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獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃん山口県周南市の野犬問題
2022年6月2日:ムクムク(川村幸治)
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こどもあんぜんサイト宣言

元発言(facebook) いいね:40人,コメント:19件,シェア:1件(クリック)
山口県周南市の野犬問題は、以前よりテレビなどで報道されており、まだ解決していないのかというのが、私の実感である。
人が咬まれる被害が出ているそうだ。
なぜ、安心安全な生活のための根本対策をしないのだろう。
多分、この町では人が亡くなるまで手を付けないのだろう。
人が亡くなれば、大義を得たとばかりに捕獲するのだろうが、このように野犬を放置して人命が失われた場合、市は大変な損害賠償を訴えられ、今までの判例では市に勝ち目はない。
それが想定されるくらい、私は危機的な状態だと考えています。

元発言(facebook) いいね:32人,コメント:1件,シェア:0件(クリック)
今朝、山口県周南市の野外犬について意見を書いたが、その続話です。 当該の野外犬による咬傷事件が起こり、訴訟になれば行政に勝ち目はないと書きましたが、その意見の元になった判例を紹介します。
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幼児が野犬による咬創を受けて死亡した事故につき、条例に基づき野犬の捕獲、抑留等の権限を有する知事に右権限を適切に行使しない作業義務違反があったとして、国賠法一条による損害賠償責任が認められた事例--千葉県野犬咬死事故損害賠償請求事件控訴審判決(東京高判昭和52・11・17)判時875・17
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これほどの明確な野外犬の放置は事故が起こったときに行政の怠慢が問われるわけで、死者が出てからでは遅い。
動物管理は行政の仕事であり、安心安全な生活を市民に提供するのは当たり前である。
判例の事件のような、死人が出てからでは取り返しが付かない。
いくら裁判で勝訴しお金をもらっても、子供は帰ってこないから。

元発言(facebook) いいね:84人,コメント:0件,シェア:1件(クリック)
山口県周南市の野犬問題の続話です。
コメント欄には、野犬の今後についての意見が見られました。
ただ私が問題にしているのは、すでに咬傷事件が起こっており、今後ももっと重大な事件が想定されるという事です。
その際、被害者側(遺族側)が行政を訴えた場合の判例を先日紹介しましたが、他にも訴訟はあり、和解で解決した例もあります。
−−−−−
野犬の実態、ここまで分った 枚方市で北大グループが調査 【大阪】
1990.12.11 朝日新聞大阪夕刊
 <野犬放置事故訴訟> 7年前、枚方市内で4才の女児が野犬にかみ殺されるという事故が起き、両親が野犬対策の権限をもつ大阪府を相手取って損害賠償請求訴訟をした。1審判決は行政責任を全面的に認める判決。大阪府はこれを不服として控訴したが、行政責任を認め、野犬対策の努力義務を明記した和解案を受け入れ、和解した。
−−−−−
注目すべきはこの和解案は大阪府が野犬対策の努力義務を受け入れている事です。
今、山口県周南市では誰の目から見ても住民が危険な状態に置かれています。
犬をどうするかではなく、状況を住民にとって安心安全な状況にする事が行政に求められます。
犬を保護したい人はお好きにどうぞ、
但し責任を持って、再び野犬に戻すような事のないように。
そして何度も言いますが、行政は待ったなしですよ。

元発言(facebook) いいね:108人,コメント:15件,シェア:2件(クリック)
山口県周南市の野犬問題だが、野犬が市街地まで進出してきた。
先日、周南市役所に動物管理について意見を届けた。
帰ってきた返事を紹介する。
本来、役所からのメールも公開すべきではないとは思うのだけど、いわゆる定型文だと思われるので、かまわないだろうと判断した。
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周南市の環境政策 課です。
川村様
野犬対策問題についてのご意見をいただき、ありがとうございます。
本市における野犬対策は喫緊の課題であることから、
令和元年7月に県が設置した「周南地域の野犬問題に関する連絡協議会」を軸として、
県・市・警察・地域の皆様との更なる連携の基、
捕獲業務、むやみなエサやり禁止パトロール、野犬が棲みにくい環境づくりのための草刈り、
野犬に対する市民への注意喚起など、対策を強化しています。
その結果、一部の地域では、以前よりも野犬を見かけることが少なったなどのお声を
いただいていますが、依然として野犬による被害は発生しています。
このため、本市では現在、県・市・警察・地域の皆様とより一層の連携を図りながら、
市民の皆様からの情報等を基に、捕獲檻の設置及び地形等に応じた捕獲の実施、
むやみなエサやり行為の時間や場所を特定し、
厳しく注意、指導を行っています。
また、野犬が目撃される場所の草刈りのエリアを拡大するなど、
より有効的な方法で対策を継続しています。
今後も、市民の皆様が安心して暮らせるよう、しっかり取り組んでまいりますので
ご理解の程よろしくお願いいたします。
−−−−−−−
餌やりの規制って、犬は鳩じゃない。
住民特に子供や老人にとって非常に危険な状態になっている事についての対策がない。
これでいいのかなー。

