獣医師広報板トップページ獣医師広報板管理人の独り言メニュー環境省の愛護行政と獣医師
獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃん環境省の愛護行政と獣医師
2022年6月10日:ムクムク(川村幸治)
◆「獣医師広報板管理人の独り言」利用についての注意事項
★本文記事は獣医師広報板管理人ムクムク(川村幸治)の今日の気分を文字にした物です。
★あくまでもfacebookに書いた独り言なので、どなたかとディスカッションする気持ちはありません。何らかの形でメッセージを送られても返事はいたしません。
★記載されている記事は自己責任でご利用ください。
◆こどもあんぜんサイト宣言◆
こどもあんぜんサイト宣言

元発言(facebook) いいね:193人,コメント:13件,シェア:1件(クリック)
日本は縦割り行政で、例えば医師は厚生労働省の所管である。
我々獣医師は農林水産省が所管である。
二年に一回、自分はどこでどんな仕事をについているか届けをするのも農林水産省である。
狂犬病予防は厚生労働省の所管であるが、我々獣医師が協力している。
永年の付き合いなのでうまく行っているように思う。
近年、動物愛護行政が環境省になった。
その環境省がマイクロチップ一部義務化に踏み出したが、私には獣医師に協力を得るという姿勢が見えない。
もう少し、事前説明とか文章を各動物病院に送るとかしてもよかったのでは無いか。
環境省のネットを見ろという事なんだろうけど、ハガキ一枚送ってきてもよかったように思う。

元発言(facebook) いいね:128人,コメント:27件,シェア:0件(クリック)
今朝、環境省からは6月1日のマイクロチップ行政開始前に、私を含む動物病院に行政の内容を説明するハガキ一枚届かなかった事を書きました。
その続話です。
そんな状況なので、6月になってあわてて情報を集め始めました。
マイクロチップを納品してくれている薬問屋の営業マンの話は当たっている部分もあり、重要な部分で間違っていました。
接種証明書を間違えて持ってきました。
で、自分で環境省のサイトに接続して、情報収集しました。
本来の接種証明書もダウンロードしました。
これって、環境省のサーバーへの登録ですよね。
私はいままで日本獣医師会のサーバーへの登録を推進してきました。
さて疑問。
迷子動物が保護された際に、環境省のサーバーに検索をかけたら、日本獣医師会のサーバーにもリンクしているのでしょうか。
いままで、環境省のサーバーはなかったわけで、日本獣医師会のサーバーには多くのデータが蓄積されています。
これは生かされるのだろうか。
なんにしても、環境省が証明書にQR Codeを明示して、環境省のサーバーに登録しろと言っているのだから、今後は日本獣医師会のサーバーへの登録は推進しなくていいのだろうか。
ワケがイマイチ読み込めていないのだが、昨日環境省の挿入証明書に必要事項を記入して過去5年間マイクロチップ挿入された飼い主さん全員に環境省のリーフレットを同封して送付しました。
後は、飼い主さんに考えてもらうとして、万が一、環境省のサーバーに登録せずに、日本獣医師会のサーバー登録だけだと迷子になった際にヒットしなかったら気の毒だと思って。
それが、正しかったのか自分でもよく分かっていません。
後は、環境省のリーフレットを読んでいただいて、飼い主さんに決めてもらうという姿勢です。
こんな混乱、私だけ?

元発言(facebook) いいね:115人,コメント:26件,シェア:1件(クリック)
6月1日からの環境省マイクロチップ新行政の続話です。
昨夜、獣医師のA先生からメッセージがあり、私の質問に答えてくれました。
以下、紹介します。
ーーーーーーーーーーー
Q:迷子動物が保護された際に、環境省のサーバーに検索をかけたら、日本獣医師会のサーバーにもリンクしているのでしょうか。
A:していません。全く新しいデータベースが作られただけです。今までAIPOに登録していた子は現時点では無料で移行ができます。

Q:いままで、環境省のサーバーはなかったわけで、日本獣医師会のサーバーには多くのデータが蓄積されています。これは生かされるのだろうか
A:現時点では生かされないようです。獣医師としては迷子検索ができなくなるので、環境省のデータベースに移行することのメリットは感じません。ただし、環境省のデータベースは今まで(恐らく)できなかった、警察と自治体がデータベースのアクセス権を持っているようです。今後は獣医師が関与しない迷子探しができるメリットはあるでしょう。

Q:なんにしても、環境省が証明書にQR Codeを明示して、環境省のサーバーに登録しろと言っているのだから、今後は日本獣医師会のサーバーへの登録は推進しなくていいのだろうか。
A:環境省データベースが義務である以上、1050円余分に払ってAIPOへのダブル登録はわざわざ行うメリットがなくなるはずです。15年もたてば、AIPOは(亡くなっても連絡がないでしょうから)長寿犬ばかりが登録されている、スカスカのデータベースになるでしょう。
ーーーーーーーーーーー
Q&Aとは別に、A先生は日本獣医師会のサーバーの将来性について悲観的な意見をおもちのように書かれていました。
私も同感です。
マイクロチップ挿入済みのペットを飼われている飼い主さんには、今月中に環境省のサーバーにも登録される方がいいように思います。

元発言(facebook) いいね:39人,コメント:1件,シェア:3件(クリック)
A獣医師から連絡がありました。 マイクロチップ新行政について、環境省の獣医師向けネット説明会はあったそうです。 現在も見逃し配信は行われていて、以下です。 改正動物愛護管理法に係る犬猫のマイクロチップ装着等の義務化に関する獣医師向け説明会

