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獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃんあきらめないで!迷子動物・保護動物帰宅実例集15
迷子イヌ>自宅庭から不明、11日後に新聞掲載を見た人から連絡あり
編集−りんママ
初出:2009/02/18
◆「動物よくある相談」利用についての注意事項
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◆こどもあんぜんサイト宣言◆
こどもあんぜんサイト宣言

■迷子になった日 2007/12/11
■帰宅した日 2007/12/22
■状況 庭に放していた
■届出先機関  警察署・保健所・動物病院など
■発見の決めて 新聞掲載を見た人からの通報
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<プロフィール>
ウメ(避妊♀) 
中型犬系雑種 白(少し薄茶が混じる部分あり。首の後ろ(背中側)が病気による脱毛・色素沈着しています)
性格は、臆病で諦めも早い。



12月11日(火)午後6:00
私が会社から帰宅すると、必ず出迎えてくれるウメが出てきません
「ウメ〜!」と呼んでも現れず、奥から父が「ウメの姿が見えなくなった」と。
最初は、いつもの事と思っていたんです。
天気が良い日には、父に催促をして庭に出してもらい日向ぼっこをするのが常。
家の裏が山なので時には野生の気配を感じて、追いかける事もしばしばでした
ただ、性格的に臆病で諦めも早いので深追いすることはありません
ですから、今回「姿が見えなくなった」というのも裏山に遊びに行っているんだな 程度で考えていたんです。
しかし、よく聞くと居なくなったのは午後3時頃・・・
父と散歩から戻って、まだ家に入りたくないと言ったので庭にそのままにしていたらしいのです。
裏山に遊びに行ってもいつもなら長くて30分ほどで戻ります。
さすがに3時間以上も帰らないのはおかしい・・・
青ざめて、まず私が行く散歩コースを歩いて探しました。
見つかりません。
散歩コースもその日の気分や時間によって様々に変える為
今度は車で今まで行った事のある道を探しました。
全く気配がありません。
急いで家に帰り、地元の保健所に電話します
その時は半分パニックになっていたので、時間外だとか全く想定していませんでした。

運良く残業?しておられる方が電話に出てくださり、保護している犬が居ないか確認して下さいました。
1匹、ウメと同じように毛色が白で中型の犬がいる、但しオスだということ。
複雑な気持ちでした。
保護されていればすぐにでも迎えに行ける。
でも、きちんと確認できなければ数日経ったら殺処分・・・
この日保護された犬も。

同じ様に警察にも電話をして、遺失届けを出しました。
何度考えてもモノ扱いにはガックリきますね。

散歩コースは田んぼ道が多いので、夜は真っ暗です。
懐中電灯を持って捜し歩くのも限界がありました
あとは家でウメの帰りを待つばかり。
さすがに夜は寝られませんでした


12月12日(水)
仕事を休み、朝から散歩コースを探します。
実際には探すと言うよりも彷徨い歩くと言った方がいいかもしれません。
いつもの道の向こう側から走って来そうで・・・

家族の者にビラとポスターを作ってもらい、
近くのお店へ貼ってもらおうと飛び込みます。
しかし断られ、意気消沈。
一気に絶望感に襲われ、スゴスゴと家に帰り泣きました。
その後家族が一緒に着いてくれて、コンビニへ。
快諾していただいて、とても嬉しくてまた涙(T_T)
配達中の郵便屋さんを待ち構えてお願いしたり
地域の駐在所へ行ったり(←駐在所は留守が多いですね)
ご近所にビラを配布したりしました。

同時に迷子犬の掲示板を運営しておられるサイトに書き込みもしました。
ただ、私の住んでいる地域でどれだけネットをしておられるのか
ましてや迷子犬の掲示板をどれだけ閲覧されるのか・・・
人口が少ないだけにあまり期待は出来ませんでした。

保健所・警察に確認してもウメに似た犬は保護されていませんでした。


12月13日(木)
犬を探す という理由で会社を何日も休むわけにはいかず、
泣く泣く私は仕事に出ましたが、頭の中はウメの事でいっぱい。
仕事で外出した際に少し探し回ったり
時々出会う犬のお友達の所に行って「見かけたらヨロシク」とお願いし、
けりーずはうすさんからアドバイスをいただいた様に
保護されていても電話で伝えているウメの容姿と見解が違ったらいけないと思い
再度、ビラを警察と保健所に持って行きました。
ただそれでも「汚れていたらわからないんじゃないか?」という不安はありました。

そして、地元の新聞の伝言板に掲載してもらう事を決め
この日が締切日だったため即申し込みをしました。
木曜日締め切り、日曜日掲載です。
日曜日まで・・・長いなーと思いました。

