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獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃんブリーダーやペットショップは諸悪の根源か
2020年6月25日:ムクムク(川村幸治)
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こどもあんぜんサイト宣言

元発言(facebook) いいね:195人,コメント:30件,シェア:32件(クリック)
一生懸命、ブリーダーやペットショップを諸悪の根源にされている人達がいる。
では、正規のブリーダーやペットショップを極端な話、禁止したらどうなるだろう。
子犬が欲しい人は非正規のルートで動物を手に入れるようになる、つまり組織犯罪のビジネスとなるだけである。
なぜかであるが、簡単な理屈である。
商業は需要と供給で成り立っている。
需要があっても供給がなければダメ、その反対に供給があっても需要がなければビジネスは成立しない。
いくらブリーダーやペットショップが子犬を売ろうとしても買おうとする人が少なければブリーダーやペットショップなど供給側は縮小する。
では需要を無視して強引にブリーダーやペットショップを制限したらどうなるかであるが、需要はそのままなので、非正規のルートが供給になる。
つまり、発展途上国などで子犬が生産され、日本に密輸され、組織暴力団の資金になる。
それって、初めて事ではなく、同じ事がアメリカの禁酒法案で行われた。
酒の供給を禁止したら、組織暴力団が供給を担った。
需要があるのに、禁止してもダメなんだよ。
需要を無視したブリーダーやペットショップ諸悪の根源論には、飽き飽きしています。

●Megumi Takedaさんのコメント
 よく〇カな愛誤活動家や嘘つきジャーナリストが「ドイツやスイスなどは動物愛護先進国でペットショップがなく、犬が欲しければ保護犬しか入手できない」と言っています。それって超動物愛護後進国でしょう。需要を満たすだけの捨て犬、野犬の自然繁殖、虐待飼育者からのレスキューが常に供給されているということですから。ちなみにドイツは保護犬猫の入手シェアは10パーセント程度で東京都と変わりません。スイスはティアハイムの犬の販売シェアが約3パーセントで、日本の保護犬入手シェアの半分程度です。きちんとしたブリーダーが血統管理健康管理をして、生涯同じ飼い主に飼育されるのがペットにとって望ましいです。なお犬の価格が安いのは大量生産云々、というコメントがありましたが、ヨーロッパは日本と比べて大変犬の価格が安いです。イギリスの大手子犬専門ペットショップチェーンは500ポンド(7万円台)〜、ドイツで700ユーロ(8万円台)です。イギリスやドイツが日本の物価より高いこと思えば、為替レートの値段より体感的にはさらに安いです。インターネットではさらに安いです。なおイギリスですが、2018年にNHKなどが(6か月未満の子犬子猫のペットショップでの販売を禁じた」と報道しましたがデマです。法案は通っていません。現在イギリスでは、ペットショップでの販売最低秋冷は8週です。価格が薄利多売の指標になるのであれば、日本はヨーロッパよりは薄利多売が進んでいないということです。

●Megumi Takedaさんのコメント
 Von den ca. 500.000 Welpen, die in Deutschland j?hrlich ein Zuhause finden, kommen laut VDH (Statistik hier) 1/5 (100.000) aus dem Ausland? Nur ein kleiner Teil der Hunde und Katzen, die neu in Familien aufgenommen werden, kommen aus dem Tierschutz (ca. 10%). 毎年ドイツで家を見つける(註 飼い主に販売される、もしくは譲渡される)約50万匹の子犬のうち、VDH(全ドイツケネルクラブの統計)によると、外国から来たものが5分の1(10万)であり - 新たに家族に迎えられる犬や猫のごく一部は、動物保護団体からのものです(約10%)
https://fellgesichter.eu/projekte/deutscher-tierschutz/

●Megumi Takedaさんのコメント
 A family have been heartbroken by the death of their new puppy? who collapsed and died hours after they bought him from a pet shop. Distraught dad James Cohen said his family had been ‘torn apart’ after losing two-month-old Prince so soon. James and his partner Jayne Howe bought the border collie for ?475 from Dogs4Us in Salford.ある一家は、ペットショップで買ってから数時間後に倒れて死んだ、新しい子犬の死によって心が痛みます。取り乱した父親のジェームズ・コーエン氏は、生後2か月のプリンスという名の子犬を亡くして、家族は「引き裂かれた」と言いました。ジェームズさんと妻のジェイン・ハウさんは、サルフォードにあるペットショップ、Dogs4Usから475ポンドでボーダーコリーを買いました。(2019年記事)
https://www.manchestereveningnews.co.uk/news/greater-manchester-news/grace-autistic-always-wanted-puppy-16490967

元発言(facebook) いいね:154人,コメント:17件,シェア:11件(クリック)
ブリーダーやペットショップを諸悪の根源のように言う人がいるという話の続話です。 このような人の中には、ブリーダーやペットショップがなくなれば殺処分が減るという主張をされる人がいます。
私、これがどうなのかなーと思っています。
今の殺処分数の多くは猫、それも子猫が多い。
猫の飼い主さんって、あまりブリーダーやペットショップとは関わりがなく、いわゆるトラや三毛、黒猫などを飼われている。
ブリーダーやペットショップ経由の猫って、少数派だと思う。
そのような状況で、ブリーダーやペットショップがなくなれば殺処分が減るんだと言われてもハテナという気分になってしまいます。

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