獣医師広報板トップページ獣医師広報板管理人の独り言メニュー野外動物への餌やりは、その動物の野生を失わせ、結果として命を奪う
獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃん野外動物への餌やりは、その動物の野生を失わせ、結果として命を奪う
2023年1月3日:ムクムク(川村幸治)
◆「獣医師広報板管理人の独り言」利用についての注意事項
★本文記事は獣医師広報板管理人ムクムク(川村幸治)の今日の気分を文字にした物です。
★あくまでもfacebookに書いた独り言なので、どなたかとディスカッションする気持ちはありません。何らかの形でメッセージを送られても返事はいたしません。
★記載されている記事は自己責任でご利用ください。
◆こどもあんぜんサイト宣言◆
こどもあんぜんサイト宣言

元発言(facebook) いいね:163人,コメント:26件,シェア:1件(クリック)
猫の餌やりを禁止すべきだというと、猫が死ぬという人たちがいる。
例えば、アライグマやタヌキやハクビシンも市街地で確認されていますが、餌やりさんがいなくても絶滅の様子がない。
そもそも野外動物は自然の摂理の中で生まれ死んでいくわけで、死ぬじゃないかと言われても、死ぬでしょうねとしか言いようがない。
また、タヌキやハクビシンと猫は違うんだと言われても、どう違うのかわからない。
違うと主張するのは、私にとってはある種の宗教のように感じる。
でも、それは信者の中では通用するだろうけど、信者でないものには通用しない。
あらゆる野外動物の中で猫だけに餌やりをするのが動物愛護だと言われても、私には違和感がある。
私は、野外動物に餌やりをするのは猫に限らず反対である。

元発言(facebook) いいね:114人,コメント:9件,シェア:1件(クリック)
野犬はペット(愛玩動物)かと言えば、私は野外動物だと思っています。
アライグマやハクビシンも、誰かが飼育し、かわいがっているなら法的にどうかではなく単純にペット(愛玩動物)だと思います。
うちでは対応できませんが、診察する獣医さんがいることは知っています。
では猫は、家で飼われている猫はペット(愛玩動物)です。
しかし、野外の猫は野外動物と考えています。
つまり、ペット(愛玩動物)と野外動物の違いは動物の種ではなく、飼育されているかどうかで一線を私は引いています。
多くの獣医さん達は、野外猫が動物病院に連れてこられた場合、保護主を飼い主として対応しているのが実態です。

●Masami Kondouさんのコメント
あけましておめでとうございます。
野外動物を診察する場合、野外動物料金を設定している動物病院もありますし、緊急で対応くださる動物病院もあります。
一日でも早く、遺棄の無い社会になって欲しいです。

●川村幸治(管理人本人)のコメント
うちは、1次診療レベルですが、野外動物の保護はいただいておりません。 それでは気が済まないという方には、受付にある盲導犬募金に誘導しています。 年間、10万近くの募金があった年もありました。(笑)

●川村幸治(管理人本人)のコメント
ノラ猫もうちでは野外動物扱いで、今までの症例では冬場ボンネットの中に入り、断脚手術を行ったこともありますが、同じ扱いでした。

●川村幸治(管理人本人)のコメント
野外動物の診療は毎年かなりになり、盲導犬募金も累積がかなりになり、団体から表彰されたこともあります。
野外動物にも障害者にも優しく、それが私のもっとうです。
盲導犬団体からの表彰状

元発言(facebook) いいね:113人,コメント:8件,シェア:3件(クリック)
私は、野外動物には一切餌をやりません。
何故かというと、
1.野外動物のバランスを壊す。
 餌やりをゴキブリにする人はいません。
 まず、自分にとって可愛い動物になります。
 それが、捕食動物なら、捕食される動物が増えます。
 自然の中では天然記念物かも知れませんし、絶滅危惧種かも知れません。
 結果、餌やりされることが多い動物は駆除の対象になることもある。
 人が可愛い動物を選択的して餌を与えることは、野外動物のバランスを壊し、結果としてその動物にも不幸となる。
2.人間への恐怖心をなくすかも知れない。
 そうなると、変質者に簡単に殺される可能性が高くなります。
 タヌキやハクビシンは人間を警戒しています。
 タヌキやハクビシンが殺されたという話は聞いたことはありませんが、残念ながら猫はよく聞く。
 人は怖い。
 そう思わせておく方が、野外動物には幸せだと考えます。
 実際怖い人間はたくさんいますから。
以上の理由により、私は野外動物には餌を与えません。

