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獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃんゴミとして出される子猫
2021年9月3日:ムクムク(川村幸治)
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元発言(facebook) いいね:180人,コメント:9件,シェア:2件(クリック)
さて、今日も嫌われることを書きます。
最近、ゴミとして出される子猫のニュースが増えている。
一方で、動物愛護団体のホームページやブログを見ると、引き取りはしていませんと明記されているところは少なくない。
また、行政は殺処分が減りました、引き取りが減りましたと喜んでいるところがある。
ゴミ袋の子猫と行政の姿勢は関係ないのだろうか。
私の若い頃は行政も回収ボックスを裏口に置き、引き取っていたところもある。
また、私自身も、頼まれたら殺処分もしていた。
私もこの歳になって、殺生を重ねたくないので、料金をずいぶんと上げた。
でも、来なくなった。
動物病院では安楽死してくれないと思っているのかも知れないし、費用が問題なのかも知れない。
現状はそのような状況。
その上のゴミ袋の子猫。
殺処分が減った、引き取りが減ったとマスコミ発表している行政が正しいのか、私には疑問である。

元発言(facebook) いいね:151人,コメント:10件,シェア:4件(クリック)
昨日の、ゴミ袋の子猫の続話です。
私は、殺処分ゼロの呼びかけで、結果として実態が見えなくなり、動物の処分が闇で、それもより残酷に行われるようになっているのではないかと想像しています。
ゴミ袋だけではなく、引き取り屋による生き地獄もそうです。
本当に、行政の引き取り数が減り、結果殺処分数が減ったら、処分される動物の数が減っているのだろうか。
行き場を失った動物が、ゴミ箱に行ったり、引き取り屋に行ったり、山に放棄されているのではないかと私は考えています。
それならば、一度行政で引き取って、譲渡に向く動物向かない動物に分け、対応を決めていけばどうか。
また、ミルク猫はボランティアの力量で、振り分けていけばいいのでは無いか。
そんな風にして、まずは行政が引き受けて、それから対応を考えるのが理想ではないか。
そういう意味では、引き取り拒否したり、単に引き取り数や殺処分数をマスコミに誇る行政というのは、私には違和感があります。
はっきり言って、仕事の放棄ではないか。
動物愛護を建前にして、サポダージュしているように感じています。
行政で無理なら、予算を付けて、そのような作業をする第三者法人を作ってもいいのでは無いか。
もちろん、ドイツのティアハイムのように殺処分ゼロではないですが。

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