職場にもポスターを貼り、市内をあちこち移動する会社の人達に
犬に注意してみて とお願いをしました。


12月14日(金)
相変わらず朝と晩は散歩コースを捜し歩いていました。
特に朝は、私が散歩をしていた為出ていないとおかしくなりそうな位です。
週末にかけて気温が下がると言う事を天気予報で聞いて
外で眠った事がないウメがどうしているだろうかと心配しました。
精神的にどん底だったと思います。
お腹が空いているんじゃないか、何処かで怪我をしているんじゃないか
寒さに震えているんじゃないか、雷におびえているんじゃないか
悪いことばかり考えると、自分がご飯を食べることも眠ることも笑うことも
罪の様な気がして食べたり笑ったりが出来ませんでした。

日中、市内の獣医さんにも電話してお願いをしました。
中型犬は行動範囲が広くなる ということもあちこちのサイトで読んだので
隣県の警察や保健所にも連絡をしてみました。
いつも行っているトリミングのお店にもポスターを貼ってもらえるようにお願いしました。

日が経つにつれて、探し出せる可能性が薄れていくので焦りました。

毎日のように保健所・警察に電話をするものですから
相手の方も覚えて下さったようで、何度も同じ事を言わなくてもよくなりました。
保護されている犬は居ない と言われるとやっぱり落胆しますね。

12月16日(日)
新聞の伝言板に掲載される日です。
どれだけの方が見てくださり、どれだけ情報が入るのでしょうか?
サイトやビラ・ポスターよりは私共の地域では広報性(←こんな日本語無いですね^^;)
があるのでは!?と少し期待しておりました。
ポスターには私の携帯番号を載せていましたが、イタズラ電話さえも入りませんでした。
お昼前 同じ校区内の方からお電話。
子供さんが通う小学校の校庭に白い犬が迷い込んできて
危険回避の為?先生が保護された とのこと。
日曜日だから学校は休みだというのに、居てもたってもいられず小学校へ行きました。

案の定学校は鍵がしまってましたが、体育館ではスポーツ少年団の子供達が遊んでいました。
偶然出て来られた保護者の方に事情を説明すると
ビラを持って子供たちに聞いてくださいました。
その中でご近所に住み散歩で何度か出会っている少年も・・・
「この犬じゃないよ」
あぁ・・・ガッカリでした。
それでも、翌日確認の為 学校に電話をする事に。

12月17日(月)
朝、小学校に電話を入れて犬を保護した先生に聞きましたが
その犬は白に茶色のブチが入っており、スヌーピーみたいだったと言うこと。
やはりウメではありませんでした。

新聞は普通、次の日になると片付けませんか?
なので 新聞に掲載したものも情報はたった1件か・・・と思いました。

12月22日(土)
おかしな話ですが、全く何の根拠も無いのに「ウメは帰ってくる」と
急に思い始めて「待っていよう」と思いました。
ウメが夢に出てきたからでしょうか。
ニコニコ笑って走ってくる夢です。

12月22日(土)
夕方、私の携帯が鳴ります。
家に居る父からでした。
「ウメが見つかった」

ウメは意外にも近くに居ました。
時々周る散歩コース内。
そのお宅の農機具やワラが置かれている倉庫の奥で
うずくまっていたそうです。
日曜日の新聞を見ておられて、この犬では?と思い、
電話をして下さいました。
あちこち放浪した末、そこまで戻ってきたのか
元々近くを彷徨っていたのか 
本当のところはウメのみぞ知るです。

私はすぐさま、保健所・警察・動物病院・友人や知り合いに連絡を入れました
会社からの帰りにはポスターを貼っていただいたコンビニへ行き、御礼を言いました。

みんなとても喜んで下さって すごく感謝しています。
すぐに迷子札を買い、首輪もきちんとつけるようにしました。

ウメは、今まで窓を開けたら「外に出る!」と言って出てたのが、出なくなり
車を異常に怖がるようになりました。
きっと迷子になっている間に怖い目にあったのでしょう。
少し怪我もしていましたが、ほとんど治りかけで大したことはありませんでした。


約1週間・・・
ウメが戻って来たことは本当に奇跡に近いと思っています。
ただ、家は目と鼻の先なのに何故自力で帰れなかったのか?
車が怖くて動けなかったのかもしれませんね。

今回の事で、周りの人の優しさを実感し
私もどこかでこの恩を返していきたいと思いました。

長々と読んでいただき、ありがとうございました。

〔飼い主さんの了解の上頂いたメールを公開しています。〕

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