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ブリーダーの皆さんが法を守っていないというニュースがあった。
だから、ブリーダーさんが悪いと言いたいのだろうけど、守れない法改正をした方の責任はどうなんだろう。
事前にペット産業側に説明し、同意をもらっていたら改正法は守られるだろう。
しかし、ペット産業側の意見聴取には非常に高圧的だったと聞いている。
こうなると勝手に法改正すればいい、俺たちは勝手にやるになっていく。
次の法改正に向けて一部の愛護が根拠のないいわゆる「海外の法律」を参考にしようとしている。
海外にはいろんな国があるのはあるのは知っている。
しかし、日本と同様にその国の事情があって決まったことで、事情を無視して法律だけ持って来ても日本でうまく行かない。
実際日本の改正動物愛護法はアメリカにかつてあった禁酒法と同様に守られなくなってきている。
その上の頭ごなしの次改正である。
改正動物愛護法は禁酒法案同様に誰も守れない法になっていくのではないか。
なぜならば、禁酒法案を作っても誰も酒を求めるのをやめなかったように、どれだけ動物愛護法を厳しくしても子犬を欲しがる人は減らない。
何をしても手に入れようとする。
結局業界は闇化していき、アルカポネがそうだったように、むしろ悪い奴はどんどん法を厳しくすれば都合がいいと言うだろう。
●管理人のコメント
覚醒剤や大麻の流通は禁止されていますが、素晴らしい警察力をもってしても需要を断つことが出来ません。
せいぜい、使用者を逮捕する程度です。
子犬が欲しいという需要はなくなりません。
正規の供給は禁止することが出来ますが、薬物同様に闇社会の稼ぎになると考えています。
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ペットの生体流痛を禁止すれば闇化するの続話です。
私は開業獣医師であるが、50年近く前からやっている。
開業当時のペット生体流通であるが、当時は動物取扱業登録などなかった。
行政が登録時や更新時に立ち入り検査をすることや、一年に一回の講習もなかった。
つまり、ペットの生体流痛は今に比べてはるかに自由度が高い業種だった。
当時、闇社会の人と思われる人も業界にはいた。
そのような人は真面目に獣医師の話を聞かない。
ワクチンもうたずに子犬子猫を売る。
何が起こるかと言えば、家庭に迎えられた子犬子猫が潜伏期を経て感染症を発症する。
当然、町の獣医師に来るわけであるが、ジステンパーなどと診断すると当時そのような業者から脅しが入る。
診断を取り消せというのである。
嘘だと思われるかもしれないが、相手は闇社会の人間、脅しは常套手段である。
私達町の獣医師にとって、当時のペット流通業界は近づきにくい世界であった。
それが、動物取扱業登録され、行政の監査の元に置かれるようになった。
子犬を迎えたら感染症だったなんてことは本当になくなった。
むしろ今あるのは、保護動物の譲渡を受けたら酷い病気だったである。
なんにしても、ペットの生体流痛を規制すれば、子犬子猫を求める需要はそのままなので供給側は闇化する。
その被害はペット動物が受ける。
私は、今の問題点を改める改善は賛成だと考えているが、生体をお金でやりとりするのは鬼畜の行いなどとする考えには組しない。
極端なベストを望むのは禁酒法案の二の前、ベターが一番である。
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ペットの生体流痛を禁止すれば闇化するの続話です。
老舗の動物愛護団体が公共広告機構でペットショップでの衝動買いをやめましょうのような公共CMを流したことがある。
社会的に何か影響があったかは聞いていない。
同じように消費者金融会社がペットショップの店頭のチワワに心を奪われてしまうCMを流したことがある。
社会的なブームになりチワワが大流行した。
ペット生体流通をまるで供給だけで成り立っているように言う人たちがいるが、実際は需要があるから成り立っている。
誰も欲しがらない商品を供給してもビジネスにならないのである。
では、チワワを迎えた家庭で子供が子犬を抱く。
私はその姿そのものが動物愛護だと思っています。
自分より力の弱い者をかわいがる。
そのことによって、弱いものを守ろうという気持ちが育まれる。
動物愛護とはそのような徳育の一種だと私は考えている。
ペットの生体流通をまるで違法薬物のように取り締まれるという人たちがいる。
では、町で行動のおかしい人を職務質問するように、チワワの子犬を抱く子供を警官が取り調べできるのか。
そもそも、チワワの子犬を抱きたいという気持ちが法律で違法となり罰則を受けるようなものなのか。
たしかに、生体の供給側にはいろんな問題はあると思う。
しかし、それだから供給を止めてしまえはいかがなものか。
問題は動物取扱業一種販売の中で改善するべきで、動物取扱業一種販売をなくしてしまえば供給は闇組織が行うようになる。
それは歴史の必然だ。
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