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獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃんいわゆる欧米の病犬に対する安楽死の意識
2018年10月2日:ムクムク(川村幸治)
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こどもあんぜんサイト宣言

元発言(facebook) いいね:247人,コメント:29件,シェア:8件(クリック)
先日、欧米で永年警察犬として働いてきた犬が警官に見送られて安楽死におもむいたニュースがあった。
病気で助かる見込みがなかったようである。
おそらく日本では、このようなニュースは報道されないだろうし、報道されれば抗議の電話で警察署はパニックになるだろうと想像する。
つまり、このように他国と日本とは文化ギャップがあり、それは埋められるものではない。
私は、日本しか知らない日本人である。
おそらく欧米のこのような行為は、動物愛護ではなく人道において行われるのかなーと想像している。
助かる見込みのない動物に最後まで苦しませるのではなく、安楽死する。
欧米では一般的に行われているように聞いている。
日本は、ウェットです。
割と最後まで看取ることが多いように思われる。
このように文化の差があるので、私などは欧米人が来院した際は、注意している。
欧米人には助かる見込みのない動物に、治療をする際は説明が必要と考えています。

●Megumi Takedaさんのコメント
 外国や他民族とは文化のギャップがあります。そのことを分かっていなくて、日本の価値観で外国の制度や慣習、法律を理解しようとすることがそもそもの間違い。でもそういう外国通(通?)が日本には大変多いと感じます。

元発言(facebook) いいね:170人,コメント:16件,シェア:0件(クリック)
昨日、治癒困難動物の安楽死について欧米と日本の考えの違いについて書いたところ、多くのいいねやコメントありがとうございます。
コメントで私の目を引いたのは介護中の写真をアップしたところ、海外の方から厳しい意見があったとの経験談。
ネットは簡単に国境を越えるので、違う感性の皆さんがご覧になるんだなーと改めて思い知らされました。
私自身は、先日単なる延命処置を拒否する文章を奥さんに渡しました。
私は死ぬまでダンディーでいたい、ただ生きているだけの姿をたとえ家族であっても見られたくないと考えています。
ただそれは私の感性。
誰に押しつけるものでもないです。

元発言(facebook) いいね:123人,コメント:53件,シェア:0件(クリック)
先日、欧米の動物愛護と日本の動物愛護の考えの違いを書いたところ、多くのいいねやコメントありがとうございます。
その続編です。
やはり、老齢動物や治らない動物の対処について大きな違いがあると感じます。
日本は自然死、欧米は安楽死が主流でしょう。
コメントを寄せられた人の中には、すでに意見交換をされた方もいて、かなり深い溝を実感されている。
まっ、それぞれの民族性の違いと悟られる人はいいが、自分達の動物愛護を絶対視する人達は、耳をふさいでいる感じがします。
欧米ではこうなんだよと言っても、まず信じない。
資料を提示しても、読まずに否定する。
日本独自の動物愛護が育っていくわけです。
それは、かまわないように思うのですが、日本の動物愛護は「動物」を離れ、「犬猫」に特化しつつあると感じています。
極端な例では、他の動物は絶滅していいとまでいいきる。
そんな状況を欧米人が見たらどう思うんだろう。
もちろん共感する人もいるかもしれないが、主流の人達の「動物」の幅は、日本人のそれより広いと感じています。

●Megumi Takedaさんのコメント
 川村先生がおっしゃっていることは、統計にも表れています。例えばミズーリ州の学術調査では、開業獣医師の処置に占める安楽死割合は、38例中一例でした。カナダとイギリスで開業経験がある獣医師の著作によれば、開業獣医師の処置に占める安楽死の割合は北米で50例に1例、イギリスでは60例に1例としています。海外の獣医師による安楽死率の資料は集まっているのですが、肝心の日本の調査や統計がありません。だから日本と比較する記事が書けません。インターネット上では「ドイツの獣医師は安楽死しない。それに対して日本の獣医師は平気で犬猫を安楽死する」という情報すらあります。信頼できる資料がなければ何とでも言えますから。まあ、私がヒアリングした限りでは「日本の獣医師の安楽死は極めてまれ。する人がいない」です。

●Megumi Takedaさんのコメント
 「西欧のキリスト教思想では、すべての生き物に対する責任は、人間に託されております。西欧の飼い主が、年老いたペットが弱くなり、病気が悪化したときに、生命の終わり、つまり安楽死を選択するのは、この伝統的な文化の表れです」(P2)。 「西欧社会では、ペットは法的に飼い主の所有物です。飼い主の好きなように扱ってよく、そこには殺す自由も含まれております」。 「この獣医師の元に来る患畜のうち、200匹に3匹は、安楽死させるとのこと。西アメリカでは、200匹に4匹が安楽死となる」(P106)。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/493839619X/fc2blog06-22/ref=nosim/

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