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獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃん新しい感染症の流行とワクチンについて
2021年8月26日:ムクムク(川村幸治)
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こどもあんぜんサイト宣言

元発言(facebook) いいね:142人,コメント:10件,シェア:1件(クリック)
今朝、日本で変異種に対応した新型コロナワクチンを作ろう。
そして、抗体の低下に対応して、追加接種もしようと書いたら、ワクチンをそんなに接種して大丈夫なのだろうかというコメントがあった。
じっくり考えてみた。
よく考えてみると、私は獣医師なんだなーと思い至った。
町の小動物対象の獣医師というのはワクチンを毎日のように接種する。
狂犬病は毎年だし、犬や猫の混合注射は最初は二度か三度、そして毎年定期接種している。
ワクチン自体は、接種される動物にとっては異種蛋白だから、蕁麻疹やアナフィラキシーショックの危険性は必ずあるが、たまに蕁麻疹や軽い発熱がある程度で、深刻なアナフィラキシーショックは、私は40年以上の臨床経験でない。
おそらく、確率的にはあるが、幸いにも私どもでは起こらなかったのだろう。
また、自分自身毎年インフルエンザワクチンを秋に接種している。
毎年接種部位が腫れる。
65才になった時に肺炎ワクチンを行政からの連絡で接種した。
次は70才の予定だが、これなどもアメリカなどでは半年から一年の定期接種を推奨している公的組織もある。
まあそういうことで、仕事でもワクチンを定期接種。
個人的にもワクチンの定期接種を受けているわけで、それに新型コロナが仲間入りしたとしても、別に私は不思議ではないのである。

元発言(facebook) いいね:207人,コメント:5件,シェア:1件(クリック)
昨夜、私は獣医師で、毎日定期的なワクチン接種を行っているし、自分自身も定期的なワクチン接種を受けている話の続きです。 病気に教科書はあります。 しかし、新しい感染症に教科書はない。 私が開業してすぐの頃、犬のパルボウイルス感染症が流行した。 それまで、猫のパルボウイルス感染症はよく知られていて、私も大学で学んだが、新しい感染症は手探り。 特に、予防法については、犬のパルボウイルス感染症が先に流行した国の先生を講師に呼んで、学んだ。 その方法は、猫のパルボウイルス感染症のワクチン2瓶を一度に接種し、数週間後にもう一度接種する方法。 もちろん、定期接種も必要で、6ヶ月ごとくらいの接種が進められた。 その後、犬用ワクチンが開発され、現在では混合注射に混ぜられるようになった。 今でも、国によって接種間隔は違いがあるようだが、日本では多くの先生は一年に一度追加接種している。 先程も書いたが、新しい感染症に教科書はない。 私達町の獣医師は、すさまじい血便をする犬を前にして、輸液など治療と消毒で戦った。 そして、予防法が確立され、今に至っているのである。 犬のパルボウイルス感染症は無くなったわけではなく、混合注射の定期接種で押さえ込まれている。 新型コロナウイルス感染症も同じような道をたどるのではないか、つまり、ワクチンの定期接種で押さえ込まれる、私はそのような勝手な想像をしています。

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