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獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃん山羊の屠殺と犬の釜ゆでの古い写真
2021年10月30日:ムクムク(川村幸治)
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元発言(facebook) いいね:131人,コメント:19件,シェア:0件(クリック)
この写真は50年近く前に、奄美諸島のある島で撮影した。
山羊の屠殺と犬の釜ゆでの古い写真
サンゴの海で遊んでいると、島の人が海辺に山羊を連れてきて、放血して屠殺。
そして、腸などを抜いて、藁を体に巻いて、火を付けたところである。
言わば、カツオのたたきならぬ、山羊のたたきである。
そして、一晩、山羊をサンゴの上に放置。
明くる日、海の水で洗いながら肉を切り刻み、食肉となりました。
私も、一口いただきました。
今でも、同じようなことが行われているかどうかは知らないです。

元発言(facebook) いいね:115人,コメント:7件,シェア:0件(クリック)
先日、奄美諸島のある島で目撃した山羊の屠殺の話をした。
これ、命をいただく基本を守っていました。
まず、放血して屠殺。
血抜きをしなければ、生臭くて肉は美味しくない。
腸を抜いて、藁で焼く。
糞便や尿で肉が汚染されない。
また、一日放置して明くる日解体。
死んだ動物の筋肉は死後硬直になるので、美味しくない。
死後硬直が終了してから料理する。
これも命をいただく鉄則である。
かつて生きた犬を釜ゆでする写真が愛護家によってばら撒かれたことがあった。
犬を食べるとはこんな残酷なんだとおっしゃるのだが、私は疑問がある。
ぐらぐらゆだっている鍋に犬を入れるのだから、放血をしていない。
血抜きをしていない肉はうまくない。
また、鍋の中で糞便や尿を失禁する。
肉を糞便や尿で茹でることになる。
何よりも、死後硬直している肉はガムのようでうまくない。
写真はあるのだからそのようなシーンがあったのかも知れないが、この方法ではこの犬は食えない。
なによりも、生きた動物を釜ゆでしたらいくらくくっていても暴れる。
周囲の人間は大やけどする危険がある。
そのような危険を冒して、ただ犬を殺す。
私は、この写真が撮影されたいきさつを知らないが、その後の愛護家によって頻繁に使われているので、意図があって撮影された写真ではないかと疑っています。

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