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獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃんボランティア活動と私
文章:peko
初出:2002/06/23
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私が「ボランティア」というものを知ったのは、小学校の低学年の頃です。
周りの中学生がみんなやっていて「中学に入ったらボランティアはするものだ」と思っていました。
でもこの時は「何がボランティアなのか」よくわかっていませんでした。
その後転校し、中学に入った頃ボランティアなどしている人は周りに誰もいませんでした。
「高校に入ったら、手話と点字を勉強しよう」と思っていましたが、忙しさにかまけて実際に始めたのは最初に勤めた動物病院を退職して実家に戻った21歳の時です。

まずは市が主催していた手話講習会の初級に通い始めました。
最初は52〜3人でスタートしましたが、半年後には20人になっていました。
その後中級に上がり、半年後修了したのが12人だったと思います。
同時に視覚障害の方から、点字と点訳を教わりました。
こちらは国語を一からやりなおすくらい大変でした(笑)とても奥が深いものです。
手話講習会の初級に入ったばかりのときから、いろいろな聴覚障害者協会主催のイベント、手話通訳者研修に、わけもわからず連れていかれました。
周りはほとんど聴覚障害の方で、一生懸命私に伝えようとしてくれました。
でも私にはわからず「ごめんなさい、もう一度」と何度も聞き返しました。
それに対して「いいよ」といつも笑顔で何度も何度も答えてくれました。
これが聞こえない不便さなのだと、私は立場が逆転して少しわかったような気がします。
そして東京に戻る時「東京はすごいのよ。手話の読み見取も表現もうまいのよ」という言葉に、私は怖気ずいて2年間も手話から離れてしまいました。
在勤していた区の手話通訳養成クラス(上級)講習会の試験が1ヶ月後に迫った頃「受けてみよう」と、なぜだか思い受験して合格したのが、また手話を再開するきっかけになりました。

その後『聴導犬』との出会いがありました。
聴導犬は、聴覚障害の方に音を教えてくれる犬のことです。
2度目にデモンストレーションを見に行ったとき「手話通訳がいないから、お願い」といわれ、気が付けばもう3年になります。

手話サークルや動物関係団体、ほかいろんな団体でボランティアをしています。
決していい事ばかりではありませんでした。大変なことのほうが多いかもしれません。
また考え方や方向性が、私には合わないと辞めた団体もあります。
でも一人の大人が疑問を感じ、それを解決できなかった時、その団体から離れることも、ひとつの決断、選択だと思います。
中途半端な気持ちでボランティアはしたくありません。

また個人として「老犬の介護」の仕方について動物病院で指導をしたり、愛護団体で講演をさせていただいたりすることもあります。
私にとって「ボランティア」は「コミュニケ―ション」だと思います。
「ひと」と「動物」、「動物」と「社会」、そして「ひと」と「ひと」をつなぐのが「ボランティア」です。

そして、いま「ボランティア団体」の運営に参加するようになって、わかったことがあります。
「ボランティアがしたい」という人がいた時に、その人の適材適所を探すのはボランティア団体の運営側なのだということ。
小学生から年配の方までたくさんの方がいらっしゃいます。
それぞれできる事もまちまちです。
その中で「いいところ」を見つけ、伸ばしていくのは運営側の責任なのです。
信じて裏切られる事もあります。でもそれもこちらの責任だということです。

獣医師広報板では求人求職BBSのお世話係をさせて頂いています。
人の人生や生活に関る、とても責任の大きなBBSのお世話係だと思っています。
はじめは「どうしようか」と正直言って迷いました。
このお世話係を受けて、勉強したこともたくさんあります。
情報が少ない分野ですので、みなさんに少しでもリアルで有意義なBBSにできればと
思います。

「ボランティア」に「責任はない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
そうかもしれません。
でも「ボランティア」の「責任感」は人一倍強いものです。
私は「ボランティア」を安易に受けることはできません。
「ボランティア」は「本当のプロ意識」を持って活動しているのです。
そのことを「ボランティア依頼」される方には、もう一度考えてほしいと思います。

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