいます。
私にとって「命」とは人の命です。
例えば、ごきぶりホイホイに入ってしまったゴキブリを「命」とはあえて言わないし、蚊取り線香で落ちていく蚊を「命」だからとは考えない。
人間は人が安心安全に暮らすために、大は熊のような動物から小は蚊のような動物まで管理しています。
私はそれを特に不思議とも思わないし、いちいち喪に服することもない。
まっ、人それぞれですから、それぞれの感性で勝手にやっていただいたらそれでいいとは思っています。
私はそんな考えですので、合わないなーと思われる方は友人・フォロー解除やブロックをされたらいいと思います。
私はこれからも本を読み、人の意見を聞き、毎日変わっていくとは思いますが、基本はあまり変わらないと思いますので。

元発言(facebook) いいね:269人,コメント:9件,シェア:0件(クリック)
昨日、「命」をテーマにお話しさせていただきましたが、本当に多くのいいねやコメントを頂戴しました。
ありがとうございます。
その第二話です。
コメントの中に川村獣医師は来院する動物を「命」としてみているかの様な趣旨の発言がありました。
すごくいい質問だと思いますので、あらためて書かせていただきます。
医師は身内の診断治療を行わないと言われています。
実際はケースバイケースでしょうか、例えば私が医師で奥さんが乳がんになった際には、診断治療は他の医師にお任せします。
私が行えば、乳房の全摘出が適切なケースでも、部分切除にこだわるかもしれないし、抗がん剤の投与をためらうかもしれない。
つまり、冷静な判断が出来なくなり、最悪の事態になりかねない。
確かに、一般の患者さんと身内と、同じ命ですが、身内は同じようには扱いにくいことがあると考えています。
さて本題の、私が診療する「命」ですが、私は鳥類の診察が少なくない。
犬なら2キロぐらいから40キロぐらいですか。(範囲外もありますが)
ある程度、大きさがあるのですが、鳥類ではニワトリで1キロ台。
メインのセキセイインコは33グラム。
10グラム台の小鳥が来ることもある。
さて、このような超小型の動物の診療というのは、私はある種職人芸の世界だと考えています。
ガラス工芸で鶴を作るとして、力加減で鶴の首が折れてしまう。
そんな職人芸です。
もし私が過剰に小鳥の「命」にこだわってしまうと注射どころか、触って診察すら出来ないかもしれません。
自分の職人としての技量に自信を持ち、おびえる飼い主を説得して治療をする。
自信がないと出来ないが、私はそれなりに自信を持って治療をしています。
つまり「命」ではありますが、精密機械を壊さないように修理するような職人。
最近自分がやっていることを、そんな風に考えるようになってきています。

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