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先日、狂犬病臨床研究会のセミナーに厚生労働省の担当者が、現在狂犬病の対策はしっかり行われていて、疑いのある犬の脳を愛護センターで取り出して、検査所で検査している、実際に昨年は何例あったと説明を受けたのだけれども、私質問をしたのです。
現在、動物愛護センターの一部は、愛護シェルター化しており、殺処分ゼロだとか、収容動物があふれている状態です。
それをどうお考えになってられますかと聞くといきなり不機嫌になり、他の人がなんとか考えを聞こうとしてもどうにもこうにもならない状況となりました。
動物愛護センターは動物管理の前線基地。
それが、100%機能しないのではいかがなものかと思うんですよ。
殺処分ゼロも結構だが、国民の安心安全を守るのは行政の仕事。
それを忘れないでいただきたいな。
●Megumi Takedaさんのコメント
もともとは愛護センターは、狂犬病予防法での犬収容のためのものですから、公衆衛生を目的とした施設です。TOKYOZEROキャンペーンなどが言うような、「愛護センターをドイツのティアハイムのような施設に転換しろ」と言うのは矛盾しています。では、ドイツの公衆衛生はどこが担うのか。日本では誤解されていますが、ドイツは狂犬病規則で疑いのある動物を獣医局(農務省管轄の施設)に収容し、殺処分して剖検しています。日本のように、その施設は厚労省が所管する保健所ではありません。確かに「ドイツでは保健所が犬猫を収容しない」のは間違いではありませんけれど。しかし「ドイツには日本のような公的な殺処分施設はない」は嘘です。ドイツの狂犬病規則では、「疑い」があるだけで安楽死〜剖検処置となります。例えば、狂犬病感染個体と接触したというだけでも安楽死〜剖検の対象となります。殺処分ゼロでしたら、狂犬病の疑いのある犬の剖検も行えないことになります。
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