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ネットでよく見る写真、食用の犬のくびを高々と持ち上げている。
私、あれを見ると、ハマチとかカンパチなど魚ではよく見るショットを思い出す。
丸焼き用の子豚がパックシールされて日本のスーパーの冷蔵庫に収まっている写真をネット見たことがあるのですが、これなどもあまり見慣れていないだけで、私はクリスマスイブにはニワトリの丸焼きをいただきます。
残酷とか、動物に対する最低限のマナーとか言われる人があります。
確かに、いただく動物には感謝して、なるべく苦痛の無いように配慮することは大事だと思いますが、どこで線を引くかは個人によって異なる。
自分は自分の価値観で生きられたらいいし、人は人。
他者を尊重し、野蛮人などと見下す様なことはあってはならないと思う。
自分がその地に生まれ、その環境下で育てば、写真を撮られる側にいるかもしれないから。
●Megumi Takedaさんのコメント
アングロサクソンが日本の鯨イルカ漁を攻撃するのは、鯨イルカを殺すことそのものもありますが、殺し方が残酷だという面もあります。鯨イルカは野生動物ですから、追い込んでモリで撃ったり、撲殺(イルカ)します。なお、ノルウェーは、ミンク鯨をフィヨルドに追い込んで、モリで殺害しています。かつてはライフルなども用いました。では、野生動物を狩猟して食すのは残酷ではないのかという矛盾はあるわけですが。和歌山の和歌山大知町のイルカ漁では、シーシェパードがイルカの網を破ってイルカを逃がしたり、町民のプライバシーまで入り込んで漁を妨害したり、「だから日本人は野蛮で未開で残酷な民族である」という映画を作成されたりします。日本人はそれに反発します。「鯨イルカ漁は日本の文化だ!」。日本人は鯨イルカ漁の妨害に反発しますが、中国の犬食を攻撃することはダブルスタンダーではないですか。文化で、動物をことさら苦痛を与えて屠殺する場合があります。イスラム教のハラルは、放血前に家畜の意識を喪失させません。ドイツではそれは合法です。「ことさら残酷な殺し方」が倫理に反するのであれば、それも非難されるべきでしょう。日本では違法です。このことを以前書いたところ、「犬猫は愛玩動物だから家畜とは違う」という意見がありました。しかし「犬猫は特別扱いすべき」がグローバルな価値観でもなんでもありません。アメリカは馬は連邦法で屠殺を禁じています。かなり古くから州法で禁じる州が多かったです。対して2014年まで犬猫肉の通販がありました。
●Megumi Takedaさんのコメント
倫理というのも、普遍的ではないのですよ。マリファナはアメリカではコロラド州とワシントン州で完全合法です。ドイツでは以前からマリファナバーがあり、最近では薬局で販売することが許可されました。対して日本では所持しただけで最高懲役5年です。アメリカは素人が機関銃を合法的に買えます。日本は拳銃を所持しただけで最高懲役5年です。イギリスは私的な賭博開帳が合法です。日本では犯罪です。イスラム教の国の多くは同性愛は重大な刑法犯です。対して欧米では一部法律婚が認められています。重婚は多くに国で犯罪です。イスラム教の国では合法なところがあります。日本で倫理に反するといって、欧米のマリファナや銃、イスラムの重婚を非難することはできません。文化の差ですから。また「動物に苦痛を与えないのはグローバルな倫理観」と反論されそうですが、では日本の鯨イルカ漁はやめなければならにのでしょうか。それにより生計を立てている人もいますし、食文化を守るべきと主張している人もいます。アメリカは州によっては鯨イルカ肉は、個人消費でも刑法犯罪です。文化の差としか言い様がありません。私は川村先生に同意します。
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