元発言(facebook) いいね:111人,コメント:3件,シェア:0件(クリック)
学生時代、「風雪の太陽」というユーゴスラビア映画を見た。
子供が戦闘に巻き込まれるシーンがあったのだが、特に何も感じなかった。
家庭を持ち、子供を持った頃、テレビの深夜放送でもう一度見た。
学生時代何も感じなかった子供が悲惨な目に合うシーンで号泣した。
自分の感性の変化にびっくりした物である。
今の私に子供以上に大事な物はないと言う事を痛切に自覚した。
さて、現在の私であるが、小学校低学年と保育園児の孫がいる。
可愛くて仕方がないし、孫達も大阪のじっじ、ばっばと慕ってくれる。
私にとって、かけがえのない存在になっている。
この子達が通学途中に野犬に襲われたらと思ったらいてもたってもいられない。
孫の安心安全な生活に行政は全責任を持っていただきたい。
孫の命と野犬の命、私にとっては比べようのない比重がある。
もちろん、野犬の命を大事にする人もいるだろう。
ぜひ、野犬を引き取って、人慣れさせ、自己責任で飼っていただきたい。
他人に迷惑をかけない分には何をしてもいい。
しかし、市民の安心安全を脅かしている野犬である限り、行政はきちんと対応すべきだし、すでに怪我人が出ている。
私はこんな風潮が他の行政にまで広まるのを恐れる。
私の孫の命まで脅かされる事態になれば、私はどんな事をしても孫を守ります。

元発言(facebook) いいね:241人,コメント:10件,シェア:0件(クリック)
私は、自他共に認める愛妻家。そして子供たちがいて孫がいる。
この人達をこよなく愛しているし、この人達のためには片方の腎臓どころか両方の腎臓だって提出しかねない人間である。
当然、人間を大事にする。
しかし、同じように犬や猫を大事にしている人もいる。
人間を大事にした上の犬猫愛護なら分かるが、人間は怪我をしてもいいというお考え。
私には理解出来ない。
それが、行政レベルとなると、もうそこの住民は不幸としか言いようがない。
インドは狂犬病常在地で、年によっては犬からの感染で数万人の死者が出ている。
それでいい国民性なら、皆さん納得だろう。
一部、腹を立てた遺族が野犬狩りをやった事件も聞いているが。
日本は、人一人亡くなれば大騒ぎになる。
今までも、野犬の犠牲になった遺族によって行政訴訟が行われ、私が知っている限り行政の敗訴である。
野犬を放置してはならないのである。
餌やりがどうのと言う問題ではない。
野犬を放置してはならないのである。

元発言(facebook) いいね:35人,コメント:2件,シェア:0件(クリック)
山口県周南市の野犬問題の続報です。
周南市は2022年7月1日に「野犬の現状と取組み」のページを更新しました。
周南市野犬の現状と取組み
かなり、現状を認識し、根本的な対策に踏み込んでいると思います。
具体的な事件例を正直に公開し、登校できない児童も出ていることも紹介されています。
なんとか、一刻も早く根本的な対策に踏み込んでいただきたいと思っています。
ただ、餌やりさんを原因の一つにされるのは理解出来るのですが、今の状況で野犬の群れを飢えさせる方が私などは恐怖を感じる。
危険度が上がるのではないか。
やはり、根本的な駆除に力点を置くべきではないかと思います。
また、野犬の訓化と譲渡は簡単ではないことは述べておきます。
以前、崖っぷち犬事件がありました。
その犬は捕獲され、くじ引きで譲渡されたのですが、人に馴れなかったと聞いております。
ケースバイケースではありますが、あまり譲渡を目標にされない方がいいと思います。
野犬の訓練は難しいですから。
やはり、野犬の環境からの排除(駆除)を急務に、人命尊重で対応していただきたい。
野犬による子供の死亡例は複数例あるのですから。

元発言(facebook) いいね:35人,コメント:1件,シェア:1件(クリック)
野犬によって咬まれる事故が起こっている山口県周南市であるが、野犬問題の解決を目指す協議会が開かれたそうである。
【山口】周南市で、野犬問題の解決を目指し協議会を実施
是非、効果を上げて欲しい。
やることはやっていますのアリバイ作りにならないことを祈っています。
今までの経過を見ていると住民の安心安全第一とは思えないので。

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