元発言(facebook) いいね:102人,コメント:18件,シェア:2件(クリック)
A先生のご意見を転載させていただきます。
ーーーーーー
現時点でマイクロチップを入れてあって、AIPOに登録している方が、色々ご意見をお持ちのようですが、そもそもマイクロチップを挿入してある犬の数とAIPOに登録している犬がどれくらいいるのでしょうか。私の体感では現時点でマイクロチップが入っている犬は50%ないでしょう。その中途半端なデータを残すよりも、以後の流通動物を義務にして1箇所で管理することは決してダメな政策ではなく、今の移行時期の混乱があったとしても、数年後にはほとんどの若い動物は環境省のデータベースで管理されるようになるでしょう。しかもAIPOの比にならないくらいの登録率になるはずです。そしてすぐにAIPOの中途半端なデータは要らないデータになっていくでしょう。
逆に考えると、巨大なデータベースに獣医師個人がアクセスできた事の方がおかしかったのかもしれません。迷子検索のことを言われている方が多いですが、迷子を探すときは必ず警察と自治体に届けますよね?そこで誰だか判明するなら、それでいいのではないでしょうか。(今AIPOで登録している動物が死んでしまうであろう)15年間は環境省のデータベースとAIPOの二重検索をするだけです。難しい話ではありません。
あとは環境省のデータベースには、爬虫類など、犬猫以外の動物の登録をどこにするのかが明記されてないと思います。今後AIPOは犬猫以外に特化して残していくデータベースなのかもしれませんね。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。


安心しすぎの風
画像募集中!!(無料)
画像集

◆令和6年能登半島地震動物関連ニュース

◆獣医師広報板の主張

◆獣医師広報板管理人の独り言
利用上の注意事項&メニュー
2024年3月のBest
  1. 杉本彩氏を訴える名誉毀損裁判について(194)
  2. 譲渡犬をもらったら大変な状態だった(91)
  3. 大阪万博ペット同伴絶対反対(78)
  4. 保護動物譲渡前調査の個人情報保護ポリシーについて(78)

◆獣医師広報板よくある質問(FAQ)

◆獣医師広報板からのお願い
獣医師広報板をご利用、本当にありがとうございます。
獣医師広報板は個人サイトですが、その運営はボランティアスタッフが担い、運営資金はサポーターの応援に頼っています。
獣医師広報板は多額の累積赤字を計上しております。
サポーターは企業でも個人でも結構です。
ぜひ、獣医師広報板をサポーターとして応援ください。

◆PC版コンテンツ利用数ベスト7(2024年3月期)
  1. 猫のカロリー計算(5,574)
  2. 電子図書:犬と麻薬のはなし−麻薬探知犬の活躍−(5,248)
  3. 管理人の独り言(5,202)
  4. 犬のカロリー計算(4,076)
  5. 動物よくある相談(3,593)
  6. 広報板カフェ(1,812)
  7. 迷子動物、保護動物掲示板(1,787)
コンテンツ別アクセス数

◆電子図書
電子図書「"犬と麻薬のはなし−麻薬探知犬の活躍」は、2022年2月23日より第四版になっております。
新しいエピソードも追加され、データーも更新されています。
第一版、第二版、第三版を読まれた方も、是非第四版をお読みください。
犬と麻薬のはなし−麻薬探知犬の活躍−第四版2022/02/23公開

◆一般市民向けの動物に関するセミナー・イベント
★毎週土曜日午後1時〜4時
ペットロスホットライン
ペットロスホットラインは、今のお気持ちをお聴きする電話です。
★WEB講座
★〜4月30日:オンライン
★〜5月7日:大阪府守口市
★4月27日:北海道旭川市,栃木県鹿沼市,4月28日:島根県出雲市
★4月27日:神奈川県横浜市
★4月27日-5月19日:愛知県名古屋市
★4月28日:東京都台東区
★4月28日:福岡県北九州市
★4月28日-29日:大阪府大阪市
★5月3日-4日:大阪府大阪市
★5月3日-5日:千葉県千葉市
★5月6日:北海道苫小牧市,栃木県矢板市
★5月10日-16日:オンライン
★5月11日:東京都大田区
★5月11日-19日:大阪府大阪市
★5月12日:栃木県日光市,鳥取県鳥取市,鳥取県湯梨浜町,鳥取県大山町
★5月12日,6月23日:鳥取県倉吉市
★5月13日-27日:オンライン
★5月17日-6月2日:東京都台東区
★5月18日:愛知県長久手市
★5月18日:オンライン
★5月19日:佐賀県佐賀市
★5月19日:栃木県那須塩原市
★5月25日:栃木県栃木市,5月26日:島根県出雲市
★5月31日:インターネット
★6月1日-2日:大阪府大阪市
★6月2日:東京都豊島区
★6月8日:オンライン
★6月9日:佐賀県武雄市
★6月15日:栃木県日光市
★6月28日-7月7日:愛知県名古屋市
★7月13日-15日:愛知県名古屋市
★7月13日-9月23日:大阪府大阪市
★9月20日-22日:大阪府大阪市
★10月27日:兵庫県神戸市
★2025年4月3日-6日:東京都江東区

セミナー・イベント情報はメールにて広報内容を送ってください。(掲載無料)

◆ペット動物獣医師&動物看護師向けの動物に関するセミナー・イベント
利用上の注意事項&メニュー

◆経済動物獣医師向けのセミナー・イベント

◆公衆衛生獣医師獣医師向けのセミナー・イベント

◆実験動物獣医師獣医師向けのセミナー・イベント

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。