元発言(facebook) いいね:48人,コメント:5件,シェア:0件(クリック)
今日は餌やりに関する大阪の事件を紹介します。
大阪で餌やりは行政が認めています。
その際の約束は、後片付けをきちんとすること。
でも、後片付けをしない、やりっぱなしのグループがでました。
現場は惨状で、地域住民は困り果て行政に言うが、指導しますで終わり。
一部マスコミは当時毎日のように報道する。
結局、警察が法に触れたグループの一人を現行犯逮捕し、事態は収拾しました。
逮捕理由は、水道の水1リットル盗んだ。
おそらく警察はグループをマークし、警察署に引っ張る理由を探していたのでしょ。
以下は当時の報道です。
ーーーーーーーーーーーーーーー
フン害招く餌やり男女、水道の水1リットル盗む…「掃除に使おうと」
読売新聞2020/08/12
 大阪市住吉区のマンションゴミ置き場の水道から水を盗んだとして、大阪府警住吉署は11日、近くに住む無職の男女2人を窃盗容疑で現行犯逮捕した。2人を含むグループ数人は10年以上前から住宅街でハトやカラスへの餌やりを続けており、男は「餌やり後の掃除に使おうとした」と供述し、容疑を認めているという。
 発表では女(55)、男(78)の両容疑者。2人は11日朝、同区のマンションゴミ置き場に設置されていた水道の蛇口から水1リットルを盗んだ疑い。女は容疑を否認している。
 2人を含む数人の餌やり行為はハトなどのフンや騒音で近隣住民の迷惑となっており、大阪市が条例を改正し、餌やり後の清掃を義務付けるきっかけとなった。昨年12月の施行後、グループはフンを掃除するようになったが、その際の水を盗んでいたとみられる。
 大阪市の松井一郎市長は11日、迷惑な餌やり行為を規制する6月施行の改正動物愛護法をこのグループに適用し、餌やり行為をやめるよう指導する考えを明らかにした。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。


お母さんと一緒
画像募集中!!(無料)
画像集

◆令和6年能登半島地震動物関連ニュース

◆獣医師広報板の主張

◆獣医師広報板管理人の独り言
利用上の注意事項&メニュー
2024年3月のBest
  1. 杉本彩氏を訴える名誉毀損裁判について(194)
  2. 譲渡犬をもらったら大変な状態だった(91)
  3. 大阪万博ペット同伴絶対反対(78)
  4. 保護動物譲渡前調査の個人情報保護ポリシーについて(78)

◆獣医師広報板よくある質問(FAQ)

◆獣医師広報板からのお願い
獣医師広報板をご利用、本当にありがとうございます。
獣医師広報板は個人サイトですが、その運営はボランティアスタッフが担い、運営資金はサポーターの応援に頼っています。
獣医師広報板は多額の累積赤字を計上しております。
サポーターは企業でも個人でも結構です。
ぜひ、獣医師広報板をサポーターとして応援ください。

◆PC版コンテンツ利用数ベスト7(2024年3月期)
  1. 猫のカロリー計算(5,574)
  2. 電子図書:犬と麻薬のはなし−麻薬探知犬の活躍−(5,248)
  3. 管理人の独り言(5,202)
  4. 犬のカロリー計算(4,076)
  5. 動物よくある相談(3,593)
  6. 広報板カフェ(1,812)
  7. 迷子動物、保護動物掲示板(1,787)
コンテンツ別アクセス数

◆電子図書
電子図書「"犬と麻薬のはなし−麻薬探知犬の活躍」は、2022年2月23日より第四版になっております。
新しいエピソードも追加され、データーも更新されています。
第一版、第二版、第三版を読まれた方も、是非第四版をお読みください。
犬と麻薬のはなし−麻薬探知犬の活躍−第四版2022/02/23公開

◆一般市民向けの動物に関するセミナー・イベント
★毎週土曜日午後1時〜4時
ペットロスホットライン
ペットロスホットラインは、今のお気持ちをお聴きする電話です。
★WEB講座
★〜4月30日:オンライン
★〜5月7日:大阪府守口市
★〜5月19日:愛知県名古屋市
★4月28日:島根県出雲市
★4月28日:東京都台東区
★4月28日:福岡県北九州市
★4月28日-29日:大阪府大阪市
★5月3日-4日:大阪府大阪市
★5月3日-5日:千葉県千葉市
★5月6日:北海道苫小牧市,栃木県矢板市
★5月10日-16日:オンライン
★5月11日:東京都大田区
★5月11日-19日:大阪府大阪市
★5月12日:栃木県日光市,鳥取県鳥取市,鳥取県湯梨浜町,鳥取県大山町
★5月12日,6月23日:鳥取県倉吉市
★5月13日-27日:オンライン
★5月17日-6月2日:東京都台東区
★5月18日:愛知県長久手市
★5月18日:オンライン
★5月19日:佐賀県佐賀市
★5月19日:栃木県那須塩原市
★5月25日:栃木県栃木市,5月26日:島根県出雲市
★5月31日:インターネット
★6月1日-2日:大阪府大阪市
★6月2日:東京都豊島区
★6月8日:オンライン
★6月9日:佐賀県武雄市
★6月15日:栃木県日光市
★6月28日-7月7日:愛知県名古屋市
★6月30日:兵庫県神戸市
★7月13日-15日:愛知県名古屋市
★7月13日-9月23日:大阪府大阪市
★7月29日-8月1日:北海道夕張郡栗山町,北海道浦河郡浦河町
★9月20日-22日:大阪府大阪市
★10月27日:兵庫県神戸市
★2025年4月3日-6日:東京都江東区

セミナー・イベント情報はメールにて広報内容を送ってください。(掲載無料)

◆ペット動物獣医師&動物看護師向けの動物に関するセミナー・イベント
利用上の注意事項&メニュー

◆経済動物獣医師向けのセミナー・イベント

◆公衆衛生獣医師獣医師向けのセミナー・イベント

◆実験動物獣医師獣医師向けのセミナー・イベント

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。